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耐えがたい快楽
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正直に告白すると、私はたまに自分で自分の性器を触る。快楽を得るために時間を忘れてクリトリスを指で擦ったり、中指を膣内に出し入れしたりしている。つまり、オナニーが習慣になっている。
それも仕方がないことだ。今は彼氏がいないのだし、いわゆるセックスができる都合のいい相手もいない(いたとしてもお願いするとは思えないが)。出会い自体も少なく、刺激を得られる機会は彼氏がいた時と比べて激減している。だから、頭の中でセックスしているところを自由に妄想して、自分だけで気持ちよくなっているのだ。
週に3回ほど、その習慣があるからか、今にも右手が自分の秘部に伸びてしまいそうだ。もう耐えられなかった。精液の匂い、肉と肉が弾く音、漏れ出る喘ぎ声――しかも何十人もの――これだけの「セックス」を体中に浴びて、私の乳首は、クリトリスは、膣は、今すぐ気持ちよくしてほしいと叫んでいた。それはもはや砂漠のど真ん中で、心から水を求める旅人のようなものだった。私は渇望していた。隣に男がいる。彼が近くにいるせいで自分で出来ないのであれば、もういっそのこと彼に触ってほしい。胸を形が変わるほど揉んでほしい。膣を掻き乱してほしい。私の中で「セックス」への欲望が爆発しそうだった。
すると男は、耳元で「触っていい?」と聞いてきた。
私は迷わず頷いた。
男の動きは手慣れていた。纏わりつくように私の身体に触れているのだが、嫌な感じがしない。肌の撫で方もすごく優しい感じがする。緊張と心地よさに全身が硬直しながら震えた。ただ撫でられただけでこんなに気持ちいいのに“あの部分”に触られてしまったらどうなるんだろう……と思っていた矢先、二つの乳首がつままれた。私の身体は跳ねた。全身に鋭い快感が駆け巡った。ほとんど耐え難いほどの快感だった。つままれた時に声が漏れてしまったはずだが、周りの音楽のためにかき消された。
私はたったこれだけのことで息を弾ませて縮こまったようになっていた。
「感度いいね~。……初めてじゃないよね?」
私は首を振った。
確かにそう思われても仕方がないかもしれない。いくら“ご無沙汰”だったとはいえ、乳首を指でつままれただけでこんなに感じてしまうなんて10代の処女のようだ、と自分でも思った。
彼の愛撫は続いた。その時の意識はほとんど朦朧としていたかもしれない。
後ろから乳房を両手で揉まれ、首筋にはキスの雨。
そして私の唇にも。
初めて知らない男としたキスは、まさしく大人の味だった。あんなに舌を口内に入れられたのもまた初めてだった。
深く甘いキスをしながらも愛撫は続き、彼の手は私の秘部へと向かった。私のお腹で手が這って行っているのが分かった。またビクッと私の身体は震えた。これ以上に感じてしまうのが怖くてその手を掴んで止めたいという思いと、もっと気持ちよくして欲しいという思いが同時に来た。しかし結局、私は彼を許した。
彼の指はすぐに私のクリトリスを刺激した。声が彼の口の中で漏れた。今度は音楽ではなく彼に口を覆われていたためにその喘ぎ声はかき消された。
しばらくクリトリスへの愛撫が続いた後、彼の指が滑るように私の膣へと入って来た。何のためらいもなく、一連の動作のような滞りのない動きだった。私はたまらず彼の口から自分の口を離した。息継ぎのように深く息を吐いては吸った。そうしなければ窒息してしまいそうなほど激しく全身に血が巡り、身体は火照り、心臓は暴れ、頭は上気していた。
「すっごい濡れてるじゃん。ずっと興奮してたの?」
自分で触ってみなくとも、私の秘部はかつてないほどぐしょぐしょに濡れているというのが彼の指の動きで分かった。
その指は私の快楽の出どころを知っているかのように巧みな動きで私を攻め立てた。その度に、私はせわしく呼吸を繰り返すしかなかった。
どれくらいの間そうしていたろうか。彼はついに私の耳元でこう言った。
「めちゃくちゃ濡れてるから入れたくなってきた」
それも仕方がないことだ。今は彼氏がいないのだし、いわゆるセックスができる都合のいい相手もいない(いたとしてもお願いするとは思えないが)。出会い自体も少なく、刺激を得られる機会は彼氏がいた時と比べて激減している。だから、頭の中でセックスしているところを自由に妄想して、自分だけで気持ちよくなっているのだ。
週に3回ほど、その習慣があるからか、今にも右手が自分の秘部に伸びてしまいそうだ。もう耐えられなかった。精液の匂い、肉と肉が弾く音、漏れ出る喘ぎ声――しかも何十人もの――これだけの「セックス」を体中に浴びて、私の乳首は、クリトリスは、膣は、今すぐ気持ちよくしてほしいと叫んでいた。それはもはや砂漠のど真ん中で、心から水を求める旅人のようなものだった。私は渇望していた。隣に男がいる。彼が近くにいるせいで自分で出来ないのであれば、もういっそのこと彼に触ってほしい。胸を形が変わるほど揉んでほしい。膣を掻き乱してほしい。私の中で「セックス」への欲望が爆発しそうだった。
すると男は、耳元で「触っていい?」と聞いてきた。
私は迷わず頷いた。
男の動きは手慣れていた。纏わりつくように私の身体に触れているのだが、嫌な感じがしない。肌の撫で方もすごく優しい感じがする。緊張と心地よさに全身が硬直しながら震えた。ただ撫でられただけでこんなに気持ちいいのに“あの部分”に触られてしまったらどうなるんだろう……と思っていた矢先、二つの乳首がつままれた。私の身体は跳ねた。全身に鋭い快感が駆け巡った。ほとんど耐え難いほどの快感だった。つままれた時に声が漏れてしまったはずだが、周りの音楽のためにかき消された。
私はたったこれだけのことで息を弾ませて縮こまったようになっていた。
「感度いいね~。……初めてじゃないよね?」
私は首を振った。
確かにそう思われても仕方がないかもしれない。いくら“ご無沙汰”だったとはいえ、乳首を指でつままれただけでこんなに感じてしまうなんて10代の処女のようだ、と自分でも思った。
彼の愛撫は続いた。その時の意識はほとんど朦朧としていたかもしれない。
後ろから乳房を両手で揉まれ、首筋にはキスの雨。
そして私の唇にも。
初めて知らない男としたキスは、まさしく大人の味だった。あんなに舌を口内に入れられたのもまた初めてだった。
深く甘いキスをしながらも愛撫は続き、彼の手は私の秘部へと向かった。私のお腹で手が這って行っているのが分かった。またビクッと私の身体は震えた。これ以上に感じてしまうのが怖くてその手を掴んで止めたいという思いと、もっと気持ちよくして欲しいという思いが同時に来た。しかし結局、私は彼を許した。
彼の指はすぐに私のクリトリスを刺激した。声が彼の口の中で漏れた。今度は音楽ではなく彼に口を覆われていたためにその喘ぎ声はかき消された。
しばらくクリトリスへの愛撫が続いた後、彼の指が滑るように私の膣へと入って来た。何のためらいもなく、一連の動作のような滞りのない動きだった。私はたまらず彼の口から自分の口を離した。息継ぎのように深く息を吐いては吸った。そうしなければ窒息してしまいそうなほど激しく全身に血が巡り、身体は火照り、心臓は暴れ、頭は上気していた。
「すっごい濡れてるじゃん。ずっと興奮してたの?」
自分で触ってみなくとも、私の秘部はかつてないほどぐしょぐしょに濡れているというのが彼の指の動きで分かった。
その指は私の快楽の出どころを知っているかのように巧みな動きで私を攻め立てた。その度に、私はせわしく呼吸を繰り返すしかなかった。
どれくらいの間そうしていたろうか。彼はついに私の耳元でこう言った。
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