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第26話
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金属がぶつかる音。
巻き起こる小さな砂ぼこり。
時折うめく野太い声。
第三騎士団団長クラディウスが王から委託され、平民でも素質のある希望者を騎士にするための訓練所では、選ばれた20人が実践の訓練をしていた。
刃を潰しているとはいえ、一つ間違えば大怪我をする。
目を光らせているのは、長い黒髪を一つにくくり、右頬に大きな傷を持つ大きな男。
他の指導者と共に、必要があれば訓練生に声をかけ、あるいは両者を止めてアドバイスをしている。
訓練終了の鐘が鳴ると、一同が集合し、指導者から短い話を受けるとこの日は解散となった。
汗とほこりでどろどろになった訓練生は風呂場へと向かった。
残された男は一人、その場から動かずそこに立ち尽くしていた。
一陣の強い風が黒髪をなびかせ、結い紐についた空色の硝子玉は傾いた日の光を反射してきらりと光った。
「ぼんやりしてちゃ、やられちゃうわよ、カヤ」
声をかけられ、はっと我に返り、それをごまかすように返事をした。
「ヴェルミオン、早いな」
「あんた、忙しすぎるんだもん。
他から誘われないうちに捕まえておかなきゃ。
さ、さっさと汗を流してきてちょうだい。
街に繰り出すんだから!」
ラズベリーピンクの長い髪を揺らし、ヴェルミオンが笑う。
本当の理由はそんなことではないことぐらい、お互いにわかっていた。
カヤは「はいはい」と返事をし、風呂場に向かった。
草色の薬師の服が似合っていたルーポが忽然と姿を消してから、2年余りが過ぎていた。
***
カヤとルーポが肌を重ねたのを屋敷中の者が知っており、あの夜は息を詰めるようにして皆、夜明けを待った。
館の主とその家族の部屋は他の部屋よりも音が漏れにくくはなっていたが、一番近くにいるロダのところには時折、ルーポの濡れた艶やかな声が微かに聞こえていた。
それをネタに軽く二人をからかってやろうと朝食の場で待ち構えていたのだが、そこに現れたのは、大声でルーポの名を呼ぶ寝乱れた寝衣のままのカヤの姿だった。
ロダの姿を見ると朝の挨拶もせず「ここにもいないのかっ」と叫ぶように言った。
尋常のことではないとロダは悟った。
別の部屋にいたアルベルトが朝から大声を上げるカヤをたしなめようとその部屋に行った。
「なにを朝からわめいていらっしゃるのですか、カヤ様。
おや、ルーポはご一緒じゃないんですか?」
カヤの顔色が一気に変わった。
ロダが「自分の部屋にいるのかもしれない」と言い、アルベルトはすぐに屋敷の者全員にルーポを見なかったか確認させた。
カヤはすぐに身を翻し、恐ろしい勢いでルーポの部屋へと駆けていった。
そして、「ルーポっ!」とまたもや大声で名を呼び、ドアを開けた。
そこには誰もいなかった。
ルーポが使っていた客室は整然としていた。
クローゼットには薬師の服がかけられていた。
キラリと書物が書ける小さなテーブルの上が光った。
そこには授与された小さな勲章と金の上皿天秤のブローチがあった。
カヤが近づいて確認すると、ブローチの下には小さく切り取った羊皮紙があり、細かな字がびっしりと裏も表にも書いてあった。
「なんだ、これは」
あとからやってきたロダがひょいとそれを覗き込んだ。
「兄さんの腰のマッサージのコツが書いてある」
すぐさま、アルベルトが呼ばれそれを読ませるとその通りだと答えた。
「ルーポがいつも私に言っていたことです。
もっと細かく書いてあります」
「裏はっ!
裏には何が書いてあるっ」
「え…っと、これは……」
「貸してみて」
アルベルトが読む前にロダが羊皮紙を手から抜いて、見てみる。
「よくはわからないけど、幾つかは薬草の名前のようだ。
先生に聞いてみるのがいいかもしれない。
兄さん、出かけましょう。
アルベルト、馬の準備を」
「はい」
カヤとロダの兄弟は馬を走らせ、町医者のところに行った。
生憎すでに患者がいたので「順番を待ってくれ」と言われた。
カヤがかっとなって怒鳴りそうになったのをロダが抑えた。
温和なカヤの余裕のない、焦った様子を見て、待っている者の何人かが順番を譲ろうとしてくれたが、ロダがそれを断った。
そして辛抱強く待ち、自分たちの番が来た。
「元気そうでぴんぴんしているように見えるが、どこが悪いんだ」
医者が尋ねると、ロダが小さな羊皮紙を取り出し、書いてある内容について尋ねた。
「こりゃまた小さな字だな」とぶつぶつ言い、ロダに読ませた。
読み上げると、医者は面白そうな顔をした。
「おまえさんの薬だろうよ」
聞き終わると医者はカヤにそう言った。
「痛み止め、血行をよくするもの、筋肉の疲れを取るもの、筋のこわばりをほぐすもの。
特に痛み止めは最高のものを使っているな。
とても高価だから金貨1枚でも少量しか買えない。
数字が書いてあるのは、調合するときの重さだよ」
医者は不躾にカヤの左膝をさわった。
「よくほぐれているし、こわばりもほとんどない。
これなら随分楽になっただろう」
「……はい。
膝の痛みも、膝から腰にかけての痺れもほとんど感じなくなりました」
「そうか」
カヤとロダは高価な薬草を取り扱っている店を医者から聞き、そこを訪ねて回った。
そのうちの一軒で、ルーポによく似た若者が金貨でその薬草を買ったのを覚えていた。
時期を聞いてみると、カヤが倒れた翌日だった。
ロダはひとまずカヤを屋敷に連れて帰った。
アルベルトの報告によると、屋敷の者はルーポが客室に戻ってからは誰一人として見てはいなかった。
もちろん、屋敷から出るのも見ていなかった。
玄関の扉の鍵はきっちりとかけられており、外に通じる他の扉も同様だった。
ルーポの部屋を確認したアルベルトが言うには、ルーポが普段着ていた服、靴、上皿天秤と薬袋、そして干し草色の外套がなくなっていた。
ロダも薬草のことをアルベルトに伝えた。
アルベルトはさっと顔を青くした。
「どうした?」
ロダがアルベルトに聞くと、震えて声で答えた。
「以前、カヤ様からいただいたという金貨を無造作にポケットに入れていたので注意して皮袋に入れさせたのです。
入浴の時には私が預かっていました。
しかし、いつの頃だったか預けなくなったので、聞いてみると『自分で管理できる工夫をしているから大丈夫だ』と言いました。
いつまでもここにいるわけではないので、大金の管理も自分でできるようになるのは大事なことだと考え、そのままにしていました。
受勲式では薬袋に薬草を入れると聞いていたので、その準備はどうかと尋ねると、少しは店で買うつもりだ、と話していました。
好みの薬草があるのだ、と言って。
必要ならば私からもいくらか渡そうかと言いましたが、ルーポはそれを断りました。
それから、どこから持ってきたのかわかりませんが薬草らしきものを摘んでは籠に入れて帰り、干していました。
屋敷の者に聞くと、わりとどこにでも生えているもので、医者になかなかかかれない貧しい者がそれを使うのだと言っていました」
カヤはヴェルミオンの元を訪ねた。
ロダもそれについてきた。
幸いなことに王宮そばの騎士団の詰所で待機していた。
ルーポがいなくなったことを告げると、声にならないほど驚き、捜索に協力すると言った。
が、それは半時も経たずに終わった。
上から緘口令が出たのだと、ヴェルミオンは苦しそうにカヤたちに告げた。
今後、ルーポについて話をすると罰することになる、と。
ヴェルミオンは唇を噛み千切らん勢いで食いしばった。
「あたしだって知っていたらこっそり教えてあげたいけど、本当になにも知らないのよ」
失意の中、兄弟は屋敷に帰ってきた。
ロダが短くヴェルミオンに言われたことをアルベルトに告げ、ルーポの話はするな、と屋敷の者に徹底させた。
魂の抜けたようなカヤは自室に戻り、ベッドに倒れ込んだ。
ふわりと、ルーポの残り香が立った。
最後に「もう一度抱いて」と真っ赤になってねだり、普段のルーポからは想像できないほど妖しく乱れた姿を思い出した。
切なそうに眉をひそめながら、カヤを欲しがり、離さず、甘え、啼き、誘い、手足を絡めてきた。
カヤは獣のように吠えた。
そして大声で泣いた。
これほどまでに感情を露わにしたカヤを屋敷の者は誰一人として知らなかった。
巻き起こる小さな砂ぼこり。
時折うめく野太い声。
第三騎士団団長クラディウスが王から委託され、平民でも素質のある希望者を騎士にするための訓練所では、選ばれた20人が実践の訓練をしていた。
刃を潰しているとはいえ、一つ間違えば大怪我をする。
目を光らせているのは、長い黒髪を一つにくくり、右頬に大きな傷を持つ大きな男。
他の指導者と共に、必要があれば訓練生に声をかけ、あるいは両者を止めてアドバイスをしている。
訓練終了の鐘が鳴ると、一同が集合し、指導者から短い話を受けるとこの日は解散となった。
汗とほこりでどろどろになった訓練生は風呂場へと向かった。
残された男は一人、その場から動かずそこに立ち尽くしていた。
一陣の強い風が黒髪をなびかせ、結い紐についた空色の硝子玉は傾いた日の光を反射してきらりと光った。
「ぼんやりしてちゃ、やられちゃうわよ、カヤ」
声をかけられ、はっと我に返り、それをごまかすように返事をした。
「ヴェルミオン、早いな」
「あんた、忙しすぎるんだもん。
他から誘われないうちに捕まえておかなきゃ。
さ、さっさと汗を流してきてちょうだい。
街に繰り出すんだから!」
ラズベリーピンクの長い髪を揺らし、ヴェルミオンが笑う。
本当の理由はそんなことではないことぐらい、お互いにわかっていた。
カヤは「はいはい」と返事をし、風呂場に向かった。
草色の薬師の服が似合っていたルーポが忽然と姿を消してから、2年余りが過ぎていた。
***
カヤとルーポが肌を重ねたのを屋敷中の者が知っており、あの夜は息を詰めるようにして皆、夜明けを待った。
館の主とその家族の部屋は他の部屋よりも音が漏れにくくはなっていたが、一番近くにいるロダのところには時折、ルーポの濡れた艶やかな声が微かに聞こえていた。
それをネタに軽く二人をからかってやろうと朝食の場で待ち構えていたのだが、そこに現れたのは、大声でルーポの名を呼ぶ寝乱れた寝衣のままのカヤの姿だった。
ロダの姿を見ると朝の挨拶もせず「ここにもいないのかっ」と叫ぶように言った。
尋常のことではないとロダは悟った。
別の部屋にいたアルベルトが朝から大声を上げるカヤをたしなめようとその部屋に行った。
「なにを朝からわめいていらっしゃるのですか、カヤ様。
おや、ルーポはご一緒じゃないんですか?」
カヤの顔色が一気に変わった。
ロダが「自分の部屋にいるのかもしれない」と言い、アルベルトはすぐに屋敷の者全員にルーポを見なかったか確認させた。
カヤはすぐに身を翻し、恐ろしい勢いでルーポの部屋へと駆けていった。
そして、「ルーポっ!」とまたもや大声で名を呼び、ドアを開けた。
そこには誰もいなかった。
ルーポが使っていた客室は整然としていた。
クローゼットには薬師の服がかけられていた。
キラリと書物が書ける小さなテーブルの上が光った。
そこには授与された小さな勲章と金の上皿天秤のブローチがあった。
カヤが近づいて確認すると、ブローチの下には小さく切り取った羊皮紙があり、細かな字がびっしりと裏も表にも書いてあった。
「なんだ、これは」
あとからやってきたロダがひょいとそれを覗き込んだ。
「兄さんの腰のマッサージのコツが書いてある」
すぐさま、アルベルトが呼ばれそれを読ませるとその通りだと答えた。
「ルーポがいつも私に言っていたことです。
もっと細かく書いてあります」
「裏はっ!
裏には何が書いてあるっ」
「え…っと、これは……」
「貸してみて」
アルベルトが読む前にロダが羊皮紙を手から抜いて、見てみる。
「よくはわからないけど、幾つかは薬草の名前のようだ。
先生に聞いてみるのがいいかもしれない。
兄さん、出かけましょう。
アルベルト、馬の準備を」
「はい」
カヤとロダの兄弟は馬を走らせ、町医者のところに行った。
生憎すでに患者がいたので「順番を待ってくれ」と言われた。
カヤがかっとなって怒鳴りそうになったのをロダが抑えた。
温和なカヤの余裕のない、焦った様子を見て、待っている者の何人かが順番を譲ろうとしてくれたが、ロダがそれを断った。
そして辛抱強く待ち、自分たちの番が来た。
「元気そうでぴんぴんしているように見えるが、どこが悪いんだ」
医者が尋ねると、ロダが小さな羊皮紙を取り出し、書いてある内容について尋ねた。
「こりゃまた小さな字だな」とぶつぶつ言い、ロダに読ませた。
読み上げると、医者は面白そうな顔をした。
「おまえさんの薬だろうよ」
聞き終わると医者はカヤにそう言った。
「痛み止め、血行をよくするもの、筋肉の疲れを取るもの、筋のこわばりをほぐすもの。
特に痛み止めは最高のものを使っているな。
とても高価だから金貨1枚でも少量しか買えない。
数字が書いてあるのは、調合するときの重さだよ」
医者は不躾にカヤの左膝をさわった。
「よくほぐれているし、こわばりもほとんどない。
これなら随分楽になっただろう」
「……はい。
膝の痛みも、膝から腰にかけての痺れもほとんど感じなくなりました」
「そうか」
カヤとロダは高価な薬草を取り扱っている店を医者から聞き、そこを訪ねて回った。
そのうちの一軒で、ルーポによく似た若者が金貨でその薬草を買ったのを覚えていた。
時期を聞いてみると、カヤが倒れた翌日だった。
ロダはひとまずカヤを屋敷に連れて帰った。
アルベルトの報告によると、屋敷の者はルーポが客室に戻ってからは誰一人として見てはいなかった。
もちろん、屋敷から出るのも見ていなかった。
玄関の扉の鍵はきっちりとかけられており、外に通じる他の扉も同様だった。
ルーポの部屋を確認したアルベルトが言うには、ルーポが普段着ていた服、靴、上皿天秤と薬袋、そして干し草色の外套がなくなっていた。
ロダも薬草のことをアルベルトに伝えた。
アルベルトはさっと顔を青くした。
「どうした?」
ロダがアルベルトに聞くと、震えて声で答えた。
「以前、カヤ様からいただいたという金貨を無造作にポケットに入れていたので注意して皮袋に入れさせたのです。
入浴の時には私が預かっていました。
しかし、いつの頃だったか預けなくなったので、聞いてみると『自分で管理できる工夫をしているから大丈夫だ』と言いました。
いつまでもここにいるわけではないので、大金の管理も自分でできるようになるのは大事なことだと考え、そのままにしていました。
受勲式では薬袋に薬草を入れると聞いていたので、その準備はどうかと尋ねると、少しは店で買うつもりだ、と話していました。
好みの薬草があるのだ、と言って。
必要ならば私からもいくらか渡そうかと言いましたが、ルーポはそれを断りました。
それから、どこから持ってきたのかわかりませんが薬草らしきものを摘んでは籠に入れて帰り、干していました。
屋敷の者に聞くと、わりとどこにでも生えているもので、医者になかなかかかれない貧しい者がそれを使うのだと言っていました」
カヤはヴェルミオンの元を訪ねた。
ロダもそれについてきた。
幸いなことに王宮そばの騎士団の詰所で待機していた。
ルーポがいなくなったことを告げると、声にならないほど驚き、捜索に協力すると言った。
が、それは半時も経たずに終わった。
上から緘口令が出たのだと、ヴェルミオンは苦しそうにカヤたちに告げた。
今後、ルーポについて話をすると罰することになる、と。
ヴェルミオンは唇を噛み千切らん勢いで食いしばった。
「あたしだって知っていたらこっそり教えてあげたいけど、本当になにも知らないのよ」
失意の中、兄弟は屋敷に帰ってきた。
ロダが短くヴェルミオンに言われたことをアルベルトに告げ、ルーポの話はするな、と屋敷の者に徹底させた。
魂の抜けたようなカヤは自室に戻り、ベッドに倒れ込んだ。
ふわりと、ルーポの残り香が立った。
最後に「もう一度抱いて」と真っ赤になってねだり、普段のルーポからは想像できないほど妖しく乱れた姿を思い出した。
切なそうに眉をひそめながら、カヤを欲しがり、離さず、甘え、啼き、誘い、手足を絡めてきた。
カヤは獣のように吠えた。
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これほどまでに感情を露わにしたカヤを屋敷の者は誰一人として知らなかった。
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