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新しい女
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昼休みになった。いつもであれば窓から景色を見上げながら弁当を食べて過ごすのだが。
「ねぇねぇ、何でいつもそんなつんけんしてるの?」
「そーだよー。フレンドリーにしてくれてたら絡みやすいのに、ねぇ何でなの?」
「教えてくれると、嬉しいです」
「……知るか」
いつの間にかこうなってた。
何こいつら。フレンドリー過ぎんだろうが。あれだぞ? 俺はずっと害虫と呼ばれ続けてきたんだぞ? だってのに何でこいつらはここまで話しかけてくるんだ?
結局のところこいつらがこうやって俺に話しかけてくる行為というのは、害虫のトップに君臨するゴキブリを家で飼うようなものだ。いや、まぁ流石にそれほどではないか。
ちなみに昼休みが始まってすでに十分以上は経過している。こいつら三人の女は昼休みが終わるや否や俺の席にやってきてこうやって会話を繋げている。よく会話を繋げれるなと思う。俺だったら知らない奴と会話するのであればわずか三分でネタが切れる。ぼっちだからな!
というよりさっきから視線が痛い。いや、確かに周囲の視線も痛いんだがそんな視線よりも。
――彼方の視線がとても痛い。
もうあれ見つめてるどころじゃない。睨みつけてる。超鋭い目で睨みつけてる。
その目が言ってくる。「私は駄目なのに、他の女ならいいんですか?」と。
ヤンデレ? ねぇヤンデレなの彼方?
などと彼方に視線を飛ばしていると、朝に質問してきた真面目そうな女の子がまたも俺に質問してきた。
「そういえば、彼方さんと一君はどういう関係なのですか? 昨日は親子の関係みたいなことを彼方さんが言ってましたが、冗談ですよね? でも、じゃあ――恋人とかですか?」
「違うだろ。何で俺があいつと付き合うんだよ。後から聞いてみたらあいつ、自己紹介のネタとして俺を使ったらしいからな、関係なんて欠片もねーよ」
「そ、そうなんですか、よかったです」
ふわっとした笑顔を作る真面目そうな少女。何がよかったのか教えてほしいものだ。
「じゃあじゃあ――」
と、他の女子が俺に質問をしてこようとした、その瞬間だった。
バン! と、何かを大きく叩く音が教室に木霊した。
教室は静寂と化し、みんなの視線は音源を探った。そして、一つの席にみんなの視線が集中した。そこには、一人の男が座っていた。運動部にでも所属しているのか、腕がかなり太い。おそらくは柔道、空手などのクラブに属しているのだろう。
するとその男はわなわなと肩を震わせながら叫んだ。
「うっせえんだよ一!」
立ち上がり、俺の席にまで詰め寄った後、俺の胸倉を掴み上げ教室の壁に激突させる。
周囲からざわめきが起こった。この学校は優秀で有名な進学校。暴力沙汰など起こらないのが普通で、俺なんかがいるのは異端中の異端だ。
だからこそ、このような光景は珍しい。それゆえに、周囲が異常なまでに騒ぐのだ。
「んだよ?」
わけもわからず胸倉を掴み上げられたので、流石に怒りを覚えずにはいられなかった。生憎とここで冷静になるほど俺は優秀じゃない。怒る時には怒る。それが当たり前だ。
「何なんだよお前は!」
怒鳴りつけてくる男。
「不良なんだろうが、お前は! 周囲を遠ざけて、望んで孤立してんだろうが! だってのに、どうしてお前は人助けなんかしてんだよ!」
「知るか」
「知るかじゃねえだろ! お前が意味もなく人助けなんてするわけねえだろうが! 何だ、お前はあれか?」
ふっと、嘲るように俺を鼻で笑って、男は言った。
「女の人気でも獲得しようとしてやったことなのか? いや、それしかねえな! お前みたいな学校――いや、社会のクズが意味もなくするわけねえ! そうだろ! ええ!?」
「…………」
何なんだ、こいつは。さっきからわけがわかんねえ。発情期かよ。
「まぁ確かに効果は抜群だったなぁ! なにせビッチが三人も近寄ってきやがった! こりゃ滑稽だ。くっはははは!」
「何よアンタ! あたしたちがビッチってふざけんじゃないわよ!」
「失礼です!」
「んじゃあ何でお前らはそんな奴に近寄ったんだよ! 結局のところ顔がいいからだろうが! 顔がいい奴に近寄って行く奴をビッチ以外に何て言うんだよ!」
女たちに向け罵声を浴びせ、俺の胸倉から手を離した後男は振り返り、教室を見渡しながら言葉を放つ。
「お前らもそうだ。たかだか女を助けた程度でこんなクズの価値観を改めやがって! こいつはクズだ! それ以外に表現する言葉はねえ!」
そもそも知ってんのかよお前らは! とさらに声を跳ね上げてから、男は言葉を紡ぐ。
「こいつが何で不良なんかになったか知ってるか? それはな、一人の女を救えなかったからだ! これまでは我慢してきたようだが、我慢が出来なくなったらしい。こいつは、そんな女のことなんか忘れて新しい女を作ろうとしてやがる! そんな奴をクズと言って何が悪いんだよ。ッ――!?」
今度は、俺が男の胸倉を掴み上げていた。この学校では騒ぎを起こさないつもりでいたが、流石にそうはいかない。
こいつは、俺の逆鱗に触れた。
「大概にしろよ、お前」
ぐいっと男の顔を近づけさせてから俺は冷ややかな声で告げた。
「新しい女を作る、だと? ふざけるなよ、お前」
目を細める。奴の目を見続ける。
「ひっ――」
恐怖に染まった声を発す男。
「――どこから情報を仕入れたのかは知らねえが、つまらねえデマを流すのはやめろ。俺は新しい女なんて作らねえ。俺の愛は、あいつだけで十分だったんだよ。だから、もう言うな。また言ったら、俺は思わずお前をぶん殴りそうだ」
胸倉を離す。男はひっひっと過呼吸を繰り返していたが、俺は追い打ちをかけるように質問を繰り出す。
「そもそも、お前はどうして俺をそこまで嫌っているんだ?」
「お、お前が――不良だからに決まってるだろうが!」
「不良だから、嫌うのか?」
「ああ、そうだ! 不良なんていうのは社会のクズだ! お前はそうやっていつも俺たちに迷惑をかける! だからお前はクズなんだよ!」
「――聞くが、いつ、どこで俺はお前らに迷惑をかけた」
「――ッ!?」
「答えられねえだろうな。何せ、俺はこの学校の敷地内じゃ一切大きな問題を起こしてねえんだからよ」
俺はいつも心掛けていた。この学校では大きな問題を起こさないと。といっても小さな問題は起こしてはいるが、授業を抜け出したりする程度だ。他に、問題行動は起こしていない。
なぜなら、俺が起こしている問題行動は全て学校外でのことなのだから。
さらにまた、追い打ちをかけようとしたその刹那、教室のドアがガラリと開き、教師たちが入り込んできた。
「澤口と、一。生徒指導だ。こっちにこい」
澤口っていうのか、こいつは。まぁもう二度と話さないだろうが。
このままトンズラしてもよかったが、単位とかが色々とヤバいため、俺は渋々ながらも生徒指導室に向かうことにした。
「ねぇねぇ、何でいつもそんなつんけんしてるの?」
「そーだよー。フレンドリーにしてくれてたら絡みやすいのに、ねぇ何でなの?」
「教えてくれると、嬉しいです」
「……知るか」
いつの間にかこうなってた。
何こいつら。フレンドリー過ぎんだろうが。あれだぞ? 俺はずっと害虫と呼ばれ続けてきたんだぞ? だってのに何でこいつらはここまで話しかけてくるんだ?
結局のところこいつらがこうやって俺に話しかけてくる行為というのは、害虫のトップに君臨するゴキブリを家で飼うようなものだ。いや、まぁ流石にそれほどではないか。
ちなみに昼休みが始まってすでに十分以上は経過している。こいつら三人の女は昼休みが終わるや否や俺の席にやってきてこうやって会話を繋げている。よく会話を繋げれるなと思う。俺だったら知らない奴と会話するのであればわずか三分でネタが切れる。ぼっちだからな!
というよりさっきから視線が痛い。いや、確かに周囲の視線も痛いんだがそんな視線よりも。
――彼方の視線がとても痛い。
もうあれ見つめてるどころじゃない。睨みつけてる。超鋭い目で睨みつけてる。
その目が言ってくる。「私は駄目なのに、他の女ならいいんですか?」と。
ヤンデレ? ねぇヤンデレなの彼方?
などと彼方に視線を飛ばしていると、朝に質問してきた真面目そうな女の子がまたも俺に質問してきた。
「そういえば、彼方さんと一君はどういう関係なのですか? 昨日は親子の関係みたいなことを彼方さんが言ってましたが、冗談ですよね? でも、じゃあ――恋人とかですか?」
「違うだろ。何で俺があいつと付き合うんだよ。後から聞いてみたらあいつ、自己紹介のネタとして俺を使ったらしいからな、関係なんて欠片もねーよ」
「そ、そうなんですか、よかったです」
ふわっとした笑顔を作る真面目そうな少女。何がよかったのか教えてほしいものだ。
「じゃあじゃあ――」
と、他の女子が俺に質問をしてこようとした、その瞬間だった。
バン! と、何かを大きく叩く音が教室に木霊した。
教室は静寂と化し、みんなの視線は音源を探った。そして、一つの席にみんなの視線が集中した。そこには、一人の男が座っていた。運動部にでも所属しているのか、腕がかなり太い。おそらくは柔道、空手などのクラブに属しているのだろう。
するとその男はわなわなと肩を震わせながら叫んだ。
「うっせえんだよ一!」
立ち上がり、俺の席にまで詰め寄った後、俺の胸倉を掴み上げ教室の壁に激突させる。
周囲からざわめきが起こった。この学校は優秀で有名な進学校。暴力沙汰など起こらないのが普通で、俺なんかがいるのは異端中の異端だ。
だからこそ、このような光景は珍しい。それゆえに、周囲が異常なまでに騒ぐのだ。
「んだよ?」
わけもわからず胸倉を掴み上げられたので、流石に怒りを覚えずにはいられなかった。生憎とここで冷静になるほど俺は優秀じゃない。怒る時には怒る。それが当たり前だ。
「何なんだよお前は!」
怒鳴りつけてくる男。
「不良なんだろうが、お前は! 周囲を遠ざけて、望んで孤立してんだろうが! だってのに、どうしてお前は人助けなんかしてんだよ!」
「知るか」
「知るかじゃねえだろ! お前が意味もなく人助けなんてするわけねえだろうが! 何だ、お前はあれか?」
ふっと、嘲るように俺を鼻で笑って、男は言った。
「女の人気でも獲得しようとしてやったことなのか? いや、それしかねえな! お前みたいな学校――いや、社会のクズが意味もなくするわけねえ! そうだろ! ええ!?」
「…………」
何なんだ、こいつは。さっきからわけがわかんねえ。発情期かよ。
「まぁ確かに効果は抜群だったなぁ! なにせビッチが三人も近寄ってきやがった! こりゃ滑稽だ。くっはははは!」
「何よアンタ! あたしたちがビッチってふざけんじゃないわよ!」
「失礼です!」
「んじゃあ何でお前らはそんな奴に近寄ったんだよ! 結局のところ顔がいいからだろうが! 顔がいい奴に近寄って行く奴をビッチ以外に何て言うんだよ!」
女たちに向け罵声を浴びせ、俺の胸倉から手を離した後男は振り返り、教室を見渡しながら言葉を放つ。
「お前らもそうだ。たかだか女を助けた程度でこんなクズの価値観を改めやがって! こいつはクズだ! それ以外に表現する言葉はねえ!」
そもそも知ってんのかよお前らは! とさらに声を跳ね上げてから、男は言葉を紡ぐ。
「こいつが何で不良なんかになったか知ってるか? それはな、一人の女を救えなかったからだ! これまでは我慢してきたようだが、我慢が出来なくなったらしい。こいつは、そんな女のことなんか忘れて新しい女を作ろうとしてやがる! そんな奴をクズと言って何が悪いんだよ。ッ――!?」
今度は、俺が男の胸倉を掴み上げていた。この学校では騒ぎを起こさないつもりでいたが、流石にそうはいかない。
こいつは、俺の逆鱗に触れた。
「大概にしろよ、お前」
ぐいっと男の顔を近づけさせてから俺は冷ややかな声で告げた。
「新しい女を作る、だと? ふざけるなよ、お前」
目を細める。奴の目を見続ける。
「ひっ――」
恐怖に染まった声を発す男。
「――どこから情報を仕入れたのかは知らねえが、つまらねえデマを流すのはやめろ。俺は新しい女なんて作らねえ。俺の愛は、あいつだけで十分だったんだよ。だから、もう言うな。また言ったら、俺は思わずお前をぶん殴りそうだ」
胸倉を離す。男はひっひっと過呼吸を繰り返していたが、俺は追い打ちをかけるように質問を繰り出す。
「そもそも、お前はどうして俺をそこまで嫌っているんだ?」
「お、お前が――不良だからに決まってるだろうが!」
「不良だから、嫌うのか?」
「ああ、そうだ! 不良なんていうのは社会のクズだ! お前はそうやっていつも俺たちに迷惑をかける! だからお前はクズなんだよ!」
「――聞くが、いつ、どこで俺はお前らに迷惑をかけた」
「――ッ!?」
「答えられねえだろうな。何せ、俺はこの学校の敷地内じゃ一切大きな問題を起こしてねえんだからよ」
俺はいつも心掛けていた。この学校では大きな問題を起こさないと。といっても小さな問題は起こしてはいるが、授業を抜け出したりする程度だ。他に、問題行動は起こしていない。
なぜなら、俺が起こしている問題行動は全て学校外でのことなのだから。
さらにまた、追い打ちをかけようとしたその刹那、教室のドアがガラリと開き、教師たちが入り込んできた。
「澤口と、一。生徒指導だ。こっちにこい」
澤口っていうのか、こいつは。まぁもう二度と話さないだろうが。
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