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第176死 パフェキス(青)♡
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時刻は5時53分。これから執り行われてしまう彼女の正義に青年は逃れるという選択肢を持ち合わせてはいなかった。
ホテルの一室、そこそこ上質なベッドの上で。
「私はあなたの後ろにいるだけです、何故このようにペニスを勃起させ乳首まで勃起させているのです」
「あっあっァァ」
脱力した青年を座らせもたれかけさせる。背後に回った狗雨雷が手を伸ばした。
さすっていた右の乳首を後ろから右手でぎゅっと摘み上げた。細い指が突起をそこそこのチカラで強く。
「フン、男とて、いやあなたは男らしくもない女でもない、なんなのですか」
「……スキル、どうせならば使いましょうシミュレーター内での実験を兼ねて」
「【パフェキス(青)】」
発動したスキル【パフェキス(青)】スキルの効果で青く染め上がっていった狗雨雷の唇の色。
「こちらに顔を向けなさい、言われなくても雛鳥でも親から餌を貰うために出来ることです」
なすがまま言われるがままにゆっくりと右を振り向いた彼の唇と彼女の青い唇が近づく。
顎をくいと、情けなく自分の胸にもたれかかる彼の表情をじっくりと灰桜色の瞳はクローズアップし瞬きもせず見つめて────
「そのようなトロけた顔をしている、狩野千晶あなたは5人の女性と不純なセックスをしておきながら私にまで分かってほしいとそんなふざけたッ……!!」
そして言い終えて、滑り込むキスというよりはバイオレンス。冷たい青い舌が青年の口内を突き刺し舐め回して蹂躙していく。
「あひゅあァァひゅ……ああっ……ぴゅめァァ」
彼女のバイオレンスなキスが青年の口内を冷たく体熱を奪いエロく染め上げていく。
更に余った右手は伸ばし手淫していく。もうすでに硬化しているペニス、勝手に垂らしていた先走り汁で十分にぬるぬると包まれていき。
親鳥が貪り与える、訳の分からない暴力的だがぬめり這う心地の良い冷たいキスに──
素速い手コキに促されて、あえなく射精──白濁は舞い、ぱたたたとベッドシーツに堕ち染みをつくっていく。
与えられる狗雨雷の冷たいキスに絡まり合う舌と舌のやわさを感じながら、目を閉じない彼女にじっと睨まれながら射精へと至る。
冷たいキスに対して腰とペニスから排泄する熱いザーメン。
射精後も続く長いキスと手淫に、快楽を流し込まれ何故か多幸感に満ちていく、青年の顔はなすがままキスを味わいながら蕩けてしまい──
「ちゅっぶべァぁ…………はぁはぁ……ん……」
「──ん、またそのように、少しキスをされただけでダメになってしまうのです」
「気持ち良ければいいと、キスと手淫だけで知りもしない女性に全てを身を任せてしまう」
「これでハッキリしました、あなたは異常です。ほんとうに……チッ……」
もたれかかったまま唾液にまみれた恍惚の表情。それがまた狗雨雷叢雲のリミッターをぞくりと、揺らしていく。
発動したスキル【パフェキス(苺)】右手の甲で隠した唇は青から──ジューシーな苺色に染まっていった。
また滑り込んでいく舌、与えて受け入れてくっつく唇と唇。あまい接吻をしながら少し吊り上がった灰桜色の眼はゆっくりと閉じていった。
ホテルの一室、そこそこ上質なベッドの上で。
「私はあなたの後ろにいるだけです、何故このようにペニスを勃起させ乳首まで勃起させているのです」
「あっあっァァ」
脱力した青年を座らせもたれかけさせる。背後に回った狗雨雷が手を伸ばした。
さすっていた右の乳首を後ろから右手でぎゅっと摘み上げた。細い指が突起をそこそこのチカラで強く。
「フン、男とて、いやあなたは男らしくもない女でもない、なんなのですか」
「……スキル、どうせならば使いましょうシミュレーター内での実験を兼ねて」
「【パフェキス(青)】」
発動したスキル【パフェキス(青)】スキルの効果で青く染め上がっていった狗雨雷の唇の色。
「こちらに顔を向けなさい、言われなくても雛鳥でも親から餌を貰うために出来ることです」
なすがまま言われるがままにゆっくりと右を振り向いた彼の唇と彼女の青い唇が近づく。
顎をくいと、情けなく自分の胸にもたれかかる彼の表情をじっくりと灰桜色の瞳はクローズアップし瞬きもせず見つめて────
「そのようなトロけた顔をしている、狩野千晶あなたは5人の女性と不純なセックスをしておきながら私にまで分かってほしいとそんなふざけたッ……!!」
そして言い終えて、滑り込むキスというよりはバイオレンス。冷たい青い舌が青年の口内を突き刺し舐め回して蹂躙していく。
「あひゅあァァひゅ……ああっ……ぴゅめァァ」
彼女のバイオレンスなキスが青年の口内を冷たく体熱を奪いエロく染め上げていく。
更に余った右手は伸ばし手淫していく。もうすでに硬化しているペニス、勝手に垂らしていた先走り汁で十分にぬるぬると包まれていき。
親鳥が貪り与える、訳の分からない暴力的だがぬめり這う心地の良い冷たいキスに──
素速い手コキに促されて、あえなく射精──白濁は舞い、ぱたたたとベッドシーツに堕ち染みをつくっていく。
与えられる狗雨雷の冷たいキスに絡まり合う舌と舌のやわさを感じながら、目を閉じない彼女にじっと睨まれながら射精へと至る。
冷たいキスに対して腰とペニスから排泄する熱いザーメン。
射精後も続く長いキスと手淫に、快楽を流し込まれ何故か多幸感に満ちていく、青年の顔はなすがままキスを味わいながら蕩けてしまい──
「ちゅっぶべァぁ…………はぁはぁ……ん……」
「──ん、またそのように、少しキスをされただけでダメになってしまうのです」
「気持ち良ければいいと、キスと手淫だけで知りもしない女性に全てを身を任せてしまう」
「これでハッキリしました、あなたは異常です。ほんとうに……チッ……」
もたれかかったまま唾液にまみれた恍惚の表情。それがまた狗雨雷叢雲のリミッターをぞくりと、揺らしていく。
発動したスキル【パフェキス(苺)】右手の甲で隠した唇は青から──ジューシーな苺色に染まっていった。
また滑り込んでいく舌、与えて受け入れてくっつく唇と唇。あまい接吻をしながら少し吊り上がった灰桜色の眼はゆっくりと閉じていった。
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