3 / 36
第3話 北の辺境
しおりを挟む
森でティアと出会い、仲間になった後、俺達は森を歩き続けた。そして長い時間を経て、ついに森を抜けたのである。
「ここが北の辺境か……」
そしてついに俺達は北の辺境に辿り着いた。
「見事に何もない……荒れ果てた場所ですね」
酷い場所だった。草木が一本も生えていない、荒れ果てた大地。ここが魔界の大地だと言われたとしても別に驚かないだろう。
植物もなければまともな動物もいない。食糧を得るのにも苦労する事だろう。この北の辺境はロズベルグ家の私有地でもある為、開拓する事を命じられたが……こんな荒れ果てた何もない大地など、そもそも論として誰も必要がない。
資産価値がない為、売値もつかないだろう。わかってはいた事だが、厄介払いを俺はされたというわけだ。
ろくなスキルを授からなかった為、その後の人生の事など何も考えていなかったのだろう。我が父ながら、あまりに冷血が過ぎた。血も涙もないとはこの事だ。俺が野たれ死のうが、周りに迷惑をかけなければ関係ないのである。
結局は名家であるロズベルグ家の面子を守りたいだけだった。親子の絆よりも面子を優先する。そういう父親だ。血縁よりも当たりスキルを手に入れたヘイトを跡継ぎにした事が何よりもの証拠である。
――そうは言っても愚痴っても仕方がない。俺はこの北の辺境を開拓し、生きていくより他にないのだ。
「まず何をされるのですか? グラン様」
そう、リノアが聞いてくる。エルフの姫であるリノアに様つけされるのも違和感があったが……まあいい。今はそんな事どうでも良かったのだ。
「これからこの環境で暮らしていくうちで最重要なものはいくつかある……」
人間が生きていく上で。勿論、エルフや獣人も含む。絶対必要なものがある。物事には優先順位というものが存在した。
絶対必要なもの>あれば便利なもの。である。絶対必要なものとは、例えるなら衣食住である。このうちでも、衣類の優先度は若干低い。特に優先されるのは住居と食糧である。この二つが整えば、とりあえずは生きていく事はできる。退屈な生活かもしれないが、それでも生きていくという大前提の目的は果たす事ができるのだ。
その衣食住を達成した後に、あれば便利なものを整える余裕が生まれてくるのだ。
「とりあえずは住居が必要だ。人間もエルフも、住むところがないと生きていけないからな……屋根もない荒れ果てた大地で寝るのはリノアも嫌だろう?」
野宿なんてまっぴらごめんだった。いつモンスターが襲ってくるかもわからない、北の辺境で野宿なんてするのはあまりに危険すぎる。それにこの辺りは天候がすぐに変わる。大雨や突風が吹き荒れる、過酷な大地だ。今は晴れているかもしれないが、天気が悪くなったらとても安心して寝る事はできない。
ろくに眠れなくなったら、体力や気力を回復する事ができないのだ。そのうちに間違いなく倒れてしまう事だろう。
「確かに……それは嫌ですね。モンスターに襲われて、食べられてしまうかと思うと、怖くて眠る事もできませんし。雨風も凌げません」
「そうだ。だから最優先するべきは住居なんだ」
俺はリノアにそう告げる。食糧も重要ではあるが、とりあえずのところ僅かではあるが備蓄がある。しばらくは問題ないはずだ。凡そ一週間分。二人で分ければ三日程だが。そのうちに簡素ではあっても、何とか住居を用意する必要性があった。
「住居ですか……ですが、どうやって」
「何とか木材を探そう……荒れ果てた北の辺境でも、探せば木材くらいあるかもしれない」
材料さえ見つかれば、俺の【建築(ビルド)】スキルで建築工事を行う事ができる。いくら俺のスキルが建築工事に適していたとしても、無の状態から材料を作り出す事はできない。材料がなければまともな住居を建てる事は困難なのだ。
世の中には何でも、出来る事と出来ない事が存在するのだった。
「ええ……そうですね」
「二人して探そう。木材を」
「はい! そうしましょう!」
こうして、二人して木材を探す事にした。
◇
……しばらくしての事だった。
「グラン様! はぁ……はぁ……はぁ」
「ん?」
ティファが慌てて駆け寄ってきた。
「あっちの方に、大きな樹木を見つけました!」
「本当か! リノア!」
「ええっ! あの大きさでしたら、家を建てるのに十分な大きさだったと思います!」
「すぐに向かおう!」
「はい!」
俺達は樹木のところへ向かった。
◇
「はぁ……はぁ……はぁ」
「あれです! グラン様!」
しばらく走ると、大きな樹木が見えた。確かに、あれだったのならば家を作れるだけの木材を取り出せそうな程の大きさであった。
「本当だ……リノアの言う通りだ。あの樹木だったら、それなりの木材が手に入るぞ」
「はい! そうですね!」
「お手柄だ、リノア!」
俺達は樹木が見つかった事を、ただただ無邪気に喜んでいた。——だが、俺達は忘れていたのだ。ここが北の辺境の大地である事を。当然のように、そんな生ぬるい環境でないという事を、喜びのあまり、失念していたのである。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「な、なんだ! 地震か!」
突如として、大地が揺れ始めた。地震かと思ったが、どうやら違うようだ。
「み、見てください! グラン様! 樹木が動いています!」
「な、なにっ! なんだとっ!」
樹木が振り返る。その樹木にはまるで人のような、顔があったのだ。そして枝木がまるで手足のように動き始めているではないか。
ニヤリと樹木が笑みを浮かべた。明らかに普通の樹木ではなかった。
「これはただの樹木ではない! モンスターだ!」
俺達の前に樹木型のモンスターである【ウッドマン】が姿を現したのだ。
キシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
ウッドマンは突如として奇声を上げた。
こうして、唐突にウッドマンとの戦闘が始まったのである。
「ここが北の辺境か……」
そしてついに俺達は北の辺境に辿り着いた。
「見事に何もない……荒れ果てた場所ですね」
酷い場所だった。草木が一本も生えていない、荒れ果てた大地。ここが魔界の大地だと言われたとしても別に驚かないだろう。
植物もなければまともな動物もいない。食糧を得るのにも苦労する事だろう。この北の辺境はロズベルグ家の私有地でもある為、開拓する事を命じられたが……こんな荒れ果てた何もない大地など、そもそも論として誰も必要がない。
資産価値がない為、売値もつかないだろう。わかってはいた事だが、厄介払いを俺はされたというわけだ。
ろくなスキルを授からなかった為、その後の人生の事など何も考えていなかったのだろう。我が父ながら、あまりに冷血が過ぎた。血も涙もないとはこの事だ。俺が野たれ死のうが、周りに迷惑をかけなければ関係ないのである。
結局は名家であるロズベルグ家の面子を守りたいだけだった。親子の絆よりも面子を優先する。そういう父親だ。血縁よりも当たりスキルを手に入れたヘイトを跡継ぎにした事が何よりもの証拠である。
――そうは言っても愚痴っても仕方がない。俺はこの北の辺境を開拓し、生きていくより他にないのだ。
「まず何をされるのですか? グラン様」
そう、リノアが聞いてくる。エルフの姫であるリノアに様つけされるのも違和感があったが……まあいい。今はそんな事どうでも良かったのだ。
「これからこの環境で暮らしていくうちで最重要なものはいくつかある……」
人間が生きていく上で。勿論、エルフや獣人も含む。絶対必要なものがある。物事には優先順位というものが存在した。
絶対必要なもの>あれば便利なもの。である。絶対必要なものとは、例えるなら衣食住である。このうちでも、衣類の優先度は若干低い。特に優先されるのは住居と食糧である。この二つが整えば、とりあえずは生きていく事はできる。退屈な生活かもしれないが、それでも生きていくという大前提の目的は果たす事ができるのだ。
その衣食住を達成した後に、あれば便利なものを整える余裕が生まれてくるのだ。
「とりあえずは住居が必要だ。人間もエルフも、住むところがないと生きていけないからな……屋根もない荒れ果てた大地で寝るのはリノアも嫌だろう?」
野宿なんてまっぴらごめんだった。いつモンスターが襲ってくるかもわからない、北の辺境で野宿なんてするのはあまりに危険すぎる。それにこの辺りは天候がすぐに変わる。大雨や突風が吹き荒れる、過酷な大地だ。今は晴れているかもしれないが、天気が悪くなったらとても安心して寝る事はできない。
ろくに眠れなくなったら、体力や気力を回復する事ができないのだ。そのうちに間違いなく倒れてしまう事だろう。
「確かに……それは嫌ですね。モンスターに襲われて、食べられてしまうかと思うと、怖くて眠る事もできませんし。雨風も凌げません」
「そうだ。だから最優先するべきは住居なんだ」
俺はリノアにそう告げる。食糧も重要ではあるが、とりあえずのところ僅かではあるが備蓄がある。しばらくは問題ないはずだ。凡そ一週間分。二人で分ければ三日程だが。そのうちに簡素ではあっても、何とか住居を用意する必要性があった。
「住居ですか……ですが、どうやって」
「何とか木材を探そう……荒れ果てた北の辺境でも、探せば木材くらいあるかもしれない」
材料さえ見つかれば、俺の【建築(ビルド)】スキルで建築工事を行う事ができる。いくら俺のスキルが建築工事に適していたとしても、無の状態から材料を作り出す事はできない。材料がなければまともな住居を建てる事は困難なのだ。
世の中には何でも、出来る事と出来ない事が存在するのだった。
「ええ……そうですね」
「二人して探そう。木材を」
「はい! そうしましょう!」
こうして、二人して木材を探す事にした。
◇
……しばらくしての事だった。
「グラン様! はぁ……はぁ……はぁ」
「ん?」
ティファが慌てて駆け寄ってきた。
「あっちの方に、大きな樹木を見つけました!」
「本当か! リノア!」
「ええっ! あの大きさでしたら、家を建てるのに十分な大きさだったと思います!」
「すぐに向かおう!」
「はい!」
俺達は樹木のところへ向かった。
◇
「はぁ……はぁ……はぁ」
「あれです! グラン様!」
しばらく走ると、大きな樹木が見えた。確かに、あれだったのならば家を作れるだけの木材を取り出せそうな程の大きさであった。
「本当だ……リノアの言う通りだ。あの樹木だったら、それなりの木材が手に入るぞ」
「はい! そうですね!」
「お手柄だ、リノア!」
俺達は樹木が見つかった事を、ただただ無邪気に喜んでいた。——だが、俺達は忘れていたのだ。ここが北の辺境の大地である事を。当然のように、そんな生ぬるい環境でないという事を、喜びのあまり、失念していたのである。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「な、なんだ! 地震か!」
突如として、大地が揺れ始めた。地震かと思ったが、どうやら違うようだ。
「み、見てください! グラン様! 樹木が動いています!」
「な、なにっ! なんだとっ!」
樹木が振り返る。その樹木にはまるで人のような、顔があったのだ。そして枝木がまるで手足のように動き始めているではないか。
ニヤリと樹木が笑みを浮かべた。明らかに普通の樹木ではなかった。
「これはただの樹木ではない! モンスターだ!」
俺達の前に樹木型のモンスターである【ウッドマン】が姿を現したのだ。
キシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
ウッドマンは突如として奇声を上げた。
こうして、唐突にウッドマンとの戦闘が始まったのである。
23
あなたにおすすめの小説
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
阿里
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる