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第八十八話 これでも食らえ
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第八十八話 これでも食らえ
「お、おい!」
「ジロー殿、無理はなさらないでください」
セバスは少女を丁寧に抱え上げると、ジローを小脇に抱えた。
「放せ!ヒナが!まさか、ヤマタノオロチの所に」
「そのまさか、でしょうねぇ」
「あんな化け物、ヒナが危ない!」
「暴れないでください」
「お前、ヒナが心配じゃないのか!ヤマタノオロチなんて、Sランク冒険者十数名でやっと封印できるかどうかなんだぞ!」
ジタバタと暴れるジローだが、直ぐに視界がグラリと揺れた。
「その状態の貴方が行ったところで、足手まといにしかなりません」
「だが!」
「はぁ・・・貴方、私よりもヒナ様と長いお付き合いでしょうに」
「どういう関係が」
「この島には、古龍や魔王まで来るんですよ?しかも、お二人ともヒナ様に返り討ちにされております。首が八本だろうが十本だろうが、たかが蛇もどきにヒナ様が負ける?天と地がひっくり返って更に四つに割れようとも、あり得ませんね」
セバスは食堂までやって来ると、置いてあったクッションの上にジローを放り投げ、別のクッションに少女をそっと横たえた。
「ツバキ」
「は~い」
ツバキがポンっと宙に現れた。
「映像を。録画も忘れずに」
「もっちろん!画素数最大で、高画質!」
食堂の白い壁に大きなモニターが現れた。そこには、モチの背に乗って飛ぶヒナの姿が。
セバスはいそいそとお茶と煎餅を用意すると、コタツでくつろぎ始めた。
それにツバキも続き、まるで映画鑑賞でも始まる様だ。
「ヒナちゃん、頑張れ~」
「私は蛇もどきを応援しましょうか。少しはもってもらわないと、編集に困りますからね」
そんな二人の姿を見て、深いため息を吐くジローだった。
*
「さてはて、ヤマタノオロチは・・・ああ、あれか」
ヒノモトの本島から少し離れた島に、その姿を発見した。
かなり大きいらしく、島の半分がその巨体で隠れている。
ヤマタノオロチ。異世界に来て、この名を聞くとは思っていなかったな。
その名の通りに八つの頭がある、首の長い蛇というかドラゴンと言うか・・・超メジャーな神話に出て来る。
神話では、お酒を飲ませて酔っぱらったどころで首を撥ねるらしいが、こんな所でそんな事をしたら海洋汚染とか心配だな。
とは言え、八つもある頭は真っ直ぐにヒノモトの本島を見つめている。
いや、見つめているのではないな。高濃度の魔力が集束しているのを感じる。
あんな物くらったら、本島が消し飛ぶぞ!
「モチ、町の真上へ!その後、退避!」
「キュ!」
本島の真上に着いたのと、魔力の集束が終わったのは、ほぼ同時だった。
モチから飛び降り、魔法を発動。
「広範囲結界!」
手の平を下に向けると、まるで風呂敷の様に結界が一気に広がり島を包んだ。
そして、その直後にヤマタノオロチから放たれた光球が結界を直撃する。
結界が僅かにへこみ、ポヨン、と緊張感の無い音と共に光球が弾かれた。
「ふぅ、間に合った」
弾かれた光球は空高く飛び、空中で爆発四散した。
『うれしや、うれしや』
結界の上に立ってほっと一息ついていると、声が聞こえて来た。
『この身、ふたたび解き放たれたり』
男のものとも、女のものとも思える声。
言葉が聞こえると言う事は、意思疎通が出来るかも?
「確か、この中に・・・あった」
アイテムポーチの中から、メガホンを取り出した。
「あー、『そこのヤマタノオロチさん!自由になって、何をする気ですかぁ!?』」
『何、と・・・愚問』
『笑止』
『この身縛りし、憎きヒノモト』
『跡形も無く消し飛ばし』
『この世の贄を喰ろうてくれよう』
『お腹へった』
『喰ろうてくれる』
『先ずは、お前から!』
途中でただの腹ペコが出た気がするけど、気のせい?
おっと、そんな事を言っている場合じゃないな。
ヤマタノオロチがまた魔力の集束を始めた。
走って勢いをつけ、途中から足を止めると、ツルツルと滑り降りる。
光球が飛んで来た。
「よっと」
避けると、結界に当たってまた空中で爆発した。
「ヤマタノオロチと言えば、お酒だよね・・・これは、女の子の分!」
ポーチからドングリ(一応、お酒入り)を二つ取り出し、ヤマタノオロチに向かって投げた。
ボゴン!という音と共に、二つの頭にクリーンヒット!
大人しくしてくれるなら、と思ったけど無理そうなので、少々手荒にさせてもらおう。
ドングリが当たった頭は気絶したのか、そのままくったりと垂れた。
結界の三分の一程まで下りたところで、結界を蹴ってヤマタノオロチに向かって飛ぶ。
『『『『『『おのれ!』』』』』』
またドングリを取り出し、二つ投げた。
「それは、ジローの分」
クリーンヒット!
図体が大きい分、動きは鈍い。
「これで、半分か・・・よっと」
島の樹の枝に着地すると、ヤマタノオロチが予想以上に大きく見えた。
まぁ、予想以上に近かったんだけどね。
「さて『降参します?』」
一応、確認してみた。
『『『『ふざけるな!』』』』
ですよねぇ。
近くで見ると、ますますドラゴンっぽい。
だったら、あれが使えるかな。対ドラゴン専用武器。
巨大ピコピコ鳴るハンマー。
大きな口を開けて向かって来た頭二つ。その横っ面を思い切りハンマーで殴る。
ピコ!ピコ!と緊張感の無い音がすると、ドスン!と言う音と共に頭二つが地面に倒れた。
「残るは、二つ」
『貴様・・・その身を千に千切り、骨も残さず灰にしてくれる!』
「嫌です」
残りの頭と言うか、首?が抵抗してきた。まぁ、そりゃそうだ。
ウネウネと動き、私を食べようと大きな口を開けて迫って来る。
私は樹から樹へと飛び、かわしていく。
『ちょこまかと!』
「猫ですからねぇ」
段々、紐に見えて来た。
胴体が大きいのもあり、靴紐っぽい。
だったら・・・。
「蛇さんこちら、肉球の鳴る方へ」
途中で頭を蹴ったり避けたりしながら、ヤマタノオロチの周りを飛び回る。
こっちを曲げて、あっちを通して・・・。
『この・・ぐっ!?』
『なんだ!?』
二つの頭が私に向かって・・・途中で止まった。
『『貴様、何をした!?』』
「何って・・・チョウチョ結び?」
普通の紐は引っ張ると解けるが、いい感じに鱗や砂が引っかかって、二つの頭がどんなに動いてもほどけない。
「ふぅ・・・あ」
『『あ?』』
綺麗に出来たはずのチョウチョ結びがくるっと横向きになり、見事な縦結びとなった。
「あ~・・・昔っから、これだけは苦手だったんだよねぇ」
靴紐やリボンで練習したが、どうにも・・・出来た、と手を離した瞬間にくるっと縦になる。
『『解け!』』
「いいよ・・・なんて、言うか!」
ピコ!ピコ!と、残った頭を叩いて気絶させた。
「さてっと。どうしようかなぁ?ヒノモトなら封印の仕方も知ってるだろうけど」
思案していると、通信が入った。
『ヒナ様』
「はいはい。今」
『お見事でございました』
「へ?」
まるで見ていたような・・・。
『ヒナちゃん!かっこよかったわぁ』
ツバキの声が聞こえて来た。と言う事は、トーナの国の時みたいに見ていたのか。
「はいはい、どうもねぇ。あ、ねぇ、これの封印って」
『今、ジローがヒノモトの者を連れてそちらに向かっております』
「動いて大丈夫なの?」
『男の意地だと申しておりました』
なんじゃそりゃ。
『ヒナ様に助けられてばかりでは、男が廃るとか・・・ふっ』
今、鼻で笑ったよね!?
セバスのジローへの態度は、相変わらず粗塩だ。
「こっちだ!」
ガサガサと草を分けて向かって来る音が聞こえた。
「ヒナ!」
そして、大勢の人を連れたジローが現れた。
目立ちたくないんだから、人の名前をそんな大声で呼ぶんじゃないよ!
「さ・・・さらばだ!」
転移石を使い、その場から逃げだした。
「お、おい!」
「ジロー殿、無理はなさらないでください」
セバスは少女を丁寧に抱え上げると、ジローを小脇に抱えた。
「放せ!ヒナが!まさか、ヤマタノオロチの所に」
「そのまさか、でしょうねぇ」
「あんな化け物、ヒナが危ない!」
「暴れないでください」
「お前、ヒナが心配じゃないのか!ヤマタノオロチなんて、Sランク冒険者十数名でやっと封印できるかどうかなんだぞ!」
ジタバタと暴れるジローだが、直ぐに視界がグラリと揺れた。
「その状態の貴方が行ったところで、足手まといにしかなりません」
「だが!」
「はぁ・・・貴方、私よりもヒナ様と長いお付き合いでしょうに」
「どういう関係が」
「この島には、古龍や魔王まで来るんですよ?しかも、お二人ともヒナ様に返り討ちにされております。首が八本だろうが十本だろうが、たかが蛇もどきにヒナ様が負ける?天と地がひっくり返って更に四つに割れようとも、あり得ませんね」
セバスは食堂までやって来ると、置いてあったクッションの上にジローを放り投げ、別のクッションに少女をそっと横たえた。
「ツバキ」
「は~い」
ツバキがポンっと宙に現れた。
「映像を。録画も忘れずに」
「もっちろん!画素数最大で、高画質!」
食堂の白い壁に大きなモニターが現れた。そこには、モチの背に乗って飛ぶヒナの姿が。
セバスはいそいそとお茶と煎餅を用意すると、コタツでくつろぎ始めた。
それにツバキも続き、まるで映画鑑賞でも始まる様だ。
「ヒナちゃん、頑張れ~」
「私は蛇もどきを応援しましょうか。少しはもってもらわないと、編集に困りますからね」
そんな二人の姿を見て、深いため息を吐くジローだった。
*
「さてはて、ヤマタノオロチは・・・ああ、あれか」
ヒノモトの本島から少し離れた島に、その姿を発見した。
かなり大きいらしく、島の半分がその巨体で隠れている。
ヤマタノオロチ。異世界に来て、この名を聞くとは思っていなかったな。
その名の通りに八つの頭がある、首の長い蛇というかドラゴンと言うか・・・超メジャーな神話に出て来る。
神話では、お酒を飲ませて酔っぱらったどころで首を撥ねるらしいが、こんな所でそんな事をしたら海洋汚染とか心配だな。
とは言え、八つもある頭は真っ直ぐにヒノモトの本島を見つめている。
いや、見つめているのではないな。高濃度の魔力が集束しているのを感じる。
あんな物くらったら、本島が消し飛ぶぞ!
「モチ、町の真上へ!その後、退避!」
「キュ!」
本島の真上に着いたのと、魔力の集束が終わったのは、ほぼ同時だった。
モチから飛び降り、魔法を発動。
「広範囲結界!」
手の平を下に向けると、まるで風呂敷の様に結界が一気に広がり島を包んだ。
そして、その直後にヤマタノオロチから放たれた光球が結界を直撃する。
結界が僅かにへこみ、ポヨン、と緊張感の無い音と共に光球が弾かれた。
「ふぅ、間に合った」
弾かれた光球は空高く飛び、空中で爆発四散した。
『うれしや、うれしや』
結界の上に立ってほっと一息ついていると、声が聞こえて来た。
『この身、ふたたび解き放たれたり』
男のものとも、女のものとも思える声。
言葉が聞こえると言う事は、意思疎通が出来るかも?
「確か、この中に・・・あった」
アイテムポーチの中から、メガホンを取り出した。
「あー、『そこのヤマタノオロチさん!自由になって、何をする気ですかぁ!?』」
『何、と・・・愚問』
『笑止』
『この身縛りし、憎きヒノモト』
『跡形も無く消し飛ばし』
『この世の贄を喰ろうてくれよう』
『お腹へった』
『喰ろうてくれる』
『先ずは、お前から!』
途中でただの腹ペコが出た気がするけど、気のせい?
おっと、そんな事を言っている場合じゃないな。
ヤマタノオロチがまた魔力の集束を始めた。
走って勢いをつけ、途中から足を止めると、ツルツルと滑り降りる。
光球が飛んで来た。
「よっと」
避けると、結界に当たってまた空中で爆発した。
「ヤマタノオロチと言えば、お酒だよね・・・これは、女の子の分!」
ポーチからドングリ(一応、お酒入り)を二つ取り出し、ヤマタノオロチに向かって投げた。
ボゴン!という音と共に、二つの頭にクリーンヒット!
大人しくしてくれるなら、と思ったけど無理そうなので、少々手荒にさせてもらおう。
ドングリが当たった頭は気絶したのか、そのままくったりと垂れた。
結界の三分の一程まで下りたところで、結界を蹴ってヤマタノオロチに向かって飛ぶ。
『『『『『『おのれ!』』』』』』
またドングリを取り出し、二つ投げた。
「それは、ジローの分」
クリーンヒット!
図体が大きい分、動きは鈍い。
「これで、半分か・・・よっと」
島の樹の枝に着地すると、ヤマタノオロチが予想以上に大きく見えた。
まぁ、予想以上に近かったんだけどね。
「さて『降参します?』」
一応、確認してみた。
『『『『ふざけるな!』』』』
ですよねぇ。
近くで見ると、ますますドラゴンっぽい。
だったら、あれが使えるかな。対ドラゴン専用武器。
巨大ピコピコ鳴るハンマー。
大きな口を開けて向かって来た頭二つ。その横っ面を思い切りハンマーで殴る。
ピコ!ピコ!と緊張感の無い音がすると、ドスン!と言う音と共に頭二つが地面に倒れた。
「残るは、二つ」
『貴様・・・その身を千に千切り、骨も残さず灰にしてくれる!』
「嫌です」
残りの頭と言うか、首?が抵抗してきた。まぁ、そりゃそうだ。
ウネウネと動き、私を食べようと大きな口を開けて迫って来る。
私は樹から樹へと飛び、かわしていく。
『ちょこまかと!』
「猫ですからねぇ」
段々、紐に見えて来た。
胴体が大きいのもあり、靴紐っぽい。
だったら・・・。
「蛇さんこちら、肉球の鳴る方へ」
途中で頭を蹴ったり避けたりしながら、ヤマタノオロチの周りを飛び回る。
こっちを曲げて、あっちを通して・・・。
『この・・ぐっ!?』
『なんだ!?』
二つの頭が私に向かって・・・途中で止まった。
『『貴様、何をした!?』』
「何って・・・チョウチョ結び?」
普通の紐は引っ張ると解けるが、いい感じに鱗や砂が引っかかって、二つの頭がどんなに動いてもほどけない。
「ふぅ・・・あ」
『『あ?』』
綺麗に出来たはずのチョウチョ結びがくるっと横向きになり、見事な縦結びとなった。
「あ~・・・昔っから、これだけは苦手だったんだよねぇ」
靴紐やリボンで練習したが、どうにも・・・出来た、と手を離した瞬間にくるっと縦になる。
『『解け!』』
「いいよ・・・なんて、言うか!」
ピコ!ピコ!と、残った頭を叩いて気絶させた。
「さてっと。どうしようかなぁ?ヒノモトなら封印の仕方も知ってるだろうけど」
思案していると、通信が入った。
『ヒナ様』
「はいはい。今」
『お見事でございました』
「へ?」
まるで見ていたような・・・。
『ヒナちゃん!かっこよかったわぁ』
ツバキの声が聞こえて来た。と言う事は、トーナの国の時みたいに見ていたのか。
「はいはい、どうもねぇ。あ、ねぇ、これの封印って」
『今、ジローがヒノモトの者を連れてそちらに向かっております』
「動いて大丈夫なの?」
『男の意地だと申しておりました』
なんじゃそりゃ。
『ヒナ様に助けられてばかりでは、男が廃るとか・・・ふっ』
今、鼻で笑ったよね!?
セバスのジローへの態度は、相変わらず粗塩だ。
「こっちだ!」
ガサガサと草を分けて向かって来る音が聞こえた。
「ヒナ!」
そして、大勢の人を連れたジローが現れた。
目立ちたくないんだから、人の名前をそんな大声で呼ぶんじゃないよ!
「さ・・・さらばだ!」
転移石を使い、その場から逃げだした。
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