聖戦記

桂木 京

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第4章:日、出づる国の動乱

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「……まぁ、食え。さっきは悪かったの。」



城から少し離れた公園で、ゼロはヨハネに手渡された『寿司』を頬張っていた。

「お、おう……しかしウメェな、この『スシ』ってのは。まさか米に魚を生で乗せるとはな……」

『刺身』に衝撃を覚えたゼロであったが、さらに寿司にも衝撃を覚えたらしい。
何を納得しているのか、うんうん頷きながらその手を進める。

「アズマは独特の文化と海産物が魅力じゃからの。せいぜい今のうちにたらふく食うておくがよい」

ヨハネもゼロの食いっぷりが気持ちいいらしく、その姿を見ては目を細める。


「んで?あんた、俺に何の用だよ?何か用事があるから呼んだんだろ?……あんなにものすげぇ殺気まで出してさ。」


一通りの種類のネタを食べつくした後で、ゼロはようやくヨハネに向き直る。


ヨハネはほう……と感心した素振りを見せると、不敵な笑みを浮かべた。


「『アレ』を感じるとは、お主もただの木偶ではないようじゃの。あれは妾の魔力じゃ。痺れたじゃろう?」

「痺れたなんてもんじゃねぇよ。殺されるかと思ったぞ。」


ゼロの言葉に、ヨハネは納得する。
まるで何かを試していた、その答えを導き出したかのように。

「……あれは、本気で殺す気でおった。お主の頭を捻りつぶしてやるつもりでの……。うむ、合格じゃ。」

ヨハネはその猫のような大きな瞳で、ゼロを射抜く。
ゼロはその迫力に、少しばかりの恐怖を覚えた。


「ご、合格って……何のつもりだよ……」

リラックスしていた雰囲気が一転、緊張感に包まれる。
まるで、いつでもお前の命の灯は握り消せるぞ、目の前の女に言われているようで、体中から噴き出す汗を止めることすらままならない。



「……殺しはせぬよ。もしお主が聞き分けの無い坊主であったなら、すこーしだけ痛い目に遭ってもらおうと思うただけじゃ。……さて、本題に入ろう。」

ヨハネは、笑みを浮かべたままゼロに近づくと、ゼロの胸に人差し指を這わせた。




「魔剣を出せ。」


ヨハネの無機質な言葉に、ゼロの身体が再び強張る。

「ま……けん?」

何のことか分からず、呆然とするゼロに、

「お主が隠し持っている、魔力を帯びた剣のことじゃ。出すことは出来るじゃろ?」


全てを知っているかのような、ゼロの内に眠る聖剣の存在を見透かしているかのような、そんなヨハネの言葉だった。


「な、なんでそれをアンタが知ってるんだよ……」


ゼロの緊張感が一気に高まる。
初対面の女が、突然自分を殺さんばかりの魔力を放ったばかりか、自身の聖剣のことを知っている。

しかし、ゼロはその『知っている』ということに疑問を感じていたのだ。



(俺……2回しかこの剣、使ってないんだぞ……?)

「なぁ、アンタ、ローランドの内乱の時……いたか?」

そんな疑問を解消すべく、ゼロがヨハネに問う。


「……いいや。その時妾は『温泉』を満喫しておった。このアズマという国は。火山の国としても有名での、そこから……」


ヨハネの答えに、ゼロの疑問は深まるばかり。
ゼロが聖剣を使ったのは、ローランドの内戦の時。そして……

(……生き残りが、いたのか?)


故郷であるエリシャ自治州を落とされた、『あの日』だけなのである。


「アンタ……なんで聖剣……」

「……聖剣の存在を知っているか?じゃろ?」


まるで、ゼロの言葉をすでに予測していたかのように、ヨハネが笑う。
ゼロより小柄なヨハネは、ゼロの周りをゆっくりと歩くと、正面に立ち、ゼロの瞳をじ……っと見上げる。

小柄ながらも整った顔立ち。
美女という形容が相応しいヨハネに覗き込まれ、ゼロは少々後退る。


「知っているも何も……妾がお主の前の主に託したからじゃ。その魔剣……ゼロをの。」


一体、この日ゼロは何度衝撃を覚えるのだろう。
姉・アインから託されたこの剣は、聖剣ではなく『魔剣』だった。
しかも、その魔剣は……目の前の、そう自分と歳の変わらない、目の前の女性から贈られたものだという。


「……だって、この剣、姉貴は親父にもらったんだぞ。親父は……この剣、大戦の後に貰ったって……。」


ゼロの頭が混乱する。


父が若かった頃、大陸全土を巻き込む大規模な大戦があった。

『邪竜戦役』

古の邪竜が、数百年ぶりに目覚め、大陸を恐怖と混乱に陥れた……という戦争。


当時、その戦役を鎮めた立役者となった人間が7人居た。
今は亡き、帝国の皇帝・聖王ジークハルト。
そして、ローランド国王。

「俺の親父……ツヴァイクも、7英雄だった……。」

大陸は荒れ果て、破壊しつくされた。
それを、7英雄は再建し、それぞれ治めた。
そして、ジークハルトの治める帝国を中心に、一枚岩であろうと誓ったのだ。


「ん……アンタ、歳……」


そんな話の背景。
ゼロにはもう一つ、疑問が浮かんだのだった。


「乙女に歳を聞くとは……お主、やはり殺されたいのかの?」


にやにやと笑みを浮かべながら、ヨハネはゼロに顔を近づける。

「……だ、だってよ……親父、生きてたら65だぞ……?」

父が邪竜戦役を戦ったのは、母と出会った頃。父が22歳。

「その頃、2歳で……45歳?」

2歳で戦えるはずもない。
どうしても計算が合わず、唸り声をあげるゼロ。

「……アンタ、娘か?」

「お主は馬鹿か。妾は大魔導士ぞ。転生の秘術ぐらい使えて当然じゃ!」


ケタケタと大笑いするヨハネに、少々苛立ちながらも、大変な答えを導き出すゼロ。

「じゃ、じゃぁ……アンタもう結構なババ……」

言葉を終える前に、ゼロの身体に衝撃が走る。

「……え?」


気が付くと、ゼロの身体はヨハネとはだいぶ離れた植え込みまで飛んでいた。

「貴様……今度、妾の歳について口にしてみろ。今度は『上に』飛ばすぞ?」


目を白黒させているゼロの耳元で、クスリと笑い、ヨハネが囁く。
ゼロは、そのヨハネの妖艶さよりも……

(飛ばされたばっかりで、すぐに距離を詰められた……?)

ヨハネがゼロの『耳元で囁く』という現実に、戦慄を覚えるのだった。


「ふぅ……お主と話すと脱線ばかりじゃ。ちなみに、此処の国王・アズマも7英雄じゃ。そして……」

今回ばかりは。
ゼロはヨハネの言葉を想像できた。


「妾も、7英雄がひとり。大魔導士・ヨハネじゃ。」

これで、ゼロが知る7英雄は、5人。
・聖王ジークハルト
・大斧の戦鬼ローランド
・剣帝ツヴァイク
・侍マスター アズマ
そして、大魔導士ヨハネ。


ここまで近くに英雄を感じ、そして、『英雄の遺物』のひとつが自らの手の内にある。
その現実を受け入れるのに、ゼロには少々時間を要した。


「さて、分かったなら剣を出せ。ここまでお主と腹を割って話したのじゃ。悪いようにはならんじゃろう?」


ほれほれ、と手のひらをひらひらと動かしながら、ゼロに剣を出すよう促すヨハネ。


「……わかった。」


ゼロは仕方なく、剣の意識を右手に集中させる。
刹那、ゼロの手のひらには漆黒の長剣が現れた。

「ふむ。……相変わらず見事な剣じゃ。名工の品は年月を経ても美しいの……」

その剣の姿に、うっとりとした表情を見せたヨハネだったが、すぐに大きなため息を吐き、ゼロを見据えた。

「……使う者が『阿呆』でなければの。」

「阿呆……?」

ゼロが、ヨハネの言葉に反応し、眉間にしわを寄せた。

「そう、阿呆じゃ。」


そんなゼロの気持ちなどお構いなしで、きっぱり言い放つヨハネ。

「この剣と、おれの頭とどう関係あんだよ!!」

たまらずゼロがヨハネに食ってかかる。
しかし、あの強大な殺気と魔力を見せつけられた後のこと。言葉しか出ない。


「お主、この剣が本当は『どんな剣か』知っておるか?」

ヨハネの問い。
ゼロは、即答する。

「どんな剣って……魔法が使えるようになる剣……だろ?もっとも、最近は使えなくなっちまったけど……」

ゼロがこの剣を託されたのは、姉・アインの死の間際。
この剣のことなど聞くこともできなかったし、そんな余裕もなかった。

「……ふぅぅ。」

そんなゼロに、ヨハネは大きなため息を吐いた。


「よいか、聞いて驚け。この剣は、『魔力を喰らい、成長する剣』じゃ。」

ヨハネは、漆黒の剣を細くしなやかな両腕で持ちあげ、切っ先をゼロに向ける。

「相手と決めた者の魔力を・生命力を喰らい、それを自らの糧とする。故に剣が成長すればするほど、所有者も強力な魔法が使えるという恩恵が得られよう。」


ゼロは、そんなヨハネの言葉に首をかしげる。


「じゃぁ……なんで俺は魔法が使えなくなったんだよ?」

この剣で、強大な敵を倒してきた。
それなのに、この剣は成長するどころか、魔力を失ったようにも見える。


「その原因は……ゼロ、お主じゃ。」


その質問を待っていた、と言わんばかりに、ヨハネはゼロの鼻先に人差し指を突きつける。

「お主、生まれながらに魔力を持たない、と思っておったじゃろ?」

「……あぁ。」


また、話してもいない自分の魔力のことを言い当てられた。もはや隠し事はできないと悟ったゼロは、素直に返事をする。


「よろしい。人間はみな、微弱ながらも魔力を持っておる。お主だってそうじゃ。では、何故お主には魔力が無いのか……それは、魔力を溜める器に穴が開いておるからじゃ。せっかく生んだ魔力を垂れ流しておる。残念なことじゃ……。」

やれやれ、と手を広げながら、心底残念そうな顔をするヨハネ。

「俺が……欠陥品だっていうのかよ……。どうすれば治るんだよ、この欠陥は。」

ゼロも、自分のことを散々に言われ、さすがに不機嫌になっていた。


「簡単じゃ。……穴が開いたなら、塞げばいいのじゃ。」

「穴が開いたなら、塞げばいい……って、アンタ簡単に言うけどよ、俺のどの部分に、どんな穴が開いてるって?」


もはや自分の理解出来うる範疇を超えたヨハネの話に、混乱しかないゼロの思考回路。
ヨハネは、そんなゼロを見てクスリと笑う。

(これがツヴァイクの息子か……父に似て、頭の固い)

「よし、目を閉じよ。」

ヨハネはゼロを座らせるとその前に立ち、ゼロに言う。

「お、おう……」

ゼロは素直にヨハネに言われた通り、目を閉じる。

「人間には魔力を貯える『器』があると言うたな。お主の中にも、その器は存在する。父が生粋の剣士だったが、母は童を凌ぐ魔力の持ち主だったからの。そなたの器はなかなか上質じゃ。……案ずるな、この程度の穴、直せぬ妾ではないわ。」

目を閉じたゼロの耳から聞こえるヨハネの言葉。
気の強さを感じるも、その言葉は優しく、ゼロに響いていく。


『大魔導士ヨハネの名に於いて命ずる……』

静かに詠唱を始めるヨハネ。ゼロの身体を光が包む。

「荒療治になる。少しだけ苦しい思いをするが、我慢せよ」

ヨハネが、まるで子供に言い聞かせるようにゼロの頭を撫でる。

『万物を司る精霊たちよ、その力を以ち、紡げ……新たな生命の器を!』

ヨハネの手から発せられた強い光が、ゼロの頭から体内に流れ込んでいく。


「…………!!」

その瞬間、ゼロが苦悶の表情を浮かべた。


(なんだこれ……胸が熱い……焼けそうだ!!)

まるで頭から胸にかけて、溶岩でも流し込まれているような、熱さと痛みがゼロに走る。

「うっ……うぅぅ……」

必死に耐えようと、声を押し殺し、歯を食いしばるゼロ。
そんなゼロを、ヨハネは優しく抱きしめる。

「もう少しじゃ。耐えよ。お主も7英雄の血を引くものなら、見事耐えて見せよ。……案ずるな。お主は絶対に死なせはせぬ。死ぬのはこの老いぼれが先、と相場が決まっておるからの……」


まるで、自分の子供をあやすかのようなヨハネ。そんなヨハネの優しさに、ゼロは何故か安心感を覚える。


(あれ……この感覚……?)


ーーーこれが、そなたの子か……!!---

ーーーあぁ。ふたり目は男の子だ。ーーー

ーーーそうか!!良かったの!!……可愛いのう、可愛いのう……---

ーーー息子はやらんぞ、剣士に育てるーーー

ーーー……なんじゃ、弟子にしてやろうと思うたのにーーー



「……いま、の……?」


ようやく意識を取り戻したゼロ。
そんなゼロを、ヨハネは覗き込んでいた。


「ようやく目が覚めたか。この寝坊助め。」

憎まれ口をたたきながらも、その表情は優しい。
周囲を見回す。
明るかった景色は、いつしか夕日に染まりかけていた。


「姉の愛を垣間見た。」

不意に、ヨハネが口を開いた。

「そなたに魔剣を託したのは姉だったか。なるほど。微弱ながらに剣に魔力が残っていたのはそういうことだったか。」

その表情からは、深い悲しみが見て取れた。

「……なんで、分かるんだ?」

「お主とて、妾の記憶の断片を垣間見たであろう?形のないものを作るには、その相手と『同調』しなければならぬ。その同調の間にお互いの心の内が見えたのじゃろう。」

ゼロは、良くわからない……といった様子で唸る。
そんなゼロに笑みを向けると、


「姉は自らの死期を悟った。遺す弟には魔力を貯える術がない。しかも置かれた状況は最悪。それでも姉はもう、弟をその身を以て守ってはやれぬ。……命の灯が消える短い時間で考えたんじゃろう。結果、『魔剣に自らの全ての生命力を喰らわせる』ことで、剣に魔力を貯え、弟を守ったのじゃろう……。」

今度のヨハネの説明は、魔法の学のないゼロでも驚くほどしっくりと、その頭に入っていった。


エリシャ自治州が落ちた、あの日。

アインから託された、漆黒の剣。
アインは最期に、この剣に魔力を込めたのだと思っていた。

「姉貴……自分の命を喰わせたのかよ……。」

もし、この剣に命を注ぐことがなかったら、アインは死なずに済んだのだろうか?
魔力があれば、いや、剣技だけでも自分にもっともっと力があれば、アインはこんな心配しただろうか……。

全て、自分の非力さが招いた結果だろう。

ゼロは、ぐっ……と歯を食いしばった。
ギリ、と音がするほど強く、強く。


「強く……強くなりてぇ。」

吐き出すように呟いた言葉は、まさしくゼロの全て。
ヨハネはそんなゼロの胸に手を当てる。

「そう思うのならば、強くなればいい。お主の身体には、英雄ツヴァイクの。そして母の。そして何より、気高く強い姉の血が流れておる。……強くならない訳がなかろう、たわけが。」


ヨハネは微笑んでそう言うと、ドン……とゼロの胸を突く。


「男ならひたすら進め!家族など誰もいないというのなら、妾が後見人になってやる!この目に、成長を見せよ!」


ヨハネの激励に。


ゼロは胸の奥に、何か熱いものを感じた。


両親はもう居ない。
たったひとりの肉親である姉・アインは目の前で逝った。


自分は何のために戦うのか?
自分は誰を守ればいいのか?


自問自答した時もあった。

だから、ひたすら剣を振るった。

信念だけは守っていこう、と、たとえ不利な戦況であっても、『正しい』と思う方に力を貸した。


そんなゼロは、『ひとりじゃない』とようやく思えた。



目の前の、魔導師の言葉によって。




「俺……何のために戦えばいい?」


「……それは、妾が決めることではない。戦いとは、己の信念でするものじゃ。」


ヨハネも、ゼロの欲する答えを簡単に出さない。

ヨハネ自身、目の前に立つ成年がどの様に成長していくのか見守りたい、そう思っているから。



「……わかった。とりあえず俺は、この国の問題を解決してみようかと思う。……何かあんだろ?海域を封鎖しなきゃならない、何かが。」


恐らくそれは、別行動をとっているシエラとジェイコフが話をしているであろう内容。


「……ま、それが近道じゃの。お主はこれから、強大な力とまみえることとなる。それは恐らく……この戦いからじゃ。」


ヨハネが不適な笑みを浮かべ、ゼロに告げる。


「……なんだよ、楽しそうじゃねぇか。」


そんなヨハネの笑みを見て、ゼロが不満げに言う。



「なぁに、嬉しい誤算よ。」


ヨハネの誤算。
それは、ゼロが思いの外『芯の強い男だった』と言うこと。

そして、『頭のキレる男』であること。



自らの欠点を受け入れ、辛い事実を受け入れてなお、前に進もうとする。
しかも、どの様に前に進もうかをしっかりと考えている。


そんなゼロに、ヨハネの笑みは消えない。


「……ただの阿呆じゃなくて、よかったわい。」



思わず、憎まれ口を叩くヨハネ。


「他にどんな阿呆がいるんだよ!」

思わず反論するゼロ。
そんなゼロの頭に優しく手を乗せ、撫でる。


「な……なんだよ。」

「……期待しておるぞ。まぁ、ひとりで突っ走らず、『仲間と』協力して乗り越えていこうではないか。」



戦友の遺した希望の欠片。


ゼロは命に代えても自分が守る。
ヨハネは心の中で、そう決意した。


「さて、城へ戻ろうかの。そろそろ話も終わる頃じゃ。」

ヨハネはそう言うと、ゼロの前を歩き出した。

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