303 / 315
第七章
第302話『復活《リアム side》』
しおりを挟む
◇◆◇◆
フッと急に意識が浮上し、僕はおもむろに目を開ける。
そして復活を悟ると、直ぐさま周囲を見回した。
あれから、どのくらい経った!?いや、それよりもラミエルは!?まだ消えてないよね!?
懸念と疑問でいっぱいになりながら、僕は何とか茶髪の彼女を視界に捉える。
『死者蘇生』を使ってからそれほど時間が経っていないのか、ラミエルの体は光にこそ包まれているものの、まだ無事。
HPバーも、まだ満タンからそれほど減っていなかった。
とはいえ、悠長にしていられる暇はない。
『ごめん、リアム!ラミエルの方に集中してたら、魔王が……!』
脳内に聞き覚えのある……僕の仲間の声が響き、慌てて視線をさまよわせる。
すると────システムからの妨害を潜り抜け、ラミエルの元へ走る魔王が目に入った。
ダメだ……!今、ラミエルに危害を加えられたら……!
「魔王を止めてくれ……!このままだと、ラミエルが……!」
愛用の鞭を手に持ちながら、僕は必死に叫んだ。
その瞬間────ブォンッと風を切る音が響き、魔王の転倒する姿を捉える。
『一体、何が……?』と驚く中、僕はラミエルの前に座り込む黒衣の忍びを目にした。
ま、まさか……今の一瞬で魔王を蹴り飛ばし、ラミエルに駆け寄ったと言うのかい……?
「規格外にも程がある……」
畏怖の籠った声でそう言い、僕はタラリと冷や汗を流した。
と同時に────徳正を除く、『虐殺の紅月』のメンバーに取り囲まれる。
それぞれ剣や斧を僕の首筋に突き立て、僅かな殺気を放っていた。
「状況を説明しろ」
『さもなければ殺す』と言わんばかりに、無名はこちらを睨みつける。
僕が明らかに不審な行動ばかり取っているので、警戒心を抱いているようだ。
『まあ、当然だよね』と思いつつ、僕はそっと両手を挙げる。
君達を害するつもりはない、とでも言うように。
「時間がないから、簡単に言うね。僕達はラミエルによって……回復師が限界突破することで習得出来る『死者蘇生』というスキルによって、復活した」
「「『!?』」」
「それでラミエルは全てのHPを奪われ、あの状態に陥っている」
出来るだけ簡潔に状況を説明すると、無名達はたじろいだ。
自分達のために命を投げ打ったラミエルに、衝撃を受けているらしい。
カタカタと剣先を震わせながら、彼らはこれでもかというほど青ざめる。
「じゃあ、ラミエルちゃんはもう……」
ヴィエラは今にも泣きそうな顔で、下を向いた。
その可能性を認めたくないのか、彼女はそっと口を閉じる。
他の者達も一様に押し黙った────ただ一人、無名を除いて。
「リアム、まだ希望はあるんだよな?」
そう言って、無名は真っ直ぐこちらを見据えた。
首筋にあてがった聖剣を下ろし、『早く言え』と促す。
恐らく、死の間際に放ったあのセリフを覚えているのだろう。
「ああ、もちろん」
自信ありげに笑う僕は、信用されていることを嬉しく思った。
『まあ、僕の正体を知ったら失望されるだろうけど』と思いつつ、口を開く。
「結論から、言おう。ラミエルは────まだ生きている。現実世界の方も含めてね」
「「『!!』」」
『本当か!?』と言わんばかりに身を乗り出す彼らに、僕は大きく頷いた。
ようやく目に光が戻った無名以外のメンバーを見つめ、少しばかりホッとする。
と同時に、表情を引き締めた。
「ただ、このままだと何れ死んでしまう。というのも、現在ラミエルの死は誤魔化されている状態なんだ。要するにシステム上はまだ生きていることになっている、という訳。だから、まだ電気ショック……殺害は行われていない」
君達のときと違って、ラミエルに復活措置はない。
『死者蘇生』を使える、もしくはその可能性があるプレイヤーが傍に居ないから。
きっと死亡判定をされれば、間違いなく殺害される。一度、保留されることもなく……。
僕達が直ぐに殺害されなかった理由を思い浮かべ、そっと眉尻を下げる。
思った以上に悪すぎる現状を憂いて。
「ラミエルが完全に光の粒子と化し、この場から消えてしまえば誤魔化しは効かなくなる。仮想世界ではもちろん、現実世界でも死ぬことになるだろう」
延命しているに過ぎないことを告げ、僕は光に包まれるラミエルを見つめた。
────と、ここで徳正が重い腰を上げる。
「で、そうならないためにはどうすればいいの?」
『まだ手があるんだよね?』と言い、彼は漆黒の瞳をこちらに向けた。
闇より黒く夜より暗いソレを前に、僕は一瞬息が詰まる。
悪寒を覚えるほど大きい感情が、垣間見えたような気がして。
『あれが……ラミエルに向けている気持ち』と心の中で呟き、僕は大きく息を吸い込んだ。
「ラミエルを助ける方法はただ一つ────彼女がこの場から消える前に魔王を倒し、ゲームをクリアすること」
『ゲームをクリアした時点で殺害システムは停止するから』と説明し、一つ息を吐く。
本当はデスゲームのために組み込まれたシステムや魔王のAIを停止出来れば、いいんだけど……幾十にも保護プログラが施されてて、間に合わない。
きっと、解読が終わる頃にはラミエルは死んでいるだろう。
だから、多少リスクはあれど魔王を討伐するしかなかった。
とはいえ、無茶ぶりであることに変わりはない。
『徳正達が嫌がるなら、僕一人でやるしかないね』と考える中、無名達は魔王へ向き直った。
と同時に、
「「『分かった』」」
と、返事した。本当に一瞬の躊躇いもなく。
それぞれリセットされた武器を手に持ち、魔王討伐に全神経を集中させる。
早くも交戦準備へ入る彼らを前に、僕は目を見開いた。
「えっ?う、疑わないのかい……?」
『かなり突拍子もないことを言っているのに……』と零す僕に、無名はすかさず
「ああ、どっち道こいつには借りを返さなきゃいけないしな。それに────そんな必死な表情で言われたら、疑う気も失せる」
と、答えた。
フッと笑みを漏らす彼の前で、僕は思わず自身の頬に触れる。
『僕、今どんな表情を……』と思案する中、ヴィエラが少し乱暴に髪を掻き上げた。
「それはそれとして────魔王をどうやって倒すか、が問題よね。一応攻略法はあるけど、それだと時間が掛かっちゃうし……」
『ラミエルちゃんが消滅する前に何とかなるかしら?』と懸念を零し、ヴィエラは唇に力を入れる。
他の者達も、同様に難しい表情を浮かべた。
『どうする?』と視線だけで問い掛け合う彼らを前に、僕は慌てて声を上げる。
「あっ、それなら問題ない!今、僕の仲間が────魔王を弱体化させているから!少なくとも、以前のような大技はもう使えなくなっている筈だ!だから……」
「とにかく、ボコボコにしろってことねー!」
いち早く状況を理解したシムナは、こちらの話を最後まで聞くことなく動き出した。
元々せっかちな性格であることもあり、我慢出来なかったのだろう。
今回、懸かっているのは他の誰でもないラミエルの命だから。
「あ、ああ!君達のステータスなら、恐らく一発KOはないから全力で叩き潰してほしい!」
「「『了解』」」
低く硬い声で了承の意を示し、無名達も少し遅れて行動を開始した。
と同時に、風を切る音が木霊する。
相変わらず、凄いスピードだな……!
風圧で吹き飛ばされそうになりながら、僕は目を凝らした。
すると、
「限界突破スキル────|《魔力無限》発動」
「限界突破スキル────|《未来眼》発動」
ヴィエラとシムナは迷わず、貴重なスキルを発動した。
かと思えば、範囲魔法やスキルを込めた弾丸を躊躇なく放つ。
おかげで、魔王のHPはゴッソリ削れた。
────と、ここで無名も
「限界突破スキル────《絶対理性》発動」
狂戦士にとって、最強のスキルを使用する。
何故なら、このスキルが発動している間は絶対に理性を失わないから。
つまり破壊衝動に呑み込まれ、仲間を傷つける心配がないということ。
「狂戦士化、100%……|《狂剣の舞》」
フッと急に意識が浮上し、僕はおもむろに目を開ける。
そして復活を悟ると、直ぐさま周囲を見回した。
あれから、どのくらい経った!?いや、それよりもラミエルは!?まだ消えてないよね!?
懸念と疑問でいっぱいになりながら、僕は何とか茶髪の彼女を視界に捉える。
『死者蘇生』を使ってからそれほど時間が経っていないのか、ラミエルの体は光にこそ包まれているものの、まだ無事。
HPバーも、まだ満タンからそれほど減っていなかった。
とはいえ、悠長にしていられる暇はない。
『ごめん、リアム!ラミエルの方に集中してたら、魔王が……!』
脳内に聞き覚えのある……僕の仲間の声が響き、慌てて視線をさまよわせる。
すると────システムからの妨害を潜り抜け、ラミエルの元へ走る魔王が目に入った。
ダメだ……!今、ラミエルに危害を加えられたら……!
「魔王を止めてくれ……!このままだと、ラミエルが……!」
愛用の鞭を手に持ちながら、僕は必死に叫んだ。
その瞬間────ブォンッと風を切る音が響き、魔王の転倒する姿を捉える。
『一体、何が……?』と驚く中、僕はラミエルの前に座り込む黒衣の忍びを目にした。
ま、まさか……今の一瞬で魔王を蹴り飛ばし、ラミエルに駆け寄ったと言うのかい……?
「規格外にも程がある……」
畏怖の籠った声でそう言い、僕はタラリと冷や汗を流した。
と同時に────徳正を除く、『虐殺の紅月』のメンバーに取り囲まれる。
それぞれ剣や斧を僕の首筋に突き立て、僅かな殺気を放っていた。
「状況を説明しろ」
『さもなければ殺す』と言わんばかりに、無名はこちらを睨みつける。
僕が明らかに不審な行動ばかり取っているので、警戒心を抱いているようだ。
『まあ、当然だよね』と思いつつ、僕はそっと両手を挙げる。
君達を害するつもりはない、とでも言うように。
「時間がないから、簡単に言うね。僕達はラミエルによって……回復師が限界突破することで習得出来る『死者蘇生』というスキルによって、復活した」
「「『!?』」」
「それでラミエルは全てのHPを奪われ、あの状態に陥っている」
出来るだけ簡潔に状況を説明すると、無名達はたじろいだ。
自分達のために命を投げ打ったラミエルに、衝撃を受けているらしい。
カタカタと剣先を震わせながら、彼らはこれでもかというほど青ざめる。
「じゃあ、ラミエルちゃんはもう……」
ヴィエラは今にも泣きそうな顔で、下を向いた。
その可能性を認めたくないのか、彼女はそっと口を閉じる。
他の者達も一様に押し黙った────ただ一人、無名を除いて。
「リアム、まだ希望はあるんだよな?」
そう言って、無名は真っ直ぐこちらを見据えた。
首筋にあてがった聖剣を下ろし、『早く言え』と促す。
恐らく、死の間際に放ったあのセリフを覚えているのだろう。
「ああ、もちろん」
自信ありげに笑う僕は、信用されていることを嬉しく思った。
『まあ、僕の正体を知ったら失望されるだろうけど』と思いつつ、口を開く。
「結論から、言おう。ラミエルは────まだ生きている。現実世界の方も含めてね」
「「『!!』」」
『本当か!?』と言わんばかりに身を乗り出す彼らに、僕は大きく頷いた。
ようやく目に光が戻った無名以外のメンバーを見つめ、少しばかりホッとする。
と同時に、表情を引き締めた。
「ただ、このままだと何れ死んでしまう。というのも、現在ラミエルの死は誤魔化されている状態なんだ。要するにシステム上はまだ生きていることになっている、という訳。だから、まだ電気ショック……殺害は行われていない」
君達のときと違って、ラミエルに復活措置はない。
『死者蘇生』を使える、もしくはその可能性があるプレイヤーが傍に居ないから。
きっと死亡判定をされれば、間違いなく殺害される。一度、保留されることもなく……。
僕達が直ぐに殺害されなかった理由を思い浮かべ、そっと眉尻を下げる。
思った以上に悪すぎる現状を憂いて。
「ラミエルが完全に光の粒子と化し、この場から消えてしまえば誤魔化しは効かなくなる。仮想世界ではもちろん、現実世界でも死ぬことになるだろう」
延命しているに過ぎないことを告げ、僕は光に包まれるラミエルを見つめた。
────と、ここで徳正が重い腰を上げる。
「で、そうならないためにはどうすればいいの?」
『まだ手があるんだよね?』と言い、彼は漆黒の瞳をこちらに向けた。
闇より黒く夜より暗いソレを前に、僕は一瞬息が詰まる。
悪寒を覚えるほど大きい感情が、垣間見えたような気がして。
『あれが……ラミエルに向けている気持ち』と心の中で呟き、僕は大きく息を吸い込んだ。
「ラミエルを助ける方法はただ一つ────彼女がこの場から消える前に魔王を倒し、ゲームをクリアすること」
『ゲームをクリアした時点で殺害システムは停止するから』と説明し、一つ息を吐く。
本当はデスゲームのために組み込まれたシステムや魔王のAIを停止出来れば、いいんだけど……幾十にも保護プログラが施されてて、間に合わない。
きっと、解読が終わる頃にはラミエルは死んでいるだろう。
だから、多少リスクはあれど魔王を討伐するしかなかった。
とはいえ、無茶ぶりであることに変わりはない。
『徳正達が嫌がるなら、僕一人でやるしかないね』と考える中、無名達は魔王へ向き直った。
と同時に、
「「『分かった』」」
と、返事した。本当に一瞬の躊躇いもなく。
それぞれリセットされた武器を手に持ち、魔王討伐に全神経を集中させる。
早くも交戦準備へ入る彼らを前に、僕は目を見開いた。
「えっ?う、疑わないのかい……?」
『かなり突拍子もないことを言っているのに……』と零す僕に、無名はすかさず
「ああ、どっち道こいつには借りを返さなきゃいけないしな。それに────そんな必死な表情で言われたら、疑う気も失せる」
と、答えた。
フッと笑みを漏らす彼の前で、僕は思わず自身の頬に触れる。
『僕、今どんな表情を……』と思案する中、ヴィエラが少し乱暴に髪を掻き上げた。
「それはそれとして────魔王をどうやって倒すか、が問題よね。一応攻略法はあるけど、それだと時間が掛かっちゃうし……」
『ラミエルちゃんが消滅する前に何とかなるかしら?』と懸念を零し、ヴィエラは唇に力を入れる。
他の者達も、同様に難しい表情を浮かべた。
『どうする?』と視線だけで問い掛け合う彼らを前に、僕は慌てて声を上げる。
「あっ、それなら問題ない!今、僕の仲間が────魔王を弱体化させているから!少なくとも、以前のような大技はもう使えなくなっている筈だ!だから……」
「とにかく、ボコボコにしろってことねー!」
いち早く状況を理解したシムナは、こちらの話を最後まで聞くことなく動き出した。
元々せっかちな性格であることもあり、我慢出来なかったのだろう。
今回、懸かっているのは他の誰でもないラミエルの命だから。
「あ、ああ!君達のステータスなら、恐らく一発KOはないから全力で叩き潰してほしい!」
「「『了解』」」
低く硬い声で了承の意を示し、無名達も少し遅れて行動を開始した。
と同時に、風を切る音が木霊する。
相変わらず、凄いスピードだな……!
風圧で吹き飛ばされそうになりながら、僕は目を凝らした。
すると、
「限界突破スキル────|《魔力無限》発動」
「限界突破スキル────|《未来眼》発動」
ヴィエラとシムナは迷わず、貴重なスキルを発動した。
かと思えば、範囲魔法やスキルを込めた弾丸を躊躇なく放つ。
おかげで、魔王のHPはゴッソリ削れた。
────と、ここで無名も
「限界突破スキル────《絶対理性》発動」
狂戦士にとって、最強のスキルを使用する。
何故なら、このスキルが発動している間は絶対に理性を失わないから。
つまり破壊衝動に呑み込まれ、仲間を傷つける心配がないということ。
「狂戦士化、100%……|《狂剣の舞》」
2
あなたにおすすめの小説
追放されたら無能スキルで無双する
ゆる弥
ファンタジー
無能スキルを持っていた僕は、荷物持ちとしてあるパーティーについて行っていたんだ。
見つけた宝箱にみんなで駆け寄ったら、そこはモンスタールームで。
僕はモンスターの中に蹴り飛ばされて置き去りにされた。
咄嗟に使ったスキルでスキルレベルが上がって覚醒したんだ。
僕は憧れのトップ探索者《シーカー》になる!
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる