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第5巻第5章 サミュエルを探して
サミュエルの手がかり
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「サミュエルを探すと言っても、なにか手がかりはあるのか?」
シャルルはハイメが淹れてくれたお茶を一口口に含む。
マヤたちは前回の奴隷品評会の資料が保管されていた部屋から、エリーの屋敷内の応接室へと移動していた。
マヤたちについて来たハイメも、同じく応接室のソファーに腰掛けている。
「手がかりねえ……エリー、サミュエルが持っていった水晶玉の魔法陣って覚えてたりしないの?」
「魔法陣を? そんなの無理よ。一瞬見ただけだもの」
エリーは魔法の才で言えば天才的なものがあるが、別に暗記の天才というわけではない。
当然だが、一瞬見ただけの魔法陣なんて覚えられるわけがないのだ。
「だよねえ……一瞬見ただけの魔法陣を憶えるなんて……ん?」
マヤはそこまで言って、引っかかりを感じた。
なんとなく、つい最近魔法陣を丸々おぼえている、みたいな話を聞いた気がしたのだが……。
「そうだ! ハイメ君、ハイメ君はダニーの護衛の魔法陣を完璧に覚えてたんだったよね?」
「え? はい、覚えてましたよ。というか、今でも覚えてますけど……」
「やった! じゃあそれが手がかりになるね!」
「なるほど、確かにエリーの予想が正しければダニーの護衛の魔法陣もサミュエルが作ったものをそのまま使っているはずだしな」
「そういうこと! だからその魔法陣の特徴が分かれば……」
「サミュエルがどこで魔法を修得したかわかるってことね」
「そのはずだよ。って言っても、私は魔法陣を見てもそんなことわからないんだけどね。でも確かオリガの魔法入門には、魔法陣の特徴からその魔法陣がどの地域や流派でよく使われてる魔法陣かを見分ける方法が書いてある、ってオリガが言ってた気がするんだけど……」
「ええ、書いてあるわ。明らかに入門書にはいらないマニアックすぎる知識だとは思ってたけど」
「あははは、まあ役には立つらしいよ? 今回みたいな場合もそうだけど、それがわかるようになると相手が発動する魔法を発動前に予測できるようになるとかなんとか」
「なるほど、そういう使い方が……」
「まあ何はともあれ、少しだけでサミュエルに近づけそうだね。ハイメ君、早速お願いできるかな?」
マヤは大きな紙とペンを収納袋から取り出してハイメに渡した。
「わかりました」
ハイメはまるで隣にお手本があるかのように、一切の躊躇なくペンを走らせると、みるみる魔法陣を描いていく。
マヤがその姿に感心していると、程なくして魔法陣は完成した。
「できました」
「いやー、本当に全部覚えてるんだね……すごいね本当に」
エリーの過去の話で聞いてはいたが、実際に目の当たりにするとその凄さがよくわかった。
「いえいえ、僕はそのまま覚えてるだけで、エリー様のように原理は理解できませんから」
「それでも十分すごいよ。というか、何かわからないものをなにかわからないまま覚えられる方がすごい気がする……。それで、どうかなエリー?」
「ちょっと待ってちょうだい……」
エリーは持物から取り出したすでにややぼろぼろになりつつあるオリガの魔法入門片手に、魔法陣とオリガの魔法の間で目を行ったり来たりさせる。
マヤがエリーに渡した時には完全に新品だったにも関わらず、今では目に見えて傷んできているのを見るに、エリーは相当オリガの魔法入門を読み込んでいるようだ。
「あったわ! この魔法陣はクロイドン公国で使われてる魔法陣だわ」
「クロイドン公国?」
「ええ、地図でいうと……ここね」
エリーが取り出した、現代日本育ちのマヤからするととても大雑把な地図で指さしたのは、マヤの時代ではアンブロシア皇国となっている辺りだった。
「クロイドン公国か……」
「どうしたのシャルルさん?」
「いや、クロイドン公国にはあまりいい噂がなくてな」
「そうね、あの国は聖地と言われるほど奴隷売買が盛んなのよ。私達亜人やシャルルさんのように亜人に恩があるような人にとっては印象がいい国とは言えないわ」
「なるほど……じゃあとりあえずサミュエルの手がかりを探しにクロイドン公国に行くことにして、ついでにそこにいる亜人の奴隷たちも解放してあげられたら解放してあげようか」
マヤのいた時代には、オーガは絶滅しており、エルフは結界で守られた森の中で暮らしていたため奴隷となっているものはほとんどいない。
この2種族なら奴隷から解放してしまっても歴史に大きな影響はないだろう。
「そんなことできるかしら?」
「できるでしょ? 今のエリーならそれくらい余裕なんじゃない?」
「そうかしらね?」
「まあだめならフォローはするからさ」
「クロイドン公国に行くのはいいですけど、どうやって行くんですか?」
「私に魔物に乗っていこうと思ってたけど……そういえばここってどこなの?」
「ここはねえ……ここよ」
エリーが指さしたのは、クロイドン公国から別の国を1つ挟んだ国だった。
「ここか……それなら数日で行けるんじゃないかな」
「そんなに早いの?」
「うん、私の強化魔法を受けた魔物ならね。とりあえず用意ができたら出発しようか」
こうしてマヤたちは、クロイドン公国に向かうことになったのだった。
***
「速すぎないかしら~!?」
マヤが強化した魔物の後ろに乗りながら、エリーは驚いて叫び声を上げる。
その後ろでハイメがエリーの腰をギュッと抱きしめて顔を青ざめさせている。
「あはは、まあ慣れれば大丈夫だって」
向こうの世界で車を運転していたマヤにとっては、そこまで速いとは思わないのだが、徒歩移動が基本、特に急ぐ時に馬に乗る程度のこの世界では遅くとも70キロ近くで走るマヤの魔物はとてつもなく速いらしい。
「慣れることなんてできるの!?」
「意外とすぐ慣れると思うよ? そもそも身体強化で戦ってる時のエリーの方が早く動いてるじゃん」
「言われてみれば……」
エリーはマヤに言われて大きく深呼吸すると、落ち着いて左右を流れる景色に目をやる。
「そうね、案外なんとかなりそうね」
「でしょ?」
「いやいや! エリーもマヤさんもおかしいですよ! もう目も開けてられないです僕は」
エリーに抱きついて目をつむってしまっているハイメの言葉に、マヤの後ろのシャルルも大きく頷く。
「ハイメの言う通りだ。こんな速度に慣れられるものか!」
シャルルは以前もマヤの魔物で移動しているので、ハイメのように目を瞑ったりはしていないが、マヤの腰に回した腕はぎゅっとマヤを抱いており、顔色も心なしか良くない気がする。
「なんというか……慣れると楽しくなってきたわ」
「でしょ?」
「ええ、風を切る感覚が最高ね。この狼はどうすればもっと速度を上げてくれるのかしら?」
「ちょ、ちょっとエリー!? じょ、冗談、だよね……」
エリーの言葉に、ハイメは目を瞑ったまま焦ってエリーに問いかける。
「おっ、いいねいいね、いっちゃう?」
「ええ、いっちゃいたいわ」
「よーしそれじゃあもういっちょいってみようか! 強化!!」
マヤはマヤたちが乗っている狼の魔物にかけていた強化魔法を一段階強くする。
「いっくよー!」
「きゃあああああ、楽しいわね!」
一気に加速した狼の魔物の上で、手綱を握るマヤとエリーははしゃいだ声を上げる。
「エリーィィィィィィィ! やめてよおおおおぉぉぉぉぉ!?」
「おおおおぉぉぉぉい! マヤアアアアアアァァァァ!? 限度ってものがあるだろおおおぉぉぉ!?」
魔物をかっ飛ばしてはしゃぐ2人の後ろで、ハイメとシャルルは必死に運転手の腰に捕まりながら、非難の声を上げ続けていたのだった。
シャルルはハイメが淹れてくれたお茶を一口口に含む。
マヤたちは前回の奴隷品評会の資料が保管されていた部屋から、エリーの屋敷内の応接室へと移動していた。
マヤたちについて来たハイメも、同じく応接室のソファーに腰掛けている。
「手がかりねえ……エリー、サミュエルが持っていった水晶玉の魔法陣って覚えてたりしないの?」
「魔法陣を? そんなの無理よ。一瞬見ただけだもの」
エリーは魔法の才で言えば天才的なものがあるが、別に暗記の天才というわけではない。
当然だが、一瞬見ただけの魔法陣なんて覚えられるわけがないのだ。
「だよねえ……一瞬見ただけの魔法陣を憶えるなんて……ん?」
マヤはそこまで言って、引っかかりを感じた。
なんとなく、つい最近魔法陣を丸々おぼえている、みたいな話を聞いた気がしたのだが……。
「そうだ! ハイメ君、ハイメ君はダニーの護衛の魔法陣を完璧に覚えてたんだったよね?」
「え? はい、覚えてましたよ。というか、今でも覚えてますけど……」
「やった! じゃあそれが手がかりになるね!」
「なるほど、確かにエリーの予想が正しければダニーの護衛の魔法陣もサミュエルが作ったものをそのまま使っているはずだしな」
「そういうこと! だからその魔法陣の特徴が分かれば……」
「サミュエルがどこで魔法を修得したかわかるってことね」
「そのはずだよ。って言っても、私は魔法陣を見てもそんなことわからないんだけどね。でも確かオリガの魔法入門には、魔法陣の特徴からその魔法陣がどの地域や流派でよく使われてる魔法陣かを見分ける方法が書いてある、ってオリガが言ってた気がするんだけど……」
「ええ、書いてあるわ。明らかに入門書にはいらないマニアックすぎる知識だとは思ってたけど」
「あははは、まあ役には立つらしいよ? 今回みたいな場合もそうだけど、それがわかるようになると相手が発動する魔法を発動前に予測できるようになるとかなんとか」
「なるほど、そういう使い方が……」
「まあ何はともあれ、少しだけでサミュエルに近づけそうだね。ハイメ君、早速お願いできるかな?」
マヤは大きな紙とペンを収納袋から取り出してハイメに渡した。
「わかりました」
ハイメはまるで隣にお手本があるかのように、一切の躊躇なくペンを走らせると、みるみる魔法陣を描いていく。
マヤがその姿に感心していると、程なくして魔法陣は完成した。
「できました」
「いやー、本当に全部覚えてるんだね……すごいね本当に」
エリーの過去の話で聞いてはいたが、実際に目の当たりにするとその凄さがよくわかった。
「いえいえ、僕はそのまま覚えてるだけで、エリー様のように原理は理解できませんから」
「それでも十分すごいよ。というか、何かわからないものをなにかわからないまま覚えられる方がすごい気がする……。それで、どうかなエリー?」
「ちょっと待ってちょうだい……」
エリーは持物から取り出したすでにややぼろぼろになりつつあるオリガの魔法入門片手に、魔法陣とオリガの魔法の間で目を行ったり来たりさせる。
マヤがエリーに渡した時には完全に新品だったにも関わらず、今では目に見えて傷んできているのを見るに、エリーは相当オリガの魔法入門を読み込んでいるようだ。
「あったわ! この魔法陣はクロイドン公国で使われてる魔法陣だわ」
「クロイドン公国?」
「ええ、地図でいうと……ここね」
エリーが取り出した、現代日本育ちのマヤからするととても大雑把な地図で指さしたのは、マヤの時代ではアンブロシア皇国となっている辺りだった。
「クロイドン公国か……」
「どうしたのシャルルさん?」
「いや、クロイドン公国にはあまりいい噂がなくてな」
「そうね、あの国は聖地と言われるほど奴隷売買が盛んなのよ。私達亜人やシャルルさんのように亜人に恩があるような人にとっては印象がいい国とは言えないわ」
「なるほど……じゃあとりあえずサミュエルの手がかりを探しにクロイドン公国に行くことにして、ついでにそこにいる亜人の奴隷たちも解放してあげられたら解放してあげようか」
マヤのいた時代には、オーガは絶滅しており、エルフは結界で守られた森の中で暮らしていたため奴隷となっているものはほとんどいない。
この2種族なら奴隷から解放してしまっても歴史に大きな影響はないだろう。
「そんなことできるかしら?」
「できるでしょ? 今のエリーならそれくらい余裕なんじゃない?」
「そうかしらね?」
「まあだめならフォローはするからさ」
「クロイドン公国に行くのはいいですけど、どうやって行くんですか?」
「私に魔物に乗っていこうと思ってたけど……そういえばここってどこなの?」
「ここはねえ……ここよ」
エリーが指さしたのは、クロイドン公国から別の国を1つ挟んだ国だった。
「ここか……それなら数日で行けるんじゃないかな」
「そんなに早いの?」
「うん、私の強化魔法を受けた魔物ならね。とりあえず用意ができたら出発しようか」
こうしてマヤたちは、クロイドン公国に向かうことになったのだった。
***
「速すぎないかしら~!?」
マヤが強化した魔物の後ろに乗りながら、エリーは驚いて叫び声を上げる。
その後ろでハイメがエリーの腰をギュッと抱きしめて顔を青ざめさせている。
「あはは、まあ慣れれば大丈夫だって」
向こうの世界で車を運転していたマヤにとっては、そこまで速いとは思わないのだが、徒歩移動が基本、特に急ぐ時に馬に乗る程度のこの世界では遅くとも70キロ近くで走るマヤの魔物はとてつもなく速いらしい。
「慣れることなんてできるの!?」
「意外とすぐ慣れると思うよ? そもそも身体強化で戦ってる時のエリーの方が早く動いてるじゃん」
「言われてみれば……」
エリーはマヤに言われて大きく深呼吸すると、落ち着いて左右を流れる景色に目をやる。
「そうね、案外なんとかなりそうね」
「でしょ?」
「いやいや! エリーもマヤさんもおかしいですよ! もう目も開けてられないです僕は」
エリーに抱きついて目をつむってしまっているハイメの言葉に、マヤの後ろのシャルルも大きく頷く。
「ハイメの言う通りだ。こんな速度に慣れられるものか!」
シャルルは以前もマヤの魔物で移動しているので、ハイメのように目を瞑ったりはしていないが、マヤの腰に回した腕はぎゅっとマヤを抱いており、顔色も心なしか良くない気がする。
「なんというか……慣れると楽しくなってきたわ」
「でしょ?」
「ええ、風を切る感覚が最高ね。この狼はどうすればもっと速度を上げてくれるのかしら?」
「ちょ、ちょっとエリー!? じょ、冗談、だよね……」
エリーの言葉に、ハイメは目を瞑ったまま焦ってエリーに問いかける。
「おっ、いいねいいね、いっちゃう?」
「ええ、いっちゃいたいわ」
「よーしそれじゃあもういっちょいってみようか! 強化!!」
マヤはマヤたちが乗っている狼の魔物にかけていた強化魔法を一段階強くする。
「いっくよー!」
「きゃあああああ、楽しいわね!」
一気に加速した狼の魔物の上で、手綱を握るマヤとエリーははしゃいだ声を上げる。
「エリーィィィィィィィ! やめてよおおおおぉぉぉぉぉ!?」
「おおおおぉぉぉぉい! マヤアアアアアアァァァァ!? 限度ってものがあるだろおおおぉぉぉ!?」
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