産業創世記 ギデオン(休載中)

初書 ミタ

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外伝ー1

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かつて、倭で雨乞いを行う あまの と言う一族がいた

周易で天祐とある これは 雨のことである。

記述では、魏志倭人伝が初出だが

後漢書には 倭の一国に 金印を送ったとある。

志賀島で発見されているため、確かであろう。




あまの 「雨の統べる」

仮名文字のなかった大和では

天の、天の皇すめら すなわち 天皇と変化した。

元々、

蘇我の大臣おおおみ 

物部の大連おおむらじ

に対し、

大王おおきみ 



              と表現されていた。


天皇と言う呼称が定着したのは、

大化の改新以降だ。

この立役者は、中臣が藤原を賜り、

日本で一番栄えた一族だ。

天皇と縁戚になり、


天皇と藤原は最古の盟友である。



武門の頭領と言えど、自身が天皇になることはできず

平家は藤原を真似、姻戚に基づいた政治をした。

しかし、悪知恵の働く公卿に関与されるため

安定性に欠け、結局、壇ノ浦で滅んだ。

幼子の安徳天皇は天の叢雲と共に海底へ沈んだ。

その母も共に。




その後、同じ過ちを繰り返さぬため、片田舎だが

天然の要塞、鎌倉に、源氏は征夷大将軍として


開幕した。源氏は朝廷の身分制度でも自由度が高く

北海道や東北の平定と言う名目で将軍を名乗り

あくまで、武門の元締めであることを強調した。


伊勢神宮にはカゴメ紋と言うものが刻まれている。

あまり公にはされないが、戦国時代あるユダヤ人への

感謝の印らしい。ユダヤ教徒の足跡も各地に残っている。





ジュスト、オーガスト、アンドレ、プロタジ、パウロ、

バルトロメイ、ペテロ、ダメオン、メルキオール、レオ、

フランシス、ジョアン、そして、ガラシャ。

わが名はペトロカスイ。聖地エルサレムより

わが祖国へ贈る。



敬愛するジュスト生まれ出ずる以前

ガスパール・ヴィレラ、

グネッキ・オルガティーノ


両名は、アレキサンドロ・ヴァレンティーノの命の元

遥か彼方東方の地ジパングを我が物とするために。


ひそかに暗躍していた。


当初、私はキリスト教は、富める者も貧しきものも

たとえ罪びとだとしても幸福になる権利を持ち

主の前では平等である。それは、閉塞された社会の

底辺に生きるものにとって抑圧された魂からの解放に思えた。



その裏に、ヴァチカンとスペインローマ帝国、

それに敵対するオスマンユダヤとフッガー家の

全面対決など知る由も無かった。






これは権力者と、

社会の底辺に生きるものとの戦い

という虚飾にまみれた名目の

表の歴史に隠された

真実の物語である。




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