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文化祭と潰しと演劇と

春フェス!

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演劇の練習を重ねに重ねていよいよ当日!
雛達のクラスは朝から大忙しだった。その訳はもちろん演劇の準備ということもあったが、雛達シックスターは有志としてステージと雛と亜衣は2人でミスコンに出て欲しいと頼まれたからだった。

亜衣「いよいよだね~!」

雛「そだね!私なんか緊張してきた…」

亜衣「あ、演劇でしょ?
何時から?」

雛「昼前…11:00からだよ」

翔「俺らも見に行くから」

朔「お兄さん?
雛とのラブラブシーン思いっきり派手にしてくださいよ?」

悠「それ…担任…練習中に九条にも言われたよ…
あのクソエロ教師…何がラブラブだよ…まじTPO考えろ…
公衆面前でいくら演技といえど限界あるわアホが…」

和音「悠…愚痴るのはいいけど一応ヒナいるから言葉遣い考えろ…」

悠「あ…」


雛「悠、和音、朔、翔!
時間までまわろ!
私お腹すいた。朝なんも食べてないもん」

悠「そっか。そーだったな。
じゃあどっか喫茶でも行く?
なんか軽く食べとけばいいだろ?」

雛「うん!」

亜衣「ならうちのクラスくる?
みんなヒナに来て欲しいって言ってたし…」

雛「そーなの?行く!」

「あ、いたいた!ヒナちゃーん!悠くーん!和音くーん!先に着替えといて!」

悠・和音「は?」

雛「え?なんで?」

「委員長が…どこにいても時間になってバタバタしないでいいように…だって…だから、とりあえず着替えといてもらえる?」

雛「委員長が言うなら仕方ない…
悠、和音…着替えておこう」

悠・和音「了解」

10分後ー

雛「亜衣、翔、朔」

悠「お待たせ」

和音「行こうか」

亜衣「…」

雛「亜衣?」

亜衣「きゃぁぁぁぁぁっ!
もーやばい!赤のリボンタイにチェックのミニスカとかやばい!ヒナほんとにこの世の人なの!?
もーやばいやばい!可愛すぎる!」

雛「亜衣…うるさい。
暑い、離れて…あとキャラ…壊れてる。
本性バレるよ…」

亜衣「あ、やばっ」

雛「ごめんね、みんな。行こっか」

1年3組───────

「いらっしゃいまs…きゃーーーーっ!」

出迎えた1人の女の子がシックスターを見ていきなり悲鳴をあげた。

「なになに?ヒナちゃんどうしたの、その服!
めっちゃ似合ってて可愛すぎなんですけど!」

雛(なんか…この人…亜衣と似た反応してる…)

そんなことを考えながら亜衣をチラッと見た。

雛「(まぁ…でも、亜衣の方がぶっちぎりで美人だけどね…)
あのね、私お腹すいてるの。

なんか食べたいんだけど、なにかある?」

「あるよー!
あ、ここどうぞ?

今メニュー持ってくるね!」

雛「ありがとう!」(笑顔)

数分後ー

雛「んー!美味しい!」

亜衣「良かったねー!」

雛「亜衣食べないの?
一口あげよっか?」

亜衣「ううん。大丈夫だよ」

雛「悠たちは?いらない?」

悠「ん。俺らもいいよ。
だからヒナは気にせず食べな?」

雛「はーい」



雛「ごちそうさま!美味しいかったよー!」

「ありがと~!また来てねー!」

雛「はぁい!」
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