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エピソード9
千秋襲来②
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待ち合わせは十三時半と向こうが言ったくせに十分ほど遅れるとラインが入った。
(舐めてる……)
「ほんとにごめんね?」
せっかくのお休みなのに付き合わせることになる。
「全然。ちょっと楽しみ」
「楽しみにするような相手じゃないから。ほんとにほんっっとに嫌な思いさせるかもだし今から謝っておく、ごめんなさい」
「なんだそれ」
そんなことを話していると視線を感じて振り向く。
「あ、千秋」
久しぶりに会う千秋は相変わらずチャラチャラしたカッコをしていた。髪の毛が明るいオレンジ色の強めの髪色でダボっとしたスウェット。ダメージデニムに黒のキャップをぶら下げて黒のスニーカー、その姿は二十ニ歳よりも若く見える。
(まぁ言うてもまだ学生だもんな)
そう思っていると近づいてきていきなり言う。
「お前顔とか見た目で男選ぶなっていっつも言うてるやろ、アホが」
「言い方ぁ!」
それに誠くんが吹き出した。
「まず遅れてきたことに一言もないわけ?そっちの都合に合わせてんのわかってんの?!」
「地下鉄乗り間違えたんやからしゃーないやん」
「それはあんたの都合やろ!なにその態度!だいたい今日だって千秋が勝手に言い出したことに私らが…「ちょっとのいて」
千秋に押しのけられる。
私よりもちろん背は高いけど誠くんよりは小さい。家系的に千秋は百七十センチを越えない気がする、とどうでもいいことを考えてしまった。誠くんを睨むように前に立つから腕を掴む。
「千秋!」
「千夏の弟の千秋です、今日は無理言ってすみません」
まさかの千秋の敬語挨拶を聞けて衝撃を受けているところに……。
「はじめまして。千夏さんとお付き合いさせてもらってます、久世誠です」
(千夏さん!)
誠くんの挨拶に顔が赤くなってしまった。
(ダメだ、なんか気持ちが色々動いてしんどすぎる!)
「千夏ー」
「え?」
「お前遊ばれてんちゃうの?」
「千秋!ほんまに言い方!」
初めて会う人にそういうことなんで言うの?!馬鹿ぁ!
出会って数分、気が休まるどころかハラハラさせられるばかり。相変わらず予測できない千秋の口を速攻で塞ぎたくなる。
「だってこんなイケメンがなんでお前と付き合うん?騙されて…ぅぐ「ちょっと黙って、ほんまに黙って」
無理、限界。千秋の口を両手で物理的に塞いだ。それを見ている誠くんがまた笑った。
「とりあえずどっか行こうか、ここだと目立つし」
誠くんが笑いながらそう言うから抑えていた手元の力が緩むと手首をぎゅっと掴まれた。
「コーヒー奢ってください」
「千秋!」
「もちろん、コーヒーだけでいいの?」
「じゃあなんか飯も」
「ちあきぃ!」
「昼食べ損ねたんやもん」
「だからぁ!それもあんたの都合……「千夏、いいから。どっかこの辺で食べれる店知ってるだろ?教えて」
誠くんの言葉に言いかけた言葉を飲み込んだのにまた千秋が口を挟む。
「イケメンで優しいってサイッコーやな。うそくさ。騙されてる以外ないやん」
「千秋ぃ!」
少し歩いたら川沿いのカフェがある。そこはテラス席もあって景色が綺麗なことと、サンドイッチがボリュームがあってネットで見つけてからずっと気になっていた。
「美味しそう……」
思わずつぶやくと千秋が呆れた声でいう。
「相っ変わらず食い意地すげぇな。食って寝てばっかりしてんのやろ?本気でそろそろ豚やな」
「うるっさいなぁ!ほんまに何しにきたんよ!」
「俺、このサンドイッチとカフェオレ、砂糖抜き、アイスで」
「え?」
お前が買ってこいという顔。
「じゃあ俺はコーヒー、いつもので」
誠くんまでそこに乗っかる様に言う。
「え?」
「この人のいつものなんか俺知らんやん。ほら」
と、首をカウンターの方に向けて指示をする。
「ええ?」
「はい」
誠くんまでもが財布を渡しながら「席とっとく、よろしく」と言ってくるではないか。
(な、なに?息合わせたように連携取るの、なに?)
「……はい、って千秋、余計なこと絶対言わんといて!絶対やよ?」
「なに?余計なことって」
「とにかくいらんこと言わんといて!」
(くそぉ!レジが混んでる!)
私はとにかく早く買って戻ろうとレジまで走ったのだった。
―――
人混みの中で男に向き合う千夏の顔を見た時に惚れ込んでるのがすぐにわかった。彼氏が出来たことを一切言わずに今日までいたことにそもそも腹が立っている。
(しかもなんやこのイケメン、絶対遊んでんのやろ)
俺より背が高くて落ち着いてて、千夏よりも年上か。俺に会っても涼しい顔して余裕の表情でとにかく好かん。悪い印象が持てへんから余計に好かん。苛立ちがますます募る中、どっか一個でも粗を探してやろうと思いつつ、どうやって攻めてやろうか。そう思っていたら向こうから声をかけてきた。
「今日は何時までこっちにいれるの?」
「夜にまたツレと待ち合わせてるんで……まぁ夕方こっち出たらいいですけど」
「そうなんだ。じゃあまたゆっくりおいでよ」
(いい人感だしよるし、腹立つなぁこいつ。媚びる感じもないし余計イラつくわ)
「あの~単刀直入に聞いていい?」
「どうぞ」
「遊びやったらやめてくれん?ちょっと付き合ってんのやったらわかるやろ?あいつが全然慣れてへんの」
「……そうだね」
「別にあんたみたいな人やったら女選び放題やん?他にもいてるやろ?付き合いやすいのなんか。なんで千夏なん?」
そう聞いたら少し黙っている。いろいろ聞きたいことはあるからとりあえず投げつけてやる。
「てか、あんたいくつ?」
「三十一」
「何してんの?」
「仕事?えー、技術職、かな?」
「付き合ってどれくらいたつん?」
「半年くらいかな」
(半年ぃ?そんなに黙ってたんか、千夏のやつ)
「一緒に暮らしてんの?」
「いや?暮らしてないよ」
「じゃあ昨日は泊まってたってだけ?」
「……そうだね」
「なんで千夏なん?」
質問が戻った。
「なんでって……うーん、人となりを知ってというか。人間性?それを知ってって感じかなぁ」
「人間性ぇ?」
「仕事で……って、俺のことは今日初めて知るってことでいいんだよね?」
「仕事?仕事がなに?」
「千夏は俺の部下なんだよね」
「はぁ?」
その言葉と同時くらいにトレイがバンッとテーブルに置かれた。
「お待たせ、混んでた……なに?なんの話?変なこと言ってないよね?千秋」
「ちょぉ、こいつの部下って何?」
俺の問いかけに千夏が「こいつとか言わへんの!」と嗜められる。
「え?職場おなじなん?部下って何?」
「――はぁ、誠くんお財布ありがと。ご馳走になります」
俺を無視してヤツに向き合うから余計イラついてきた。
「千夏!」
「先にお礼言って!失礼にも程があるよ!」
今度は本気で怒られた。
「……いただきます」
「どうぞ」
笑いながら言われてまたムカッとするがここは飲み込む。
「……誠くんはね、私の直属の上司なの」
(上司ぃぃ?!)
「パワハラやん!いや、セクハラ?ていうか、上司と付き合うってどうなん?!三十前でいろいろ失くすぞ!捨てられて無職って最悪やんか、ほんまのアホなんかお前は!!」
「ちょっとこの口どうにかならへんのん?!縫い付けようか?しかもなんで別れる前提に話してんのよ!」
ブハっと笑われて千夏と静止する。
「……いや、ごめん。面白すぎて。とりあえず食おう」
一人で大人の余裕をみせられてまた腹が立ってきた。
(舐めてる……)
「ほんとにごめんね?」
せっかくのお休みなのに付き合わせることになる。
「全然。ちょっと楽しみ」
「楽しみにするような相手じゃないから。ほんとにほんっっとに嫌な思いさせるかもだし今から謝っておく、ごめんなさい」
「なんだそれ」
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「あ、千秋」
久しぶりに会う千秋は相変わらずチャラチャラしたカッコをしていた。髪の毛が明るいオレンジ色の強めの髪色でダボっとしたスウェット。ダメージデニムに黒のキャップをぶら下げて黒のスニーカー、その姿は二十ニ歳よりも若く見える。
(まぁ言うてもまだ学生だもんな)
そう思っていると近づいてきていきなり言う。
「お前顔とか見た目で男選ぶなっていっつも言うてるやろ、アホが」
「言い方ぁ!」
それに誠くんが吹き出した。
「まず遅れてきたことに一言もないわけ?そっちの都合に合わせてんのわかってんの?!」
「地下鉄乗り間違えたんやからしゃーないやん」
「それはあんたの都合やろ!なにその態度!だいたい今日だって千秋が勝手に言い出したことに私らが…「ちょっとのいて」
千秋に押しのけられる。
私よりもちろん背は高いけど誠くんよりは小さい。家系的に千秋は百七十センチを越えない気がする、とどうでもいいことを考えてしまった。誠くんを睨むように前に立つから腕を掴む。
「千秋!」
「千夏の弟の千秋です、今日は無理言ってすみません」
まさかの千秋の敬語挨拶を聞けて衝撃を受けているところに……。
「はじめまして。千夏さんとお付き合いさせてもらってます、久世誠です」
(千夏さん!)
誠くんの挨拶に顔が赤くなってしまった。
(ダメだ、なんか気持ちが色々動いてしんどすぎる!)
「千夏ー」
「え?」
「お前遊ばれてんちゃうの?」
「千秋!ほんまに言い方!」
初めて会う人にそういうことなんで言うの?!馬鹿ぁ!
出会って数分、気が休まるどころかハラハラさせられるばかり。相変わらず予測できない千秋の口を速攻で塞ぎたくなる。
「だってこんなイケメンがなんでお前と付き合うん?騙されて…ぅぐ「ちょっと黙って、ほんまに黙って」
無理、限界。千秋の口を両手で物理的に塞いだ。それを見ている誠くんがまた笑った。
「とりあえずどっか行こうか、ここだと目立つし」
誠くんが笑いながらそう言うから抑えていた手元の力が緩むと手首をぎゅっと掴まれた。
「コーヒー奢ってください」
「千秋!」
「もちろん、コーヒーだけでいいの?」
「じゃあなんか飯も」
「ちあきぃ!」
「昼食べ損ねたんやもん」
「だからぁ!それもあんたの都合……「千夏、いいから。どっかこの辺で食べれる店知ってるだろ?教えて」
誠くんの言葉に言いかけた言葉を飲み込んだのにまた千秋が口を挟む。
「イケメンで優しいってサイッコーやな。うそくさ。騙されてる以外ないやん」
「千秋ぃ!」
少し歩いたら川沿いのカフェがある。そこはテラス席もあって景色が綺麗なことと、サンドイッチがボリュームがあってネットで見つけてからずっと気になっていた。
「美味しそう……」
思わずつぶやくと千秋が呆れた声でいう。
「相っ変わらず食い意地すげぇな。食って寝てばっかりしてんのやろ?本気でそろそろ豚やな」
「うるっさいなぁ!ほんまに何しにきたんよ!」
「俺、このサンドイッチとカフェオレ、砂糖抜き、アイスで」
「え?」
お前が買ってこいという顔。
「じゃあ俺はコーヒー、いつもので」
誠くんまでそこに乗っかる様に言う。
「え?」
「この人のいつものなんか俺知らんやん。ほら」
と、首をカウンターの方に向けて指示をする。
「ええ?」
「はい」
誠くんまでもが財布を渡しながら「席とっとく、よろしく」と言ってくるではないか。
(な、なに?息合わせたように連携取るの、なに?)
「……はい、って千秋、余計なこと絶対言わんといて!絶対やよ?」
「なに?余計なことって」
「とにかくいらんこと言わんといて!」
(くそぉ!レジが混んでる!)
私はとにかく早く買って戻ろうとレジまで走ったのだった。
―――
人混みの中で男に向き合う千夏の顔を見た時に惚れ込んでるのがすぐにわかった。彼氏が出来たことを一切言わずに今日までいたことにそもそも腹が立っている。
(しかもなんやこのイケメン、絶対遊んでんのやろ)
俺より背が高くて落ち着いてて、千夏よりも年上か。俺に会っても涼しい顔して余裕の表情でとにかく好かん。悪い印象が持てへんから余計に好かん。苛立ちがますます募る中、どっか一個でも粗を探してやろうと思いつつ、どうやって攻めてやろうか。そう思っていたら向こうから声をかけてきた。
「今日は何時までこっちにいれるの?」
「夜にまたツレと待ち合わせてるんで……まぁ夕方こっち出たらいいですけど」
「そうなんだ。じゃあまたゆっくりおいでよ」
(いい人感だしよるし、腹立つなぁこいつ。媚びる感じもないし余計イラつくわ)
「あの~単刀直入に聞いていい?」
「どうぞ」
「遊びやったらやめてくれん?ちょっと付き合ってんのやったらわかるやろ?あいつが全然慣れてへんの」
「……そうだね」
「別にあんたみたいな人やったら女選び放題やん?他にもいてるやろ?付き合いやすいのなんか。なんで千夏なん?」
そう聞いたら少し黙っている。いろいろ聞きたいことはあるからとりあえず投げつけてやる。
「てか、あんたいくつ?」
「三十一」
「何してんの?」
「仕事?えー、技術職、かな?」
「付き合ってどれくらいたつん?」
「半年くらいかな」
(半年ぃ?そんなに黙ってたんか、千夏のやつ)
「一緒に暮らしてんの?」
「いや?暮らしてないよ」
「じゃあ昨日は泊まってたってだけ?」
「……そうだね」
「なんで千夏なん?」
質問が戻った。
「なんでって……うーん、人となりを知ってというか。人間性?それを知ってって感じかなぁ」
「人間性ぇ?」
「仕事で……って、俺のことは今日初めて知るってことでいいんだよね?」
「仕事?仕事がなに?」
「千夏は俺の部下なんだよね」
「はぁ?」
その言葉と同時くらいにトレイがバンッとテーブルに置かれた。
「お待たせ、混んでた……なに?なんの話?変なこと言ってないよね?千秋」
「ちょぉ、こいつの部下って何?」
俺の問いかけに千夏が「こいつとか言わへんの!」と嗜められる。
「え?職場おなじなん?部下って何?」
「――はぁ、誠くんお財布ありがと。ご馳走になります」
俺を無視してヤツに向き合うから余計イラついてきた。
「千夏!」
「先にお礼言って!失礼にも程があるよ!」
今度は本気で怒られた。
「……いただきます」
「どうぞ」
笑いながら言われてまたムカッとするがここは飲み込む。
「……誠くんはね、私の直属の上司なの」
(上司ぃぃ?!)
「パワハラやん!いや、セクハラ?ていうか、上司と付き合うってどうなん?!三十前でいろいろ失くすぞ!捨てられて無職って最悪やんか、ほんまのアホなんかお前は!!」
「ちょっとこの口どうにかならへんのん?!縫い付けようか?しかもなんで別れる前提に話してんのよ!」
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