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はじめてのおつかい
綺麗な人外には謎がある
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俺はあの綺麗な男に頭を下げて謝った。それはもう、思いっきり腰が折れてしまうのではないかと言うほど。
大人がやると少し見苦しいこの行為も、まだ子供である僕がすると、とても可愛らしく見えるから不思議だね。
………何自分で言ってんだ俺。
「……ふっ」
上から微かに、しかし明らかな吹き出す音がして俺は頭をあげる。
今でもクククッと、笑いを押し殺した声が聞こえる。
おい?と思いながら少し頭をあげて見ると、そこにはやはり、あの美しい男がいた。
ただやはり、何処か違和感があった。
この男はこんなに感情を露にするような男だったか?今までこの男と話した時のことを思い出しても、そんなことはなかった気が…
『これからすぐ分かることになる。嫌でもな。』
…………あー。
『誰ひとりとして、ユウジンを傷つける奴は、許さない。』
………あー、うん。勘違いだったかも。結構感情出してるところ見てたや…。
あーいや!でも、なんか違う!!さっき言ったのとかは取り敢えずどっかの棚に置いといて、というか、思いっきり投げ捨てといて。
本当にこの美しい男は、こんな男だっただろうか…。いや、そんなはずはないはずだ。…多分だけど。
ちらっと、男の顔を覗いてみる。
笑い過ぎたせいだろうか、瞳には涙の膜が浮かび、顔は少し赤く火照っている。
ふと、男はこちらに気づくと、尋ねるかのように首を軽く傾げた。
その瞬間俺はグリンっと首を逸らした。
やっぱり違う。絶対に違う。こんな感じじゃなかった。もっと、むっとしていた…というのとは違うけど。
前の誘拐事件の時、その時は、なんというか、人間味のない…例えば能面のような、はたまた、仮面のような顔をのっぺりと貼り付けたような顔だったのだ。
心情が、感情が、雰囲気が、周りに伝わることはあっても、それが己の顔にまで出てくることは1度もなかったのだ。
いつもクールなポーカーフェイスで、淡々としていて、俺のよく知る人間味のないあの美しい男では無いようだった。
今までのあの男は、例えるならばくらい夜の街に街の建物、喧騒、人の心さえもまるで自分の知るところではないように月や、星のみに見守られ威風堂々と飛び、舞う美しい蝶のような人だった。…そう、だったはずなのだ。
その印象と、今のこの人はまるで違った。
例えるとするならば、たくさんの花に囲まれて、たくさんの日の光を浴び体に貯めて、まるでそれを勝てとしたように悠々自適に飛び回る蝶のようだと思った。
同じ美しい蝶であってもそのふたつの蝶は、明らかに違う。違和感がある。
それが例え、全く同じ色で、同じように飛ぶ全く同じような蝶だとしてもだ。
その違和感が、今まさに目の前の男にあるのだ。
とうの男は今でも変わらずににこにことこちらを見ている。
やはり違う。
この男は、一体誰だ。何者なのだ。
………謎だな。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
こんにちは。お久しぶりです!!
長い間、更新しておらず、ま申し訳ありませんでした。
これからものんびりペースで頑張るのでよろしくお願いしますペコリ((。´・ω・)。´_ _))
大人がやると少し見苦しいこの行為も、まだ子供である僕がすると、とても可愛らしく見えるから不思議だね。
………何自分で言ってんだ俺。
「……ふっ」
上から微かに、しかし明らかな吹き出す音がして俺は頭をあげる。
今でもクククッと、笑いを押し殺した声が聞こえる。
おい?と思いながら少し頭をあげて見ると、そこにはやはり、あの美しい男がいた。
ただやはり、何処か違和感があった。
この男はこんなに感情を露にするような男だったか?今までこの男と話した時のことを思い出しても、そんなことはなかった気が…
『これからすぐ分かることになる。嫌でもな。』
…………あー。
『誰ひとりとして、ユウジンを傷つける奴は、許さない。』
………あー、うん。勘違いだったかも。結構感情出してるところ見てたや…。
あーいや!でも、なんか違う!!さっき言ったのとかは取り敢えずどっかの棚に置いといて、というか、思いっきり投げ捨てといて。
本当にこの美しい男は、こんな男だっただろうか…。いや、そんなはずはないはずだ。…多分だけど。
ちらっと、男の顔を覗いてみる。
笑い過ぎたせいだろうか、瞳には涙の膜が浮かび、顔は少し赤く火照っている。
ふと、男はこちらに気づくと、尋ねるかのように首を軽く傾げた。
その瞬間俺はグリンっと首を逸らした。
やっぱり違う。絶対に違う。こんな感じじゃなかった。もっと、むっとしていた…というのとは違うけど。
前の誘拐事件の時、その時は、なんというか、人間味のない…例えば能面のような、はたまた、仮面のような顔をのっぺりと貼り付けたような顔だったのだ。
心情が、感情が、雰囲気が、周りに伝わることはあっても、それが己の顔にまで出てくることは1度もなかったのだ。
いつもクールなポーカーフェイスで、淡々としていて、俺のよく知る人間味のないあの美しい男では無いようだった。
今までのあの男は、例えるならばくらい夜の街に街の建物、喧騒、人の心さえもまるで自分の知るところではないように月や、星のみに見守られ威風堂々と飛び、舞う美しい蝶のような人だった。…そう、だったはずなのだ。
その印象と、今のこの人はまるで違った。
例えるとするならば、たくさんの花に囲まれて、たくさんの日の光を浴び体に貯めて、まるでそれを勝てとしたように悠々自適に飛び回る蝶のようだと思った。
同じ美しい蝶であってもそのふたつの蝶は、明らかに違う。違和感がある。
それが例え、全く同じ色で、同じように飛ぶ全く同じような蝶だとしてもだ。
その違和感が、今まさに目の前の男にあるのだ。
とうの男は今でも変わらずににこにことこちらを見ている。
やはり違う。
この男は、一体誰だ。何者なのだ。
………謎だな。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
こんにちは。お久しぶりです!!
長い間、更新しておらず、ま申し訳ありませんでした。
これからものんびりペースで頑張るのでよろしくお願いしますペコリ((。´・ω・)。´_ _))
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