現実世界でも異世界でも最弱の俺が最強として扱われているのはどう考えてもおかしい。

友樹 みこと

文字の大きさ
6 / 38
異世界旅行の始まり

レベル-111のマシュマロが白龍を倒すのは、どう考えてもおかしい

しおりを挟む
午後9時【赤土の大地】にて

クリムはキャンディとの交渉を終えると、眷属であるコウモリにアンテナをつけた様な生物のアンテナを押し、続けて元国王へと連絡を取る。

「お父様!」
「私なら後ろだ!」「おわぁ!」

影人形のアロハシャツがそこには立っていた。

「もうすぐライリを連れてくる!影人形でバケツリレーをしているところだ!」

「ライリ、まさかもう体力が……」

「クリムの治療術が頼りにはなる、すまない」

「いえ、あれを回避出来るとしたらライリだけでしょう。頼むぞ、グリン」

「寿命縮めるかもしんねぇぞ、クリム」

「それでかまわない。なんでもいい、ただ守りたいものがあるんだ。」

そう話していると、眷属であるアンテナコウモリが気持ち悪そうに何かを吐き出した。

それは、イエロの体の上に落ちる。

「まさかこれがキャンディの使いか!?な、なんだこの穢らわ……いや、珍妙な菓子は……? マシュマロ?いや、餅なのか?」

有栖川の姿は、数字の8のような形になっている。信じられないほどの弾力と甘さを持っていて、特徴はテクスチャで貼られたのかと思うほど、平面な0のような目が2つ均等についていることだ。

だが今はイエロの炎によって体が溶けてしまい、小さな丸いマシュマロのようになっている。

「相変わらず、キャンディのお姫様はひねくれてるようだな。」

「いけ好かねぇ女だ」

アロハとキツネはぼうぜんとするクリムを慰めるように肩を叩く。

「とにかく時間が無い!!機能さえすれば問題ない!」

クリムは今にも溶けて消えそうな有栖川をつまみ上げ、ステータスを確認した。

【マシュマロん】
レベル⋮-111
属性⋮超柔属性、菓子属性、塵属性
攻撃力⋮-3692
守備力⋮-5896
魔力⋮-96
魔法防御⋮-6
素早さ⋮0
魅力⋮-99999
運⋮-85

「レベルマイナス!?なんだそれは!ちゃんと機能するのか!?」

左手に持つマシュマロをクリムは睨みつけた。

今にも消えてしまいそうな体を見て、とりあえずグリンの緑の炎を与え、元の8の字型の姿に戻す。

(ん、ここは……!なんだこの美人騎士は!天国か!?)

プルルルン。頬を赤らめ、体を揺らすマシュマロん。

確かに物凄い弾力ではあるが、このちっぽけな体であの光線を跳ね返せるのか?

クリムは不安に駆られたが、頼りになるのはこれしかないと割り切ることにした。

「そうと決まればやることはひとつ!」

(ん、あれ、白龍……!?てかこの光景!?戦争か!?やっぱり地獄じゃねぇえええか!)

マシュマロんは、恐怖のあまり体を震わせれるがクリムにとっては弾力を強調しているようにしか見えない。

「なるほど、魔族ではないのか。それなら白龍に、ダメージを与えられるかもしれんな」

「ライリが来る。クリム、悪いがしばらく寝てもらうぞ」

「構わない。全回復してやってくれ」

眠った形のライリを影人形のアロハが投げ本体アロハが受け止める。その瞬間狐がライリの上に乗り、クリムが狐の頭の上に手を置く、一瞬でクリムの意識が飛びライリがゆっくりと目を覚ます。

その瞬間──


白の巨大な光線が放たれる。


(なんじゃありゃあああ!ぜったいやばい!国一つぶっ飛ぶぞ!早く逃げなきゃ)

ぷるぷるぷる。

「ライリ!このやる気のあるマシュマロと光線を結んでくれ!」

「は、はい!」

剣に魔力を貯め線を出すも、消えてしまう。

「うそっ!」「魔力が回復していないのか!?」

絶体絶命を覚悟したその時、巨大な白の塊の動きが止まった。

                   ***

「あなたは確か……!フレイヤちゃん!!?」

クラリスは驚いた。目の前にある圧倒的質量を、たった1人のフランス人形のような小さな吸血鬼が受け止めていたのだ。

青い円形の結界を体の前に張り、まるで時を止めているかのように閃光の歩みが止まった。

「クラリスさん!お父さんに伝えて!マシュマロをこっちに打ち込んでって!」

「マ、マシュマロ!?」「いいから!!」「もうやけだわ!わかった!」

                  ***

「ライリ!行けるのか!?」

「このマシュマロをまっすぐ光線に打ち込めばいいのですね、容易いことです」

(ん?マシュマロって俺のこと?ははは、まさかな)

ライリは、軌道をイメージし、マシュマロを宙に投げるとラインブレードに全神経を集中させマシュマロの芯を捉えるように振り抜いた。

「くっ…!」

その瞬間、何倍もの反動がライリに伝わり、ライリは地面に叩きつけられる。

(う、うわあああああ!あれ、でも全然痛くない……?)

「な、なんか来たわ!」「流石です……!ライリさん!!」

フレイヤはマシュマロを確認すると結界をといた。

その後起こったことを理解出来たものは少ない。

(ぶじゃびぎゃぐぎゃびしゃああああ!)

マシュマロが国を破壊するほどの大きさと質量を持つ、その巨大な一撃をその小さな体で受け止める。

その瞬間、閃光は消えた。変わりに、細い光の線が白龍の胸元にある、ひし形のエメラルドを打ち砕いた。

白龍は、目を閉じ小さな少女の姿になって落ちていく。

同時にマシュマロも黒焦げになって落ちていった。

(俺、ほんといいことないなぁ。転生したら終点で死んだら終わりなのにレベル-111で、しかも菓子に変えられて、憧れのメイドさんに会えたとおもったら切りつけられて、龍に殺されるなんて、まぁ総じてメイドさんに会えたから悔いなし!あれ!幸せじゃね!?ひゃっほおおおう!)

それがマシュマロの最後の言葉だった。

                 ***

白龍が沈むのを、空の上から見ていた者がいた。

黒を基調に赤のレースのフリフリとしたドレスとマジシャンハットを被った人間だ。

「あーあ。やられちゃったか。魔族の力も測れたし良しとしよう。そうしましょう」


【私は嘘をつく──翼竜達は全て本物だ】


彼女は、そう言うと空を歩いて自分の城に戻っていく。

                 ***

白龍が沈むのを見るかのように、天を見上げた翼竜達はまるで全てが夢だったかのように、忽然と消えた。

「「わああああああ!」」

国中の歓喜の声がコロシアムに響き渡った。

クラリスは、フレイヤと無事を讃え合い、ジェードは地上に降りて、黒焦げのマシュマロを膝の上にのせていた。

「あなた何者なのかしら……魔族でもないようだし……」

ジェードは、座っているのがやっとだった。

黒焦げになり、何故か気持ち良さそうな顔を浮かべるマシュマロを、ぷにぷにと触る。

「フレイヤちゃん、なんなのこいつ。」

「キャンディさんの使い魔?だと思います」

フレイヤとクラリスも、マシュマロの正体が気になり、ジェードからマシュマロを受け取り色々触ってみる。恐ろしい弾力だ。

そこに、空からイエロに乗った、クリムとライリ、影人形のアロハがやってくる。

「フレイヤ!?お前こんなところにいたのか!?」

アロハは驚愕の声を上げる。

「お父様すいません、白が危ないとスライトクリスタルが教えてくれたもので」

「あれを一瞬止めたのはフレイヤ様だったのですね」

ふらふらとイエロから降りたライリは、肩にクリムを背負いフレイヤの方に歩いた。

「少しだけですけどね。本当に止めたのはこのマシュマロです。」

フレイヤはマシュマロをライリに渡す。

「キャンディ様の使い魔ですね。この弾力は素晴らしい」

ライリは、楽しそうにマシュマロを揉む。

マシュマロは夢が叶っているにも関わらず、一向に目覚める予兆はない。相変わらず気持ち良さそうな顔をして眠っている。

「ん……んん……。あれ、どうなった……」

クリムは、楽しそうなみんなの声に目が覚める。

「クリム様、グランドレッドは守れましたよ。このマシュマロが切り札になりました」

ライリは背中のクリムにマシュマロを手渡す。

「ははは、お前がやってくれたのか。……礼を言うぞマシュマロん殿。あなたは私の国の恩人だ、ありがとう。」

マシュマロんの頭を指先で撫で感謝の気持ちを告げる、クリム。マシュマロんの意識はない。

その瞬間、マシュマロんの黒いからだを青白い光が包み込む。

「こ、これは旅人の証!?……まさか人間なのか!?」

クリム、クラリス、フレイヤ、ライリ、ジェード、マシュマロに触れた者の目には、渦と剣をモチーフにした幾何学模様が映し出され、胸元からは紫色の鎖が現れる。
それは、青白い光に伸びていき消えた。

青白い光は、やがて有栖川の体を形取り、黒いTシャツにジーパンのキモオタ風な男が赤土の上に泡を吹いて転がっていた。

「今の鎖は、実物は初めて見たがおそらく間違いない……キャンディイ……貴様ぁあああああ!!!」
「嘘でしょ……私がこんなやつに!?」
「あら?新しいご主人様ね♡」
「……バタッ」
「……うみ?」

クリム、クラリス、ジェードはそれぞれに理解し戸惑い、ライリはショックのあまり気絶したが、フレイヤだけは状況を理解していなかった。

全員の体には、有栖川の左手にある。紋章と同じ紋章が刻まれている。

「これはまさか……契約か!?まずい!すぐにでも殺さねば!」

影人形のアロハは眷属を出し、キモオタを食い殺そうとする。

それをフレイヤが粉砕の迫撃を止めた結界で防いだ。

「か、体が勝手に!?ごめんなさいお父様!」
「うわああああん!もう終わりだあああ」「終わりなの?私達もう終わりなの?うわああああん!」

クリムとクラリスは子どものように泣き、ジェードは楽しそうに言う。

「良かったじゃない。これで私達ファミリーね」


人間と魔族には複数の契約がある。


今回、彼女達が有栖川と結んだのは主従契約、人間の下に魔族が立つ言わば最も屈辱的な契約なのだ。

もちろん有栖川にそんな力も知識もない。キャンディ・キャラメロンの仕掛けだ。

キャンディ・キャラメロンは、有栖川の旅人の証をいじり、条件付きで魔族と強制的に主従関係を結ぶ術式を加えたのだ。


その条件は、頭と尻を同時に触り、感謝の気持ちを抱くこと。


普通ならありえない状況だがマシュマロ状態だった有栖川にはそれをさせることが出来た。

「この、醜い生き物が私の主!?認めん!認めんぞ!」

クリムは、キモオタに近付き、ステータスを確認する。

【有栖川りょう】
レベル-111
属性⋮柔属性、塵属性
攻撃力⋮-3692
守備力⋮-5896
魔力⋮-9625
魔法防御⋮-15369
素早さ⋮1.3
魅力⋮-9999999
運⋮-854421
異世界人間族ランキング⋮1782/1782位

「く、クズ属性!?なんだそれは!人間ですらないのか!?」

有栖川は体の機能や特徴は完全に人間だが、異世界に人間として認められてはいなかった。

よって、誰も彼を人間と認識できず、キャンディの罠にハマったのだ。

「しかもレベル-で、このステータス……一体どんな前世を……」

クリムは次第に不思議な感情にとらわれた。

あまりにも可哀想では……ないだろうか。このような醜い姿で産まれ、きっとあらゆる者に蔑まれたはず。
しかもこちらの世界に転生してもこの仕打ち……。

「……あんまりじゃないか、こんなのが私の主なんて!!!」

クリムは、両手を向け、自分のステータスを出す。

【クリム・フラム】
レベル:32455
攻撃力:532454
守備力:124578
魔力:432587
魔法防御:215476
素早さ:78652
魅力:53241
運:1500


そして、有栖川のステータスの改ざんを始めた。


「と、とにかく見た目だ!見た目をなんとかしたい!」


『魅力-9999999を0に戻すにはレベル30000が必要です。それでもよろしいですか』


「レベル300000!?ふざけている!どれだけの努力が必要だと思ってるんだ!」

絶望する、クリムの肩をジェードとクラリスが叩いた。

「私達も力貸すわ。こんなのが主だと格好つかないもの。」
「主様には素敵になってほしいじゃなぁい?♡」
「……すまない、出来れば力を貸してほしい」

そう言うと、ジェードとクラリスも手を出した。

数値は、クラリアの分も割られている。

『それでは有栖川りょうの魅力ステータスを1人あたり7500レベルで元に戻します。』

クリム、ジェード、クラリア、クラリスの4人のレベルが下がり、有栖川の魅力ステータスが0になる。

その瞬間、キモオタの姿から、平凡な男の姿に変化した。


『有栖川りょうの名前を変更しますか?』


続けてポップアップしたのは名前変更だ。

「有栖川は確かに呼びずらいな。」「そうね、何かいいのない?ジェード」「アリスなんてのはどうかしら?可愛いじゃない?」
「なら、そうするか。そちらの方が呼びやすい」


『有栖川りょうの名前をアリスに変更します。』


こうして、有栖川りょうのステータスはこう変更された。


【アリス】
レベル-111
属性⋮柔属性、人属性
攻撃力⋮-3692
守備力⋮-5896
魔力⋮-9625
魔法防御⋮-15369
素早さ⋮1.3
魅力⋮-0
運⋮-854421
異世界人間族ランキング⋮1782/1782位


「それにしたって笑えるステータスだな」
「ほんとに!攻撃力マイナスとか意味わかんないわ」
「まぁ、これくらいはちゃめちゃな方が面白いものよ」

呆れ果てて話す3人を見て、アロハは途方に暮れとりあえず町の復興に向かった。

フレイヤは今もよくわかっていないようで、ライリの看病をしている。

そう、誰も気づかなかったのだ。白龍がアリスの横にしゃがみ。頬をつついていることに。

「お父さん……」

白龍は、8歳くらいの容姿を持つ色素の薄い青い目と青いショートヘアの少女に姿を変えていた。服は着ておらず、腕と胴体に僅かに白い逆鱗が服代わりの装備になっている。背中から自分の体と同じくらいの翼を二つ持っていた。


「「「白龍!?」」」


「いや、というよりお父さん……?」

「そういえば聞いたことがあるわ。龍族は自分を負かした者に付き従う……しかも人型で、しかもかなり若い、何この龍?本当にあの白龍なの?」

「ねぇ、あなた。可愛いわね。おいくつなの?」

指を1本ずつ立てていき、3本立てるとジェードの方に向けて答える。

「……3さい」


「「「3歳!?」」」


「3歳に国を滅ぼされかけたのか!?」
「私達3歳に負けかけたの!?」
「いや、それよりもこれを見て」

ジェードは、白龍の手の平にうっすらと見える紋章を指す。それはアリスの紋章だった。

「えーっとつまり?」「まさか」

「この子も私達のファミリーね」


「「えええ!」」


クリムとクラリスはあまりの出来事に倒れてしまいそうになる。ジェードは相変わらずニコニコとしていた。

「あの……どうかしましたかって、だれ!?」

「お母さん……!」

白龍は目を輝かせ、フレイヤに抱きついた。

「お、おおおおかあさん!?なんで!?」

フレイヤが慌てていると、ジェードが納得したように手を叩いた。

「ああ!なるほど!粉砕の迫撃を真っ向から止めたフレイヤちゃんをお母さん、跳ね返した御主人様をお父さんって認識したのね!」

「いや、それで納得出来るか!」

「そんなことどうでもいい、もっと大変な問題があるでしょう!」

「ええええ!私まだ恋もしたことないのに子どもが出来たんですよ!?」
「それよりもよやばいことがあるのよ!」
「がーん!」

クラリスは、翼をバタッとはためかせ、アリスを指差し、叫んだ。


ここに寝ているコイツが、異世界中の標的になったということよ!!!


しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

二十年仕えた王女が私を敵に売った。それでも守ることにした

セッシー
ファンタジー
二十年間、王女殿下の護衛騎士として仕えた。その殿下が、私を敵に売った。 牢の中で事実を知り、一分考えて——逃げることにした。殿下の目的を、まだ果たしていないから。 裏切りの真相を確かめるため、一人王都へ戻る護衛騎士の話。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

過労死して転生したので絶対に働かないと決めたのに、何をしても才能がバレる件

やんやんつけバー
ファンタジー
過労死して異世界転生。今度こそ絶対に働かないと決めたのに、何をやっても才能がバレてしまう——。農村で静かに暮らすはずが、魔力、農業、医療……気づけば誰も放っておかない。チートで穏やか系の異世界スローライフ。

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

不貞の子を身籠ったと夫に追い出されました。生まれた子供は『精霊のいとし子』のようです。

桧山 紗綺
恋愛
【完結】嫁いで5年。子供を身籠ったら追い出されました。不貞なんてしていないと言っても聞く耳をもちません。生まれた子は間違いなく夫の子です。夫の子……ですが。 私、離婚された方が良いのではないでしょうか。 戻ってきた実家で子供たちと幸せに暮らしていきます。 『精霊のいとし子』と呼ばれる存在を授かった主人公の、可愛い子供たちとの暮らしと新しい恋とか愛とかのお話です。 ※※番外編も完結しました。番外編は色々な視点で書いてます。 時系列も結構バラバラに本編の間の話や本編後の色々な出来事を書きました。 一通り主人公の周りの視点で書けたかな、と。 番外編の方が本編よりも長いです。 気がついたら10万文字を超えていました。 随分と長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!

処理中です...