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第56死 豚肉、アスパラ、卵

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AI栄枯:アスパラ肉包み電子ノ城~カレーの池と特製焼肉のたれ、半熟たまごは結局最強です、ええ、ひじょうに~(BTTM)

材料
・電子アスパラガス12本
・電子オーク肉600g
・電子塩胡椒、少々
・余ったシルファンカレー
・栄枯特製電子焼き肉のたれ(漬け物、電子ニラ、電子コチュジャン、電子生姜、電子焼き肉のたれ)
・電子卵×3
・モンスター脂

①電子アスパラはささっと泉で洗……う必要はありません電子ですので、ええ、ひじょうに。

次にホットプレートに泉の水を注ぎ込みお湯を沸かします、そこに電子アスパラをパパッと放り込み粗悪なベッドで作ったホットプレート専用木の蓋でフタをします。

ひじょうに蒸せたら蓋を外して取り出します、アスパラを持ちすこししなってるぐらいならもう蒸せてます、ええ、ひじょうに。

穂先を斬り電子アスパラの丸太へと加工します。

②プレート上アスパラを湯がいた泉の湯、そこに細かくサイの目に切ったトマトを投入、また粗悪なベッドで蓋をします。

次に、魔法瓶に入っていた余りのシルファンカレーはフライパンへと全て移し、トマトとアスパラの茹で汁が混ざったプレートのスープを3人がかりで空になった魔法瓶へと注ぎます。この際先に形の残ったトマトを魔法瓶に避難しておくと良いでしょう。ええ、ひじょうに繊細な作業ですのでべらぼぅに慎重にお願いしますね?

③モンスター脂を低温ホットプレートの上に塗り伸ばしていきます。十分に温まるまで待っている間に。

アスパラガスを薄切りにした塩胡椒で下味をつけた豚肉で巻いていきます。横に6、縦に6の2段にします。しっかりと1段1段を巻けたらぐぐるぐるとアスパラが見えなくなるまで2段ごと肉のテーピングを施します、ええ、ひじょうに!!

出来上がったアスパラガスの正方形な二重城をプレートの上へと投下焼いていきます。

……。

…………!

裏返します。

……。

…………!

出来上がりました完成です!

死のダンジョンの吐い信者丘梨栄枯考案

アスパラ肉包み電子ノ城~カレーの池と特製焼肉のたれ、半熟たまごは結局最強です、ええ、ひじょうに~(BTTM)



ぼこ:どういうこと?

ぼこ:ナニが作られた?

ぼこ:ちょっと何言ってるか分からないですね、ええ、ひじょうに

ぼこ:よし遅延しなかったな!

ぼこ:なんなん

ぼこ:たぶんなろう小説

ぼこ:なろうならしゃーないな

ぼこ:出来てねぇし出来ても出来てねぇだろこれ

ぼこ:うまそう

ぼこ:カレーやん

ぼこ:また取説いるやつか

ぼこ:当たり前にある調味料、当たり前にある食材

ぼこ:死のダンジョンだからな

ぼこ:こいつら死のダンジョンで何不自由なく料理しとんな

ぼこ:てかしれっと食材増えてんだが……

ぼこ:↑チンキス!

ぼこ:電子塩胡椒! 電子コチュジャン! 
電子焼き肉のたれ!

ぼこ:電子だから多少はね?

ぼこ:ホットプレートの魔術師丘梨栄枯

ぼこ:ホットプレートはアレンジイメージユニークやからな

ぼこ:粗悪なベッドはホットプレートの蓋じゃない

ぼこ:粗悪なベッドはホットプレートの蓋じゃからな

ぼこ:ホットプレートと粗悪なベッド、二大神の共演

ぼこ:全部栄枯の妄想です。



「出来上がりました! さぁ手は合わせ……なくていいですダンジョンです! いただきましょう」

 AIカメラはその全貌を撮影していく。

 低温ホットプレートの上、丘梨クール栄枯ワールド第2弾。

 onプレート。ダンジョンスタイルなら当然だ。フライパンにはぐつぐつと浅瀬を煮やすシルファンカレーの池。

 粗悪なベッドで作った木の皿には各々、栄枯がカスタムした特製焼き肉のタレが置かれ。

 低温で焼かれていくサイドに置かれた3つの目玉焼きは使うタイミングが重要だ。

 そして本日の主役、ドンとセンターに構える肉の城いい感じにこんがり両面を仕上げた肉巻きアスパラ。お好み焼きではない。

「これは……なんだろう、またすごいですね。うんと、うーん、焼き肉? お好み焼き? あ、お好み焼きですねおかなしさん!」

「ええ、ふふ、よく分かりましたね私のイメージではお好み焼きそれに近いものですね。豚玉をイメージしました、まさに豚と卵があるわけですので、ええ。ですがこの死のダンジョンの厳しいダンジョン下ではお好み焼きなんて作れません。ですので豚玉、ええ、豚卵。大量のアスパラガスを豚肉で包むことでボリュームが出ます、アスパラは豚肉とひじょうに相性が良いといいます、さらに卵ともひじょうに相性が良いのですよ?」

「そ、そうなんですか!? じゃあまさに相性、必然の組み合わせ……?」

「ええ、そうです。カードを眺めて降りて来た電撃も必然、必然の電撃だったのです!!」

「な、なるほど。それは分かりましたけどこのカレーと焼き肉のタレは?」

「ええ、それはお好みソースの代わりです。今回はこの厳しい環境下で頑張り2種類のソースを用意しました。1つ目はみなさんご存知シルファンカレー、切り分けますのでまずはシルファンカレーをどっぷり付けて食べてみてください────はいどうぞ、はいどうぞ、ふふ」

 栄枯のメイン武器であるブラック包丁で切り分けられていった肉のケーキ。栄枯はその一切れ一切れをパーティーメンバーの近くのプレートへと寄せ。

 金ポデと青年はそれを箸でつまみ、フライパンの中のシルファンカレーの浅瀬へと泳がせていく。

 べっとりとついたカレーソースのついた一切れを各々ぱくり、食していき。

「これはひじょうに相性のいい! なんだろ単純にこれ最強ですよおかなしさん! もう単純にアスパラと豚肉は合いますしそこにシルファンカレーがかかったらそりゃ美味いですよ! うわこれ…………いいなぁー」

「★★★!!」

 金ポデは目をつむり、左のオッケーポーズを顔に寄せる。金ポデがひじょうに美味いと感じるときに出るポーズである。

「ふふ、まだまだそれだけで驚かないでください忘れてませんか、この方の存在を」

 3つの目玉焼きはひじょうにいい感じの半熟だ。

「今です!!」

 栄枯はパパっと巧みな箸捌きでそれぞれの木の皿肉のケーキの上にそれを置いていった。

「さぁ、合体魔法です!! 最高のタイミング最高の状態ですイッテください」

 豚肉、アスパラ、半熟卵、シルファンカレー最高の相性が今まさに合体。

 金ポデと青年は期待に胸を膨らませ。

「こ、これは…………すごい!! なんだろシンプルにほんと半熟卵うれしい! 豚肉甘いおいしい! 繋ぎの野菜アスパラは相性抜群! それにシルファンカレーも相性抜群!? あ、あぁ!!!!」

「そうです。シルファンカレーはカレー、当然豚肉、アスパラ、半熟卵。これらはカレーの定番食材、プラス食材、相性抜群に決まっています、ふふ」

「★★★★★!!!!」

 あちゃー、やられたと右手でおでこを抑え天を仰ぐ青年。

 今度は皿を置き両手でダブルオッケーマーク。肉にうるさいドイツ人の彼女にとっても栄枯の手料理はべらぼぅに旨かったのだ。

 作った料理をおいしいと言ってもらえるとうれしい、それは当たり前のこと。気を良くし更に切り分けていく肉の城。丘梨栄枯パーティーの結束力がまたひとつ強いものとなったようだ。



ぼこ:単純にながい

ぼこ:こいつらを止める方法

ぼこ:↑現地に行け

ぼこ:お好み焼きとか言い出してるよ

ぼこ:栄枯は天才

ぼこ:ホットプレートの魔術師栄枯だからな

ぼこ:大阪人、兵庫人、この豚玉が出てきたらどうする?

ぼこ:↑真面目に言うと別居やね

ぼこ:大阪人やけど別に気にせんけどな、ええ、ひじょうに

ぼこ:肉やきモブこいつ何回か他のやつと入れ替わってるだろ

ぼこ:イエスマンしかいない職場

ぼこ:死のダンジョンだからな

ぼこ:内輪揉めなんていらんのよ、韓国ドラマじゃないのよお馬鹿ですね

ぼこ:ここまで栄枯ひと口も食ってないの気付いた?

ぼこ:栄枯ママだからね

ぼこ:全国のおまえらは栄枯ママみたいな女性と結婚すべき

ぼこ:ここまで科学的根拠なし!

ぼこ:ダンジョンだからな(魔法のことば)

ぼこ:こいつ毎回べらべらとそれっぽいことをしゃべってるだけで中身ないのよ

ぼこ:↑チンキス

ぼこ:で、結局旨いのこれ?

ぼこ:ええ、ひじょうに!!
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