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はじめてのおつかい
おつかいだ~♪
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てーてててててーてててー♪
てーてててーててれってー♪
わかる人はいるだろうか。
前世の時によく見て癒されていた、あのお使いのBGMがうろおぼえのぼやぼやながらに頭の中で鳴り響いている。
ちなみに、絶対に間違えている。
まあ、気を取り直して…
あはは~。
おつかいだ~。
わーいわーい。
どこかで持たされたかごを片手に鼻歌交じりでスキップしながらるんるん気分に…………
………………………………………
……って
「なるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
かごを持っていた右手を思いっきり振りかぶり、地面にかごを叩きつける。
俺の大声と、叩きつけられたかごの壊れる音に、周りにいた人々の殆どが振り向いた気がするがそんなことは重要ではない。
………ごめんなさい。嘘です。怖いです。
ああ、周りの目が冷たい………。
いたたまれなくなった俺は比較的人の少ない路地裏に逃げ込んだ。
「と言うか、ここはどこなの…。俺、今絶賛迷子中なんだけど?子供ひとりで、街の中にポツーンとか、何考えてんの。いや、まじなに考えてんの?あの神様たち。何なの?馬鹿なの?」
なんて悪態をつきながら、そっと路地裏から顔を出し、キョロキョロと周りを見渡す。
ほんと、ここどこなんだろう。本探しなら、図書館とかにしてくださいよ。思いっきり、街中に落としてくれるとか何してくれちゃってんの?しかも、言葉通り、本当に『落された』し。
空の上から、ドスンッて落とされるなんて全く想像してなかったものでね!
すっごく痛かったんだからね!泣くよ??もう俺泣くよ?
周りが気づいてないのが奇跡だからね??
何なの?これも魔法なの?凄いな、魔法。万能だな。しかもよく見れば怪我もないし…。
何だか、さっきまで悪態ついてたのが申し訳なくなってきた………。
ごめん。神様……。
うん。なんだか、心が痛いよ……。
い、いや、今はまずこの迷子状態を何とかしなくちゃ!
そんなことを思っていた矢先の出来事だった。
後ろから知らない男とぶつかった。
と、言うか相手からぶつかられた。
相手は、俺が会ったことのある人たちの中でも群を抜いて大柄で、俺は吹っ飛ばされてしまった。
あーあ、折角路地裏から出ようと思ったらこれですか…。
相手は俺との身長差では俺とぶつかるはずのない腕を抑えて「いってぇ…。」なんて言ってるけど…
「(それを言いたいのはこっちだよ!!!)」
そんなことを考えながら相手を睨む。
「いってぇ」とか言っても、嘘なことなんか丸わかりなんだそ!むしろこっちが痛いわ!全身がほんとにいってぇ…って感じだわ!!!
………何言ってんだ、俺。
今はまぁ、とりあえず。こいつをどうするか…だよな。いや、どうするも何も俺みたいなただの子供がこんな大柄な男に叶うはずないのだか…。
さぁ、俺の頭の中にはゲームでありがちな選択肢が浮かんでいる。
《チンピラ風の大柄の男Aに捕まった!!
さあ、どうする?》
▽戦う
▽仲間にする
▽逃げる ←
ここは……逃げるが勝ちだ!!
ガシッと首根っこを掴まれた感じがする。
「逃がすわけねーだろうが」
《チンピラ風の大柄の男Aに捕まった!!
さあ、どうする?》
▽戦う
▽仲間にする
▽逃げ……逃げられない!!!←
「もう逃げられねぇなぁ、ボウズ。さあ、大人しくついてこい。お前ならきっと気に入ってもらえるさ。何たってこんな綺麗なもんを好きなようにできる、またとない機会なんだからよぉ。変態たちがこぞってほしがるだろうよ。俺も金をがっぽり儲けられるし、今日はいい日だな」
俺にとっては、とんだ厄日だよ!!
チンピラ風の大柄の男Aは未だに俺の方を見てニヤニヤしてるし!!
つか、首根っこつかむのやめてよ!結構苦しいんだよ!?あと、なにげに手を拘束するな!目隠しすんな!怖いんだよ?!
ねぇ、神様…。俺、さっき神様に起こったこと反省したけど、やっぱり怒る。
よくこんなやつのいるところに落としてくれたな!!、今すぐ助けろくださいいいいいいいい神様たちのばかぁぁぁぁぁ!!!
「おい、そこのクズ。その汚い手を離せ」
低くて、よく耳に残るのに、透明感のある声。どこか現実離れまでしていて、特徴的だけど、全く耳障りにならない不思議な声。
何処ぞのチンピラは、この声の持ち主に怖気っいて逃げてしまった。
そして、この声の持ち主に俺は心当たりがあった。
目隠しをされるから、目は見えないけどそれでも分かる。
ただ、こんなに感情を露にするような人だったか。それが引っ掛かりはしたけど。
あの時の、俺を助けて神様たちのところまで強制連行した美人さん………だよね?
なんでここにいるの?
「私は、最初からいましたよ。ユウジン。あなた、私がいるのに気づいていなかったでしょう?」
横の方からそんな誰かの声が聞こえた。
さっきとはまた違った低いけど、まだどこか、幼さが残るような、透き通った綺麗な声。
やはり聞き覚えのある声だった。
目隠しを外された瞬間さっと顔を横に向けて、声の主を見つけてつい少し笑ってしまった。
そこにあるのはやはり、見覚えのあるとても美しい男…。
「先ほどぶりですね、ユウジン。私の事を覚えていらっしゃいますか?」
その男が期待に満ち溢れた顔でこちらを見る。
その顔や声を聞いて、俺はどこか呆けたような顔をしてしまった。
何だか、俺の記憶してる人物とはイメージが違いすぎて、信じられないというか………。
「あら?………もしかして先ほどのドタバタもありますし、……私のことをもうお忘れになってしまいましたか?」
その美しい男は、期待に満ち溢れたにこにこにこにこ……と、嬉しそうな顔からしゅんとした顔に変わる。
ああぁぁぁ!!そんな顔しないでくれ、頼むから!ほんとに申し訳なくなるから!!いたたまれないから!ほんとに!!!!!
と言うか!!
「忘れてないよ!ただ、最初にあった時と随分印象が違ったから慌てちゃって………。それで、ショック受けちゃったなら、ごめんなさい…。
」
俺は、その美しい男向かって頭を深く下げて謝った。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
おはようございます!!こんにちは!!こんばんは!!
遅くなってしまいすみません!!
試験も終わり、少し安定してきたところでまた書いていこうと思います!!
ですが、これから学校、仕事、習い事、舞台と忙しくなるため更新は今までどうりゆっくりです。その点はほんとにごめんなさい。
本日はリハーサル前に少し時間が出来ましたのでこれを書き上げました。
なので変なところがあったらビシバシ指摘してください!!
これからも、ゆっくりですが更新していくのでよろしくお願いしますm(_ _)m
てーてててーててれってー♪
わかる人はいるだろうか。
前世の時によく見て癒されていた、あのお使いのBGMがうろおぼえのぼやぼやながらに頭の中で鳴り響いている。
ちなみに、絶対に間違えている。
まあ、気を取り直して…
あはは~。
おつかいだ~。
わーいわーい。
どこかで持たされたかごを片手に鼻歌交じりでスキップしながらるんるん気分に…………
………………………………………
……って
「なるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
かごを持っていた右手を思いっきり振りかぶり、地面にかごを叩きつける。
俺の大声と、叩きつけられたかごの壊れる音に、周りにいた人々の殆どが振り向いた気がするがそんなことは重要ではない。
………ごめんなさい。嘘です。怖いです。
ああ、周りの目が冷たい………。
いたたまれなくなった俺は比較的人の少ない路地裏に逃げ込んだ。
「と言うか、ここはどこなの…。俺、今絶賛迷子中なんだけど?子供ひとりで、街の中にポツーンとか、何考えてんの。いや、まじなに考えてんの?あの神様たち。何なの?馬鹿なの?」
なんて悪態をつきながら、そっと路地裏から顔を出し、キョロキョロと周りを見渡す。
ほんと、ここどこなんだろう。本探しなら、図書館とかにしてくださいよ。思いっきり、街中に落としてくれるとか何してくれちゃってんの?しかも、言葉通り、本当に『落された』し。
空の上から、ドスンッて落とされるなんて全く想像してなかったものでね!
すっごく痛かったんだからね!泣くよ??もう俺泣くよ?
周りが気づいてないのが奇跡だからね??
何なの?これも魔法なの?凄いな、魔法。万能だな。しかもよく見れば怪我もないし…。
何だか、さっきまで悪態ついてたのが申し訳なくなってきた………。
ごめん。神様……。
うん。なんだか、心が痛いよ……。
い、いや、今はまずこの迷子状態を何とかしなくちゃ!
そんなことを思っていた矢先の出来事だった。
後ろから知らない男とぶつかった。
と、言うか相手からぶつかられた。
相手は、俺が会ったことのある人たちの中でも群を抜いて大柄で、俺は吹っ飛ばされてしまった。
あーあ、折角路地裏から出ようと思ったらこれですか…。
相手は俺との身長差では俺とぶつかるはずのない腕を抑えて「いってぇ…。」なんて言ってるけど…
「(それを言いたいのはこっちだよ!!!)」
そんなことを考えながら相手を睨む。
「いってぇ」とか言っても、嘘なことなんか丸わかりなんだそ!むしろこっちが痛いわ!全身がほんとにいってぇ…って感じだわ!!!
………何言ってんだ、俺。
今はまぁ、とりあえず。こいつをどうするか…だよな。いや、どうするも何も俺みたいなただの子供がこんな大柄な男に叶うはずないのだか…。
さぁ、俺の頭の中にはゲームでありがちな選択肢が浮かんでいる。
《チンピラ風の大柄の男Aに捕まった!!
さあ、どうする?》
▽戦う
▽仲間にする
▽逃げる ←
ここは……逃げるが勝ちだ!!
ガシッと首根っこを掴まれた感じがする。
「逃がすわけねーだろうが」
《チンピラ風の大柄の男Aに捕まった!!
さあ、どうする?》
▽戦う
▽仲間にする
▽逃げ……逃げられない!!!←
「もう逃げられねぇなぁ、ボウズ。さあ、大人しくついてこい。お前ならきっと気に入ってもらえるさ。何たってこんな綺麗なもんを好きなようにできる、またとない機会なんだからよぉ。変態たちがこぞってほしがるだろうよ。俺も金をがっぽり儲けられるし、今日はいい日だな」
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ねぇ、神様…。俺、さっき神様に起こったこと反省したけど、やっぱり怒る。
よくこんなやつのいるところに落としてくれたな!!、今すぐ助けろくださいいいいいいいい神様たちのばかぁぁぁぁぁ!!!
「おい、そこのクズ。その汚い手を離せ」
低くて、よく耳に残るのに、透明感のある声。どこか現実離れまでしていて、特徴的だけど、全く耳障りにならない不思議な声。
何処ぞのチンピラは、この声の持ち主に怖気っいて逃げてしまった。
そして、この声の持ち主に俺は心当たりがあった。
目隠しをされるから、目は見えないけどそれでも分かる。
ただ、こんなに感情を露にするような人だったか。それが引っ掛かりはしたけど。
あの時の、俺を助けて神様たちのところまで強制連行した美人さん………だよね?
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横の方からそんな誰かの声が聞こえた。
さっきとはまた違った低いけど、まだどこか、幼さが残るような、透き通った綺麗な声。
やはり聞き覚えのある声だった。
目隠しを外された瞬間さっと顔を横に向けて、声の主を見つけてつい少し笑ってしまった。
そこにあるのはやはり、見覚えのあるとても美しい男…。
「先ほどぶりですね、ユウジン。私の事を覚えていらっしゃいますか?」
その男が期待に満ち溢れた顔でこちらを見る。
その顔や声を聞いて、俺はどこか呆けたような顔をしてしまった。
何だか、俺の記憶してる人物とはイメージが違いすぎて、信じられないというか………。
「あら?………もしかして先ほどのドタバタもありますし、……私のことをもうお忘れになってしまいましたか?」
その美しい男は、期待に満ち溢れたにこにこにこにこ……と、嬉しそうな顔からしゅんとした顔に変わる。
ああぁぁぁ!!そんな顔しないでくれ、頼むから!ほんとに申し訳なくなるから!!いたたまれないから!ほんとに!!!!!
と言うか!!
「忘れてないよ!ただ、最初にあった時と随分印象が違ったから慌てちゃって………。それで、ショック受けちゃったなら、ごめんなさい…。
」
俺は、その美しい男向かって頭を深く下げて謝った。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
おはようございます!!こんにちは!!こんばんは!!
遅くなってしまいすみません!!
試験も終わり、少し安定してきたところでまた書いていこうと思います!!
ですが、これから学校、仕事、習い事、舞台と忙しくなるため更新は今までどうりゆっくりです。その点はほんとにごめんなさい。
本日はリハーサル前に少し時間が出来ましたのでこれを書き上げました。
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これからも、ゆっくりですが更新していくのでよろしくお願いしますm(_ _)m
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