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【1-1】 遠隔ローター
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「ねえ、今日はこれ入れて散歩しない?」
奏多がローターを手に持ち、俺が断れないことは分かってるくせに聞いてくる。
「…分かった」
俺は奏多に言われた通りに準備してローターを入れる。
「準備…出来た…」
そう伝えるとカチッと音がして中のモノが振動を始める。
「んぁぁ…ちょ…ダ…メ…んん…」
俺の反応を確認してからすぐにスイッチを切ると
「ちゃんと入れられたね、えらいえらい」
と頭を撫でられる。
「じゃあ行こうか」
手を繋ぎ外へ出る。俺はいつスイッチが入るのか分からないドキドキと、もしかしたら知り合いに会うかもしれないという背徳感でどうにかなりそうだった。
しばらく何も無く歩いていると
「僕、喉乾いちゃったな~祐輝、買ってきてくれる?」
そう言われ近くの自動販売機で買おうと近付くと
「違う違う!あっち、コンビニ」
と指をさし、チラッとリモコンを見せられる。
俺はこの時きっと期待に満ちた表情をしていたに違いない。
「水とコンドーム買ってきてくれる?家に1つか2つしか残ってなかったし今日は2回じゃ足りなさそうだしね」
そう言われて恥ずかしくて頷くのがやっとな俺を楽しそうに眺めながら
「あ、後ろからみてるからちゃんと1人で買うんだよ。じゃあ行こうか」
コンビニに入り飲み物売り場へ行くとローターのスイッチが入る。分かっていたけど身体がビクついてしまう。奏多の方をみてみると立っているのがやっとの俺をみて微笑んでいた。
早く買って外に出ないとずっとこのままだ…そう思った俺はなんとか飲み物が入っているショーケースのドアを開け商品を手に取る。すると動いていたローターのスイッチが切れた。今のうちに買い物済ませないと…店員さんに不審に思われないように息を整えてコンドームを手に取りレジへ向かう。
「973円になります」
レジの人が女の人じゃなくて良かったなって思いながら会計をしていると、再びローターが振動を始める。完全に油断していた俺は
「あっ…」
と声を出してしゃがんでしまった。
「大丈夫ですか!?」
「んっ…」
しゃがんだせいでローターが動き前立腺を刺激する。涙目になりながら立てないでいると
「すみません、連れがあんまり体調良くないみたいで」
と奏多が会計を済ませ商品を受け取り、俺の肩を抱いて立たせる。店員さんに愛想を振りまき俺と一緒に外へ出てくれる。
「かな…た…とめ…んんっ…」
「あ、ごめんごめん」
悪びれもなく謝るとスイッチを切り俺にキスをする。
「かなたぁ…」
「そんな顔して…もう限界なんだ?」
「も、イきたい」
「祐輝ってば、本当にえっちになったね…僕嬉しいよ」
最初からそのつもりでいつものホテルが近くにあるところのコンビニまで来たくせに。
奏多がローターを手に持ち、俺が断れないことは分かってるくせに聞いてくる。
「…分かった」
俺は奏多に言われた通りに準備してローターを入れる。
「準備…出来た…」
そう伝えるとカチッと音がして中のモノが振動を始める。
「んぁぁ…ちょ…ダ…メ…んん…」
俺の反応を確認してからすぐにスイッチを切ると
「ちゃんと入れられたね、えらいえらい」
と頭を撫でられる。
「じゃあ行こうか」
手を繋ぎ外へ出る。俺はいつスイッチが入るのか分からないドキドキと、もしかしたら知り合いに会うかもしれないという背徳感でどうにかなりそうだった。
しばらく何も無く歩いていると
「僕、喉乾いちゃったな~祐輝、買ってきてくれる?」
そう言われ近くの自動販売機で買おうと近付くと
「違う違う!あっち、コンビニ」
と指をさし、チラッとリモコンを見せられる。
俺はこの時きっと期待に満ちた表情をしていたに違いない。
「水とコンドーム買ってきてくれる?家に1つか2つしか残ってなかったし今日は2回じゃ足りなさそうだしね」
そう言われて恥ずかしくて頷くのがやっとな俺を楽しそうに眺めながら
「あ、後ろからみてるからちゃんと1人で買うんだよ。じゃあ行こうか」
コンビニに入り飲み物売り場へ行くとローターのスイッチが入る。分かっていたけど身体がビクついてしまう。奏多の方をみてみると立っているのがやっとの俺をみて微笑んでいた。
早く買って外に出ないとずっとこのままだ…そう思った俺はなんとか飲み物が入っているショーケースのドアを開け商品を手に取る。すると動いていたローターのスイッチが切れた。今のうちに買い物済ませないと…店員さんに不審に思われないように息を整えてコンドームを手に取りレジへ向かう。
「973円になります」
レジの人が女の人じゃなくて良かったなって思いながら会計をしていると、再びローターが振動を始める。完全に油断していた俺は
「あっ…」
と声を出してしゃがんでしまった。
「大丈夫ですか!?」
「んっ…」
しゃがんだせいでローターが動き前立腺を刺激する。涙目になりながら立てないでいると
「すみません、連れがあんまり体調良くないみたいで」
と奏多が会計を済ませ商品を受け取り、俺の肩を抱いて立たせる。店員さんに愛想を振りまき俺と一緒に外へ出てくれる。
「かな…た…とめ…んんっ…」
「あ、ごめんごめん」
悪びれもなく謝るとスイッチを切り俺にキスをする。
「かなたぁ…」
「そんな顔して…もう限界なんだ?」
「も、イきたい」
「祐輝ってば、本当にえっちになったね…僕嬉しいよ」
最初からそのつもりでいつものホテルが近くにあるところのコンビニまで来たくせに。
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