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エピソード9
千秋襲来③
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関西弁って面白いなとそれだけで思うのになんだろう、この姉弟のやりとり。
(コントなのかな)
まだ聞き慣れない千夏の関西弁が可愛いのと、千秋くんのど直球の質問もわかりやすくていい。明らかに気に入りませんオーラも清々しくてむしろ好感さえ持てる。
「上司に惚れるとかなに?仕事せぇや」
「してるし!」
「あんたもどうなん?部下に手出すとかエロ親父ですか?」
「もうほんまに嫌や!もう喋らんといて!」
(そうか、二十ニからしたら三十一なんかおっさんになるわな)
「私が勝手に好きになってるんやからいいやん!ほっといてよ!」
「はぁぁ?ほんっまにアホやな!そもそもなに好きになってんねんって話やん。しかもこんなイケメンって、お前底なしのアホやってんな。貴重な三十前ドブに捨ててんのビビるわぁー」
関西弁ってだけで目立つのに店先で言葉を選ばず発するからこっちが気を使う。とりあえず二人の気持ちが落ち着くまで口を挟む事もできず様子を見ながらコーヒーを啜っていた。
千夏に(俺にも)暴言を吐きながらもガブッとサンドイッチを口に含んだと思ったら「うま!なにこれ」とコメントしたりとにかく騒がしい。
「え、美味しい?一口ちょうだい」
食いたそうに見てるなと思っていた千夏が空気も読まずについに根負けした。
「はぁ?絶対嫌。俺のやし」
「買ってもらって俺のも何もないやん、買ってきたのも私やし!」
「お前の金ちゃうやろ、偉そうに」
「偉そうなんどっち?」
わなわなと震える千夏を見ていたらなんだか可哀想になってきて思わず言った。
「千夏も買ってきたら?」
「でもお昼食べたから全部食べれるかわからへんし」
「テイクアウトできないの?ここ」
そう聞いたらハッとしたように表情を明るくさせた。
「買ってきて。俺も食べたいし」
そう言うと遠慮がとれて席を立つ。
「どれにしてもいい?」
「いいよ」
「買ってくる」
嬉しそうに駆けて行った千夏を見送っていると横からぽつり突っ込まれる。
「――甘やかしすぎちゃう?」
「そうかなぁ、でも千夏は食い物与えるのが一番喜ぶというか……」
「それはまぁ……言える」
(結局この子も千夏が大事なんだよなぁ)
「あのさぁ……」
「うん」
「ライン教えて」
ジッと見つめてくる目が千夏とそっくりだった。
千秋くんは名前と同じように中性的なタイプの顔つきだ。どちらかというと……女の子っぽい。ボーイッシュな女の子、そう言われても全然通る、そんな感じだ。
(千夏がショートカットになったらこんな感じなのかな)
どうでもいいことを考えてしまうほど、二人はよく似た姉弟である。
「いいよ」
千夏がいない隙にこうやって連絡先を盗んでるんだなと感心した。
「別れるてなったら連絡してこいよ。とりあえず文句は言いたいし」
「千秋くんはさ、別れさせたいわけ?」
「んなわけないやろ。捨てたらブン殴る、俺極真空手の黒帯やから覚えとけよ」
(それは怖い)
「なんで千夏はあんたに惚れたんや……」
ガブッとサンドイッチを食べながら面白くなさそうにつぶやく。
そもそも嫌われるようなこともまだしてないはずだけど、付き合っていることだけでこんな風になるのはなぜなんだろう。
「なにがそんなに引っかかるの?」
別れさせたいわけではないのに、納得はしていない、そんな感じの千秋くんの態度が気になって理由が知りたくなる。
「なにってあんたが……」
言いかけてやめた。理由はきっと千夏が席に戻ってくるのが見えたからだ。
「買えた~、今ひとつ食べようかな、どうしよう」
嬉しそうに戻ってきたけれど俺たちの空気の異変に気づいて表情が暗くなる。
「……なに?なんの話してたの?」
千秋くんではなく俺に聞いてくる。
「うーん……」
どう言おうか迷っていると千秋くんが乱暴に口を開いた。
「なんでこんなん好きになってんて思っただけ」
「こんなんってなに?」
案の定千夏がそれに噛み付く。
「言葉の通りやろ。あいつに似たようなヤツ……」
(あいつ?)
「やめて」
千夏の声が冷ややかで千秋くんが一瞬体をビクッとさせた。
「似てないし。なにかにつけてそれ……千秋いくつになった?千秋はもう変わらへんの?いつまでも言う気なん?」
「……」
「いい加減にしてよ」
未だかつて聞いたことのないような冷たい声にむしろ俺がビビった。
「誠くん、もう帰ろ」
「え?」
「もういい。これ以上いたって千秋が嫌なことしか言わないし。誠くんにも失礼だしもう嫌。二十ニにもなって年上の人に敬意も示せないような子と話とかしたくない、恥ずかしいしかない。行こ」
手を引かれて思わず席を立ってしまった。
「千夏、待て、え?ちょ――」
こんな冷たい千夏を初めて見て戸惑いが勝ってしまった。千秋くんは何も言わない。こちらを一切見ない背中は言ってしまった感の悲壮感に包まれている。千夏も一切立ち止まる気配もなく足早にテラスを出てしまった。
「千夏」
呼んでも振り向かず足も止めない。仕方ないので掴まれた手を強引に掴み直して腕を引いた。
「千夏」
こちらを向いた顔は後悔と悔しさと悲しみが滲んだような複雑な表情だった。
―――
千秋に冷たく言い放ってからだんだんと後悔が襲ってきていた。誠くんの手が私の手を包み直して張り詰めた糸がプチンと切れる。
「ごめんなさい。失礼なこといっぱい言って。嫌な気持ちになったよね」
「俺は別に……面白かったけど」
「全然面白くないよ。思ったことそのまま言うの、昔っから。ごめんね」
「仲良いんだなぁ」
誠くんの言葉に目を剥く。
「どこが?ほぼ喧嘩してた気がするけど」
「喧嘩なの?あれ。まぁ千夏のこと心配してんだなぁ。可愛い弟じゃん」
「可愛いとか言う年じゃないよ……なのにあの態度、ほんとに恥ずかしい」
はぁ、とため息をつくと誠くんが笑った。
「戻んなくていいの?」
呆れたような表情に目を逸らす。どうすればいいのか心の奥ではわかっているのに意地を張ってしまう。誠くんはその気持ちにきっと気づいているんだろう。でも、どうしても素直になれない。
「……いい、も、帰ろ」
手を引いて家へ帰ろうと促すけれど、「千夏」と、呼び止める声が優しい。
「――あいつってお父さんのこと」
ポツリとこぼした。
「え?」
「さっき千秋が言ってた、似てるって言う人。私のお父さんのこと。あ、顔がとか年齢がとかそういう事じゃないよ?その……」
どう言おうかと色々考えるけれど結局大した言葉が見つからなくて困ってしまう。
「恥ずかしい話なんだけどね……私が学生の頃に出てっちゃったの、女の人作って。その、娘が言うのもなんなんだけど、ちょっとイケメンというか、昔からモテたらしいんだけど……聞こえはいいけどただのだらしない人だよね」
突然こんな話を聞かされて迷惑だろうかと思うけれどほかにごまかせる事もなくて正直に話す。
「そのときは千秋は中学入りたてとかで。まぁ思春期で難しい時だったし、なんかお父さんのそういうことに潔癖みたいになっちゃって、すっごい荒れちゃったの。お母さんを裏切った事とかも怒ってて、それからあの子なりにお母さんや私のこと守ろうとしてくれてたんだと思うんだけど、それでその……私に対しても過保護になっちゃったのかなってなんとなく思ってて」
それに甘えて甘やかしてきた。
「とにかく男の人には騙されるなが頭に来て、言い寄ってきたりかっこいい人には靡くなって言われてて。お父さんみたいなヤツだって、大事にしてる人を平気で裏切って自分の気持ちだけで生きていくようなやつに決まってるって。だからイケメンとか見るとすぐ嫌悪感持っちゃってあんな態度になっちゃってるんだと思う」
誠くんは何も言わずに黙って聞いててくれた。その沈黙が今はつらくて何か言って欲しかった。
「ごめんね」
「なんのごめんかよくわかんないけど」
「見た目で判断してるのは千秋のくせにね」
「千夏はさ、もっと話したいことあったんじゃないの?千秋くんと」
そう言われて泣きそうになってしまった。
(コントなのかな)
まだ聞き慣れない千夏の関西弁が可愛いのと、千秋くんのど直球の質問もわかりやすくていい。明らかに気に入りませんオーラも清々しくてむしろ好感さえ持てる。
「上司に惚れるとかなに?仕事せぇや」
「してるし!」
「あんたもどうなん?部下に手出すとかエロ親父ですか?」
「もうほんまに嫌や!もう喋らんといて!」
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千夏に(俺にも)暴言を吐きながらもガブッとサンドイッチを口に含んだと思ったら「うま!なにこれ」とコメントしたりとにかく騒がしい。
「え、美味しい?一口ちょうだい」
食いたそうに見てるなと思っていた千夏が空気も読まずについに根負けした。
「はぁ?絶対嫌。俺のやし」
「買ってもらって俺のも何もないやん、買ってきたのも私やし!」
「お前の金ちゃうやろ、偉そうに」
「偉そうなんどっち?」
わなわなと震える千夏を見ていたらなんだか可哀想になってきて思わず言った。
「千夏も買ってきたら?」
「でもお昼食べたから全部食べれるかわからへんし」
「テイクアウトできないの?ここ」
そう聞いたらハッとしたように表情を明るくさせた。
「買ってきて。俺も食べたいし」
そう言うと遠慮がとれて席を立つ。
「どれにしてもいい?」
「いいよ」
「買ってくる」
嬉しそうに駆けて行った千夏を見送っていると横からぽつり突っ込まれる。
「――甘やかしすぎちゃう?」
「そうかなぁ、でも千夏は食い物与えるのが一番喜ぶというか……」
「それはまぁ……言える」
(結局この子も千夏が大事なんだよなぁ)
「あのさぁ……」
「うん」
「ライン教えて」
ジッと見つめてくる目が千夏とそっくりだった。
千秋くんは名前と同じように中性的なタイプの顔つきだ。どちらかというと……女の子っぽい。ボーイッシュな女の子、そう言われても全然通る、そんな感じだ。
(千夏がショートカットになったらこんな感じなのかな)
どうでもいいことを考えてしまうほど、二人はよく似た姉弟である。
「いいよ」
千夏がいない隙にこうやって連絡先を盗んでるんだなと感心した。
「別れるてなったら連絡してこいよ。とりあえず文句は言いたいし」
「千秋くんはさ、別れさせたいわけ?」
「んなわけないやろ。捨てたらブン殴る、俺極真空手の黒帯やから覚えとけよ」
(それは怖い)
「なんで千夏はあんたに惚れたんや……」
ガブッとサンドイッチを食べながら面白くなさそうにつぶやく。
そもそも嫌われるようなこともまだしてないはずだけど、付き合っていることだけでこんな風になるのはなぜなんだろう。
「なにがそんなに引っかかるの?」
別れさせたいわけではないのに、納得はしていない、そんな感じの千秋くんの態度が気になって理由が知りたくなる。
「なにってあんたが……」
言いかけてやめた。理由はきっと千夏が席に戻ってくるのが見えたからだ。
「買えた~、今ひとつ食べようかな、どうしよう」
嬉しそうに戻ってきたけれど俺たちの空気の異変に気づいて表情が暗くなる。
「……なに?なんの話してたの?」
千秋くんではなく俺に聞いてくる。
「うーん……」
どう言おうか迷っていると千秋くんが乱暴に口を開いた。
「なんでこんなん好きになってんて思っただけ」
「こんなんってなに?」
案の定千夏がそれに噛み付く。
「言葉の通りやろ。あいつに似たようなヤツ……」
(あいつ?)
「やめて」
千夏の声が冷ややかで千秋くんが一瞬体をビクッとさせた。
「似てないし。なにかにつけてそれ……千秋いくつになった?千秋はもう変わらへんの?いつまでも言う気なん?」
「……」
「いい加減にしてよ」
未だかつて聞いたことのないような冷たい声にむしろ俺がビビった。
「誠くん、もう帰ろ」
「え?」
「もういい。これ以上いたって千秋が嫌なことしか言わないし。誠くんにも失礼だしもう嫌。二十ニにもなって年上の人に敬意も示せないような子と話とかしたくない、恥ずかしいしかない。行こ」
手を引かれて思わず席を立ってしまった。
「千夏、待て、え?ちょ――」
こんな冷たい千夏を初めて見て戸惑いが勝ってしまった。千秋くんは何も言わない。こちらを一切見ない背中は言ってしまった感の悲壮感に包まれている。千夏も一切立ち止まる気配もなく足早にテラスを出てしまった。
「千夏」
呼んでも振り向かず足も止めない。仕方ないので掴まれた手を強引に掴み直して腕を引いた。
「千夏」
こちらを向いた顔は後悔と悔しさと悲しみが滲んだような複雑な表情だった。
―――
千秋に冷たく言い放ってからだんだんと後悔が襲ってきていた。誠くんの手が私の手を包み直して張り詰めた糸がプチンと切れる。
「ごめんなさい。失礼なこといっぱい言って。嫌な気持ちになったよね」
「俺は別に……面白かったけど」
「全然面白くないよ。思ったことそのまま言うの、昔っから。ごめんね」
「仲良いんだなぁ」
誠くんの言葉に目を剥く。
「どこが?ほぼ喧嘩してた気がするけど」
「喧嘩なの?あれ。まぁ千夏のこと心配してんだなぁ。可愛い弟じゃん」
「可愛いとか言う年じゃないよ……なのにあの態度、ほんとに恥ずかしい」
はぁ、とため息をつくと誠くんが笑った。
「戻んなくていいの?」
呆れたような表情に目を逸らす。どうすればいいのか心の奥ではわかっているのに意地を張ってしまう。誠くんはその気持ちにきっと気づいているんだろう。でも、どうしても素直になれない。
「……いい、も、帰ろ」
手を引いて家へ帰ろうと促すけれど、「千夏」と、呼び止める声が優しい。
「――あいつってお父さんのこと」
ポツリとこぼした。
「え?」
「さっき千秋が言ってた、似てるって言う人。私のお父さんのこと。あ、顔がとか年齢がとかそういう事じゃないよ?その……」
どう言おうかと色々考えるけれど結局大した言葉が見つからなくて困ってしまう。
「恥ずかしい話なんだけどね……私が学生の頃に出てっちゃったの、女の人作って。その、娘が言うのもなんなんだけど、ちょっとイケメンというか、昔からモテたらしいんだけど……聞こえはいいけどただのだらしない人だよね」
突然こんな話を聞かされて迷惑だろうかと思うけれどほかにごまかせる事もなくて正直に話す。
「そのときは千秋は中学入りたてとかで。まぁ思春期で難しい時だったし、なんかお父さんのそういうことに潔癖みたいになっちゃって、すっごい荒れちゃったの。お母さんを裏切った事とかも怒ってて、それからあの子なりにお母さんや私のこと守ろうとしてくれてたんだと思うんだけど、それでその……私に対しても過保護になっちゃったのかなってなんとなく思ってて」
それに甘えて甘やかしてきた。
「とにかく男の人には騙されるなが頭に来て、言い寄ってきたりかっこいい人には靡くなって言われてて。お父さんみたいなヤツだって、大事にしてる人を平気で裏切って自分の気持ちだけで生きていくようなやつに決まってるって。だからイケメンとか見るとすぐ嫌悪感持っちゃってあんな態度になっちゃってるんだと思う」
誠くんは何も言わずに黙って聞いててくれた。その沈黙が今はつらくて何か言って欲しかった。
「ごめんね」
「なんのごめんかよくわかんないけど」
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