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インタビュー一周目
管理人Aへのインタビュー
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「こんな街なのでね、驚きましたよ。そりゃあ」
「面白がって騒ぐ人もいたけど、何も無い事がわかってからは落ち着いたもんですよ。自殺なんですよね?」
「204号室のIさんは静かな人でしたね。挨拶すると返してくれるくらいで。そんな事言ったらここに住んでる人皆そうなんですけどね。」
「他の人との交流ねぇ…。無いんじゃないかな。正直言うとねよく分からないのよ。入居してから3ヶ月もしないうちにあんな事になったから。」
「私?あの時間は管理人室にいましたよ。テレビ見てました。防犯カメラ?ザルですよこれ。管理会社には秘密って言われているけど、写してるだけ。つまり録画してないのよ。意味な~し。」
「そうそう。んで、変な人来たとか、なんかあった時だけこの録画ボタン押すのよ。今まで押した事ないけど。」
「そりゃな~んも起こらないからよ。平和な田舎ですからね。もちろん警察にはザルだって正直に話したよ。でもここの住人は知らないよ。みんなずーっと録画されてると思ってる。バラしたら防犯にならないだろって管理会社から言われてる。めちゃくちゃだよね~。コッチは最低賃金で働いてんのにね。」
「管理会社って言っても、ここ公営住宅だからさ自治体から委託されててやる気ないのよ。丸投げで困っちゃうよ。」
「あの日は203号室のHさんから電話があって…隣で大きな物音がしたとかでね。お昼頃かな。昼のワイドショーが…はじまる前だったわ。そうそう。」
「101のお嬢ちゃんが管理人室に遊びに来ててね、ご飯ウチで食べるか?なんて話してたら電話来たのよ。で、駆け付けたら、そういう事になってたんだよね。だから私が第一発見者よ。もう最悪よ。」
「そこから救急車呼んで、警察呼んで、事情聴取が長い長い。やんなっちゃうよね。それからは流石にしばらく眠れなかったね。お陰様で今はグッスリだけどさ。俺もなかなか神経図太いねハハハ。」
「あ、手元だけならカメラ回しても良いよ。もう遅い?」
「面白がって騒ぐ人もいたけど、何も無い事がわかってからは落ち着いたもんですよ。自殺なんですよね?」
「204号室のIさんは静かな人でしたね。挨拶すると返してくれるくらいで。そんな事言ったらここに住んでる人皆そうなんですけどね。」
「他の人との交流ねぇ…。無いんじゃないかな。正直言うとねよく分からないのよ。入居してから3ヶ月もしないうちにあんな事になったから。」
「私?あの時間は管理人室にいましたよ。テレビ見てました。防犯カメラ?ザルですよこれ。管理会社には秘密って言われているけど、写してるだけ。つまり録画してないのよ。意味な~し。」
「そうそう。んで、変な人来たとか、なんかあった時だけこの録画ボタン押すのよ。今まで押した事ないけど。」
「そりゃな~んも起こらないからよ。平和な田舎ですからね。もちろん警察にはザルだって正直に話したよ。でもここの住人は知らないよ。みんなずーっと録画されてると思ってる。バラしたら防犯にならないだろって管理会社から言われてる。めちゃくちゃだよね~。コッチは最低賃金で働いてんのにね。」
「管理会社って言っても、ここ公営住宅だからさ自治体から委託されててやる気ないのよ。丸投げで困っちゃうよ。」
「あの日は203号室のHさんから電話があって…隣で大きな物音がしたとかでね。お昼頃かな。昼のワイドショーが…はじまる前だったわ。そうそう。」
「101のお嬢ちゃんが管理人室に遊びに来ててね、ご飯ウチで食べるか?なんて話してたら電話来たのよ。で、駆け付けたら、そういう事になってたんだよね。だから私が第一発見者よ。もう最悪よ。」
「そこから救急車呼んで、警察呼んで、事情聴取が長い長い。やんなっちゃうよね。それからは流石にしばらく眠れなかったね。お陰様で今はグッスリだけどさ。俺もなかなか神経図太いねハハハ。」
「あ、手元だけならカメラ回しても良いよ。もう遅い?」
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