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インタビュー一周目
201号女性Fへのインタビュー
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「こんな田舎まで大変だねぇアンタも。ニイサカ…タケルさん?」
「よっぽど世の中平和な証拠だよ、こんなところまで取材に来るなんてさ。しかも終わった話蒸し返して。よっぽど暇なんだねタケルさん。」
「いや、大丈夫だよ。こっちも暇だから。何が聞きたいのよ。」
「そうだよ事件起きたのはお昼。てか11時55分。そうよ、バッチリその時間よ」
「私ね、その時間必ず3チャン見るのよ。そうあのワイドショー。んであの日はゲストがアイドルあがりの俳優だったのよ。名前なんつったけな。」
「私その俳優可愛くて大好きでね、前の日から楽しみにしてたのよ。んで11時55分前からTVの前で待ってて、ようやく始まった!と思ったら廊下ドタドタドタドタだもんね。」
「そりゃあ玄関開けたわよ。管理人さんが大慌て204の方に走ってね。その後救急車だのパトカー来てすごい騒動だったわよ。」
「殺されたんだと思うよ奥の人…なんでって言われると困っちゃうけどさ。なんとなくね…」
「犯人に心当たりなんてないよ…ニイサカさんアンタが突き止めなさいよ。警察はもう解決済みだと思ってんだろ?」
「I君も引っ越して来て間もないのに可哀想だよね。まだ若いのにさ。目つきの鋭い男でね。」
「うんうん。わかるよ私。昔は水商売みたいな事もしてたんだからさ。見る目だけはあんだから。あれはただもんじゃないね。筋者よ。わかるでしょ?その筋の人間よ。」
「ん?203のH君?あー、暗ーい感じの男の子ね。そう言われれば死んだI君とはたまに話してたわね。私ね、H君ってどっかで見たことある気がするのよね。気のせいかな?」
「でもH君よりも、Cちゃんの方がよくI君と話してたけどね。」
「私、生活保護なのよ。身よりもなくてさ…若い頃から年金もろくにかけずに、貯金もないからさ。国の厄介になるしかなかったわけよ。TVじゃさ、今の日本はダメとかよく言うじゃない。でも私にしてみりゃ本当にありがたいよ。みんな文句言い過ぎなのよ。」
「ここも公営だからさ色々みんな事情があるんじゃない?私なんかゴミの出し方とか文句言って恨まれてるかもしれないけどさ、さすがに人殺しはしないもんね。」
「下に女の子二人住んでるだろ。あの子達も派手な格好して怪しいもんよ。売春婦かなんかやってんじゃない?」
「下のヒゲも怪しいよね?あれはヤバいクスリヤッてる面構えよ絶対。」
「よっぽど世の中平和な証拠だよ、こんなところまで取材に来るなんてさ。しかも終わった話蒸し返して。よっぽど暇なんだねタケルさん。」
「いや、大丈夫だよ。こっちも暇だから。何が聞きたいのよ。」
「そうだよ事件起きたのはお昼。てか11時55分。そうよ、バッチリその時間よ」
「私ね、その時間必ず3チャン見るのよ。そうあのワイドショー。んであの日はゲストがアイドルあがりの俳優だったのよ。名前なんつったけな。」
「私その俳優可愛くて大好きでね、前の日から楽しみにしてたのよ。んで11時55分前からTVの前で待ってて、ようやく始まった!と思ったら廊下ドタドタドタドタだもんね。」
「そりゃあ玄関開けたわよ。管理人さんが大慌て204の方に走ってね。その後救急車だのパトカー来てすごい騒動だったわよ。」
「殺されたんだと思うよ奥の人…なんでって言われると困っちゃうけどさ。なんとなくね…」
「犯人に心当たりなんてないよ…ニイサカさんアンタが突き止めなさいよ。警察はもう解決済みだと思ってんだろ?」
「I君も引っ越して来て間もないのに可哀想だよね。まだ若いのにさ。目つきの鋭い男でね。」
「うんうん。わかるよ私。昔は水商売みたいな事もしてたんだからさ。見る目だけはあんだから。あれはただもんじゃないね。筋者よ。わかるでしょ?その筋の人間よ。」
「ん?203のH君?あー、暗ーい感じの男の子ね。そう言われれば死んだI君とはたまに話してたわね。私ね、H君ってどっかで見たことある気がするのよね。気のせいかな?」
「でもH君よりも、Cちゃんの方がよくI君と話してたけどね。」
「私、生活保護なのよ。身よりもなくてさ…若い頃から年金もろくにかけずに、貯金もないからさ。国の厄介になるしかなかったわけよ。TVじゃさ、今の日本はダメとかよく言うじゃない。でも私にしてみりゃ本当にありがたいよ。みんな文句言い過ぎなのよ。」
「ここも公営だからさ色々みんな事情があるんじゃない?私なんかゴミの出し方とか文句言って恨まれてるかもしれないけどさ、さすがに人殺しはしないもんね。」
「下に女の子二人住んでるだろ。あの子達も派手な格好して怪しいもんよ。売春婦かなんかやってんじゃない?」
「下のヒゲも怪しいよね?あれはヤバいクスリヤッてる面構えよ絶対。」
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