278 / 293
第257死 栄枯を援護ォォ!!!
しおりを挟む
ぼこ:うおおおおおおおおおおおおお
ぼこ:うおおおおおおおおおお
ぼこ:うおおおおおおおおお
ぼこ:↑チンキス
ぼこ:魚じゃねんだから意義のあるタイピングをたのむ
ぼこ:↑チンキス
ぼこ:おかなしいいいいいいいいい
ぼこ:なんやのよなんやのよ!!!
ぼこ:丘梨、みつかる。
ぼこ:宇宙の果てやけどな
ぼこ:丘パおるやん
ぼこ:丘パン勢揃い
ぼこ:なんやねんこの丘梨スペースワールド
ぼこ:いきなりラスボスの雰囲気は笑っちゃいますよ
ぼこ:いきなり変なやっべぇモンスターいて意味わからん
ぼこ:2回目の吐い信がラスボス戦とはお馬鹿ですねぇ、ええ
ぼこ:まずラスボスかどうかもわからん、おっす栄枯痩せた?
ぼこ:↑チンキス
ぼこ:丘梨スペース編に突入すなーー!
ぼこ:おまえまだその格好しとん?
ぼこ:宇宙でも黄色と黒、栄枯です!
ぼこ:宇宙系クール星お姉さん的ではある
ぼこ:頓珍漢!ナニ言った感だしてんだ
ぼこ:丘梨栄枯
勝手に宙に現れた青いビジョン、既に万を超すぼこが湧き出て白く文字を飛ばしハジけている。星色の瞳に映り込んだその懐かしの光景に────
「これは、ぼこぼこチューブ……何故、わたしの生吐い信?」
「そりゃ吐い信者丘梨栄枯だからだろォ?」
「シチョーシャとエイコだっからァーー」
「ふむ、ここが死のダンジョンと同じなら使えてもおかしくないな。そして私たち丘パのメンバーが誘われたのはこれのおかげもあったのかな」
「えっと、ここがスカイハイで? ────DODOと事務局長と、あ、きっとまりじ先生が……なんか突入した栄枯さんのために色々とやってくれたみたいっすね! なるほどここ堺スカイハイポールタワーの内部っす!」
「なるほど……ええ、分かりました……ふふ、ですが──」
「そんな細かなことよりも、戦闘中ですよ! ええ、ひじょうにしつこく厄介な!」
パパッと状況を把握し、彼女は心と表情のスイッチをひとつ切り替えた。
展開されたぼこぼこチューブを手のひらで端にどけ雑談を打ち切った丘梨栄枯の見つめる先、丘パのメンバーたちももちろん────。
健在する三体のモンスターと、その奥に控えるツヤツヤと存在感のあるダイヤモンド髪の黒帽。口元に扇子を広げ置き読めない、だがその目は先程よりも鋭く険しく……。何故か押し黙ったままのようだ。
ここに遅れて集結した丘パのメンバーを合わせて奇しくも五対五。
既にダイヤモンドの馬は光へと散り。
数の上の状況は五対四の優勢。
「さぁて、栄枯リーダーどうしてくれんだこんなやばそうなハウ巣にご招待たぁ?」
「アレもダイヤモンガールも敵? エイコ?」
「ラッキーにも一体倒せたようだが、ふむ、この銀狼まだまだスキルは打てるようだぞ丘梨くん」
「栄枯さん!」
「はい、では────パパッと各々適当に私を援護! あちらに見えるギラギラな方も全て厄介な敵です! ええ!」
「なぁるほどっ! このブラックナイト遊撃部隊の出番ダァ社長ひゅーー」
「エイコをエンゴーー!!! わたす後衛でスキル打つ! モウ足手まといじゃないよエイコ!!!」
「キックボードの遊撃部隊とはなナイトくん、だがどうやら間に合わせのブラックキックボードはラストステージにはぎりぎり間に合ったようだ! ではこの銀狼……適当に行かせてもらう!」
「ハイッ!!!」
遠い場の宝石の戦士は黙しながら右手に持つエメラルドの扇子を広げたまま、前に突き出しゆっくりとソレは倒された。煌めける黄と黒の星を中心に……色味豊かな5人をその扇の舞台の上にとおく浮かべ見定めて────
それは戦闘開始の合図。
と、同時に。
「【出・ホトプス】! でぇぇェェいッ!!!」
「【メガバズーカフィンガーバルカンボム】!」
「【バウムス】【クヘーェン】!!!」
「ひゅっ【金平糖バルカン】喰らえッ!」
「カード挿入っ【金平糖バルカン】【シルバーウルフファング】激辛ッ!」
パッと黒い電磁キックボードに乗った異色の騎士は左右に分かれ機器に手早くバトルカードを挿入し試作の新兵器を連射、
SPドローンからエネルギーをチャージした黒いホットプレートは中心に据えて、
金髪靡かせ疾り数多の円石をその軌跡に並べ、黄色いオーラで石をコーティングする──やがてイエローストーンを浮かべて黒警棒はターゲットへとソレを指揮し誘導する、
そして青年の天井に練り上げて設置した右手の固定砲台と、適切な位置へと動きながら配置した巨大な左手はエメラルドに煌めく!
美しい扇状に散り分かれて狙ったのは、予め改良されたMMO機能のチャット欄で共有し用意していたクールなプラン。
紫の触手モンスターてもんちゅるらを狙った多方向からの丘パの一斉射撃は、這い這いと急ぎ反応したキューブモンスターの援護防御も間に合うはずもなく──削られた触手を再生しながらこそこそとラクガキを始めていた柔石の後衛へと七色の飛び道具は次々と刺さり、
「ええ、厄介な搦手はパパッとォォ! そしてもひとつ厄介なキューブとギラギラさんは私がやります! 引き続き適当に栄枯を援護ォォ!!!」
丘パとして開幕にぶつけたプランは成功。ファーストターゲットに混ざり合った爆光を見つめ笑顔微笑み真剣さを咲かせる各々が、次の戦闘段階へとすべりはじめる。
黒と黄の長身、トレードマークはいついかなる時でも分かりやすく彼らのリーダーとして、星々のように一瞬一瞬を流れるぼこ死鳥舎のタイピングにノッて、吐い信者丘梨栄枯はその瞳で見据えた先へと叫び臆せずブラックな包丁とナイフを両手に────。
ぼこ:うおおおおおおおおおお
ぼこ:うおおおおおおおおお
ぼこ:↑チンキス
ぼこ:魚じゃねんだから意義のあるタイピングをたのむ
ぼこ:↑チンキス
ぼこ:おかなしいいいいいいいいい
ぼこ:なんやのよなんやのよ!!!
ぼこ:丘梨、みつかる。
ぼこ:宇宙の果てやけどな
ぼこ:丘パおるやん
ぼこ:丘パン勢揃い
ぼこ:なんやねんこの丘梨スペースワールド
ぼこ:いきなりラスボスの雰囲気は笑っちゃいますよ
ぼこ:いきなり変なやっべぇモンスターいて意味わからん
ぼこ:2回目の吐い信がラスボス戦とはお馬鹿ですねぇ、ええ
ぼこ:まずラスボスかどうかもわからん、おっす栄枯痩せた?
ぼこ:↑チンキス
ぼこ:丘梨スペース編に突入すなーー!
ぼこ:おまえまだその格好しとん?
ぼこ:宇宙でも黄色と黒、栄枯です!
ぼこ:宇宙系クール星お姉さん的ではある
ぼこ:頓珍漢!ナニ言った感だしてんだ
ぼこ:丘梨栄枯
勝手に宙に現れた青いビジョン、既に万を超すぼこが湧き出て白く文字を飛ばしハジけている。星色の瞳に映り込んだその懐かしの光景に────
「これは、ぼこぼこチューブ……何故、わたしの生吐い信?」
「そりゃ吐い信者丘梨栄枯だからだろォ?」
「シチョーシャとエイコだっからァーー」
「ふむ、ここが死のダンジョンと同じなら使えてもおかしくないな。そして私たち丘パのメンバーが誘われたのはこれのおかげもあったのかな」
「えっと、ここがスカイハイで? ────DODOと事務局長と、あ、きっとまりじ先生が……なんか突入した栄枯さんのために色々とやってくれたみたいっすね! なるほどここ堺スカイハイポールタワーの内部っす!」
「なるほど……ええ、分かりました……ふふ、ですが──」
「そんな細かなことよりも、戦闘中ですよ! ええ、ひじょうにしつこく厄介な!」
パパッと状況を把握し、彼女は心と表情のスイッチをひとつ切り替えた。
展開されたぼこぼこチューブを手のひらで端にどけ雑談を打ち切った丘梨栄枯の見つめる先、丘パのメンバーたちももちろん────。
健在する三体のモンスターと、その奥に控えるツヤツヤと存在感のあるダイヤモンド髪の黒帽。口元に扇子を広げ置き読めない、だがその目は先程よりも鋭く険しく……。何故か押し黙ったままのようだ。
ここに遅れて集結した丘パのメンバーを合わせて奇しくも五対五。
既にダイヤモンドの馬は光へと散り。
数の上の状況は五対四の優勢。
「さぁて、栄枯リーダーどうしてくれんだこんなやばそうなハウ巣にご招待たぁ?」
「アレもダイヤモンガールも敵? エイコ?」
「ラッキーにも一体倒せたようだが、ふむ、この銀狼まだまだスキルは打てるようだぞ丘梨くん」
「栄枯さん!」
「はい、では────パパッと各々適当に私を援護! あちらに見えるギラギラな方も全て厄介な敵です! ええ!」
「なぁるほどっ! このブラックナイト遊撃部隊の出番ダァ社長ひゅーー」
「エイコをエンゴーー!!! わたす後衛でスキル打つ! モウ足手まといじゃないよエイコ!!!」
「キックボードの遊撃部隊とはなナイトくん、だがどうやら間に合わせのブラックキックボードはラストステージにはぎりぎり間に合ったようだ! ではこの銀狼……適当に行かせてもらう!」
「ハイッ!!!」
遠い場の宝石の戦士は黙しながら右手に持つエメラルドの扇子を広げたまま、前に突き出しゆっくりとソレは倒された。煌めける黄と黒の星を中心に……色味豊かな5人をその扇の舞台の上にとおく浮かべ見定めて────
それは戦闘開始の合図。
と、同時に。
「【出・ホトプス】! でぇぇェェいッ!!!」
「【メガバズーカフィンガーバルカンボム】!」
「【バウムス】【クヘーェン】!!!」
「ひゅっ【金平糖バルカン】喰らえッ!」
「カード挿入っ【金平糖バルカン】【シルバーウルフファング】激辛ッ!」
パッと黒い電磁キックボードに乗った異色の騎士は左右に分かれ機器に手早くバトルカードを挿入し試作の新兵器を連射、
SPドローンからエネルギーをチャージした黒いホットプレートは中心に据えて、
金髪靡かせ疾り数多の円石をその軌跡に並べ、黄色いオーラで石をコーティングする──やがてイエローストーンを浮かべて黒警棒はターゲットへとソレを指揮し誘導する、
そして青年の天井に練り上げて設置した右手の固定砲台と、適切な位置へと動きながら配置した巨大な左手はエメラルドに煌めく!
美しい扇状に散り分かれて狙ったのは、予め改良されたMMO機能のチャット欄で共有し用意していたクールなプラン。
紫の触手モンスターてもんちゅるらを狙った多方向からの丘パの一斉射撃は、這い這いと急ぎ反応したキューブモンスターの援護防御も間に合うはずもなく──削られた触手を再生しながらこそこそとラクガキを始めていた柔石の後衛へと七色の飛び道具は次々と刺さり、
「ええ、厄介な搦手はパパッとォォ! そしてもひとつ厄介なキューブとギラギラさんは私がやります! 引き続き適当に栄枯を援護ォォ!!!」
丘パとして開幕にぶつけたプランは成功。ファーストターゲットに混ざり合った爆光を見つめ笑顔微笑み真剣さを咲かせる各々が、次の戦闘段階へとすべりはじめる。
黒と黄の長身、トレードマークはいついかなる時でも分かりやすく彼らのリーダーとして、星々のように一瞬一瞬を流れるぼこ死鳥舎のタイピングにノッて、吐い信者丘梨栄枯はその瞳で見据えた先へと叫び臆せずブラックな包丁とナイフを両手に────。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
77
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる