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文化祭と潰しと演劇と
演劇上映
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〈ただいまより1年2組による演劇を開始します〉
上映アナウンスがかかり講堂の客席は満員御礼で舞台の幕が上がった。
美紅(雛)「『あーつや!』」
淳也(悠)「『美紅!』」
舞台のあらすじー
美紅と淳也は仲良しのカップル。
幼なじみの延長で付き合ったようなものではあるが、淳也も美紅もお互いに好き合っているためラブラブな生活を送っていた。
しかし、ある1人の女性が現れたことにより恋の歯車が狂い始める…
聡子(愛来)「『私ずっと須藤くんが好きだったの!』」
淳也(悠)「『えっと…気持ちは嬉しいけど…
やっぱり俺は美紅が好き。
鮎川の気持ちはありがたいけど、それよりも俺は美紅を守ってやりたいんだ。だから…鮎川の気持ちには答えられない。ごめん』」
聡子(愛来)「『そんな…』」
淳也に気持ちを伝えた聡子は振られその怒りの矛先は美紅へと向けられた。
聡子(愛来)「『なんであんたが須藤くんの彼女なのよ?』」
美紅(雛)「『えっと…?鮎川さん…なんのことかな?』」
聡子(愛来)「『須藤くんのことよ。
なんであんたみたいなガキが彼女なのって聞いてんのよ!』」
美紅(雛)「『あぁ…そのこと…
なんでって…なんでだろうね。
でも淳也は私が告白したらすぐにOKしてくれたよ?ギュッて抱きしめてくれた。
だから淳也からしたら鮎川さんより私の方がいいって思ったんじゃない?(笑)』」
聡子(愛来)「『あんたねぇっ…』」
パシッ!
美紅(雛)「『…ったぁ…』」
ガラッ
淳也(悠)「『美紅…に鮎川…
お前らなにしてんの?つか美紅ほっぺ赤いけどなんかあった?もしかして鮎川…お前が美紅を…』」
聡子(愛来)「『あ…えと…』」
美紅(雛)「『気にしないでいいよ。淳也。
かーえろ。じゃーね、鮎川さん…』
…(小声)私を叩いた仕返しあとでたっぷりしてあげるね。待っててね、し・も・か・わ・さん♪」
聡子(愛来)「『は?』」
そして、中盤。
淳也が交通事故に遭い記憶を失ってしまう。その記憶を取り戻すために美紅は淳也に接するが淳也の記憶は一向に戻らない。
そのことを利用して、聡子が淳也にアプローチするが、淳也自身は聡子になんの効果もなかった。
その頃美紅は淳也と仲良しの城戸修太(和音)に告白されて返事をしてなかった。
そして、終盤…
淳也(悠)「『美紅…俺はまだ完全に記憶が戻ったわけじゃない。でも今の俺は美紅のこと好きだ。
だから…事故る前と変わらずもし美紅がまだ俺のこと好きでいてくれるなら…もう1度付き合ってほしい』」
修太(和音)「『そんなのちょっと都合よすぎねぇ?淳也』」
淳也(悠)「『修太っ…
どーゆーことだよ…それっ…』」
修太(和音)「『だからさ、淳也お前自分で事故って…まぁそれは相手が悪いから仕方ねぇけど、そのあと美紅突き放したのお前じゃん。
その時の美紅の顔どんな顔してたか知ってた?クソ泣きそうな顔してたんだよ。お前に泣き顔見られないように屋上に走ってきてそこで何度もお前の名前呼びながら泣いててさ…』」
淳也(悠)「『…っ…』」
修太(和音)「『それで今更付き合ってほしいとか…都合よすぎと思わない?ね、美紅』」
美紅(雛)「『…そうだけど…
私…修太にもまだ返事してなかったね』」
修太(和音)「『うん。そうだね。
でも、俺は美紅のこと幸せにする自身あるよ?淳也に負けない自身ある。だからさ、美紅…俺の手をとって?』」
美紅(雛)「『…っ…』」
美紅は淳也の方をチラッと見たが、またもし淳也に同じことをされると思うと立ち直れるような気がしないと思いゆっくりと修太に手を伸ばした。
パシッ…カクンッ
美紅(雛)「『…え…淳也?』」
アドリブだった。
台本には美紅の腕を掴むなどなかったのに数センチで手が届くという位置で淳也が美紅の腕を掴んだ。
修太(和音)「『お前…なにしてんの?』」
淳也(悠)「『修太は黙ってろ。
美紅…わかってる。美紅の考えてることくらい…また同じ目にあったりとか…また俺が記憶なくなったりとかしたらどうしようって思ったんだろ?
まぁ、当然だよな。
現に1度なってるし…でも、約束する。
美紅のこと離さない。絶対そばにいる。お前を不安にさせることは絶対しない。だから…だから…もう1度俺にチャンスをください!もう1度俺と付き合ってくれませんか?』」
美紅(雛)「『え…えと…
(えぇ…これ…こんなの台本にはないのに…なんか急にアドリブ来て頭ついて行ってないし…てかぶっ飛びすぎてさっきの悠のセリフ前半聞いてないし…やばいよ。どーすればいいの、私…
あーもー…えぇい!どうにでもなれ!)
えと…淳也?とりあえず顔…あげて?』」
淳也(悠)「『…?』」
修太(和音)「『美紅?』」
美紅(雛)「『あ…淳也のこと…信じれるって言ったら嘘になるけど、でも私も淳也が好き。
さっきのは怖い経験したからそのこと…私にとってすっごい辛いことだったから、修太に逃げることで忘れられるって思ってた。でもそんなのダメだよね。自分が弱いって証拠だし、何より修太に申し訳ない』」
修太(和音)「『俺はそれでもいい!
それでもいいから美紅っ…』」
美紅(雛)「『うん。ありがと、修太。
でもね、そんなの私自身が嫌なの。修太のこと傷つけちゃいそうな気がする。それにね、今ここで淳也離したらもう2度と元に戻れないような気がするんだ。
淳也…淳也の言葉疑ってるわけじゃないよ?でも、信じれるかどうかはわからない。
それでも、私のこと好きでいてくれる?
私を離さないでいてくれる?』」
上映アナウンスがかかり講堂の客席は満員御礼で舞台の幕が上がった。
美紅(雛)「『あーつや!』」
淳也(悠)「『美紅!』」
舞台のあらすじー
美紅と淳也は仲良しのカップル。
幼なじみの延長で付き合ったようなものではあるが、淳也も美紅もお互いに好き合っているためラブラブな生活を送っていた。
しかし、ある1人の女性が現れたことにより恋の歯車が狂い始める…
聡子(愛来)「『私ずっと須藤くんが好きだったの!』」
淳也(悠)「『えっと…気持ちは嬉しいけど…
やっぱり俺は美紅が好き。
鮎川の気持ちはありがたいけど、それよりも俺は美紅を守ってやりたいんだ。だから…鮎川の気持ちには答えられない。ごめん』」
聡子(愛来)「『そんな…』」
淳也に気持ちを伝えた聡子は振られその怒りの矛先は美紅へと向けられた。
聡子(愛来)「『なんであんたが須藤くんの彼女なのよ?』」
美紅(雛)「『えっと…?鮎川さん…なんのことかな?』」
聡子(愛来)「『須藤くんのことよ。
なんであんたみたいなガキが彼女なのって聞いてんのよ!』」
美紅(雛)「『あぁ…そのこと…
なんでって…なんでだろうね。
でも淳也は私が告白したらすぐにOKしてくれたよ?ギュッて抱きしめてくれた。
だから淳也からしたら鮎川さんより私の方がいいって思ったんじゃない?(笑)』」
聡子(愛来)「『あんたねぇっ…』」
パシッ!
美紅(雛)「『…ったぁ…』」
ガラッ
淳也(悠)「『美紅…に鮎川…
お前らなにしてんの?つか美紅ほっぺ赤いけどなんかあった?もしかして鮎川…お前が美紅を…』」
聡子(愛来)「『あ…えと…』」
美紅(雛)「『気にしないでいいよ。淳也。
かーえろ。じゃーね、鮎川さん…』
…(小声)私を叩いた仕返しあとでたっぷりしてあげるね。待っててね、し・も・か・わ・さん♪」
聡子(愛来)「『は?』」
そして、中盤。
淳也が交通事故に遭い記憶を失ってしまう。その記憶を取り戻すために美紅は淳也に接するが淳也の記憶は一向に戻らない。
そのことを利用して、聡子が淳也にアプローチするが、淳也自身は聡子になんの効果もなかった。
その頃美紅は淳也と仲良しの城戸修太(和音)に告白されて返事をしてなかった。
そして、終盤…
淳也(悠)「『美紅…俺はまだ完全に記憶が戻ったわけじゃない。でも今の俺は美紅のこと好きだ。
だから…事故る前と変わらずもし美紅がまだ俺のこと好きでいてくれるなら…もう1度付き合ってほしい』」
修太(和音)「『そんなのちょっと都合よすぎねぇ?淳也』」
淳也(悠)「『修太っ…
どーゆーことだよ…それっ…』」
修太(和音)「『だからさ、淳也お前自分で事故って…まぁそれは相手が悪いから仕方ねぇけど、そのあと美紅突き放したのお前じゃん。
その時の美紅の顔どんな顔してたか知ってた?クソ泣きそうな顔してたんだよ。お前に泣き顔見られないように屋上に走ってきてそこで何度もお前の名前呼びながら泣いててさ…』」
淳也(悠)「『…っ…』」
修太(和音)「『それで今更付き合ってほしいとか…都合よすぎと思わない?ね、美紅』」
美紅(雛)「『…そうだけど…
私…修太にもまだ返事してなかったね』」
修太(和音)「『うん。そうだね。
でも、俺は美紅のこと幸せにする自身あるよ?淳也に負けない自身ある。だからさ、美紅…俺の手をとって?』」
美紅(雛)「『…っ…』」
美紅は淳也の方をチラッと見たが、またもし淳也に同じことをされると思うと立ち直れるような気がしないと思いゆっくりと修太に手を伸ばした。
パシッ…カクンッ
美紅(雛)「『…え…淳也?』」
アドリブだった。
台本には美紅の腕を掴むなどなかったのに数センチで手が届くという位置で淳也が美紅の腕を掴んだ。
修太(和音)「『お前…なにしてんの?』」
淳也(悠)「『修太は黙ってろ。
美紅…わかってる。美紅の考えてることくらい…また同じ目にあったりとか…また俺が記憶なくなったりとかしたらどうしようって思ったんだろ?
まぁ、当然だよな。
現に1度なってるし…でも、約束する。
美紅のこと離さない。絶対そばにいる。お前を不安にさせることは絶対しない。だから…だから…もう1度俺にチャンスをください!もう1度俺と付き合ってくれませんか?』」
美紅(雛)「『え…えと…
(えぇ…これ…こんなの台本にはないのに…なんか急にアドリブ来て頭ついて行ってないし…てかぶっ飛びすぎてさっきの悠のセリフ前半聞いてないし…やばいよ。どーすればいいの、私…
あーもー…えぇい!どうにでもなれ!)
えと…淳也?とりあえず顔…あげて?』」
淳也(悠)「『…?』」
修太(和音)「『美紅?』」
美紅(雛)「『あ…淳也のこと…信じれるって言ったら嘘になるけど、でも私も淳也が好き。
さっきのは怖い経験したからそのこと…私にとってすっごい辛いことだったから、修太に逃げることで忘れられるって思ってた。でもそんなのダメだよね。自分が弱いって証拠だし、何より修太に申し訳ない』」
修太(和音)「『俺はそれでもいい!
それでもいいから美紅っ…』」
美紅(雛)「『うん。ありがと、修太。
でもね、そんなの私自身が嫌なの。修太のこと傷つけちゃいそうな気がする。それにね、今ここで淳也離したらもう2度と元に戻れないような気がするんだ。
淳也…淳也の言葉疑ってるわけじゃないよ?でも、信じれるかどうかはわからない。
それでも、私のこと好きでいてくれる?
私を離さないでいてくれる?』」
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