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31話:張り詰めた糸
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メフィストの開発を待つ日々が始まった。
城の地下からは、時折、金属を叩く音と、不気味な呻き声が響いてくる。
その間も、側近たちは休むことなく働き続けていた。
◇◇◇
深夜。
若き王の寝室に、一人の影が現れた。
リオラやルークを介さず、王が独自に組織した「影の目」。
市井の浮浪児や、ヴァインの厳格な審査をすり抜けた独自の耳目だ。
「……陛下、お聞きください」
影の者の声は、小さく震えていた。畏敬と、同情で。
「側近の方々に『裏切り』の意志を持つ者は、一人もおりません。……しかし、皆、限界の先を、魂を削りながら歩いております」
若き王は、黙って聞いていた。
「老宰相ヴァイン様について。彼は毎晩、自室の灯を消すことがありません。後継者教育と内政の再編に没入するあまり、食事を忘れ、今やその体は枯れ木のようです」
若き王の眉が、僅かに動いた。
「影の報告によれば、彼は時折、鏡を見て……『陛下の右腕が奪われたのは、私の老いた脳が遅すぎたせいだ』と、自らを責め、声を殺して泣いているとのことです」
若き王の胸が、万力で締め付けられるように痛んだ。
「騎士団長アラリック様について。彼は睡眠を捨てました」
影の者は続けた。
「深夜、誰もいない練兵場で、彼は左腕一本だけで剣を振るう型を、血を吐くような気迫で研究し続けています」
若き王は、目を閉じた。
「陛下と同じ不自由を自らに課し、万一、陛下が再び前線に立つ際に、その動きを模倣し、最も効率的な『盾』となれるように……その掌は、マメが潰れ、血が固まって常に黒ずんでいます」
「リオラ様とルーク様について。彼らの忠誠は、もはや『信仰』に近い危険な領域に達しています」
影の者の声が、さらに低くなった。
「リオラ様は、陛下に近づくすべての者に殺意に近い疑念を抱き、精神を研ぎ澄ませすぎて、わずかな物音でも抜剣する過敏状態にあります。ルーク様は、自らを『陛下の肉体の一部』と思い込もうとしており、その献身は自己犠牲の域を越えつつあります」
若き王は、しばらく沈黙した。
「カイルについては」
影の者の声が、少しだけ明るくなった。
「彼だけは、少し毛色が違います。密偵によれば、南の自由都市連合で豪遊しながら交渉を進めていますが……その合間に『レムリアの王に、この大陸のすべての金貨を積み上げさせてやる』と、酔った勢いで豪語しているそうです」
若き王は、微かに笑った。カイルらしい。
「……分かった。下がっていい」
影の者は、闇の中に消えていった。
若き王は、窓の外を見つめた。
北の空には、まだ黒い煙が細く立ち上っている。
胸の奥には、側近たちへの感謝と、それ以上に重い申し訳なさが沈殿していた。
◇◇◇
数日が経過したある夜。
地下工房から、耳を劈くような金属音と、レオンの短い叫び、そしてメフィストの狂ったような笑い声が響いた。
翌朝、メフィストが若き王の前に姿を現した。
その手には、黒いベルベットの布に包まれた、ずっしりと重い「異形」が握られている。
「ヒ、ヒヒッ……陛下。お待たせしました」
メフィストの仮面が、歓喜にガタガタと震えていた。
「……これは腕ではありません。『杭』であり、『牙』です」
彼が布を剥ぎ取ると、そこには異形の義手があった。
黒曜石のような艶を持つ金属と、若き王の右腕から抽出・培養した「蔓」の生体組織が、複雑かつ有機的に絡み合っている。
「名称は……『神喰いの右腕』。あるいは『蝕の義手』とでも」
メフィストは、義手を恭しく若き王に差し出した。
「機能は三つ。一つ、陛下の意思で『黒い蔓』を触手のように射出し、敵を絡め取る。二つ、宝印の光をこの義手に通すことで、以前よりも広範囲の封印魔術を展開可能」
メフィストの声が、警告を含んで低くなった。
「三つ……これが代償ですが。装着している間、陛下は常に『黒死病』の微かな侵食と戦い続けることになります。精神を強く保たねば、義手が陛下の肉体を『苗床』として飲み込もうとするでしょう」
若き王は、その義手を見つめた。
静かに、ドクン、ドクンと脈打っている。
「……分かった。受け取ろう」
若き王は、義手を左手で受け取った。
その瞬間、右肩の傷口が、共鳴するように不気味に熱を持った。
◇◇◇
同時刻。
隔離施設に置かれていた第一皇子ルキウスについて、報告が届いた。
彼は教皇国の暗殺者に追われ、数百人の手負いの親衛隊と共に国境を越えてきた。
長い逃避行で負った傷と疲労が重なり、今は言葉を発することもできない状態にある。
だが、衰弱した体で、彼は一つのものを握りしめていた。
黄金の鍵。
震える指で、レムリアの北にある「古い図書館の跡地」の方角を指差し続けていた。
帝国領の端にある、朽ちた建物。
黄金の鍵が導くのは、帝国が隠し続け、教皇国が恐れ続けてきた「世界の真実」。
若き王は、その鍵を懐に収めた。
◇◇◇
状況は、刻一刻と煮詰まりつつあった。
国内では、父王とヴァイン、そしてセバスチャンにより、難民は「レムリア新市民」として城壁の拡張作業や農地の開墾に従事している。
だが、食糧自給の限界が近づいていた。
外交では、教皇国の「聖戦軍」が三つの小国を蹂躙し、レムリア国境まであと三日の距離に迫っていた。
軍事では、アラリック、ベリサリウス、ヴォルカスの連合軍が、死をも恐れぬ集団と化していた。
時間がない。
だが、若き王には、どうしてもやらねばならないことがあった。
◇◇◇
「側近四名と、その部下たち、信頼のおける重要関係者を集めよ」
若き王の命令が下された。
「そんな状況じゃないのは分かっている。だが、少しでも落ち着いた今、これまでの活躍を労いたい。決起会も兼ねよう」
ヴァインは、怪訝そうな顔をした。
「陛下、今は……聖戦軍が目前に迫っております。そのような宴を開いている場合では……」
「ヴァイン」
若き王は、老宰相を見据えた。その瞳には、慈愛と、隠された決意があった。
「彼らは緊張が行き過ぎている。糸が切れれば、戦う前に崩壊する。休息を与えねばいけない」
ヴァインは、王の真意を測りかねながらも、しばらく沈黙した。
そして、深く頷いた。
「……承知しました。ささやかながら、準備いたしましょう」
ヴァインが退出した後、若き王は再び影の者を呼んだ。
「……宴の終盤、側近四名の酒に、ぐっすり眠れるような薬を混ぜろ。気付かれぬよう、一滴残らず飲ませろ」
影の者は、無言で頷いて闇の中に消えた。
若き王は一人、完成したばかりの「蝕の義手」を見つめた。
これから行うことは、彼らを裏切る行為かもしれない。
だが、王として、彼らを守るための唯一の道だった。
城の地下からは、時折、金属を叩く音と、不気味な呻き声が響いてくる。
その間も、側近たちは休むことなく働き続けていた。
◇◇◇
深夜。
若き王の寝室に、一人の影が現れた。
リオラやルークを介さず、王が独自に組織した「影の目」。
市井の浮浪児や、ヴァインの厳格な審査をすり抜けた独自の耳目だ。
「……陛下、お聞きください」
影の者の声は、小さく震えていた。畏敬と、同情で。
「側近の方々に『裏切り』の意志を持つ者は、一人もおりません。……しかし、皆、限界の先を、魂を削りながら歩いております」
若き王は、黙って聞いていた。
「老宰相ヴァイン様について。彼は毎晩、自室の灯を消すことがありません。後継者教育と内政の再編に没入するあまり、食事を忘れ、今やその体は枯れ木のようです」
若き王の眉が、僅かに動いた。
「影の報告によれば、彼は時折、鏡を見て……『陛下の右腕が奪われたのは、私の老いた脳が遅すぎたせいだ』と、自らを責め、声を殺して泣いているとのことです」
若き王の胸が、万力で締め付けられるように痛んだ。
「騎士団長アラリック様について。彼は睡眠を捨てました」
影の者は続けた。
「深夜、誰もいない練兵場で、彼は左腕一本だけで剣を振るう型を、血を吐くような気迫で研究し続けています」
若き王は、目を閉じた。
「陛下と同じ不自由を自らに課し、万一、陛下が再び前線に立つ際に、その動きを模倣し、最も効率的な『盾』となれるように……その掌は、マメが潰れ、血が固まって常に黒ずんでいます」
「リオラ様とルーク様について。彼らの忠誠は、もはや『信仰』に近い危険な領域に達しています」
影の者の声が、さらに低くなった。
「リオラ様は、陛下に近づくすべての者に殺意に近い疑念を抱き、精神を研ぎ澄ませすぎて、わずかな物音でも抜剣する過敏状態にあります。ルーク様は、自らを『陛下の肉体の一部』と思い込もうとしており、その献身は自己犠牲の域を越えつつあります」
若き王は、しばらく沈黙した。
「カイルについては」
影の者の声が、少しだけ明るくなった。
「彼だけは、少し毛色が違います。密偵によれば、南の自由都市連合で豪遊しながら交渉を進めていますが……その合間に『レムリアの王に、この大陸のすべての金貨を積み上げさせてやる』と、酔った勢いで豪語しているそうです」
若き王は、微かに笑った。カイルらしい。
「……分かった。下がっていい」
影の者は、闇の中に消えていった。
若き王は、窓の外を見つめた。
北の空には、まだ黒い煙が細く立ち上っている。
胸の奥には、側近たちへの感謝と、それ以上に重い申し訳なさが沈殿していた。
◇◇◇
数日が経過したある夜。
地下工房から、耳を劈くような金属音と、レオンの短い叫び、そしてメフィストの狂ったような笑い声が響いた。
翌朝、メフィストが若き王の前に姿を現した。
その手には、黒いベルベットの布に包まれた、ずっしりと重い「異形」が握られている。
「ヒ、ヒヒッ……陛下。お待たせしました」
メフィストの仮面が、歓喜にガタガタと震えていた。
「……これは腕ではありません。『杭』であり、『牙』です」
彼が布を剥ぎ取ると、そこには異形の義手があった。
黒曜石のような艶を持つ金属と、若き王の右腕から抽出・培養した「蔓」の生体組織が、複雑かつ有機的に絡み合っている。
「名称は……『神喰いの右腕』。あるいは『蝕の義手』とでも」
メフィストは、義手を恭しく若き王に差し出した。
「機能は三つ。一つ、陛下の意思で『黒い蔓』を触手のように射出し、敵を絡め取る。二つ、宝印の光をこの義手に通すことで、以前よりも広範囲の封印魔術を展開可能」
メフィストの声が、警告を含んで低くなった。
「三つ……これが代償ですが。装着している間、陛下は常に『黒死病』の微かな侵食と戦い続けることになります。精神を強く保たねば、義手が陛下の肉体を『苗床』として飲み込もうとするでしょう」
若き王は、その義手を見つめた。
静かに、ドクン、ドクンと脈打っている。
「……分かった。受け取ろう」
若き王は、義手を左手で受け取った。
その瞬間、右肩の傷口が、共鳴するように不気味に熱を持った。
◇◇◇
同時刻。
隔離施設に置かれていた第一皇子ルキウスについて、報告が届いた。
彼は教皇国の暗殺者に追われ、数百人の手負いの親衛隊と共に国境を越えてきた。
長い逃避行で負った傷と疲労が重なり、今は言葉を発することもできない状態にある。
だが、衰弱した体で、彼は一つのものを握りしめていた。
黄金の鍵。
震える指で、レムリアの北にある「古い図書館の跡地」の方角を指差し続けていた。
帝国領の端にある、朽ちた建物。
黄金の鍵が導くのは、帝国が隠し続け、教皇国が恐れ続けてきた「世界の真実」。
若き王は、その鍵を懐に収めた。
◇◇◇
状況は、刻一刻と煮詰まりつつあった。
国内では、父王とヴァイン、そしてセバスチャンにより、難民は「レムリア新市民」として城壁の拡張作業や農地の開墾に従事している。
だが、食糧自給の限界が近づいていた。
外交では、教皇国の「聖戦軍」が三つの小国を蹂躙し、レムリア国境まであと三日の距離に迫っていた。
軍事では、アラリック、ベリサリウス、ヴォルカスの連合軍が、死をも恐れぬ集団と化していた。
時間がない。
だが、若き王には、どうしてもやらねばならないことがあった。
◇◇◇
「側近四名と、その部下たち、信頼のおける重要関係者を集めよ」
若き王の命令が下された。
「そんな状況じゃないのは分かっている。だが、少しでも落ち着いた今、これまでの活躍を労いたい。決起会も兼ねよう」
ヴァインは、怪訝そうな顔をした。
「陛下、今は……聖戦軍が目前に迫っております。そのような宴を開いている場合では……」
「ヴァイン」
若き王は、老宰相を見据えた。その瞳には、慈愛と、隠された決意があった。
「彼らは緊張が行き過ぎている。糸が切れれば、戦う前に崩壊する。休息を与えねばいけない」
ヴァインは、王の真意を測りかねながらも、しばらく沈黙した。
そして、深く頷いた。
「……承知しました。ささやかながら、準備いたしましょう」
ヴァインが退出した後、若き王は再び影の者を呼んだ。
「……宴の終盤、側近四名の酒に、ぐっすり眠れるような薬を混ぜろ。気付かれぬよう、一滴残らず飲ませろ」
影の者は、無言で頷いて闇の中に消えた。
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