変異した世界で俺だけズルいスキルで無双タイム？

52. 報酬

「…さてと、それじゃあ報酬を確認していこう」

えっと…報酬は…

「んー、指輪…と、結晶？」

「何に使うやつなんだろうね？」

鍛炎眼…んー、名前だけでてきた…

「指輪の方は、封じられた指輪…
多分、名前からして封印を解くべきアイテムだろ。
んで、もう1個が…伍・雷の結晶…てことは、これ結晶はもう何個かあるってことだな…」

「まぁ、集まるか分からないし保管しておいたら良いんじゃない？」

「そうだな。
んじゃ、あとは…石橋と泥船、迷宮入りと…ヤマタノオロチの報酬とドロップだな」

「何がでるかな？」

「石橋は…お、スキルオーブだ」

【真実の瞳】
真実を視認することの出来る神眼の一種で、レベルが上がれば、相手の情報や本心、オーラなども視認できるようになる。

「…神眼の一種らしい、が…いるか？」

「なんか気持ち悪そうだしお兄ちゃんにあげる」

「お、おう…」

…んじゃ、次だ。泥船…

「あ、今度はスキルオーブが一つと…船？」

【信念の光】
信じる心に応じ、能力を発揮するスキル

…また特殊系、か…

「うーん、これは？」

「能力的にお兄ちゃんだね」

「わかった」

んで、船は…鍛炎眼。

【泥船か大船か】
信じる心を持ち続ける限り、この船は貴方を導きます。
運値±25

「…これは芽衣が持っておくか？おれは元が高いし」

「うーん、なら一応…」

「次は…迷宮入り、か」

これまた指輪と…何かの…像のレプリカ？
んで、スキルオーブが一つ…

「んー…
指輪の名前は、ラビリンスリング
訳したら迷宮の指輪
迷宮を作り出す効果と…解除の効果、
それと…対象を指定することで一定時間拘束をする…って感じだな。
それと、土魔法と植物魔法が使用可能になる…
魔法は、所持してるなら強化だってさ」

「うーん…拘束…」

「芽衣にやるよ。俺は、普通に戦闘がしたいし」

「だね。雷もある意味拘束系ではあるから、こういう魔法系は私がもらおうかな？」

「んで、次は…迷宮工房の主…っていうアイテム名。
指輪とセットっぽいんだが、えー…
ここで迷宮の形を決めたら、それが指輪に反映されて、瞬時に選択して作り出すことが出来るようになる…
設計図は、幾らでも作れるらしいな」

「なら、これも私だね。お兄ちゃんこういうの書くの苦手だし」

「うっ…いつもすまん」

さて、最後のスキルオーブ…これは…

「…悪夢か正夢か…ってスキル名、かな？
対象のカルマ値によって相手に悪夢か正夢を見せる…
マイナス値なら悪夢、プラス値なら正夢…って感じらしい。
それと…カルマ値の確認ができる…」

なるほど…罪人を見つけるスキル…

「どうする？」

「お兄ちゃんだね、これは。聖騎士の効果は、ゲームだと魔に対する効果が強いの。
だから、もしかしたら…強化スキルになるかも」

「なるほど、それじゃあ俺が貰うか」

っと、最後にヤマタノオロチのドロップ…

「…スキルオーブが4つと…剣？」

スキルオーブは…毒魔法と超速再生…

「…なるほど？これ、どうする？」

「毒貰っていいかな？」

「おう。超速再生は、2人で分けておこう。
それと、剣は…」

「絶対にお兄ちゃんでしょ」

「お、おう」