6 / 54
5話:捨てられた民が王を作る
しおりを挟む
炊き出しは、三日続けた。
初日は数百人だった。
二日目は倍に増えた。
三日目には、領都の民のほとんどが広場に集まっていた。
「殿下、今日も美味いです!」
「うちの婆さんが久しぶりに笑ってました!」
民たちの顔が、日に日に変わっていく。
警戒が消え、笑顔が増えた。
俺は毎日、自分で柄杓を持って配膳した。
王子が自ら給仕する。それだけで、彼らの目の色が変わる。
「今までの領主様とは違う」
その噂が、領都中に広がっていた。
***
四日目の朝。
ガルドが一人で領主館にやってきた。
部下はいない。武器も持っていない。
ただ、真っ直ぐに俺の前に立った。
「……話がある」
「ああ」
俺は椅子から立ち上がり、ガルドと向き合った。
沈黙。
ガルドは腕を組んだまま、しばらく俺を見ていた。
「……あんた、本気なんだな」
「当然だ」
「最初は信じてなかった。王都の坊ちゃんが何を言ってやがる、ってな」
ガルドの目が、少し緩んだ。
「でも、民の顔を見りゃ分かる。あいつら、久しぶりに笑ってる。腹が膨れて、体が温まって、明日を信じられるようになってる」
「……」
「俺はずっと、この地を守ってきた。国に見捨てられて、誰も助けに来なくて、それでも民を守るためにここにいた」
ガルドは一度、目を閉じた。
「正直、限界だった。このままじゃ冬を越せない奴が出る。分かってても、どうしようもなかった」
目を開ける。
そこには、昨日までとは違う光があった。
「あんたが来て、変わった。石炭で暖が取れる。芋で腹が膨れる。——これが本物なら、俺たちは生き延びられる」
ガルドが、ゆっくりと片膝をついた。
俺は息を呑んだ。
「アレン殿下。俺とこの地の民の命、預ける」
低い声が、広間に響いた。
「あんたが本気でこの地を変えるってんなら、俺は最後までついていく。——頼む。俺たちを、導いてくれ」
沈黙が落ちた。
暖炉の火が、パチパチと爆ぜる音だけが聞こえる。
——認められた。
ふと、前世のことを思い出した。
データを揃えて、論理を組み立てて、完璧なプレゼンをした。課長は納得してくれた。
なのに、その上で止まった。「計画にない」の一言で。
でも——ここでは違う。
結果を出したら、ガルドは認めてくれた。
理屈が通る相手には、ちゃんと通じる。
「……顔を上げろ、ガルド」
俺は手を差し出した。
「この領地を立て直すには、まだまだやることが山積みだ。採掘、栽培、交易。俺の知識だけじゃ足りない。——お前の力を貸してくれ」
ガルドは俺の手を見て、少しだけ笑った。
「……王子様が、俺みたいな荒くれに『力を貸せ』か」
「嫌か?」
「いや」
ガルドが立ち上がり、俺の手を握った。
岩のように硬い、分厚い手だった。
「悪くねえ」
***
その日の午後。
俺たちは領主館の広間で、本格的な作戦会議を始めた。
セバス、ヴォルフ、ゲイル。そしてガルドとリーネ。
六人がテーブルを囲む。
「まずは現状の整理だ」
俺は地図を広げた。
「人口は約四千。領都に千五百、残りは周辺の集落に散らばっている。働き手は少なく、出稼ぎで戻らない者も多い」
「食糧と燃料は、石炭とジャガイモで目処が立った。問題は——」
「人手だな」
ガルドが腕を組んだ。
「いくら資源があっても、掘る奴がいなきゃ意味がねえ。栽培だって同じだ」
「ああ。だから、出稼ぎに行ったまま戻らない民を取り戻したい」
俺はセバスを見た。
「隣のベルン領だったな。状況は」
「はい。子爵バーゴが治める商業都市です。スラムが拡大しており、そこにアルカスの民が囚われている可能性があります」
「囚われている?」
「借金漬けにされて、働かされているのでしょう。よくある手口です」
ガルドが舌打ちした。
「あのクソ子爵か。金のためなら何でもやる守銭奴だ」
「逆に言えば、金で動く相手だ」
俺は地図上のベルンを指した。
「交渉の余地はある。ただ、その前に情報がいる」
「情報、ですか」
リーネが口を開いた。相変わらず事務的な声だ。
「ベルンの内情。スラムの実態。バーゴの弱み。全部だ」
俺はガルドを見た。
「諜報ができそうな人間に心当たりはあるか」
「……一人いる」
ガルドが顎をさすった。
「サリって小娘だ。孤児だが、耳が早くて足も速い。目立たねえ顔してるが、頭は切れる」
「会わせてくれ。使えそうなら、ヴォルフに預けて鍛えさせる」
ヴォルフが静かに頷いた。
「承知しました。素質があれば、一人前に仕上げます」
「頼む」
俺は次の議題に移った。
「技術開発についてだ。ゲイル」
「おう」
「石炭をそのまま燃やすだけじゃ勿体ない。『コークス』を作る」
「コークス?」
「石炭を蒸し焼きにして、不純物を飛ばす。残った炭素の純度が上がって、火力が跳ね上がる。鉄の精錬にも使える」
ゲイルの目が光った。
「……つまり、今まで作れなかった武器や農具が作れるようになる、と」
「そういうことだ。ただし——」
俺は声を低くした。
「蒸し焼きにする時にガスが出る。一酸化炭素だ。無色無臭で、吸い込むと死ぬ。絶対に室内に漏らすな」
「了解だ。換気設備は徹底する」
ゲイルがメモを取る。職人の顔になっている。
「まずは試作だ。上手くいったら量産体制を整える」
「任せとけ」
***
会議が一段落した頃。
俺はセバスに声をかけた。
「貴族の話を聞かせてくれ。まず、継承戦の相手——兄上たちの状況は」
「第一王子ヴァリウス様は武人でいらっしゃいます。軍の再編を掲げ、武官からの支持は厚い。第二王子リアン様は頭の切れる方で、商業振興を進めておられます」
「つまり、武と経済で先を行かれてる、と」
「……率直に申し上げれば、そうなります」
「だろうな。で、味方になりそうな貴族はいるか」
セバスは少し間を置いて、答えた。
「……正直に申し上げます。現時点でアレン様を支持する貴族は、皆無です」
「だろうな」
「……驚かれないのですね」
「泡沫候補だ。分かってる」
俺は肩をすくめた。
「だからこそ聞いてる。問題を抱えてる貴族はいないか。こちらの強みで付け入れそうな相手を」
セバスの目が、かすかに光った。
「……さすがでございます。いくつか、心当たりがあります」
地図上の三点を指す。
「まず、隣のベルン子爵バーゴ。先ほど申し上げた通り、守銭奴です。利で動きます」
「次に、北の辺境伯ゼクス。国境防衛を担う武門の名家ですが、物資不足に苦しんでいます。我々のコークスと武器があれば、交渉の糸口になるかと」
「最後に、中央のフェルゼン侯爵。中立派の重鎮ですが、最近は食欲減退に悩んでいるとか」
「食欲?」
「ええ。老齢で胃が弱り、何を食べても美味しくないそうです。——もし殿下のジャガイモ料理で侯爵の舌を唸らせることができれば、強力な後ろ盾になるやもしれません」
俺は少し考えた。
「……胃袋を掴んで政界進出、か」
「左様です」
理屈で動く相手ばかりじゃない。感情で動く相手もいる。
そこをどう攻略するかが、勝負の分かれ目だ。
「分かった。それぞれ、詳しい情報を集めてくれ」
「承知いたしました」
***
会議が終わり、皆が散っていく。
俺は窓際に立ち、外を眺めていた。
雪が降っている。だが、もう寒さは怖くない。
「……殿下」
振り返ると、ガルドが立っていた。
「さっき言いそびれたことがある」
「何だ」
「俺たちは、捨てられた民だ。国にも、貴族にも、誰にも必要とされなかった」
ガルドは窓の外を見た。
「でも、あんたは違った。俺たちを見て、『力を貸せ』と言った。対等に」
「……」
「だから、俺は思うんだ」
ガルドが、ニヤリと笑った。
「捨てられた民が、王を作る。——悪くねえ話だろ」
俺は少し驚いて、それから口元が緩んだ。
「……ああ。悪くない」
窓の外では、雪が降り続けていた。
だが、広間は暖かい。石炭の火が、赤々と燃えている。
石炭がある。ジャガイモがある。仲間がいる。
データは揃った。あとは、一つずつ形にしていくだけだ。
兄上たちは先を行っている。だが、追いつけない差じゃない。
——やれる。この世界でなら、きっとやれる。
静かに、そう思った。
初日は数百人だった。
二日目は倍に増えた。
三日目には、領都の民のほとんどが広場に集まっていた。
「殿下、今日も美味いです!」
「うちの婆さんが久しぶりに笑ってました!」
民たちの顔が、日に日に変わっていく。
警戒が消え、笑顔が増えた。
俺は毎日、自分で柄杓を持って配膳した。
王子が自ら給仕する。それだけで、彼らの目の色が変わる。
「今までの領主様とは違う」
その噂が、領都中に広がっていた。
***
四日目の朝。
ガルドが一人で領主館にやってきた。
部下はいない。武器も持っていない。
ただ、真っ直ぐに俺の前に立った。
「……話がある」
「ああ」
俺は椅子から立ち上がり、ガルドと向き合った。
沈黙。
ガルドは腕を組んだまま、しばらく俺を見ていた。
「……あんた、本気なんだな」
「当然だ」
「最初は信じてなかった。王都の坊ちゃんが何を言ってやがる、ってな」
ガルドの目が、少し緩んだ。
「でも、民の顔を見りゃ分かる。あいつら、久しぶりに笑ってる。腹が膨れて、体が温まって、明日を信じられるようになってる」
「……」
「俺はずっと、この地を守ってきた。国に見捨てられて、誰も助けに来なくて、それでも民を守るためにここにいた」
ガルドは一度、目を閉じた。
「正直、限界だった。このままじゃ冬を越せない奴が出る。分かってても、どうしようもなかった」
目を開ける。
そこには、昨日までとは違う光があった。
「あんたが来て、変わった。石炭で暖が取れる。芋で腹が膨れる。——これが本物なら、俺たちは生き延びられる」
ガルドが、ゆっくりと片膝をついた。
俺は息を呑んだ。
「アレン殿下。俺とこの地の民の命、預ける」
低い声が、広間に響いた。
「あんたが本気でこの地を変えるってんなら、俺は最後までついていく。——頼む。俺たちを、導いてくれ」
沈黙が落ちた。
暖炉の火が、パチパチと爆ぜる音だけが聞こえる。
——認められた。
ふと、前世のことを思い出した。
データを揃えて、論理を組み立てて、完璧なプレゼンをした。課長は納得してくれた。
なのに、その上で止まった。「計画にない」の一言で。
でも——ここでは違う。
結果を出したら、ガルドは認めてくれた。
理屈が通る相手には、ちゃんと通じる。
「……顔を上げろ、ガルド」
俺は手を差し出した。
「この領地を立て直すには、まだまだやることが山積みだ。採掘、栽培、交易。俺の知識だけじゃ足りない。——お前の力を貸してくれ」
ガルドは俺の手を見て、少しだけ笑った。
「……王子様が、俺みたいな荒くれに『力を貸せ』か」
「嫌か?」
「いや」
ガルドが立ち上がり、俺の手を握った。
岩のように硬い、分厚い手だった。
「悪くねえ」
***
その日の午後。
俺たちは領主館の広間で、本格的な作戦会議を始めた。
セバス、ヴォルフ、ゲイル。そしてガルドとリーネ。
六人がテーブルを囲む。
「まずは現状の整理だ」
俺は地図を広げた。
「人口は約四千。領都に千五百、残りは周辺の集落に散らばっている。働き手は少なく、出稼ぎで戻らない者も多い」
「食糧と燃料は、石炭とジャガイモで目処が立った。問題は——」
「人手だな」
ガルドが腕を組んだ。
「いくら資源があっても、掘る奴がいなきゃ意味がねえ。栽培だって同じだ」
「ああ。だから、出稼ぎに行ったまま戻らない民を取り戻したい」
俺はセバスを見た。
「隣のベルン領だったな。状況は」
「はい。子爵バーゴが治める商業都市です。スラムが拡大しており、そこにアルカスの民が囚われている可能性があります」
「囚われている?」
「借金漬けにされて、働かされているのでしょう。よくある手口です」
ガルドが舌打ちした。
「あのクソ子爵か。金のためなら何でもやる守銭奴だ」
「逆に言えば、金で動く相手だ」
俺は地図上のベルンを指した。
「交渉の余地はある。ただ、その前に情報がいる」
「情報、ですか」
リーネが口を開いた。相変わらず事務的な声だ。
「ベルンの内情。スラムの実態。バーゴの弱み。全部だ」
俺はガルドを見た。
「諜報ができそうな人間に心当たりはあるか」
「……一人いる」
ガルドが顎をさすった。
「サリって小娘だ。孤児だが、耳が早くて足も速い。目立たねえ顔してるが、頭は切れる」
「会わせてくれ。使えそうなら、ヴォルフに預けて鍛えさせる」
ヴォルフが静かに頷いた。
「承知しました。素質があれば、一人前に仕上げます」
「頼む」
俺は次の議題に移った。
「技術開発についてだ。ゲイル」
「おう」
「石炭をそのまま燃やすだけじゃ勿体ない。『コークス』を作る」
「コークス?」
「石炭を蒸し焼きにして、不純物を飛ばす。残った炭素の純度が上がって、火力が跳ね上がる。鉄の精錬にも使える」
ゲイルの目が光った。
「……つまり、今まで作れなかった武器や農具が作れるようになる、と」
「そういうことだ。ただし——」
俺は声を低くした。
「蒸し焼きにする時にガスが出る。一酸化炭素だ。無色無臭で、吸い込むと死ぬ。絶対に室内に漏らすな」
「了解だ。換気設備は徹底する」
ゲイルがメモを取る。職人の顔になっている。
「まずは試作だ。上手くいったら量産体制を整える」
「任せとけ」
***
会議が一段落した頃。
俺はセバスに声をかけた。
「貴族の話を聞かせてくれ。まず、継承戦の相手——兄上たちの状況は」
「第一王子ヴァリウス様は武人でいらっしゃいます。軍の再編を掲げ、武官からの支持は厚い。第二王子リアン様は頭の切れる方で、商業振興を進めておられます」
「つまり、武と経済で先を行かれてる、と」
「……率直に申し上げれば、そうなります」
「だろうな。で、味方になりそうな貴族はいるか」
セバスは少し間を置いて、答えた。
「……正直に申し上げます。現時点でアレン様を支持する貴族は、皆無です」
「だろうな」
「……驚かれないのですね」
「泡沫候補だ。分かってる」
俺は肩をすくめた。
「だからこそ聞いてる。問題を抱えてる貴族はいないか。こちらの強みで付け入れそうな相手を」
セバスの目が、かすかに光った。
「……さすがでございます。いくつか、心当たりがあります」
地図上の三点を指す。
「まず、隣のベルン子爵バーゴ。先ほど申し上げた通り、守銭奴です。利で動きます」
「次に、北の辺境伯ゼクス。国境防衛を担う武門の名家ですが、物資不足に苦しんでいます。我々のコークスと武器があれば、交渉の糸口になるかと」
「最後に、中央のフェルゼン侯爵。中立派の重鎮ですが、最近は食欲減退に悩んでいるとか」
「食欲?」
「ええ。老齢で胃が弱り、何を食べても美味しくないそうです。——もし殿下のジャガイモ料理で侯爵の舌を唸らせることができれば、強力な後ろ盾になるやもしれません」
俺は少し考えた。
「……胃袋を掴んで政界進出、か」
「左様です」
理屈で動く相手ばかりじゃない。感情で動く相手もいる。
そこをどう攻略するかが、勝負の分かれ目だ。
「分かった。それぞれ、詳しい情報を集めてくれ」
「承知いたしました」
***
会議が終わり、皆が散っていく。
俺は窓際に立ち、外を眺めていた。
雪が降っている。だが、もう寒さは怖くない。
「……殿下」
振り返ると、ガルドが立っていた。
「さっき言いそびれたことがある」
「何だ」
「俺たちは、捨てられた民だ。国にも、貴族にも、誰にも必要とされなかった」
ガルドは窓の外を見た。
「でも、あんたは違った。俺たちを見て、『力を貸せ』と言った。対等に」
「……」
「だから、俺は思うんだ」
ガルドが、ニヤリと笑った。
「捨てられた民が、王を作る。——悪くねえ話だろ」
俺は少し驚いて、それから口元が緩んだ。
「……ああ。悪くない」
窓の外では、雪が降り続けていた。
だが、広間は暖かい。石炭の火が、赤々と燃えている。
石炭がある。ジャガイモがある。仲間がいる。
データは揃った。あとは、一つずつ形にしていくだけだ。
兄上たちは先を行っている。だが、追いつけない差じゃない。
——やれる。この世界でなら、きっとやれる。
静かに、そう思った。
33
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
元救急医クラリスの異世界診療録 ―今度こそ、自分本位に生き抜きます―
やまだ
ファンタジー
朝、昼、夜を超えてまた朝と昼を働いたあの日、救急医高梨は死んでしまった。比喩ではなく、死んだのだ。
次に目覚めたのは、魔法が存在する異世界・パストリア王国。
クラリスという少女として、救急医は“二度目の人生”を始めることになった。
この世界では、一人ひとりに魔法がひとつだけ授けられる。
クラリスが与えられたのは、《消去》の力――なんだそれ。
「今度こそ、過労死しない!」
そう決意したのに、見過ごせない。困っている人がいると、放っておけない。
街の診療所から始まった小さな行動は、やがて王城へ届き、王族までも巻き込む騒動に。
そして、ちょっと推してる王子にまで、なぜか気に入られてしまい……?
命を救う覚悟と、前世からの後悔を胸に――
クラリス、二度目の人生は“自分のために”生き抜きます。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
【本編完結】転生隠者の転生記録———怠惰?冒険?魔法?全ては、その心の赴くままに……
ひらえす
ファンタジー
後にリッカと名乗る者は、それなりに生きて、たぶん一度死んだ。そして、その人生の苦難の8割程度が、神の不手際による物だと告げられる。
そんな前世の反動なのか、本人的には怠惰でマイペースな異世界ライフを満喫するはず……が、しかし。自分に素直になって暮らしていこうとする主人公のズレっぷり故に引き起こされたり掘り起こされたり巻き込まれていったり、時には外から眺めてみたり…の物語になりつつあります。
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様でほぼ同時投稿しています。
※残酷描写は保険です。
※誤字脱字多いと思います。教えてくださると助かります。
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる