最弱属性魔剣士の雷鳴轟く

愛鶴ソウ

文字の大きさ
136 / 216
第五章 神威編

135話 〈煌龍〉ハザック・エードラム

しおりを挟む
 昨日は結局、エヴァの特訓とアラン団長達との情報交換で一日が終わり、また朝がやってきた。今日は三人ともまだ宿に残っており、これから特訓に行くらしい。


「その前にリンリ。テンペスターの使い心地はどうだ?」


 食堂で何気なく聞くと、リンリは少し慌てたようにパンを飲み込み、むせかけながら答える。


「あ……すいません、ずっと持っててしまって……」

「いや、それはいいんだよ。何か不備があったら困るなと思って」

「今の所は大丈夫です! 普通の剣よりも炎が乗りやすくて、威力が何倍にも感じられます」

「この前の白虎ノ太刀はすごかったでありんすからね」

「でっかい火柱立ってたよ」


 二人の称賛に少し歯がゆそうなリンリだったが、嬉しそうに笑っている。正直、あの森でリヴァやアリスと戦った後、連れ帰ってきたリンリが皆と打ち解けられるか心配だったが、そんな心配も今となってはただの杞憂だった。


「さて、今日はどうするかな……」

龍騎士団ドラゴン・ナイツも帰っちゃったんだよね」

「ああ。レオ達がまだ到着してないのも気になるし、一度探しに行った方が良いかもな」

「それならわっちがやりんすよ。目がいいでありんすから! クロト達は引き続き修行しなんし。入れ替わりになっても困るでありんすから」

「お、助かる。じゃあ今日は俺と特訓だな」

「はぁーい」


 とりあえずお互いの一日の行動も決まった。シエラとリンリはレオ達を探す為に街の周囲を散策し、俺とエヴァは昨日と同じ場所で新技の練習だ。


「一応昨日、問題点を解決出来るやり方を思いついたんだが……」

「え、すごい。ほんと?」


 東門を目指して歩きながら、新技について話す。


「とは言ってもまだ現実離れした話で、上手く行くかどうかは……」

「とりあえずやってみようよ!」

「ああ、そうだな」


 昨日の場所まで行き、色々と説明しながら改善を加えていく。最初エヴァからこの技を完成させたいと聞いたときはかなり驚いた。なにせかなり無謀だったから。
 だが、エヴァの頑張り次第では可能性も見えてきている。俺も全力でサポートするから、頑張ってくれよな。





「一つ思ったんだが」

「何? レオ」


 同時刻、こちらも出発しカサドルまであと半日という距離まで進んでいた。


「お前の魔術、触れた液体を操れるんだよな」

「ええ」

「じゃあ水持ち歩くのはだめなのか? 一々川とか探すより全然戦いやすいだろ」

「……あんた、本能のままに動く獣みたいなやつだと思ってたけど案外頭いいのね」

「でも水って重いよ?持てる?」

「少量の水を操れば……いや、少量じゃ万能とは言えないわね。接近戦とかで武器による攻撃を水で防ぐには少し強度が足りないもの」

「今まではどうしてたんだよ」

「大質量で押し流す」

『脳筋だな』

「あんた達に言われたくないわよ!」





 ウェヌス盗賊団アルバレス支部跡地。森の中にそびえる崖に作られた支部は、戦いのあとが生々しく残っており、団長ゼノン・ディリティリトは広場から崖を見上げていた。


「ラファーム・フォルター、お前の仇はオレが取ってやる。安心して眠れやァ」


 感情の読めない表情でそれだけを呟き、立ち去ろうとする。そこへ丁度ハザックが空より降り立ち、帰ってきた。


「見つかったか?」

「いえ、もうめぼしい所はカサドル、ケルターメン、クエイターンの三つかと」

「クエイターン、ケルターメンは後回しだな。クエイターンはエレノアのババアが嗅ぎつけて来そうだし、ケルターメンにはアルバレス本陣がある。カサドルへ向かえ、オレも他の奴らと合流してすぐに向かう」

「了解」





「ハァ……ハァ……」

「どうだ? 掴めそうか?」

「なんとか……行けるかも……」


 膝に手を付き、息切れしながらもエヴァは確かな手応えを感じたのか良い目をしていた。とはいえ魔力を使いすぎてる。少し休憩した方が良い。


「一旦休憩入れるか」


 宿から持ってきた飲み水をエヴァに渡し、街の壁にもたれかかりながら並んで座る。特に言葉を交わすわけでもないが、居心地が良く、気温も心地よくて眠くなる。
 この新技の片鱗を垣間見て思ったのは、今まで無意識に守らないとと思っていたエヴァが、俺の邪魔をしまいと強くなっていたって事だ。それも尋常じゃない速度で。
 そして思い知らされた。俺のやろうとしている事は命懸けだ。殺されてもおかしくない。だからこそ、俺が生半可な覚悟じゃ駄目だ。エヴァだけじゃない。シエラ、リンリ、レオ、リュウ。皆を巻き込んでる。なんとしてでも魔王を……そして大魔人を倒さないといけない。その覚悟をもっと強く持たないと駄目だ。


「皆を巻き込んでるとか考えてる?」


 不意にエヴァが首を傾げながら聞いてくる。ドンピシャで少し驚いた俺を見ながら、エヴァはクスッと笑った。


「何年一緒にいると思ってるの? それぐらいならわかるよ」


 へへーンという効果音がなりそうなドヤ顔と共にエヴァが言い放つ。
 言葉にはしなくても、エヴァが「巻き込まれてるなんて誰も思ってないよ」と言ってくれているのがわかって、少しだけ安心する。
 都合のいい解釈かもしれないけど。


「さ、特訓しよ!」

「ああ」





「レオ達、いないでありんすね」


 カサドルを東門から出て、少し離れた森近くまで来たが人影は殆どない。たまに見かける人影も行商人であったり、冒険家であったりで、レオ達ではない。
 ここ最近はアルバレス支部が壊滅したこともあり、人通りも多くなってきているそうだ。


「どんなに遅く進んだとしてももう着いていておかしくないでありんす」

「何かに巻き込まれて遅れているのかも……少なくともレオさんが居て最悪の事態になるとは思えません」

「……そうでありんすね。もう少し先まで行って見るでありんす」

「はい」





「コツとか無いの?」


 暫く特訓した後、エヴァに聞かれる。取っ掛かりは掴めたみたいだが、その先になかなか進めない。やっている事のレベルは高いし、簡単にうまくは行かない。


「俺のとはかなり原理が違うからな。強いて言うなら魔力の流れをもっと正確に感じる、とかかな?」

「やってみる」

「あんまり無理するなよ」


 エヴァの魔力が一点に集中するのを肌で感じる。
 もう連続で何度もチャレンジしてるし、魔力もそんなに残ってるわけじゃない。無理し過ぎて倒れなければいいが……


「…………?」


 ひたすらに魔力を高めていたエヴァがふと何かに引かれるように顔を上げた。そして首を傾げる。俺も同じ方向を見上げるが特に何も見えない。魔力を高めてると気配を感じ取りやすくはなるが、何かを見つけたのだろうか。


「あっちあっち」


 エヴァが指差す方、街の真上らへんを見ると確かに何か居た。丸い、光った物。円盤? シエラが出す結界やイザベラさんの聖域サンクチュアリに似てるな。


「なんだあれ?」

「うーん、多分結界術を応用させて空を飛んでるんだね」

「へぇ、シエラも出来るようになれば便利なのにな」

「結界を維持したままそれを動かすのって、努力だけじゃなくて才能が無いと出来ない事らしいよ」


 そんな事を話していると、似たような円形の魔法陣がいくつも出てくる。優に十は越えているだろうな。あの円盤の上に居る奴が出してるんだろうか。


「クロト……」

「ん?」

「すごい魔力が集まってる。なんかやば……」


 エヴァが言い終わるよりも先に爆発が起きた。街の方から建物が倒壊する音や悲鳴、空には爆煙があがり、俺たちの間を爆風が吹き抜ける。
 よく見るとさっき出てきた大量の結界から光が噴出され、街に落ちている。


「な、なにが……」

「とりあえずあの上にいる人」

「ああ、引きずり降ろす」


〈雷術奥義 雷化・天装衣ラスカティグローマ


「続けて獄気硬化!」


 雷化し、右足を硬質化させて地面を蹴る。右足は地面に沈み、周囲が裂けてへこむ。そのまま上に飛び上がり、円盤の少し上で止まる。
 円盤の上に乗っているのは若い男。金髪で落ち着いた目。この男、こんな事をしているのになんて落ち着いてるんだ。いや、それよりも驚く事に俺を目で捉えている。俺がこいつの視界に入ってから一秒経っているか経っていないかのその刹那。既に肉眼で捉えている。


「……フンッ!」


 殴り飛ばそうと拳を構えるが、魔方陣から放出された光に巻き込まれて右腕ごと吹き飛ぶ。
 右腕の回復は後回しにしてその場で一回転。勢いを付けたところで獄気硬化したままの右足で蹴りを入れる。


「オラァ!」


 蹴りが当たる直前、手を交差させて防御されたが勢いまでは殺せず、円盤から斜めに落下。街から見てエヴァがいる場所よりも少し向こうに落ちた。
 それと同時に、展開されていた全ての魔法陣も消失し、街への攻撃も止まる。再び雷の特性を活かしてエヴァの近くに着地。それとほぼ同時にエヴァの詠唱が始まる。


〈氷術 武器具現 『天之麻迦古弓あまのまかこゆみ』 氷弓龍星群・一点氷結〉


 手を叩くと同時に身長以上もある巨大な氷弓が現れ、エヴァの弓構えに対応して矢がつがえられる。そして放たれると同時に分裂。何十、何百にも分裂した弓が未だ砂煙に覆われている奴の元へ集結し、巨大な氷塊に変わる。
 多少狙いが逸れたとしてもこの氷結からは逃れられないだろう。


「誰だったの?」

「さぁ……? 見たことない顔だった。とにかくこれで街へ被害は出なくなる」


 死んではいないだろうが氷の中に閉じ込めればちょっとやそっとじゃ出れないはず……


「……中々のコンビネーション、そして魔術の練度も高い。“私でなかったら”倒されていたかもしれません」


 声が聞こえたかと思ったら氷塊が一瞬にして砂のように崩れ去り、中から無傷の男が出てくる。一瞬にして氷塊を消した。そして俺の蹴りやエヴァの攻撃を無傷で受け切った。そしてこの男の目。さっきは落ち着いたように見えたが今は目を合わせたくないと思う程重い。
 無意識に勝てないと思わされるほどの圧が目を見るだけでのしかかってくる。


「ク、クロト……」


 エヴァが俺の左腕をしっかりと掴む。その手、いや全身が震えている。
 俺が今まで戦った中で恐らく一番強い敵はデルダイン。そのデルダインですら感じなかった恐怖・・をこいつは持っている。
 それは単純な強さの優劣だけでは無い。今までの経験やしてきた行い、それら全てがこのプレッシャーを作り出している。


「〈煌龍〉……ハザック……」


 無意識に口が動いた。
 見た事も、会った事も無い。それでもこの男がそうであると確信出来る。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る

ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。 異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。 一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。 娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。 そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。 異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。 娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。 そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。 3人と1匹の冒険が、今始まる。 ※小説家になろうでも投稿しています ※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!  よろしくお願いします!

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

慈愛と復讐の間

レクフル
ファンタジー
 とある国に二人の赤子が生まれた。  一人は慈愛の女神の生まれ変わりとされ、一人は復讐の女神の生まれ変わりとされた。  慈愛の女神の生まれ変わりがこの世に生を得た時、必ず復讐の女神の生まれ変わりは生を得る。この二人は対となっているが、決して相容れるものではない。  これは古より語り継がれている伝承であり、慈愛の女神の加護を得た者は絶大なる力を手にするのだと言う。  だが慈愛の女神の生まれ変わりとして生を亨けた娘が、別の赤子と取り換えられてしまった。 大切に育てられる筈の慈愛の女神の生まれ変わりの娘は、母親から虐げられながらも懸命に生きようとしていた。  そんな中、森で出会った迷い人の王子と娘は、互いにそれと知らずに想い合い、数奇な運命を歩んで行くこととなる。  そして、変わりに育てられた赤子は大切に育てられていたが、その暴虐ぶりは日をまして酷くなっていく。  慈愛に満ちた娘と復讐に駆られた娘に翻弄されながら、王子はあの日出会った想い人を探し続ける。  想い合う二人の運命は絡み合うことができるのか。その存在に気づくことができるのか……

精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない

よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。 魔力があっても普通の魔法が使えない俺。 そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ! 因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。 任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。 極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ! そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。 そんなある日転機が訪れる。 いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。 昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。 そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。 精霊曰く御礼だってさ。 どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。 何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ? どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。 俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。 そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。 そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。 ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。 そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。 そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ? 何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。 因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。 流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。 俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。 因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?

もしかして寝てる間にざまぁしました?

ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。 内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。 しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。 私、寝てる間に何かしました?

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

処理中です...