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第一章
未来
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◇◆◇◆
────終戦後のあれこれはジークやリカルドに丸投げし、私は自室で寛いでいた。
狸となった宰相を膝に乗せながら。
また、足元には宰相の仲間である兎や猫も居る。
傍から見れば動物の楽園だが、中身はただのオッサン共のため侍らせても大して満足感などはない。
まあ、触り心地はいいので重宝しているが。
こいつら、ペット歴十日にも拘わらずもう他人に媚びることを覚えているな。
後ろ足で立ってこちらを見つめる宰相達に、私は『適応能力、高いな』と感心する。
恥も外聞もかなぐり捨て小娘に愛想を振りまく姿は、実に滑稽だった。
『腹の中では何を考えているんだか』と目を細めつつ、窓の外へ視線を向ける。
クリーガー王国、フィーネ王国、シックザール帝国の三ヵ国を滅ぼしたことによって国庫は潤った。
少なくとも、公共事業の出資分は回収出来た筈。
無事周辺諸国との外交も復活したし、一先ず順調と言えるだろう。
慌ててご機嫌取りをしてきた各国の重鎮を思い出し、私は『くくくっ……!』と低く笑う。
『明日は我が身!』と言わんばかりの必死さだったため、面白半分で条件をつり上げたのだが……それすらも呑んできた。
余程、私を敵に回すのが恐ろしかったのだろう。
『取って食いやしないのに』と心の中で呟く中、不意に部屋の扉をノックされる。
「入れ」
「失礼します」
慣れた様子で扉を開け、中に入ってきたのは────ジークだった。
後ろ手で扉を閉める彼はこちらに一礼してから、歩を進める。
そして私の前にやってくると、目線を合わせるように身を屈めた。
「イザベラ様、今しがた────城の建設が終わったとの報告を受けました」
『いつでも、あちらに移れるようです』と言い、ジークは準備万端であることを明かした。
まさかの即日入居可能な状態に、私は目を見張る。
「そうか。予定より、早かったな。では────」
そこで一度言葉を切ると、私はパチンッと指を鳴らした。
「────早速、この城を壊すとしよう」
まだここに居る宰相や騎士を新築された皇城へ転移させ、おもむろに席を立つ。
揺れる銀髪を手で払い、私はジークを伴ってテラスに出た。
と同時に、浮遊魔法で上昇し、城を見下ろす。
「このまま壊してもいいが、どうせならその様子を多くの奴らに見せつけるか」
権力誇示や牽制の意味も込めて、私は各地に長方形型のプレートを出現させた。
そこには、旧皇城や私達の様子が映し出されており、今どんなことをしているのか一目で分かる。
また、任意で音声も発することが出来るため、派手なパフォーマンスをする時に大活躍だった。
その分、魔力を消費するから普段はあまり使わないんだけどな。
でも、たまにはいいだろう。
我々だけで独占するには、勿体ない光景だからな。
結界で城の周囲を固めつつ、私はジークの手を引く。
と同時に、もう一つ結界を張った。
我々の身の安全を確保するために。
念のためいつもより強度を上げたから、多少派手に暴れても問題ないだろう。
『隕石が降ってきても擦り傷一つ付かない』と自負しながら、私はジークの手を軽く握った。
「よく見ておけ、ジーク。貴様と貴様の母親を苦しめたヴァルテン帝国は、今日を持って完全に消滅する。そして、二度と復活することはない。これは決定事項だ」
「っ……!はい!」
黄金の瞳に歓喜を滲ませ、ジークは晴れ晴れとした表情を浮かべた。
耐え忍んできた日々が報われるのだと知り、達成感と充実感を得ているのだろう。
『やっと、全部壊せる』と嬉しそうに呟く彼を尻目に、私は片手を振り上げる。
「聞け、皆の者」
音声伝達機能を有効にし、私は各地に散りばめたプレートを通して話し掛けた。
あちら側の情景は分からないが、きっと大半の者は跪いて私の言葉を待っているだろう。
その様子を思い浮かべながら、私は声を張り上げる。
「これより、私は負の遺産であるヴァルテン帝国の皇城を破壊する。アルバート帝国の軌跡に、過去の遺物は必要ないからな。今のうちに別れの挨拶を済ませておけ」
『まあ、そんな思い入れはないと思うが』と肩を竦め、私は城の真上に赤黒い球体を出現させた。
これは炎とマグマを凝縮したもので、別名『簡易太陽』と呼ばれている。
通常大陸を吹き飛ばすために使用されるのだが、今回は特別。
これなら見た目も派手だし、何より跡形も残らない。
まさにピッタリだろう。
今もどこかに居るイーサンの幽霊を思い浮かべ、私は『この光景を見てくれるといいんだが』と笑う。
「別れの挨拶は、もう済んだな?じゃあ────この歴史的瞬間を目に焼き付けておけ」
そう言うが早いか、私は手を振り下ろした。
その瞬間、簡易太陽はまるで夕日のように沈んでいき、城の屋根と接触する。
と同時に、爆散した。
触れるだけでも、危ないマグマを撒き散らしながら。
「す、凄い……」
城の外壁から家具に至るまで全てを溶かすマグマに、ジークは感嘆の声を漏らす。
『灰すら残っていない』と目を見張り、食い入るように城の崩壊風景を眺めていた。
そうこうしている内に、降り注いだマグマは地面へ達し────穴を開ける。
城を溶かすだけでは、物足りなかったらしい。
結界を張って外部と完全に遮断していることもあり、熱が籠ってしまっているのだろう。
『ちょっと威力が強すぎたか』と考えていると、ブシャッとお湯が吹き出る。
と同時に、硫黄の香りが鼻腔を刺激した。
「あれは……多分、温泉だな」
「えっ?」
「崩壊後はただの平地にしようと思っていたが、温泉付きのホテルにでもするか」
困惑するジークを置いて、私は『せっかくだから、商売に使おう』と思い立つ。
城の跡地が温泉宿なんて、滑稽もいいところだな。
きっと、イーサンは相当悔しがることだろう。
「ジーク、温泉の整備や建物の建築は公共事業として扱え」
「わ、分かりました」
前回と違い資金が潤沢にあらため、ジークはすんなり首を縦に振る。
『まずは成分調査を……』と考え込む彼を他所に、私は浄化魔法を展開した。
対象はマグマに絞り、かなり魔力を込める。効力を上げるために。
『これでよし』と満足する私は、一思いに魔法を発動した。
白い光に包まれて消えていくマグマを見守り、一息つく。
と同時に、顔を上げた。
「ヴァルテン帝国の歴史は、今ここで完全に幕を下ろした。これからはアルバート帝国が、貴様らの未来を作る。だが」
そっとジークから手を離し、私は少しだけ前に出る。
「嫌なら、逃げてもいい。反旗を翻したって、構わない。どう生きるかは、貴様らの自由だ。でも、もし私についてくるのなら繁栄を約束しよう」
自身の胸元に手を添えながら、私は自信たっぷりに言い切った。
だって、これは決定事項だから。
「私は絶対的強者であり、勝者だ。よって、アルバート帝国の衰退や敗北は有り得ない。豊かな暮らしと明るい未来を手にしたいなら、私に従え。私を讃えろ。私の輩下になれ。それが充実した毎日への第一歩だ」
勢いよく両手を広げ、私は全ての領地に花びらを降らせた。
すると、どこからともなく────
「「「アルバート帝国、万歳!イザベラ皇帝陛下、万歳!」」」
────と、讃える声が聞こえてくる。
もうすっかり、ヴァルテン帝国のことなど忘れ去っているようだ。
過去を振り返りもしない民衆達の姿に気を良くしていると、ジークが空中で跪く。
そして、私の手をそっと握った。
「アルバート帝国初代皇帝イザベラ・アルバート陛下」
一語一語噛み締めるように私の名を呼び、ジークはこちらを見上げる。
黄金の瞳に、狂おしいほどの熱と情を浮かべながら。
「心の底から、貴方のことをお慕いしています。これからもどうか、傍に置いてください。貴方の軌跡をこの目に焼き付けたい、それが俺の望みです」
縋るような……強請るような目で、ジークは『一生一緒に居たい』と乞うた。
彼の初めてのワガママに、私はスッと目を細める。
全く……可愛いことを言ってくれる。
私の本性を知ってもなお共にあろうとするジークの健気さに、心打たれた。
零れ出る笑みをそのままに、私は軽く手を握り返す。
「いいだろう。その望み、叶えてやる。病める時も健やかなる時も、ずっと一緒だ」
そう言って、私はジークの手を引っ張った。
『うわっ……!?』と声を漏らす彼に頬を緩め、私は距離を縮める。
そして、目を閉じると────約束の証明として、ジークの唇を奪った。
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いつも、『悪辣令嬢の独裁政治 ~私を敵に回したのが、運の尽き~』をお読みいただき、ありがとうございます。
作者のあーもんどです。
本作はこれにて、第一章完結となります。
第二章の執筆に伴い、しばらく更新をお休みします。
再開時期は1月の下旬頃になるかと思います。
ただ、あくまで予定ですので前後する可能性は大いにあります。
目安程度に思っていただけますと幸いです。
また、この場をお借りして言わせてください。
いつも感想・お気に入り登録・エールなど、ありがとうございます!
(読者様の反応を見ながら書くのが好きなので、本当に励みになります!)
今後とも、『悪辣令嬢の独裁政治 ~私を敵に回したのが、運の尽き~』をよろしくお願いいたします┏○ペコッ
────終戦後のあれこれはジークやリカルドに丸投げし、私は自室で寛いでいた。
狸となった宰相を膝に乗せながら。
また、足元には宰相の仲間である兎や猫も居る。
傍から見れば動物の楽園だが、中身はただのオッサン共のため侍らせても大して満足感などはない。
まあ、触り心地はいいので重宝しているが。
こいつら、ペット歴十日にも拘わらずもう他人に媚びることを覚えているな。
後ろ足で立ってこちらを見つめる宰相達に、私は『適応能力、高いな』と感心する。
恥も外聞もかなぐり捨て小娘に愛想を振りまく姿は、実に滑稽だった。
『腹の中では何を考えているんだか』と目を細めつつ、窓の外へ視線を向ける。
クリーガー王国、フィーネ王国、シックザール帝国の三ヵ国を滅ぼしたことによって国庫は潤った。
少なくとも、公共事業の出資分は回収出来た筈。
無事周辺諸国との外交も復活したし、一先ず順調と言えるだろう。
慌ててご機嫌取りをしてきた各国の重鎮を思い出し、私は『くくくっ……!』と低く笑う。
『明日は我が身!』と言わんばかりの必死さだったため、面白半分で条件をつり上げたのだが……それすらも呑んできた。
余程、私を敵に回すのが恐ろしかったのだろう。
『取って食いやしないのに』と心の中で呟く中、不意に部屋の扉をノックされる。
「入れ」
「失礼します」
慣れた様子で扉を開け、中に入ってきたのは────ジークだった。
後ろ手で扉を閉める彼はこちらに一礼してから、歩を進める。
そして私の前にやってくると、目線を合わせるように身を屈めた。
「イザベラ様、今しがた────城の建設が終わったとの報告を受けました」
『いつでも、あちらに移れるようです』と言い、ジークは準備万端であることを明かした。
まさかの即日入居可能な状態に、私は目を見張る。
「そうか。予定より、早かったな。では────」
そこで一度言葉を切ると、私はパチンッと指を鳴らした。
「────早速、この城を壊すとしよう」
まだここに居る宰相や騎士を新築された皇城へ転移させ、おもむろに席を立つ。
揺れる銀髪を手で払い、私はジークを伴ってテラスに出た。
と同時に、浮遊魔法で上昇し、城を見下ろす。
「このまま壊してもいいが、どうせならその様子を多くの奴らに見せつけるか」
権力誇示や牽制の意味も込めて、私は各地に長方形型のプレートを出現させた。
そこには、旧皇城や私達の様子が映し出されており、今どんなことをしているのか一目で分かる。
また、任意で音声も発することが出来るため、派手なパフォーマンスをする時に大活躍だった。
その分、魔力を消費するから普段はあまり使わないんだけどな。
でも、たまにはいいだろう。
我々だけで独占するには、勿体ない光景だからな。
結界で城の周囲を固めつつ、私はジークの手を引く。
と同時に、もう一つ結界を張った。
我々の身の安全を確保するために。
念のためいつもより強度を上げたから、多少派手に暴れても問題ないだろう。
『隕石が降ってきても擦り傷一つ付かない』と自負しながら、私はジークの手を軽く握った。
「よく見ておけ、ジーク。貴様と貴様の母親を苦しめたヴァルテン帝国は、今日を持って完全に消滅する。そして、二度と復活することはない。これは決定事項だ」
「っ……!はい!」
黄金の瞳に歓喜を滲ませ、ジークは晴れ晴れとした表情を浮かべた。
耐え忍んできた日々が報われるのだと知り、達成感と充実感を得ているのだろう。
『やっと、全部壊せる』と嬉しそうに呟く彼を尻目に、私は片手を振り上げる。
「聞け、皆の者」
音声伝達機能を有効にし、私は各地に散りばめたプレートを通して話し掛けた。
あちら側の情景は分からないが、きっと大半の者は跪いて私の言葉を待っているだろう。
その様子を思い浮かべながら、私は声を張り上げる。
「これより、私は負の遺産であるヴァルテン帝国の皇城を破壊する。アルバート帝国の軌跡に、過去の遺物は必要ないからな。今のうちに別れの挨拶を済ませておけ」
『まあ、そんな思い入れはないと思うが』と肩を竦め、私は城の真上に赤黒い球体を出現させた。
これは炎とマグマを凝縮したもので、別名『簡易太陽』と呼ばれている。
通常大陸を吹き飛ばすために使用されるのだが、今回は特別。
これなら見た目も派手だし、何より跡形も残らない。
まさにピッタリだろう。
今もどこかに居るイーサンの幽霊を思い浮かべ、私は『この光景を見てくれるといいんだが』と笑う。
「別れの挨拶は、もう済んだな?じゃあ────この歴史的瞬間を目に焼き付けておけ」
そう言うが早いか、私は手を振り下ろした。
その瞬間、簡易太陽はまるで夕日のように沈んでいき、城の屋根と接触する。
と同時に、爆散した。
触れるだけでも、危ないマグマを撒き散らしながら。
「す、凄い……」
城の外壁から家具に至るまで全てを溶かすマグマに、ジークは感嘆の声を漏らす。
『灰すら残っていない』と目を見張り、食い入るように城の崩壊風景を眺めていた。
そうこうしている内に、降り注いだマグマは地面へ達し────穴を開ける。
城を溶かすだけでは、物足りなかったらしい。
結界を張って外部と完全に遮断していることもあり、熱が籠ってしまっているのだろう。
『ちょっと威力が強すぎたか』と考えていると、ブシャッとお湯が吹き出る。
と同時に、硫黄の香りが鼻腔を刺激した。
「あれは……多分、温泉だな」
「えっ?」
「崩壊後はただの平地にしようと思っていたが、温泉付きのホテルにでもするか」
困惑するジークを置いて、私は『せっかくだから、商売に使おう』と思い立つ。
城の跡地が温泉宿なんて、滑稽もいいところだな。
きっと、イーサンは相当悔しがることだろう。
「ジーク、温泉の整備や建物の建築は公共事業として扱え」
「わ、分かりました」
前回と違い資金が潤沢にあらため、ジークはすんなり首を縦に振る。
『まずは成分調査を……』と考え込む彼を他所に、私は浄化魔法を展開した。
対象はマグマに絞り、かなり魔力を込める。効力を上げるために。
『これでよし』と満足する私は、一思いに魔法を発動した。
白い光に包まれて消えていくマグマを見守り、一息つく。
と同時に、顔を上げた。
「ヴァルテン帝国の歴史は、今ここで完全に幕を下ろした。これからはアルバート帝国が、貴様らの未来を作る。だが」
そっとジークから手を離し、私は少しだけ前に出る。
「嫌なら、逃げてもいい。反旗を翻したって、構わない。どう生きるかは、貴様らの自由だ。でも、もし私についてくるのなら繁栄を約束しよう」
自身の胸元に手を添えながら、私は自信たっぷりに言い切った。
だって、これは決定事項だから。
「私は絶対的強者であり、勝者だ。よって、アルバート帝国の衰退や敗北は有り得ない。豊かな暮らしと明るい未来を手にしたいなら、私に従え。私を讃えろ。私の輩下になれ。それが充実した毎日への第一歩だ」
勢いよく両手を広げ、私は全ての領地に花びらを降らせた。
すると、どこからともなく────
「「「アルバート帝国、万歳!イザベラ皇帝陛下、万歳!」」」
────と、讃える声が聞こえてくる。
もうすっかり、ヴァルテン帝国のことなど忘れ去っているようだ。
過去を振り返りもしない民衆達の姿に気を良くしていると、ジークが空中で跪く。
そして、私の手をそっと握った。
「アルバート帝国初代皇帝イザベラ・アルバート陛下」
一語一語噛み締めるように私の名を呼び、ジークはこちらを見上げる。
黄金の瞳に、狂おしいほどの熱と情を浮かべながら。
「心の底から、貴方のことをお慕いしています。これからもどうか、傍に置いてください。貴方の軌跡をこの目に焼き付けたい、それが俺の望みです」
縋るような……強請るような目で、ジークは『一生一緒に居たい』と乞うた。
彼の初めてのワガママに、私はスッと目を細める。
全く……可愛いことを言ってくれる。
私の本性を知ってもなお共にあろうとするジークの健気さに、心打たれた。
零れ出る笑みをそのままに、私は軽く手を握り返す。
「いいだろう。その望み、叶えてやる。病める時も健やかなる時も、ずっと一緒だ」
そう言って、私はジークの手を引っ張った。
『うわっ……!?』と声を漏らす彼に頬を緩め、私は距離を縮める。
そして、目を閉じると────約束の証明として、ジークの唇を奪った。
✄-------------------‐-------------------‐------✄
いつも、『悪辣令嬢の独裁政治 ~私を敵に回したのが、運の尽き~』をお読みいただき、ありがとうございます。
作者のあーもんどです。
本作はこれにて、第一章完結となります。
第二章の執筆に伴い、しばらく更新をお休みします。
再開時期は1月の下旬頃になるかと思います。
ただ、あくまで予定ですので前後する可能性は大いにあります。
目安程度に思っていただけますと幸いです。
また、この場をお借りして言わせてください。
いつも感想・お気に入り登録・エールなど、ありがとうございます!
(読者様の反応を見ながら書くのが好きなので、本当に励みになります!)
今後とも、『悪辣令嬢の独裁政治 ~私を敵に回したのが、運の尽き~』をよろしくお願いいたします┏○ペコッ
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