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2/26 宇宙船へご招待
M-2
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「長谷川くん、言ってる事難しいよ」
奥野くんがへらっと笑った。
そして私達はアトムの船内部へと到着した。
アトムが一部酔ってしゃがみ込んだりしているクラスメイト達に向かって話し始めた。
「この星は格差が大きいと言う事だ」
「まあねえ、それが資本主義の根本だし? 皆平等じゃ共産主義だし」
ははは、と吉田くんが笑った。
「でもさ」
ポツリと俯いた花沢さんが言った。
「私、分かったよ。好きな番組も見せてもらえないんじゃ、ドラマの話も出来ない。アイドルの話も出来ないんでしょ? なにそれ、情報隔離じゃん。俗世って酷くない? だから東条さんそんなだったんだ……」
「花沢さん……」
奥野くんがへらっと笑った。
そして私達はアトムの船内部へと到着した。
アトムが一部酔ってしゃがみ込んだりしているクラスメイト達に向かって話し始めた。
「この星は格差が大きいと言う事だ」
「まあねえ、それが資本主義の根本だし? 皆平等じゃ共産主義だし」
ははは、と吉田くんが笑った。
「でもさ」
ポツリと俯いた花沢さんが言った。
「私、分かったよ。好きな番組も見せてもらえないんじゃ、ドラマの話も出来ない。アイドルの話も出来ないんでしょ? なにそれ、情報隔離じゃん。俗世って酷くない? だから東条さんそんなだったんだ……」
「花沢さん……」
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