『天使』にも『悪魔』の顔がある

双葉 陽菜

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日常

再会

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雛・和音「おはよー」

亜衣「おはよ」

雛「なにしてんのー?」

悠「あ、おはようヒナ
和音ちょーど良かった」

雛「悠おーはよ。
ねぇ朝っぱからなにしてんの?」

朔「んー?ちょっとね…」

雛「???
私に隠し事は無しですよー?」

翔「知ってるよ」

雛「なら教えて」

翔「だめ」

和音「なになに?なんなの急に」

亜衣「和音には悠がちゃんと話すから」

雛「はっ!?ふざけんな」

悠「ヒナ…ちょっと黙ってろ」

雛「はぁ?」

朝私と和音が一緒に学校に行くと悠・和音・朔・翔・亜衣がなにやら険しい顔して話し合ってた。
こんなことほとんどないから珍しくて声かけたけどなかなか内容を教えてくれない…
くそ…後でぜーったい聞き出してやる…

そんなことを悶々と考えてると…

翔「ヒナ…保健室。
綾ちゃんが呼んでるって」

雛「綾ちゃん?わかった行ってくる」

保健室───────

雛「おーはよー綾ちゃん」

綾乃「双葉~まだHRも始まってねぇだろ」

雛「んー…寝不足…
ちょっとだけ寝かせて…」

綾乃「…ったく…
なら仕方ねぇ。寝不足は1番身体悪いからな…」

彼女は学校保健医の白坂 綾乃(Shirasaka Ayano)。
ちなみに口が悪いのは単純に元ヤンだから。
綾ちゃんはいる時といない時があるからいつもいるとは限らない。
綾ちゃんがいない時は別の保健医がいるのだ。

…てかほらね、やっぱり嘘。
綾ちゃんが私を呼ぶなんてそうそうない。
だから翔の嘘だってすぐにわかった。
てかマジ眠い…少しだけねよ…zzz


教室───1年2組───

和音「ところでさなぜにヒナ保健室行かせた?つか朝から何の話してたの?」

悠「じつは、朔が朝…を見たらしい。
教室に居たらばったり会うかもしれねぇだろ?」

和音「まってまって…
なに?そいつヒナに合わせたらやばいやつなの?」

悠「和音はしらねぇだろうけど、こいつ…昔ヒナとちょっと揉め事起こしてさ…
こいつはどー思ってるかはしらねぇけどヒナからしたらこいつは多分2度と会いたくないやつだと思う…」

和音「まって…こいつ…もしかしたら俺らのクラスの転校生かもしれない…(汗)」

悠「うそ…だろ…?(冷汗)」

俺たちが青ざめていると担任が入ってきた。

九条「HR始めるぞー

まずは…今日から転校生が来てる。入ってこい」

ガラッ

担任の声に勢いよくドアが開いた。
そのまま入ってきた生徒を見て俺はすぐにヤバいと思ったが周りは違った。
あいつが入ってすぐシン…としたが、すぐに黄色い歓声が上がった。そのまま彼は自己紹介を始めた。

「田隈  昴(Taguma Subaru)です。
よろしくお願いしま…ってあれーっ!?
榛名じゃん!久しぶりーっ!」

悠「…田隈…」

「榛名君と知り合いなんだ!」

「やっぱりイケメン同士って仲がいいんだね!」

「イケメン同士…ほんと羨ましい…」

教室ではそんな言葉が飛び交ったが俺らからしたらそれどころではない。
なんでよりによって転校生がこいつなのか、なぜよりによってこのクラスなのか。
そんな中でもやはり空気読めないやつはいるようで…

「…榛名君と仲良しってことはヒナちゃんのことも知ってるのかな?」

昴「ヒナちゃんって双葉雛?」

田隈がそう聞くと女の子は顔を赤くしながら、コクコクと頷いた。

昴「ねぇ榛名、双葉どこに「先生!早くHR終わらせてよっ!」

田隈の問いを遮って和音が声を張り上げてかぶせた。
九条は連絡事項をだるそうに伝えて挨拶は要らないと言って出て行った。
その瞬間俺たちは翔達がいる3組に向かった。

───昼休み────

綾乃「こら双葉!
どこがちょっとだ。
いつまで寝てるつもりだよ。いい加減起きろ」

雛「んん~…今なんじ?」

綾乃「12:00
もう昼休みだよ」

雛「わかった…ごめん綾ちゃん
ありがと、お邪魔しました」

ピコン♪
ーーーーーーーーーーーーー
亜衣

今すぐそっちに行くから
保健室で待ってて!

絶対出たらダメだよ!
ーーーーーーーーーーーーー

雛「…でるなって…もうでたんですけど…」

「みーつけた」

雛「え?」

スマホを閉じポケットに直そうとしたらいきなり前から声がしたため顔をあげるとそこには…

ドックン…

雛(うそ…なんでこいつが?

なんでいるの?
なんのよう?
なんでここの制服着てるの?
なんで私の居場所わかったの?
いつからいたの?
前の学校はどうしたの?
なんで私がここにいるのがわかったの?
なんで今更ここに?

どうしよう、どうしよう。助けて…悠!)

いきなりの田隈 昴との再会に雛は頭が付いて行かず混乱して居た。するとその時…

和音「ヒナ!」

雛「あ、和音っ…」

亜衣「えっ?えっ?なんで出てるの?
LINE送ったよね?
中で待っててってLINEしたよね?
えっ?見たよね?
既読つけたよね?」

悠「田隈…てめぇ…」

翔「今更なんなの?」

悠と翔はヒナを自分たちの後ろに隠して威嚇した。

昴「なに?まさかお前らまだ双葉に執着してんの?
だっせーww
双葉がまじでかわいそう…
いい加減離れてやれよwwww」

朔「…っるっせぇな…」

亜衣「ヒナに1番執着してんのは、田隈君…あなたじゃない?いこ、ヒナ、悠、翔、朔、和音」

雛「なんでいるのかわかんないけど私に関わろうとしないで。あんたとは顔も見たくない」

田隈  昴Said──────────────────

見つけた。
見つけた、見つけた、見つけた、見つけた。
やっと見つけた。

俺がここにきた理由は2つ。
1つはシックスターに入るため。

俺は小学校の時に双葉と榛名、犬飼、水篠、栗仲(凛の苗字)の時にシックスターに入っていた。
中学への進学テストで落ちて公立中学に行かざるを得なくなったけど、高校で外部受験で受けれるくらいの力は身についていた。
前の高校にはサッカーの推薦で入ったけどインターハイの予選で俺は足の大腿骨頸部骨折をしてしまった。治療とリハビリをして、部活に戻ったけどサッカーの強豪校であるそこでは俺は戦力外。
それならもうここにいる意味はないと思い、俺は親に頼み込んで白藤学院に転校させてもらった。
もちろん双葉がここにいることを見越して…

そして2つ目。
まぁ実を言うとこっちのが本来の目的かな?

2つ目は双葉を手に入れるため。
双葉からしたら俺は邪魔な存在かもしれない。でも今のままだと双葉はずっと榛名達しかいない人生になってしまう。榛名達にずっとガードされてて…

だから、俺が双葉を奪ってあいつの世界を広げる。

誰かに双葉拉致ってもらって、そこで俺が双葉を助けてやれば俺の株もあがるかなー

あー…俺の計画…まじ完璧。

田隈  昴said END ──────────────
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