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後日談
プロポーズのそのあとは……③
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風間さんのほかに男性二人、女性一人と三人いたけれど結婚式のときに本当にいたかと言われても記憶にはなかった。ふーちゃんは数人とは何度か会ってるからか楽しそうにしていて浮く心配なんか感じられず、私の方がよっぽど場違いで浮いていた。それを察して風間さんが気にかけてくれていたと思っていたら、俗に言うただの下心だったのだと後で気づく。
「菱田さんのこと、いいなって思ってるんだけど」
飲みかけていたアイスコーヒーを噴くかと思った。
「んっ、は?」
「史華ちゃんに聞いてから職場で探して、内田に聞いてから何回か会ってるんだけど……全然気づいてなかったよね?」
「す、すみません」
「いや、それはいいんだけど。それから見かけるたびに可愛いなぁって。いいなぁって思ってたら今回結婚式でこんな風にチャンスがあって……舞い上がってたんだよね、結構。話してみてもやっぱり可愛いし、趣味も似てるし好きだなって」
周りはみんなDVDやら昔話やらで盛り上がって私たちには見向きもしていない。ダイニングテーブルの隣に座っていた風間さんの距離がグッと近づいた。
「付き合ってくれないかな、俺と」
びっくりして言葉が出なかった。
「今付き合ってる人いないんでしょ?内田からもそう聞いてる」
(ウッチー!余計なことを言うなぁぁ!)
「いや、その……いま、す」
「え?」
「あの、付き合ってる人いるんです。ていうか……その」
「ちゃんと言いなよ?千夏」
ふーちゃんがいつのまにか私の横に滑り込んできていた。
「もうすぐ結婚するんだって、ね?」
(わぁぁー!爆弾発言を社内の人に言うてしまったぁ!)
「え、ほんとに?」
「あれ?千夏言ってないの?会社にまだ」
「ふふ、ふーちゃん、ちょっと黙ろうか」
変な汗が身体中から噴き出してくる。
「本当、なんだ?」
風間さんの探る様な目に視線を逸らす。
「あ~、えっとぉ、その……まだハッキリ決まったわけではなくって、そのぉ」
「決まってないって……プロポーズまでされて何言ってんのぉ、風間さんは知らないの?千夏の彼……「ふーちゃん!!」
ふーちゃんの口を思わず両手で塞ぐ。
「社内のやつなの?」
風間さんが真剣な目をして聞いてくるから、違う、とも言えずだからってそうだとも言えず、沈黙はすなわち肯定と取られたわけで。
「へぇ……そうなんだ。でも内緒にしてるんだ。へぇ……」
なにかを考える様にそう言われてとにかく謝った。
「ごめんなさい!なのでお気持ちには答えられないので、あと……こんなことお願いするの筋違いなんですけど。このことは誰にも話してないから、その」
「――わかった。内緒ってことだね?」
風間さんがニコッと微笑む。なぜここで笑って対応できるんだろうと内心思ったけれどそれよりも疲労感が勝った。
「……た、助かりますぅ」
泣きそうになる私にニコニコされて複雑だ。
「千夏~、なんかごめん、私余計なこと言った?」
ふーちゃんが気まずそうに聞いてきたけど、大丈夫となんとか笑って済ませた。それでもその場にいるには精神的にも耐えられなくなって私だけ先に帰らせてもらった。
「結局バレたってこと?」
「誠くんてことはバレてないよ?でも社内で付き合ってる人がいるのは……」
「ふぅん?土下座してまで謝ることじゃないな、それ」
「だってぇぇ、なんかまだそこまでオープンにする必要ないから」
「別に俺はしてもいいけど。てかもう結婚するんだし」
「でもしてないし!」
そういうと誠くんがはいはい、と呆れ気味に返事した。
(会社で私たちお付き合いしてます、って公言する意味ある?いや、ない。絶対ない!)
結婚はわかる、むしろすべき。だから私は結婚してから公にしたいとずっと思っていた。上司が手を出したとか誠くんが言われるのだけは耐えられない。だからきちんとケジメをつけてから会社には公表したかったのに――。
―――
「ちぃちゃん!」
事務所でバカみたいな声で千夏を呼んだのは内田だ。周りの人間が無駄に顔を上げたのにも気づかず内田が千夏の腕を掴んだ。
「ちょ、こっち、こっちきて!」
「え?なに?」
半ば強引に連れて行かれて誰もがその様子を気になったのは言うまでもなく。
「俺の部下ってあんなバカだったの?」
佐藤が呆れた様にそう言った。
「バカなんだろ、上司の監督不行き届きだな」
「いや、俺関係ないわ」
「それより、これ、その内田の試験結果。聞きたいことあるんだけど今、時間いい?」
「ついでに内田拾いに行くか」
内田の名前がもうバカになった。佐藤と連れ合って下に向かうと千夏の声が廊下に響いていた。
「ええ?!なにそれ!」
「なにって聞いてんのこっち!嘘だろ?本当なの?」
佐藤と顔を見合わせるもののなんとなく柱の影に隠れてしまった俺に佐藤も倣って聞いてくる。
「……盗み聞きすんの?」
「いや、何となく?」
二人でヒソヒソ話してしまった。
(何の話だ?)
「違う違う!全然そんなんじゃないし!何言ってるの?」
「でも風間がそう言って……ちぃちゃんと付き合ってるから内緒にしろって、確認するだろそこはぁ!」
「はぁ?そんなわけない!付き合ってない!」
「聞いてねー!なんで風間?マジで?え、いつから?」
「だから!違うって。聞いてる?ねぇ、聞いてる?違うってば!」
「じゃあ風間の嘘なわけ?ちぃちゃんが社内で付き合ってるやつがいるっていいだしてさ、それが自分だって言うんだよ、違うの?風間が違うってこと?付き合ってるやつがいるのはホント?」
「待って待って、もうちょっと意味が分かんない、か、風間さんそんなこと言ってるの?」
(――ここの同期はマジで仕事をしないらしい)
「アホらし……」
「アホだな……」
俺の声に佐藤の声がかぶった。二人して呆れかけていたその時、「あのさぁ!」っと、千夏がいきなり声を低くした。
「ここ、職場だよね?仕事するところ。分かってる?」
内田に詰め寄る千夏がいる。
「誰が付き合ってるとかそんな噂話どうでも良くない?そもそもそれ仕事するのに関係ないよねぇ?しかも私のこと?もっと関係ないよねぇ?風間さんにもウッチーにも」
「……いや、あの……はい」
「学校じゃないの、学生じゃないの。いい年して何言ってんの?信じらんない……バカみたい、ていうかバカだよ。風間さんってわけわかんないね。もともとよく知らない人だけど、分かり合える気が全くしない。好きになるわけない、むしろ嫌いになった。それに振り回されてるウッチーもなんなの?なんか……幻滅」
「え……」
「引いた、無理」
冷めてブチ切れた千夏は内田に喋らせる隙も与えない。実際内田は腰が引けている。
(くそおもろい、これ)
「おお~いいな、お前の部下。最高」
佐藤もまためちゃくちゃ面白そうにそれを見物している。
「私ね、仕事する人が好きなの、仕事できる人もっと好きなの。だから仕事しない人本当に無理なの」
「ちぃちゃ……ごめ、ちょ、話し聞いて?」
「聞かない!そっちだって話聞かないし!なんで私だけ聞かないといけないの?絶対聞かない!」
「ご、ごめん!違う!聞く!だから……「仕事しない人、大っ嫌い!バカなこと言ってないでもっと仕事しなよ!仕事して!」
千夏の言い分に肩を震わせてしまう。佐藤なんか吹き出した。
「無理ー、吹き出したー無理ー」
「声出すな、気づかれるだろ」
佐藤が受けまくっている。気持ちはわかるのだが。
「職場で変な噂困る、勝手なこと言われるのも本気で迷惑。私の事なんにも知らない人がごちゃごちゃいうのやめて……って風間さんにはウッチーから言ってくれる?私の話はまともに伝わらない人なんだなってよくわかったし、もう話す気ないから。わかった?ちゃんと伝えてよ?!」
「はい……」
「とりあえず、それ嘘、全部嘘!風間さんなんか好きじゃない!好きになんかならない!なんでも簡単に信じて周り見ずに行動するウッチーにもがっかり!しばらく喋んない!喋りかけないで!」
「え!ちぃちゃん!待って!」
言うだけ言うと踵を返して、泣きそうになっている内田を振り切って実験室の方に行ってしまった。言われまくった内田の悲壮感漂う背中に俺も堪えきれなくて笑ってしまったら、笑いまくって若干疲労している佐藤が息を吐いた。
「はー、おもろかった」
「笑いすぎだろ」
「久世も笑ってんじゃん」
「部下けちょんけちょんにやられて傑作だな」
「言われて当然。懲りて気合入れてほしいね」
(鬼)
「久世の部下、もっと大人しい子かと思ってた」
「外面はな」
勝ち気で案外喧嘩っ早いところもあるんだよな。見た目ではそう思われないだろうけど。
「めっちゃいいじゃん」
「だろ?俺のなんだよ」
「……ふーん、え?なに?どゆこと?」
「だから、俺の。付き合ってる」
そう言ったら佐藤が一瞬目を見開いて、押さえていた声を荒げた。
「ええ?マジ?」
「変な噂が流れる前にもう籍いれようかな」
「付き合いじゃねぇじゃん。そこまできてんの?」
「近々公表するわ、結婚しなきゃ公にしたくないってなかなか強情でさ」
「……はぁー……そりゃお前と付き合えるなら内田なんかチョロいわな」
そりゃ言いくるめられるわ、とますます感心していた。
「菱田さんのこと、いいなって思ってるんだけど」
飲みかけていたアイスコーヒーを噴くかと思った。
「んっ、は?」
「史華ちゃんに聞いてから職場で探して、内田に聞いてから何回か会ってるんだけど……全然気づいてなかったよね?」
「す、すみません」
「いや、それはいいんだけど。それから見かけるたびに可愛いなぁって。いいなぁって思ってたら今回結婚式でこんな風にチャンスがあって……舞い上がってたんだよね、結構。話してみてもやっぱり可愛いし、趣味も似てるし好きだなって」
周りはみんなDVDやら昔話やらで盛り上がって私たちには見向きもしていない。ダイニングテーブルの隣に座っていた風間さんの距離がグッと近づいた。
「付き合ってくれないかな、俺と」
びっくりして言葉が出なかった。
「今付き合ってる人いないんでしょ?内田からもそう聞いてる」
(ウッチー!余計なことを言うなぁぁ!)
「いや、その……いま、す」
「え?」
「あの、付き合ってる人いるんです。ていうか……その」
「ちゃんと言いなよ?千夏」
ふーちゃんがいつのまにか私の横に滑り込んできていた。
「もうすぐ結婚するんだって、ね?」
(わぁぁー!爆弾発言を社内の人に言うてしまったぁ!)
「え、ほんとに?」
「あれ?千夏言ってないの?会社にまだ」
「ふふ、ふーちゃん、ちょっと黙ろうか」
変な汗が身体中から噴き出してくる。
「本当、なんだ?」
風間さんの探る様な目に視線を逸らす。
「あ~、えっとぉ、その……まだハッキリ決まったわけではなくって、そのぉ」
「決まってないって……プロポーズまでされて何言ってんのぉ、風間さんは知らないの?千夏の彼……「ふーちゃん!!」
ふーちゃんの口を思わず両手で塞ぐ。
「社内のやつなの?」
風間さんが真剣な目をして聞いてくるから、違う、とも言えずだからってそうだとも言えず、沈黙はすなわち肯定と取られたわけで。
「へぇ……そうなんだ。でも内緒にしてるんだ。へぇ……」
なにかを考える様にそう言われてとにかく謝った。
「ごめんなさい!なのでお気持ちには答えられないので、あと……こんなことお願いするの筋違いなんですけど。このことは誰にも話してないから、その」
「――わかった。内緒ってことだね?」
風間さんがニコッと微笑む。なぜここで笑って対応できるんだろうと内心思ったけれどそれよりも疲労感が勝った。
「……た、助かりますぅ」
泣きそうになる私にニコニコされて複雑だ。
「千夏~、なんかごめん、私余計なこと言った?」
ふーちゃんが気まずそうに聞いてきたけど、大丈夫となんとか笑って済ませた。それでもその場にいるには精神的にも耐えられなくなって私だけ先に帰らせてもらった。
「結局バレたってこと?」
「誠くんてことはバレてないよ?でも社内で付き合ってる人がいるのは……」
「ふぅん?土下座してまで謝ることじゃないな、それ」
「だってぇぇ、なんかまだそこまでオープンにする必要ないから」
「別に俺はしてもいいけど。てかもう結婚するんだし」
「でもしてないし!」
そういうと誠くんがはいはい、と呆れ気味に返事した。
(会社で私たちお付き合いしてます、って公言する意味ある?いや、ない。絶対ない!)
結婚はわかる、むしろすべき。だから私は結婚してから公にしたいとずっと思っていた。上司が手を出したとか誠くんが言われるのだけは耐えられない。だからきちんとケジメをつけてから会社には公表したかったのに――。
―――
「ちぃちゃん!」
事務所でバカみたいな声で千夏を呼んだのは内田だ。周りの人間が無駄に顔を上げたのにも気づかず内田が千夏の腕を掴んだ。
「ちょ、こっち、こっちきて!」
「え?なに?」
半ば強引に連れて行かれて誰もがその様子を気になったのは言うまでもなく。
「俺の部下ってあんなバカだったの?」
佐藤が呆れた様にそう言った。
「バカなんだろ、上司の監督不行き届きだな」
「いや、俺関係ないわ」
「それより、これ、その内田の試験結果。聞きたいことあるんだけど今、時間いい?」
「ついでに内田拾いに行くか」
内田の名前がもうバカになった。佐藤と連れ合って下に向かうと千夏の声が廊下に響いていた。
「ええ?!なにそれ!」
「なにって聞いてんのこっち!嘘だろ?本当なの?」
佐藤と顔を見合わせるもののなんとなく柱の影に隠れてしまった俺に佐藤も倣って聞いてくる。
「……盗み聞きすんの?」
「いや、何となく?」
二人でヒソヒソ話してしまった。
(何の話だ?)
「違う違う!全然そんなんじゃないし!何言ってるの?」
「でも風間がそう言って……ちぃちゃんと付き合ってるから内緒にしろって、確認するだろそこはぁ!」
「はぁ?そんなわけない!付き合ってない!」
「聞いてねー!なんで風間?マジで?え、いつから?」
「だから!違うって。聞いてる?ねぇ、聞いてる?違うってば!」
「じゃあ風間の嘘なわけ?ちぃちゃんが社内で付き合ってるやつがいるっていいだしてさ、それが自分だって言うんだよ、違うの?風間が違うってこと?付き合ってるやつがいるのはホント?」
「待って待って、もうちょっと意味が分かんない、か、風間さんそんなこと言ってるの?」
(――ここの同期はマジで仕事をしないらしい)
「アホらし……」
「アホだな……」
俺の声に佐藤の声がかぶった。二人して呆れかけていたその時、「あのさぁ!」っと、千夏がいきなり声を低くした。
「ここ、職場だよね?仕事するところ。分かってる?」
内田に詰め寄る千夏がいる。
「誰が付き合ってるとかそんな噂話どうでも良くない?そもそもそれ仕事するのに関係ないよねぇ?しかも私のこと?もっと関係ないよねぇ?風間さんにもウッチーにも」
「……いや、あの……はい」
「学校じゃないの、学生じゃないの。いい年して何言ってんの?信じらんない……バカみたい、ていうかバカだよ。風間さんってわけわかんないね。もともとよく知らない人だけど、分かり合える気が全くしない。好きになるわけない、むしろ嫌いになった。それに振り回されてるウッチーもなんなの?なんか……幻滅」
「え……」
「引いた、無理」
冷めてブチ切れた千夏は内田に喋らせる隙も与えない。実際内田は腰が引けている。
(くそおもろい、これ)
「おお~いいな、お前の部下。最高」
佐藤もまためちゃくちゃ面白そうにそれを見物している。
「私ね、仕事する人が好きなの、仕事できる人もっと好きなの。だから仕事しない人本当に無理なの」
「ちぃちゃ……ごめ、ちょ、話し聞いて?」
「聞かない!そっちだって話聞かないし!なんで私だけ聞かないといけないの?絶対聞かない!」
「ご、ごめん!違う!聞く!だから……「仕事しない人、大っ嫌い!バカなこと言ってないでもっと仕事しなよ!仕事して!」
千夏の言い分に肩を震わせてしまう。佐藤なんか吹き出した。
「無理ー、吹き出したー無理ー」
「声出すな、気づかれるだろ」
佐藤が受けまくっている。気持ちはわかるのだが。
「職場で変な噂困る、勝手なこと言われるのも本気で迷惑。私の事なんにも知らない人がごちゃごちゃいうのやめて……って風間さんにはウッチーから言ってくれる?私の話はまともに伝わらない人なんだなってよくわかったし、もう話す気ないから。わかった?ちゃんと伝えてよ?!」
「はい……」
「とりあえず、それ嘘、全部嘘!風間さんなんか好きじゃない!好きになんかならない!なんでも簡単に信じて周り見ずに行動するウッチーにもがっかり!しばらく喋んない!喋りかけないで!」
「え!ちぃちゃん!待って!」
言うだけ言うと踵を返して、泣きそうになっている内田を振り切って実験室の方に行ってしまった。言われまくった内田の悲壮感漂う背中に俺も堪えきれなくて笑ってしまったら、笑いまくって若干疲労している佐藤が息を吐いた。
「はー、おもろかった」
「笑いすぎだろ」
「久世も笑ってんじゃん」
「部下けちょんけちょんにやられて傑作だな」
「言われて当然。懲りて気合入れてほしいね」
(鬼)
「久世の部下、もっと大人しい子かと思ってた」
「外面はな」
勝ち気で案外喧嘩っ早いところもあるんだよな。見た目ではそう思われないだろうけど。
「めっちゃいいじゃん」
「だろ?俺のなんだよ」
「……ふーん、え?なに?どゆこと?」
「だから、俺の。付き合ってる」
そう言ったら佐藤が一瞬目を見開いて、押さえていた声を荒げた。
「ええ?マジ?」
「変な噂が流れる前にもう籍いれようかな」
「付き合いじゃねぇじゃん。そこまできてんの?」
「近々公表するわ、結婚しなきゃ公にしたくないってなかなか強情でさ」
「……はぁー……そりゃお前と付き合えるなら内田なんかチョロいわな」
そりゃ言いくるめられるわ、とますます感心していた。
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