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第3章 咲き誇る竜花と大龍の意志 料理屋「○」拡大成長編1
狼と虎と時々親父〜運輸と海運は国の動脈〜3
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ナイスミドル達がオムライスに夢中になっている
絵によっては微笑ましくもある・・・
とりあえず楽しそうなので良かったとホッと一息入れた時にジンさん御一行がご来店
「おぅマスター今日も美味そうな匂いするなぁとりあえずエール3つよろしく」
「はいにゃ!ジンさんいらっしゃいませにゃ・・・奥のテーブルにどうぞにゃ~」
「ミャオちゃんありがとよーってお?!新しい店員が増えてるじゃねぇか!ガハハハッ、マスター儲かってんなあ」
「ぼちぼちですよージンさん」
「そいつぁ良かったなガハハハ」
ジンさんがいると店内が盛り上がる
「いらっしゃいませ~」
ジャンが新しいお客様をご対応している
「ご予約の2名様ですね・・・テーブルへどうぞ」
「可能ならカウンターが良いのですが、大丈夫ですか?」
「どうぞ大丈夫ですよ!お気遣いありがとうございます」
俺は女性2人と聞いていたので、テーブルの方が喜ぶと思いテーブルに予約席をとっておいたのだか、逆に気を使わせたかな?
獣人の2人組みたいだし・・・
少しこちらの出方を伺うような警戒しているかのような不思議な感じがする
とりあえず、いつもと同じ!
喜んで貰える事を目指して頑張るだけだ
「おしぼりどうぞ!ご注文お決まりになりましたらお声掛け下さいませ」
笑顔で対応するが、なんだか変な感じがする
これは・・・見定められてる?何か調査員か何かかな?
日本で働いている時も大手チェーンだと独自のMSを入れている会社が多かったけど
MSとはミステリーショッパーいわゆる調査報告を秘密裏に行う人達だ
でも、俺は経営者だがこの世界でそこまでの概念は無いと思うし、俺は頼んでもない
税金の調査か?他店の視察か?とにかくそういう調べ事をしに来たお客様には特有の雰囲気があるし、意外にも解ってしまうものだ
少し探りを入れてみるかー?と思っていたらまるで虎を思わせる鋭い目付きのお姉さんがまあまあ大きな声でとんでもない事を言ってきた
「マスター・・・リュカと付き合ってるって本当か?」
そっちかーい!
って第一声がそれだったので、周りで聴いていた人も驚いた
「バ・・・お前そんなストレートな聞き方あるか?」
もう1人の連れの女性も唖然としている
「どうなんだいマスター?!」
「えぇと、あなたは彼女の友達ですかね・・・?」
「友達ぃ?まぁ腐れ縁って感じだが、それはどうでも良い!リュカに男が出来たと聞いて俺は・・・俺はぁああ!ガルルル」
「ちょっと落ち着きなさいバカ虎」
連れのお姉さんが嗜める
「すいません・・・連れが騒いで・・・ただ最近リュカがこのお店に通い詰めて何やら楽しそうな事をしてると噂で聞きまして・・・ひょっとしてマスターと良い仲なのかなーって私達気になっちゃいまして・・・」
「あーそういう事ですか」
・・・これはどう答えるのが正解だー?
「あのお姉さんはミャオのライバルにゃ!ハルとミャオの仲を邪魔して来るにゃ・・・ハルを独り占めしない恋の三角関係にゃ」
いやミャオぉそれ言うの今じゃないよねー
しかも自分で三角関係とか言って若干誇らし気に言ってるのは何故だー?えっへんとか言ってるし・・・
これは誤解されるより正直に言おう
「彼女とは仕事でもプライベートでも良好な関係を築いていまして、とても有り難い事ですね」
「仕事・・・というのは?マスターは料理屋ですわよね?」
「ああ私も一応冒険者登録して有りまして・・・F級なんで簡単な仕事しかしてないんですが、たまに仕事をしないと討論抹消されてしまうものでして」
「へぇそれで良くダンジョンにも行ったりすると・・・ダンジョンと言えば、最近面白いサービスを冒険者ギルドで始めたらしいですわね」
「あーそうらしいですね・・・」
これは・・・気付いてる・・・?
「何でも相当美味しい料理がお金さえ払えばセーフポイントで食べれるとか・・・しかも30階層まで行ってもそのサービスが有るとか・・・一体ギルドはどうやってそれを作ったんでしょうかねぇ?マスターも手伝ったのでは?」
「いやそんな・・・F級の私には良くわかりませんねーハハハ」
「マスターは単独ではぐれのレッドブルも狩れる凄腕のF級だからな・・・あエールおかわりガハハッ」
ジンさんまでぇ今いう事じゃないよぉお
「はぐれのレッドブル?!A級クエストを単独で?それはもはやS級並みの・・・」
ヤバイヤバイヤバイなんか色々バレてるぅぅ
誰か助けて~
ガラリとドアが開きお客様が・・・助かった!
「いらっしゃいませー」
「マスター今夜も来たぞえー」
「こんばんは」
まさかのリュカさんとリナさん、ジークさん、バッツさんのご来店だった!
「お??なんじゃ久しぶりじゃのう雷虎と水狼が2人で飲んどるとはのう」
「うるせえぇバカ竜人・・・色々抜け駆けしやがってぇ」
「そうですわよ!ちゃんと説明してくださいます?!」
バッツとジークが奥のナイスミドルを見て驚く
「親父??」「父上?!」
リナさんも驚くが、他の人達も気付いた
「なんじゃ領主様と伯父上ではないか、城の方は大丈夫なんじゃろうな」
リュカさんがなかなか馴れ馴れしく話かける
他の人達は一斉に片膝を突き礼をしている
どゆこと?俺はリュカさんに目で聞く
「あーマスター紹介しようぞ・・・バッツの父親でこのアナスタシアを任されてるオルステイン侯爵とジークの父親であり、儂の伯父上でこの国の王様じゃの」
「は?」
俺とミャオとリナさんとジャンはポカンとなる
「あとついでに海運ギルドマスターのティグリスと商業ギルドマスターのシルバー・・・この2人は儂の冒険者時代のパーティメンバーじゃ」
「はあ?お前ついでかよ」
ティグリスが苛つきながら応える
「で・・・伝説のSS級のパーティメンバーじゃねぇか!」
流石にジンさんも驚いている
いや、それよりも今は表に出て膝をついて頭を下げる
「大変失礼いたしました!侯爵様と王様とは気付きもせず・・・」
「あー良い良いむしろそんなに畏まらんで良いぞ・・・儂もオルステインも2人で平民の暮らしをたまに見るのが好きなだけのおじさんだと思って気軽にしてくれて良い・・・のうオルステイン」
「そうですなぁ2人で若い頃から色々やらかしましたな・・・おかげで、バッツとジークの事も怒れなくなってしまいましたからな・・・ハッハッハ・・・気楽に接してくれたまえ」
めちゃくちゃ優しいナイスミドル達だった
「伯父上は意外に会える王様として王都じゃ有名じゃから気にせんでええ」
そんなどっかのアイドルみたいな扱いで良いのか?
リュカさんがそういうならそうするけど・・・
なんか気まずいな
リュカさんと付き合ってるって許しを得た方が良いのかな?
「しかしわざわざアナスタシアまで来たのはどうしたのじゃ伯父上」
「うむ商業ギルド長も海運ギルド長も気にしとった例のダンジョンの件じゃな・・・オルステインも儂も独自に調べてここに辿りついたのじゃ」
「良かったら説明してくれるかね・・・マスター」
これは隠しようがないとリュカさんを見ると頷く仕草で応えている
仕方ない覚悟を決めるか・・・
「ジャン店の外に貸切の看板を出しといてくれ」
俺は皆に飲み物を振る舞い、ことの経緯を話し始めたのであった
絵によっては微笑ましくもある・・・
とりあえず楽しそうなので良かったとホッと一息入れた時にジンさん御一行がご来店
「おぅマスター今日も美味そうな匂いするなぁとりあえずエール3つよろしく」
「はいにゃ!ジンさんいらっしゃいませにゃ・・・奥のテーブルにどうぞにゃ~」
「ミャオちゃんありがとよーってお?!新しい店員が増えてるじゃねぇか!ガハハハッ、マスター儲かってんなあ」
「ぼちぼちですよージンさん」
「そいつぁ良かったなガハハハ」
ジンさんがいると店内が盛り上がる
「いらっしゃいませ~」
ジャンが新しいお客様をご対応している
「ご予約の2名様ですね・・・テーブルへどうぞ」
「可能ならカウンターが良いのですが、大丈夫ですか?」
「どうぞ大丈夫ですよ!お気遣いありがとうございます」
俺は女性2人と聞いていたので、テーブルの方が喜ぶと思いテーブルに予約席をとっておいたのだか、逆に気を使わせたかな?
獣人の2人組みたいだし・・・
少しこちらの出方を伺うような警戒しているかのような不思議な感じがする
とりあえず、いつもと同じ!
喜んで貰える事を目指して頑張るだけだ
「おしぼりどうぞ!ご注文お決まりになりましたらお声掛け下さいませ」
笑顔で対応するが、なんだか変な感じがする
これは・・・見定められてる?何か調査員か何かかな?
日本で働いている時も大手チェーンだと独自のMSを入れている会社が多かったけど
MSとはミステリーショッパーいわゆる調査報告を秘密裏に行う人達だ
でも、俺は経営者だがこの世界でそこまでの概念は無いと思うし、俺は頼んでもない
税金の調査か?他店の視察か?とにかくそういう調べ事をしに来たお客様には特有の雰囲気があるし、意外にも解ってしまうものだ
少し探りを入れてみるかー?と思っていたらまるで虎を思わせる鋭い目付きのお姉さんがまあまあ大きな声でとんでもない事を言ってきた
「マスター・・・リュカと付き合ってるって本当か?」
そっちかーい!
って第一声がそれだったので、周りで聴いていた人も驚いた
「バ・・・お前そんなストレートな聞き方あるか?」
もう1人の連れの女性も唖然としている
「どうなんだいマスター?!」
「えぇと、あなたは彼女の友達ですかね・・・?」
「友達ぃ?まぁ腐れ縁って感じだが、それはどうでも良い!リュカに男が出来たと聞いて俺は・・・俺はぁああ!ガルルル」
「ちょっと落ち着きなさいバカ虎」
連れのお姉さんが嗜める
「すいません・・・連れが騒いで・・・ただ最近リュカがこのお店に通い詰めて何やら楽しそうな事をしてると噂で聞きまして・・・ひょっとしてマスターと良い仲なのかなーって私達気になっちゃいまして・・・」
「あーそういう事ですか」
・・・これはどう答えるのが正解だー?
「あのお姉さんはミャオのライバルにゃ!ハルとミャオの仲を邪魔して来るにゃ・・・ハルを独り占めしない恋の三角関係にゃ」
いやミャオぉそれ言うの今じゃないよねー
しかも自分で三角関係とか言って若干誇らし気に言ってるのは何故だー?えっへんとか言ってるし・・・
これは誤解されるより正直に言おう
「彼女とは仕事でもプライベートでも良好な関係を築いていまして、とても有り難い事ですね」
「仕事・・・というのは?マスターは料理屋ですわよね?」
「ああ私も一応冒険者登録して有りまして・・・F級なんで簡単な仕事しかしてないんですが、たまに仕事をしないと討論抹消されてしまうものでして」
「へぇそれで良くダンジョンにも行ったりすると・・・ダンジョンと言えば、最近面白いサービスを冒険者ギルドで始めたらしいですわね」
「あーそうらしいですね・・・」
これは・・・気付いてる・・・?
「何でも相当美味しい料理がお金さえ払えばセーフポイントで食べれるとか・・・しかも30階層まで行ってもそのサービスが有るとか・・・一体ギルドはどうやってそれを作ったんでしょうかねぇ?マスターも手伝ったのでは?」
「いやそんな・・・F級の私には良くわかりませんねーハハハ」
「マスターは単独ではぐれのレッドブルも狩れる凄腕のF級だからな・・・あエールおかわりガハハッ」
ジンさんまでぇ今いう事じゃないよぉお
「はぐれのレッドブル?!A級クエストを単独で?それはもはやS級並みの・・・」
ヤバイヤバイヤバイなんか色々バレてるぅぅ
誰か助けて~
ガラリとドアが開きお客様が・・・助かった!
「いらっしゃいませー」
「マスター今夜も来たぞえー」
「こんばんは」
まさかのリュカさんとリナさん、ジークさん、バッツさんのご来店だった!
「お??なんじゃ久しぶりじゃのう雷虎と水狼が2人で飲んどるとはのう」
「うるせえぇバカ竜人・・・色々抜け駆けしやがってぇ」
「そうですわよ!ちゃんと説明してくださいます?!」
バッツとジークが奥のナイスミドルを見て驚く
「親父??」「父上?!」
リナさんも驚くが、他の人達も気付いた
「なんじゃ領主様と伯父上ではないか、城の方は大丈夫なんじゃろうな」
リュカさんがなかなか馴れ馴れしく話かける
他の人達は一斉に片膝を突き礼をしている
どゆこと?俺はリュカさんに目で聞く
「あーマスター紹介しようぞ・・・バッツの父親でこのアナスタシアを任されてるオルステイン侯爵とジークの父親であり、儂の伯父上でこの国の王様じゃの」
「は?」
俺とミャオとリナさんとジャンはポカンとなる
「あとついでに海運ギルドマスターのティグリスと商業ギルドマスターのシルバー・・・この2人は儂の冒険者時代のパーティメンバーじゃ」
「はあ?お前ついでかよ」
ティグリスが苛つきながら応える
「で・・・伝説のSS級のパーティメンバーじゃねぇか!」
流石にジンさんも驚いている
いや、それよりも今は表に出て膝をついて頭を下げる
「大変失礼いたしました!侯爵様と王様とは気付きもせず・・・」
「あー良い良いむしろそんなに畏まらんで良いぞ・・・儂もオルステインも2人で平民の暮らしをたまに見るのが好きなだけのおじさんだと思って気軽にしてくれて良い・・・のうオルステイン」
「そうですなぁ2人で若い頃から色々やらかしましたな・・・おかげで、バッツとジークの事も怒れなくなってしまいましたからな・・・ハッハッハ・・・気楽に接してくれたまえ」
めちゃくちゃ優しいナイスミドル達だった
「伯父上は意外に会える王様として王都じゃ有名じゃから気にせんでええ」
そんなどっかのアイドルみたいな扱いで良いのか?
リュカさんがそういうならそうするけど・・・
なんか気まずいな
リュカさんと付き合ってるって許しを得た方が良いのかな?
「しかしわざわざアナスタシアまで来たのはどうしたのじゃ伯父上」
「うむ商業ギルド長も海運ギルド長も気にしとった例のダンジョンの件じゃな・・・オルステインも儂も独自に調べてここに辿りついたのじゃ」
「良かったら説明してくれるかね・・・マスター」
これは隠しようがないとリュカさんを見ると頷く仕草で応えている
仕方ない覚悟を決めるか・・・
「ジャン店の外に貸切の看板を出しといてくれ」
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