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第2章 牛すき焼きと甘い誘惑 料理屋「〇」黎明編2
若き魔法士の憂鬱とリナのお悩み相談 3
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席に着き、おしぼりでリナは行儀良く手を拭きながら二人に質問をする
「この店は初めて来るのかい?では珍しいだろう、この店のおしぼりとお通しのサービスは・・・」
「確かに珍しい・・・が、非常に良いサービスだな」
バッツが気持ち良さそうに顔を拭いて笑う
「温かいし、良い香りのする手拭きだな…随分と手間をかけるんだな、高い店なのか?」
ジークも興味津々の様だ
「それがそうでもないんだよ…むしろすごく安い方だと思う…ただ味とサービスは最高だよw」
「リナさんに褒められると嬉しいのにゃ♡エールお待たせにゃ~」
ミャオがエールを持ってくると三人はグラスをカツンと当てる
「カンパーイ!」
「美味えぇぇえ!冷えたエール最高だな!!」
「期待値上がるねー」
「そうだろう?料理も美味しいんだよ、ちなみにミャオちゃん今日のお勧めは?」
「今日は、ハツ刺しとレバニーラ炒めと熟成タン元の炭焼きだにゃー♡」
「やった!内臓系だね…全部貰おうかなwあとから揚げと豆腐の海藻サラダも頼むよ」
「リナさん今日は大盤振る舞いなのにゃ♡お二人はどうするにゃ?」
メニューを見ていたバッツとジークは悩ましい顔をしながらオーダーを頼む
「俺は初めてだから同じくお勧めの熟成タン元の炭焼きとから揚げで頼むよ…ジークは?」
「じゃあハツ刺しとレバニーラ炒めと揚げ出し豆腐っていうのを頼む」
「ありがとうございますだにゃー少々お待ち下さいにゃ♡」
注文を受付し、マスターが料理を作り始める
料理屋「〇」は今日も忙しくなりそうだ
料理を楽しみにやって来たお客様が続々と入ってくる
…とリナが店の様子を見ていると
おそらく初めてのご来店であろうチョビ髭で恰幅の良い派手な風貌のお客様が突然立ち止まり、周りを見渡してとんでもない事を言いだした
「こんな貧相な店で料理を食べるなんて信じられませんねぇ・・・私たち上級国民から言わせれば馬の小屋…料理はエサだなぁ」
とてつもない悪意を感じる…男はミャオを指差し
「そこの猫娘よ…店主を呼びたまえ」
ミャオが困り顔でマスターを見る
不穏な空気を感じ、そそくさとお客様の前にでたマスターが
「お客様、何か当店でお気に障る様な事を致しましたでしょうか?」
「お気に障る事ねぇ・・・実は私の息子の求婚を無碍に扱い…その上息子に怪我をさせた不届きな娘がここにいると聞きましてねぇ…」
「うちのお客様にそんな失礼なことする人はおりません!人違いなのでは?お客様でないのであればどうかお引き取りを…」
マスターがはっきりと貴族の男の来店を突っぱねる
・・・あの男は、さっきぶっ飛ばした男の父親?…マスターに迷惑をかけてしまう…
リナが青ざめた表情をしていると・・・
ジークがそっと耳打ちしながらリナの身体を隠すように囁く
「…あれ、さっきのバカ貴族の父親だよね?」
リナは困った表情でコクリと頷く…
ジークは片眼を瞑りウインクしながら任せてと囁く…
バッツに目配せをし何かを企んでいるようだ
貴族の父親とマスターのバトルが既に始まっている
「娘を出さないと言うならば店主の店なんぞ私の一存でいくらでも潰す事が出来るのですよ…良いのですか?」
「あのね…知らない物は知らないし、潰すなんてつもりならこっちだって考えますよ」
「なんという無礼な店主だ…私はヤーナリズム男爵であるぞ!あーもう絶対潰す、私が決めたのだから絶対潰してやる!」
そこにジークとバッツが割って入る…
「ちょいと失礼!さっきさーあんたの息子が・・・私が決めたのだから絶対結婚!とか言って盛大に振られてたけどさー同じ事言うんだなw」
「おっさんさ・・・男爵って言ってるけど、どんだけえらいのか俺たち庶民にも教えてくれねぇか?」
「ふん!庶民には判らんかもしれんが、私はこの国の王にも直接会った事があるんだぞ(4年に1回の大会議でだが…)」
さらに続ける…
「この地域を治める貴族であるオルステイン侯爵にも面識があるのだからな(叙勲の時以来会ってないけど…)」
「…それって見たことあるだけで庶民と何も変わらなくね?」
バッツが冷静に突っ込んでしまう
「本当に知り合いなのかなー?」
「何を言うか!オルステイン侯爵の家族とも食事をした事が有るくらいなんだぞ!(叙勲パーティでチラッと見ただけだけど…)」
「フーン…バッツ、このおっさん知ってんの?」
「知らねぇよ…ヤーナリズムなんておっさん喋った記憶も見た記憶すらねぇしw」
「だれが、庶民のお前なんぞと一緒に食事するか!!私が言ってるのは貴族であるオルステイン侯爵様と家族の話をしておるのだ!!」
「・・・だからバッツと会った事あるんでしょ?」
「へ?・・・ン?・・・」
キョトンとしている
バッツが急に貴族なりの挨拶をしだす
「ああこれは失礼いたしました!ヤーナリズム男爵、私、魔法騎士団の団長であり、アナスタシアを治めるオルステイン侯爵家の次男 バッツ=オルステインと申します…以後お見知りおきを」
ヤーナリズム男爵は下顎が地面に着くのではというくらい口をあんぐりさせて
「ガビョーン…」
と訳の分からない言葉を言いながら絶句している
「ちなみに俺は魔法騎士団、副団長のジーク、よろしくねw」
ジークはチラッとリナが驚いた顔をしている顔に向かって爽やかに笑顔を向ける
「…でヤーナリズム男爵は、このオルステイン侯爵の息子が楽しんで食事をしている店をどうするって?」
「嫌だなぁ冗談ですよぉ不肖このヤーナリズム冗談が過ぎてしまった様ですなアハハハハハハハ」
急に態度を変えるヤーナリズム…ある意味この太鼓持ち感で男爵になったんだろなと納得する程の変わりようだった
「…おい!息子にもちゃんと言っておけよ!嫌がる女を無理やり妻にしようとするなってな」
ジークが追い打ちをかける様にヤーナリズムに言うと
「それはもう我が愚息にもきちんと教育しておく所存でございます、では本日は誠に失礼いたしました」
ヤーナリズム男爵は踵を返すと逃げる様に店を出ていくのであった
「…覚えておきなさいよぉぉきぃぃいぃ」
遠くで叫ぶヤーナリズムの断末魔が聞こえ…
「ぶわははっははw」
店にいたお客様が大爆笑している
リナも心から楽しそうに笑っている
ジークはそんなリナを助けることができて本当に良かったと優しい笑顔を向けるのであった
「この店は初めて来るのかい?では珍しいだろう、この店のおしぼりとお通しのサービスは・・・」
「確かに珍しい・・・が、非常に良いサービスだな」
バッツが気持ち良さそうに顔を拭いて笑う
「温かいし、良い香りのする手拭きだな…随分と手間をかけるんだな、高い店なのか?」
ジークも興味津々の様だ
「それがそうでもないんだよ…むしろすごく安い方だと思う…ただ味とサービスは最高だよw」
「リナさんに褒められると嬉しいのにゃ♡エールお待たせにゃ~」
ミャオがエールを持ってくると三人はグラスをカツンと当てる
「カンパーイ!」
「美味えぇぇえ!冷えたエール最高だな!!」
「期待値上がるねー」
「そうだろう?料理も美味しいんだよ、ちなみにミャオちゃん今日のお勧めは?」
「今日は、ハツ刺しとレバニーラ炒めと熟成タン元の炭焼きだにゃー♡」
「やった!内臓系だね…全部貰おうかなwあとから揚げと豆腐の海藻サラダも頼むよ」
「リナさん今日は大盤振る舞いなのにゃ♡お二人はどうするにゃ?」
メニューを見ていたバッツとジークは悩ましい顔をしながらオーダーを頼む
「俺は初めてだから同じくお勧めの熟成タン元の炭焼きとから揚げで頼むよ…ジークは?」
「じゃあハツ刺しとレバニーラ炒めと揚げ出し豆腐っていうのを頼む」
「ありがとうございますだにゃー少々お待ち下さいにゃ♡」
注文を受付し、マスターが料理を作り始める
料理屋「〇」は今日も忙しくなりそうだ
料理を楽しみにやって来たお客様が続々と入ってくる
…とリナが店の様子を見ていると
おそらく初めてのご来店であろうチョビ髭で恰幅の良い派手な風貌のお客様が突然立ち止まり、周りを見渡してとんでもない事を言いだした
「こんな貧相な店で料理を食べるなんて信じられませんねぇ・・・私たち上級国民から言わせれば馬の小屋…料理はエサだなぁ」
とてつもない悪意を感じる…男はミャオを指差し
「そこの猫娘よ…店主を呼びたまえ」
ミャオが困り顔でマスターを見る
不穏な空気を感じ、そそくさとお客様の前にでたマスターが
「お客様、何か当店でお気に障る様な事を致しましたでしょうか?」
「お気に障る事ねぇ・・・実は私の息子の求婚を無碍に扱い…その上息子に怪我をさせた不届きな娘がここにいると聞きましてねぇ…」
「うちのお客様にそんな失礼なことする人はおりません!人違いなのでは?お客様でないのであればどうかお引き取りを…」
マスターがはっきりと貴族の男の来店を突っぱねる
・・・あの男は、さっきぶっ飛ばした男の父親?…マスターに迷惑をかけてしまう…
リナが青ざめた表情をしていると・・・
ジークがそっと耳打ちしながらリナの身体を隠すように囁く
「…あれ、さっきのバカ貴族の父親だよね?」
リナは困った表情でコクリと頷く…
ジークは片眼を瞑りウインクしながら任せてと囁く…
バッツに目配せをし何かを企んでいるようだ
貴族の父親とマスターのバトルが既に始まっている
「娘を出さないと言うならば店主の店なんぞ私の一存でいくらでも潰す事が出来るのですよ…良いのですか?」
「あのね…知らない物は知らないし、潰すなんてつもりならこっちだって考えますよ」
「なんという無礼な店主だ…私はヤーナリズム男爵であるぞ!あーもう絶対潰す、私が決めたのだから絶対潰してやる!」
そこにジークとバッツが割って入る…
「ちょいと失礼!さっきさーあんたの息子が・・・私が決めたのだから絶対結婚!とか言って盛大に振られてたけどさー同じ事言うんだなw」
「おっさんさ・・・男爵って言ってるけど、どんだけえらいのか俺たち庶民にも教えてくれねぇか?」
「ふん!庶民には判らんかもしれんが、私はこの国の王にも直接会った事があるんだぞ(4年に1回の大会議でだが…)」
さらに続ける…
「この地域を治める貴族であるオルステイン侯爵にも面識があるのだからな(叙勲の時以来会ってないけど…)」
「…それって見たことあるだけで庶民と何も変わらなくね?」
バッツが冷静に突っ込んでしまう
「本当に知り合いなのかなー?」
「何を言うか!オルステイン侯爵の家族とも食事をした事が有るくらいなんだぞ!(叙勲パーティでチラッと見ただけだけど…)」
「フーン…バッツ、このおっさん知ってんの?」
「知らねぇよ…ヤーナリズムなんておっさん喋った記憶も見た記憶すらねぇしw」
「だれが、庶民のお前なんぞと一緒に食事するか!!私が言ってるのは貴族であるオルステイン侯爵様と家族の話をしておるのだ!!」
「・・・だからバッツと会った事あるんでしょ?」
「へ?・・・ン?・・・」
キョトンとしている
バッツが急に貴族なりの挨拶をしだす
「ああこれは失礼いたしました!ヤーナリズム男爵、私、魔法騎士団の団長であり、アナスタシアを治めるオルステイン侯爵家の次男 バッツ=オルステインと申します…以後お見知りおきを」
ヤーナリズム男爵は下顎が地面に着くのではというくらい口をあんぐりさせて
「ガビョーン…」
と訳の分からない言葉を言いながら絶句している
「ちなみに俺は魔法騎士団、副団長のジーク、よろしくねw」
ジークはチラッとリナが驚いた顔をしている顔に向かって爽やかに笑顔を向ける
「…でヤーナリズム男爵は、このオルステイン侯爵の息子が楽しんで食事をしている店をどうするって?」
「嫌だなぁ冗談ですよぉ不肖このヤーナリズム冗談が過ぎてしまった様ですなアハハハハハハハ」
急に態度を変えるヤーナリズム…ある意味この太鼓持ち感で男爵になったんだろなと納得する程の変わりようだった
「…おい!息子にもちゃんと言っておけよ!嫌がる女を無理やり妻にしようとするなってな」
ジークが追い打ちをかける様にヤーナリズムに言うと
「それはもう我が愚息にもきちんと教育しておく所存でございます、では本日は誠に失礼いたしました」
ヤーナリズム男爵は踵を返すと逃げる様に店を出ていくのであった
「…覚えておきなさいよぉぉきぃぃいぃ」
遠くで叫ぶヤーナリズムの断末魔が聞こえ…
「ぶわははっははw」
店にいたお客様が大爆笑している
リナも心から楽しそうに笑っている
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