53 / 112
第53話 超激レア階層!!
しおりを挟む
ユリとピアニックドラゴンが作曲活動している間に超激レア階層の探索を進めていた部長とサティ。
「もぬけのから、ってやつかな」
通路を抜けて入った大部屋はただただだだっ広いだけの物も何もない石の部屋になっていた。
「在来していたモンスターもあの笛の音に釣られたのでしょう」
「なるほど、しっかし迷惑なファンだったな。客引きとしては優秀だが」
部長とサティはさらにモンスターの気配の全くない超激レア階層の探索を続けていく。そしてたどり着いた中ぐらいの広さの他とは違う爽やかな空気を感じる部屋。
「これは噴水? 泉?」
ふたりの前には神秘的で美しい銀と青の光景が広がっていた。
大きな銀色の器の台から爽やかで神秘的な透き通る青色の水がどこからか湧き上がり伝い地の底に流れ溜まり美しい泉を形成していた。
「これは……!! さすがは超激レア階層!! 泉ですね。非常に珍しくラッキーです。私もこれまで1度だけ似たような泉を見つけたことがありました」
「ほー、そんなに珍しい……」
「綺麗です……」
その美しい光景を静かに目を輝かせ見つめているサティ。
「ですね。ダンジョン……ハハハ、こんなご褒美があるなんて……!!」
少し前に出て背伸びをしながら大きく深呼吸をする部長。
「…………はい」
「もぬけのから、ってやつかな」
通路を抜けて入った大部屋はただただだだっ広いだけの物も何もない石の部屋になっていた。
「在来していたモンスターもあの笛の音に釣られたのでしょう」
「なるほど、しっかし迷惑なファンだったな。客引きとしては優秀だが」
部長とサティはさらにモンスターの気配の全くない超激レア階層の探索を続けていく。そしてたどり着いた中ぐらいの広さの他とは違う爽やかな空気を感じる部屋。
「これは噴水? 泉?」
ふたりの前には神秘的で美しい銀と青の光景が広がっていた。
大きな銀色の器の台から爽やかで神秘的な透き通る青色の水がどこからか湧き上がり伝い地の底に流れ溜まり美しい泉を形成していた。
「これは……!! さすがは超激レア階層!! 泉ですね。非常に珍しくラッキーです。私もこれまで1度だけ似たような泉を見つけたことがありました」
「ほー、そんなに珍しい……」
「綺麗です……」
その美しい光景を静かに目を輝かせ見つめているサティ。
「ですね。ダンジョン……ハハハ、こんなご褒美があるなんて……!!」
少し前に出て背伸びをしながら大きく深呼吸をする部長。
「…………はい」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
11
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる