いつか、愛に跪くまで

夏芽玉

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後日談1 セカンドオピニオン

【3】屁理屈*

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 ベッドに上がってきた久我が、オレにキスをする。何度も角度を変えて与えられるキスが心地良い。
 先ほど焦らされ過ぎて燻っていた熱が、再び呼び覚まされる。
 何度か唇を合わせた後、久我がオレの顔を覗き込んで不思議そうな顔をした。

「唯織さん、キスだけで気持ちよくなってます……? え、オレ、今Glare出てないですよね?」
「出てなくても気持ちいいんだよっ……おまえも早く、服を脱げっ!」

 赤い顔を胡麻化すようにオレが言うと、きょとんとするものの、久我は着ていたものを急いでベッドの下に全て脱ぎ捨てる。
 再び久我がオレに覆いかぶさってきた。密着する素肌が気持ちいい。オレはほうっと息を吐いた。

「唯織さん、好きです。本当、好き……全部食べちゃいたい……ねぇ、唯織さんのこと全身舐めたいです。お願いします、舐めさせてください」
「駄目」

 キッパリと拒絶すると、久我はあからさまにションボリとした顔をした。

「それよりも、……待ちきれないから、今は早く挿れてくれ……」

 オレは久我の身体を押し上げると、身体を反転させてうつ伏せになり腰を高く上げた。ベッドの上に座った久我の目の前に、自ら尻を突き出す格好になる。
 久我がゴクリとつばを飲んだ。

「舐めるのは……後でなら、何でもしてしてイイから、先にココに久我のが欲しいっ……」

 オレは肩で体重を支えると、アナルの縁に自らの指を掛けて拡げてみせた。
 吸い寄せられるように、久我がそろりとそこに手を伸ばして、オレの入口を指先で撫でる。

「……柔らかい……」

 ふにふにと入口を指で押していた久我が呟く。

「もう準備して来たからっ……ホント、マジで早くしろって……」

 蓄積した熱と羞恥で神経が焼ききれそうだ。

「唯織さんが、自分で準備を……そ、それ、見たいです……」
「はぁ……!?」

 さっきから、いいから早く突っ込めと言ってるのに、この男はこの期に及んでまだ何を言うか。
 欲しがってるのがオレだけみたいで、なんか腹立たしくなってきた。

「だってほら、今日はGlareもないから、念の為もっと解したほうがいいと思うんですよね……!」

 もっともらしいことを言っているが、そんなのはただの屁理屈だと本人もわかっているだろう。

「クッソ、そこまで見たいならやってやる。……とびきり厭らしく誘ってやるよ」
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