季節奏でる君の想い〜春の季節〜

泉 鷹斗

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桜咲く下で君と〜第2章〜

桜咲く前の宿泊会前編

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次の日、春に会いに行った。
「どうしたの?珍しいね自分から来るの。」
昼飯後なのか春の口はすこし汚れていた。
「昨日見に行くって言ったけどいつにするんだよ。日程言ってないよな。」
そう言うと春はハッとして、
「ごめん忘れてたわ。」
春はケラケラ笑いながら言った。
「笑ってないではやく言えよ。決めてないならもう戻るけどいいか?」
「ごめんごめん。うーん、なら桜が満開になった当日に行こうよ。」
あいつ時間考えてなかったな。せめて考えてから誘えよ。こいつ昔からこういうところだけ変に抜けてるよな。そう思っていると、
「いま失礼なこと考えてるでしょ。」
こいつ心を読みやがった。すこしドキッとしてしまったが、俺は落ち着いて、
「そんなことないよ。満開になるのを確認するのはどうするんだろうと考えてただけ。」
適当にごまかすと、
「ふーん、まぁいいわ。なら満開するの確認してよしばらく暇でしょ。」
めんどくさいので忙しいと言おうと思ったが昨日暇といってしまったため使えなかった。
「はいはい。咲きそうになったら伝えるよ」
俺がそう言うと、
「そういえば明日は土曜日よね。」
「そうだな。」
今日は金曜日だから当たり前だし。
「分かったわ。すこし待ってて。」
そう言うと教室から出ていった。
えー、俺クラス違うし一人にしないで欲しいんだけど俺あんまり人と仲良くするの得意ってわけではないし。
そうやって一人ぶつぶつ言ってると、
「あっ戻ってきた。何してたの?」
春にそう聞いてみると、
「大したことないわよ。今日夜あなたの家にお邪魔するって電話しただけよ。」
「ふーん、は?意味がわからん。」
本気で言ってんのかこいつ、しかも結構大きい声で。せめて声の音量下げてくれよ、なんか周りの視線が痛いんだけど。
「そんまんまの意味よ、今日お邪魔するだけよ。ちゃんとあなたのお母さんにも許可はもらったわよ。全然大丈夫って。」
あの野郎、こういう話は母さんはいつもOK
出すんだよ。本当にやめてほしい。
「お前の家はいいのかよ?」
最後の悪あがきだ。そう思い聞くと、
「大丈夫って言ってたよ君ならいいって。」
そうですか。もうここまで来たら無理だ、こいつのこういうところは止めれん。無理に止めると不機嫌になるし。
「何があってもしらねーからな。」
一応聞いてみた。さすがに俺に何かをするなんてこと出来ないから聞く必要ないけど。
「何もないからいいよ。何もできないでしょだってそっちも。」
ニヤニヤしながら言われた。
無理だけどもそんなこと言わないで泣くよ。
「ごめんごめん、泣かないで。」
「心を読まないでください。何者ですか?」
こうして今日の夜、春が来ることになった。
はぁ騒がしい夜になるんだろうな
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