きみとは友達にさへなれない(統合)

あきすと

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③過去

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暗い、夜の海の中に居た。
浅瀬には満天の星空が、海面を鏡の様にして映っている。

途方もない年月を感じながら、流星雨をこの身に受けて
ゆっくりと海の深くに沈んでいく。

俺が生まれた頃の夜空は、どれ程の光を放っていたのだろう。
思えば、いつも本の文字の世界に没頭し過ぎていた。

星空を見上げる事を教えてくれた、誰か。
今となってはもう思い出せないけれど。

夜の星の海を見つめて泣いていた。

いつだって、どこに居ても心は寂しいのだと
笑ながら泣いていた。

少しだけ、同じ気持ちを自分も分かる気がして。
手を伸ばそうと思った。



うるさい。
目覚まし時計を止めた。
子供の頃から、何度も見る夢だった。
溺れそうになって、結局はうなされて目を覚ましてしまう。

いつもの様に胸が苦しくなる。
大丈夫、大丈夫だと自分に言い聞かせてゆっくりと体を起こす。

今日は、朝から曇り空で何となく自分の心も
どんよりと曇っている。

早起きの祖父に朝食を用意してもらって、身支度を済ませて
通学した。

必修科目は手堅く行きたいから、朝イチからでも真面目に講義を
受けていた。

梅雨空に、傘の花開く。うっとおしいけれど
きらいでは無い季節。

何となく窓際に座ればよかったと後悔した。
自然光が時折差し込んで、少しだけ気持ちが晴れそうだからだ。

入学してもう数か月が経つ頃、何となくの友人が2人ほどできた。
学部が同じで、コースも一緒。ゼミで一緒になった上での関係だ。

あの夜の彼の言葉を真に受けた自分が、愚かだったと思う。

その後、祖父に聞いてみたけれど。いつもの様に早い店じまいをしたらしい。
彼の風貌や特徴を伝えても、祖父は『そんな人は見ていない』の一点張りだった。

確かに、約束をきちんとした訳でもなかったし。
来る来ないは彼の自由であるべきだ。

なのに、心がモヤモヤするのは何故なのか。

もう、あれから1週間が経つっていうのに。
そろそろ前期末試験の期間に入る。
夏季休業期に入ると、2か月近くは休みの期間となり。
集中講義や補講が無ければ、サークル活動に勤しむ事もできる。

向井先輩ぐらいしか、まともにサークルには参加しない。
あと2人は在籍しているのだけれど、彼並みに幽霊部員なのか。
ろくろく顔すら合わせる事も無い。

サークルの新入生歓迎会なんて、幻だったと思える。

今日も、日課の様に一応部室には顔を出す。
ここのところ、部室に設置された本棚にある図鑑や専門書の存在が気になって
読み始めてしまった。

そう言えば、彼に言われた『テストするからね』と言う言葉も
あまり真に受けない方が良いのかもしれない。

「トレミー48星座。」

子供の頃に、ウチの本棚にもあった懐かしい1冊だ。
恐らくは子供向け。小学生中学年あたりに向けて書かれた本だろう。
図解も説明文も見やすくて、椅子に座って読み始める。

プトレマイオスの作成した星座について書かれており
ページをめくる毎に内容に引き込まれていく。

これだから、本の虫と言われてしまうのだと
姿勢を正して読んでいても、ついつい本と顔の距離が近くなる。

コンタクトをしていて、眼の渇きが近頃気になっていた。
読書はとても肩が凝る。姿勢も悪くなるし視力も落ちた。

祖父も同じ道をたどって来たと聞いた事がある。
活字中毒は、タチが悪くて。
さして興味のない本であっても、読めてしまう。
ジャンル問わずだ。

『千代くん、来てたんだ?』
ドアの開く風圧に顔を上げて、向井先輩の明るい声のする方を見た。
「こんにちは。…先輩、傘持ってなかったんですか?」
『ギリギリ大丈夫かと思ったけど、降られちゃった。』

晴れ間だと思っていても、急に泣き出す空に
俺は机の上に置いていたバッグからタオルを出して
先輩に手渡した。

『…でも、千代くんのタオル濡れちゃうよ?』
「俺は大丈夫なので、使ってください。」
『有難う。お言葉に甘えさせてもらう…何読んでるの?』

日焼けした本を向井先輩が興味ありげに指先で表紙を示す。
「昔、持っていた星空の…図鑑みたいなものです。」
『ずっとここに出入りしてたけど、こんな本あったの気が付かなかった。』
「え、誰かの持ち物ですか?もしかして」
『う~ん、持って来そうなのは彼くらい?』

向井先輩の口から彼、と言われると急に胸が騒いだ。

「彼って、あの…この前俺があった人ですよね?」
『そうそう。…結局、名前も知らないなんてなぁ…』

雨のしずくを綺麗に拭き取った向井先輩は、
洗って返すから。と一旦部室の隅に掛けられたハンガーに
タオルを干して戻って来た。

「あの人を前にすると、体が居竦んでしまって。」
『恐いって事…?』
「こわく、は無いです。ただ、大きな隔たりとか…劣等感とか、憧憬みたいなものが一気に押し寄せて来て」
『彼は、大学内でも知っている人は知っているし。学生でありながらもう経済活動もしていて』
「聞くの、は大丈夫です。増々、会った時に異様な気持になるので。」

他者から見た彼の情報は、今の自分にはあまりにも大き過ぎて。
圧倒されてしまう事が、嫌だった。

『千代くんは、変わってるね。』
「はぁ、そうですか?」
『普通、こういう話ってどこか他人の話だからと割り切って聞けるものだけど…』
「どう言う、事ですか…。」

『彼は、友達は居ない。』
心のどこかで、彼の違和感に気が付いていた。
『友達と呼べる存在が、いつしか形を変えてしまうから。必要ないって言ってた。』

心はもしかしたら、感覚が似ているのかと思った。
でもこれは、向井先輩に言った言葉だ。

「1人が好きなんでしょうね。俺もそうです。ずっと本の世界に浸っていたから。」
『分からないな。彼も、千代も。空にも本の中にもただ虚しか無いじゃないか。』
「…向井先輩、それはヒドイ。ちゃんと、本の世界には違う空間がありますよ。」

『~ゴメンゴメン。じゃ、なんで…千代は天文サークルに居るの?
ウチの大学の文芸部は部員数も多いし、図書館の蔵書数もかなりあるってのに。』

「…やっぱり、白い幽霊の所為ですかね。」
『そんな変な入部動機、きいた事ないよ~』

あっけらかんとした空気が流れる。
本心は、日増しに包まれて、自分でさえも分からなくなっていくものだ。
そろそろ、向井先輩は就職活動に向けて動き出す時期にあるらしく
あまりサークルに重きを置けない事を伝えられた。

「決まれば、自由じゃないですか。就職先。」
『千代くんって、時々怖い程大胆な事…言うよなぁ。』
「俺、応援してますから。きっと、向井先輩ならイイ勤め先見つかると思います。」
『ウチ、父親が公務員でさ…公務員試験薦められたりして、面倒くさいんだよ。』
「…先輩は、将来どうしていたいんですか?」
『どうって、働いて自立してゆくゆくは好い相手と結婚して、家庭を持てたらとは思うよ。』

定型文の貼り付けを聞いている気分だった。
向井先輩には、申し訳ないけれど。

「親の期待に応えたいんですね。」
『まぁ、学費も払って貰ってるし。バイトに行かないでいられてるから。』
「そういう、ものなんですね…。」

俺はまだ、自身が世間知らずな事も自覚はある。
『千代くんの両親って、何してる人?』
「俺の両親は、…小さな島で農業をして暮らしています。」
『…じゃ、一人暮らし?』
「祖父と2人暮らしです。」
『はぁ~、スゴイ。やっぱりなんか…千代くんって不思議な雰囲気があると思ったら…』
「でも、親の事と俺の事は無関係ですよ。」
『分かるけどさ、その…寂しくないんだ?』

寂しい、と言う言葉は特に心を寄せられるものでは無かった。
きっとそれは、子供の頃に感じた『見捨てられた』と言う想いの方が
当時の俺には近しかったからだろう。

「寂しいのにも、随分と慣れましたね。」
『親子って言っても、人生はそれぞれだもんね。…彼にも言うてあげて欲しい言葉かもな。』
「彼、にもですか?」
『そう。思わなかった?なんて、寂しそうな眼をする人だろうって。』

全然、思わなかった。いや、むしろ人のイヤな面ばかりを見て来て
人間と言う生き物にすっかり嫌気が差してそうな人の眼に思えた様な…。

「第一印象、あんまり良くなかったので…。」
『天邪鬼なイメージも、確かにあるけど。部員にもすごく優しいし、本当はとても熱心な人なんだけどなぁ。』

向井先輩の言葉は、俺の腑に落ちる事は無く
今でも、宙を漂っている気がした。

日が傾くまで、向井先輩と部室の本棚にある天文関係の
本をいくつも読んでいた。

帰宅すると、郵便受けに厚みのある封筒が入っていた。
「じーちゃん、なんかスゴイ厚い封筒届いてるけど。」
まだ店じまいをしてないらしく、店のカウンターの隅に座っている祖父に声を掛けた。
『また来たか。捨てろ、中身など見なくても送って来るのはあの会社だけだ。』

この言い方だと、数年前から商店街に持ちかけられた
再開発の件についてだろう。
要は、退去してほしいって事か。
祖父の性格上、退くつもりは微塵も無い。
いくらお金を積まれても心は変わらないのでは?と思う。

とある財閥の手がける大きな、大き過ぎたから厄介な話だった。
人の暮らしもインフラも環境も、それこそ寿命も何もかも
管理する世の中。

俺はなんて自由が無いのだろうと、説明会で絶望したくらいだ。
この祖父も同じ様に感じたらしく。
すっかり意固地になってしまい、再三家にやって来る係の人を
追い返す日々が、やっと落ち着いたと思っていた。

思えば、空にさえ軌道衛星や宇宙ゴミだらけで
現実を見れば夢が失われてしまいそうなのに。

「じーちゃん。俺が居るから?」
『なに?』
「俺が、居るから意地になってるんだったら…俺はこの家出るよ。」
『そんなワケあるか!お前が居ても居なくとも…ここは儂がやっとの思いで
島から出て買った土地と、家だ。』
「じーちゃん、島に帰れば…父さんも、母さんも居るのに。いつまで意地張ってるの?」

年に1度はこんな風に祖父を怒らせてみる。
こうでもしないと、祖父は本音を言わないからだ。
『お前まで、儂をここから追い出すのか…っ』
「違うよ、2人で出て行くんだ。俺も、住むところは探せる。」

大きな時代の波には時に逆らえない。
きっと明子伯母さんの所にも同じ封筒が届いている。
俺と祖父はスマホを持っていない。
いまだに、固定電話で会話する。
なので、余計に変わり者扱いされる。

向井先輩にも、驚かれた。
念の為、家の固定電話の番号を教えてある。
店とは番号を違わせてあるので、本当に知り合いぐらいしか
掛けてはこない。

『本気で言ってるのか?大学は…どうする』
「斡旋してる物件が沢山あるから大丈夫だよ。」
『絶対に、途中で辞めるのだけは許さん。』
「…まぁ、辞める気はないけど。」
『授業料の事なら、面倒は見てやる…』
「ソコなんだけどさ。俺もバイト代の蓄えがあるし」
『3桁は無いと話にならん。』
「~…あるよ、あるある。だって、俺ほとんどお金使わないし。」

家にこそ欲しいものがあると言う、贅沢な環境ではある。
『この書店が無くなる時儂もきっと死ぬ…』
「縁起でもない。」

レジ代の方で音がして、慌てて店の方に向かう。
『お願いします。』
「ぁ、いらっしゃいませ。」

とても穏やかな声で、静かに
『…こんばんは。いつぶりだろう?』
彼は俺の前に立っていた。

内心、嘘つき。
だなんて思っていた自分が恥ずかしい。

「…ちょ、っと…少々お待ちください。」
『え?』
彼は不思議そうに、俺を見て何か言いたげにしている。

困った事に、祖父は少々値が張る初版本の古い単行本であった為、
値札を張らずに置いてしまったのだろう。

祖父に事情を話すと、すぐに彼の方に向かい
応対してくれた。
祖父も所々抜けている部分があるのは否めない。
自分がそういった部分をカバーするにも限度がある。

『僕も、つい値段まで見てなくて…。でも、この値段でしたら買わせていただきたいです。』

本当に、同一人物なのだろうかと疑いたくなる程の
人当たりの良い笑みと話口調。

どの本も、きちんと売るを前提にして棚に並べられている。
安心して手に取ってもらえる様に、と祖父なりの心遣いがある。
常連さんには少し割安で売っている事も、知っていた。

俺は彼が何の躊躇いもなく紙幣を取り出す姿を見て
価値観の違いをひしひしと感じていた。

「有難うございました。」
祖父と共に深々と頭を下げた。
彼は緩く手を振ってくれて店を後にした。

『あの子、久し振りに来てくれた。』
「……は?知ってんの、じーちゃん」
『昔からよく来てくれて、小遣いを貰うたびに来てるような子だった。』
「うっそ、マジで?」

『お前に会わせたのに、人見知りだから恥ずかしがってな~』
「ちょ…本当に?何でそんな…」
『儂の後ろにすぐに隠れてしまって。あの子も困っとったわ。』
「歳も、離れてたからでしょ。あっちのが、3つは年上なはず。」
『お前が3歳程で、あの子はもう学校行っとったな。』

もしかして、俺が思っているより彼は年上なのか?
今日も、名など聞けるはずも無く。

「じーちゃん、もしかしてあの人の名前知ってる?」
『……何じゃったかな?昔、よく名前で呼んどったけど』
「苗字でも下の名前でも良いんだけど。」
『何でお前は知らん?』
「ぅ、俺は聞くの躊躇うんだよ。なんかわざわざ…聞くのも変?じゃないかって。」

祖父はすっかり、思い出すモードに入りながらいつも通りの
店じまいをしだした。
俺も手伝いを始める。

全く、綺麗さっぱり忘れている。記憶にさえない。
4歳以降の記憶はわりとしっかり覚えてはいるのに。

例えば、彼が…俺の事を覚えていたとしたら?
いや、でも…部室で見た時の雰囲気では全然そんな感じはしてなさそうだった。

『何ちゃんだったか、最近…物忘れが…』
祖父にはあまり期待しない方が良いのかもしれない。

やっぱり、明子伯母さんのお店にもウチの店にも昔から来ていた事は
ハッキリした。

「俺って、そんなに人見知り激しかったんだ?」
『そう!儂が散髪から帰って来たら急に泣き喚いて…お前は本当に手の掛かる孫じゃと思っとった。』
「……覚えて無い。」
『幼少期なんてのは、そんなもんじゃ。』
「じーちゃんはあの人のドコを覚えてた?」

『そりゃ、顔だろ。』
「ですよねー…。」
『儂、あの子がいつか誘拐されんかといつも心配しとったわ。』

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