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獣と子羊
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ファイアリザードが襲いかかってくる。俺はその攻撃を避けた。
「きゃっ!」
フレイが悲鳴をあげる。白銅級(クラス)の奴にどうこうするのは無理な相手だろう。相手は銀級のパーティー4~5人で何とかなる程度の相手だ。一人あたり一匹という案配だろう。 俺は職業スキルを発動させる。職業スキルとは、就いている職業に寄るスキルなのだが、この世界では職業の変更は基本的にはできない。
できるのは職業の進化だけである。例えば白魔法系統のプリーストから黒魔法系統のウィザードへの変更などは基本的に出来ない。
職業スキルは天から与えられる言わば天職である。容易な変更は不可能だ。だからクエストによって変えるなどという都合の良い事はできない。
俺の就けた職業スキルは狂戦士(ベルセルク)の職業スキルである。
「スキル狂化」この職業についているから出来る、メインのスキルみたいなものである。
発動効果〈痛覚遮断〉〈攻撃力UP大〉〈敏捷性UP大〉〈直感〉などのポジティブなステータス変化と共に「理性崩壊」という。ネガティブスキルのつくスキルだった。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
飢えた狂戦士となった俺はファイアリザードに襲いかかる。
ファイアリザードはその名の通りに火を放つ。しかし直感スキル、これは相手の行動を予測したりする精度であったり、言わばカンが鋭くなるみたいなスキルである。
それを事前に察知した俺は斬馬刀の腹でそれをいなす。
そしてがら空きの頭に斬馬刀を叩き込んだ。
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
無様な悲鳴をあげるファイアリザード。ファイアリザードの脳天が潰され、一刀両断になる。
「次!」
しかし、それでもまだ敵は四匹いる。相手も馬鹿なモンスターではなかった。俺の力量を見極めるや否や、複数体で攻撃をしかけてきた。
複数体による爪や尻尾による攻撃は直感スキルと敏捷性UP大の効果の恩恵はあるが、それでも限度というものがあった。
「ちっ!」
しかしその場合でも俺には痛覚遮断スキルが働いていた。痛みや苦痛で怯む事などなかった。
その勢いを失う事なく、二体のファイアリザードを斬り裂く。
「すごい……」
仲間であるはずのフレイはその闘いに見入っていた。あれが銀等級の闘いなのだろうか。
そうとは思えなかった。もっと高いランクの闘いにしか見えなかった。白銀の冒険者の闘いだとしか思えなかっただろう。
父もあれ程強かったのだろうか。父もあれくらい華麗に戦場で舞ったのであろうか。
戦地であるはずなのに、何か舞台を見ている気分だった。気分としては幼い頃に見たサーカスを見ているかのようだった。
そんな、ハラハラドキドキするような舞台を見ているかのよう。
今が命のやりとりをしている戦場だとはとても思えなかった。
不謹慎ではあるが、そんな命がけの劇をフレイは見入っていたのである。
ここが戦場である事すらも忘れてしまう程に。
ファイアリザード5体を撃破した。砂漠の大地には五体の大蜥蜴が寝そべっている。中には脳天を破壊され、両断され、そんな無様な死体も多くあったが。
ウィンドウ画面にはクエストのコンプリートが表示される。その情報は冒険者ギルドにも同期され、報告される。
これでクエストを解決したという事だ。
「す、すごいです。ノヴァさん。あんな闘いが出来るなんて。す、すみません、私、手も足もでなくて」
「別に良い……うっ」
流石に力を使いすぎたか。俺はふらついた。
「ノヴァさん」
慌ててフレイが支えになった。
「だ、大丈夫ですか」
「あ、ああ。大丈夫だ」
そうは言っているが力の反動でフラフラであった。少し休みたい。
歩きつつ、フレイは言う。
「……ノヴァさん、私、思ったんです」
「何をだ?」
「ノヴァさんの闘いを見て、私、もっと強くなりたいって、憧れるようになって」
「憧れる?」
「ええ。憧れです」
「俺はそんな憧れるような男ではない」
「謙遜はやめてください」
「謙遜なんかではない。俺は獣だ。下劣で醜い、ただの男だ」
「そんな事ないです。闘っていたノヴァさんは、私にとっては英雄(ヒーロー)っていうか、 正義の味方に見えたんです」
「俺はそんなものではない、断じて」
ふらふらの足で、俺達はオアシスについた。
「着きましたよ」
色々な意味で我慢の限界だった。俺の本能が呼びかける。
目の前にこんな若い女がいるのに。若くて美しい女がいるのに。なぜ何もしないのかと。
女など俺にとってはただの孕み袋でしかなく。ただの便器のようなものでしかないと。
やめろ。
僅かに残った理性が抵抗する。獣の衝動に。
しかし狂戦士(ベルセルク)のネガティブスキルである「理性崩壊」で既に理性は崩壊していた。今の俺はただの獣(けだもの)だ。
残ったのは男の本能。支配欲。性欲。凶暴性。
崩壊した理性は既に別のものに変容していた。認識が歪む。
この女もそれを望んでいるのではないか。犯される事をどこかで期待しているのではないか。大体、こんな良い女、手を出さないのはむしろ失礼に値するのではないか。
自己を正当化する都合の良い詭弁だ。しかしそれが今の俺には真理としか思えなかった。
「ノヴァさん、少しーー」
休みましょう、とフレイは言いたかったのだろう。
「え?」
俺はフレイを押し倒す。
「な、何を」
フレイは目を大きく見開く。
邪魔だ。
軽装甲のアーマーなど、今の俺にとってはただの布服にしか思えない。紙切れのようなものだった。
力任せに、強引に剥ぎ取る。
下着も一緒に剥ぎ取られ、ぽろんと、形の良い、乳房が姿を現す。
「え? え? え?」
パニックになったフレイはそれでも次第に状況を理解していったのだろう。顔を真っ赤に染める。
「何をするんですか! やめてください! 放してください!」
フレイはジタバタと暴れる。しかし、マウントポジションを取られている上に、力の差は歴然だった。男女の開き以上の開きがある。大人の男と、生まれ立ての赤子くらい、俺との間に力の差があった。つまり彼女は赤子ぐらいには無力なのだ。
「俺は言ったはずだ。俺は獣だと。俺は下劣だと。一度たりとも俺は俺を無害で安全な男だと言った記憶はない」
「それは……けど、今までは何も」
「今まで俺を俺たらしめていた理性は飛んだ。今の俺はただの獣だ」
「んんっ、んんっ!」
お喋りな唇を唇で塞ぐ。それに留まらない。舌による、侵略するようなキスをする。
ここは砂漠のど真ん中だ。助けになど誰もこない。
そして、ここには一匹の獣とただの子羊がいた。
食われるのは必然の事であった。
「きゃっ!」
フレイが悲鳴をあげる。白銅級(クラス)の奴にどうこうするのは無理な相手だろう。相手は銀級のパーティー4~5人で何とかなる程度の相手だ。一人あたり一匹という案配だろう。 俺は職業スキルを発動させる。職業スキルとは、就いている職業に寄るスキルなのだが、この世界では職業の変更は基本的にはできない。
できるのは職業の進化だけである。例えば白魔法系統のプリーストから黒魔法系統のウィザードへの変更などは基本的に出来ない。
職業スキルは天から与えられる言わば天職である。容易な変更は不可能だ。だからクエストによって変えるなどという都合の良い事はできない。
俺の就けた職業スキルは狂戦士(ベルセルク)の職業スキルである。
「スキル狂化」この職業についているから出来る、メインのスキルみたいなものである。
発動効果〈痛覚遮断〉〈攻撃力UP大〉〈敏捷性UP大〉〈直感〉などのポジティブなステータス変化と共に「理性崩壊」という。ネガティブスキルのつくスキルだった。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
飢えた狂戦士となった俺はファイアリザードに襲いかかる。
ファイアリザードはその名の通りに火を放つ。しかし直感スキル、これは相手の行動を予測したりする精度であったり、言わばカンが鋭くなるみたいなスキルである。
それを事前に察知した俺は斬馬刀の腹でそれをいなす。
そしてがら空きの頭に斬馬刀を叩き込んだ。
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
無様な悲鳴をあげるファイアリザード。ファイアリザードの脳天が潰され、一刀両断になる。
「次!」
しかし、それでもまだ敵は四匹いる。相手も馬鹿なモンスターではなかった。俺の力量を見極めるや否や、複数体で攻撃をしかけてきた。
複数体による爪や尻尾による攻撃は直感スキルと敏捷性UP大の効果の恩恵はあるが、それでも限度というものがあった。
「ちっ!」
しかしその場合でも俺には痛覚遮断スキルが働いていた。痛みや苦痛で怯む事などなかった。
その勢いを失う事なく、二体のファイアリザードを斬り裂く。
「すごい……」
仲間であるはずのフレイはその闘いに見入っていた。あれが銀等級の闘いなのだろうか。
そうとは思えなかった。もっと高いランクの闘いにしか見えなかった。白銀の冒険者の闘いだとしか思えなかっただろう。
父もあれ程強かったのだろうか。父もあれくらい華麗に戦場で舞ったのであろうか。
戦地であるはずなのに、何か舞台を見ている気分だった。気分としては幼い頃に見たサーカスを見ているかのようだった。
そんな、ハラハラドキドキするような舞台を見ているかのよう。
今が命のやりとりをしている戦場だとはとても思えなかった。
不謹慎ではあるが、そんな命がけの劇をフレイは見入っていたのである。
ここが戦場である事すらも忘れてしまう程に。
ファイアリザード5体を撃破した。砂漠の大地には五体の大蜥蜴が寝そべっている。中には脳天を破壊され、両断され、そんな無様な死体も多くあったが。
ウィンドウ画面にはクエストのコンプリートが表示される。その情報は冒険者ギルドにも同期され、報告される。
これでクエストを解決したという事だ。
「す、すごいです。ノヴァさん。あんな闘いが出来るなんて。す、すみません、私、手も足もでなくて」
「別に良い……うっ」
流石に力を使いすぎたか。俺はふらついた。
「ノヴァさん」
慌ててフレイが支えになった。
「だ、大丈夫ですか」
「あ、ああ。大丈夫だ」
そうは言っているが力の反動でフラフラであった。少し休みたい。
歩きつつ、フレイは言う。
「……ノヴァさん、私、思ったんです」
「何をだ?」
「ノヴァさんの闘いを見て、私、もっと強くなりたいって、憧れるようになって」
「憧れる?」
「ええ。憧れです」
「俺はそんな憧れるような男ではない」
「謙遜はやめてください」
「謙遜なんかではない。俺は獣だ。下劣で醜い、ただの男だ」
「そんな事ないです。闘っていたノヴァさんは、私にとっては英雄(ヒーロー)っていうか、 正義の味方に見えたんです」
「俺はそんなものではない、断じて」
ふらふらの足で、俺達はオアシスについた。
「着きましたよ」
色々な意味で我慢の限界だった。俺の本能が呼びかける。
目の前にこんな若い女がいるのに。若くて美しい女がいるのに。なぜ何もしないのかと。
女など俺にとってはただの孕み袋でしかなく。ただの便器のようなものでしかないと。
やめろ。
僅かに残った理性が抵抗する。獣の衝動に。
しかし狂戦士(ベルセルク)のネガティブスキルである「理性崩壊」で既に理性は崩壊していた。今の俺はただの獣(けだもの)だ。
残ったのは男の本能。支配欲。性欲。凶暴性。
崩壊した理性は既に別のものに変容していた。認識が歪む。
この女もそれを望んでいるのではないか。犯される事をどこかで期待しているのではないか。大体、こんな良い女、手を出さないのはむしろ失礼に値するのではないか。
自己を正当化する都合の良い詭弁だ。しかしそれが今の俺には真理としか思えなかった。
「ノヴァさん、少しーー」
休みましょう、とフレイは言いたかったのだろう。
「え?」
俺はフレイを押し倒す。
「な、何を」
フレイは目を大きく見開く。
邪魔だ。
軽装甲のアーマーなど、今の俺にとってはただの布服にしか思えない。紙切れのようなものだった。
力任せに、強引に剥ぎ取る。
下着も一緒に剥ぎ取られ、ぽろんと、形の良い、乳房が姿を現す。
「え? え? え?」
パニックになったフレイはそれでも次第に状況を理解していったのだろう。顔を真っ赤に染める。
「何をするんですか! やめてください! 放してください!」
フレイはジタバタと暴れる。しかし、マウントポジションを取られている上に、力の差は歴然だった。男女の開き以上の開きがある。大人の男と、生まれ立ての赤子くらい、俺との間に力の差があった。つまり彼女は赤子ぐらいには無力なのだ。
「俺は言ったはずだ。俺は獣だと。俺は下劣だと。一度たりとも俺は俺を無害で安全な男だと言った記憶はない」
「それは……けど、今までは何も」
「今まで俺を俺たらしめていた理性は飛んだ。今の俺はただの獣だ」
「んんっ、んんっ!」
お喋りな唇を唇で塞ぐ。それに留まらない。舌による、侵略するようなキスをする。
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