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2-2章 魔法学校→迷宮探索編
30-3 悪魔退治
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「くっ、だから違和感が凄かったんだ。だが…俺がここに居たのが間違いだったな!」
「おいおい、誰か助けは…無理そうだな。ったく、なんで色欲が効かねぇんだよ」
「つうか色欲って男なのかよ!」
ああもう!
並列思考、結界、神級魔法連発、瀕死で解除。
「おいおい!それは流石に対処出来ねぇって!俺は魔法が苦手なんだよ!」
「生憎さまだ!俺は魔法も物理も得意だからな!(そろそろ瀕死か…)」
鍛冶王、瀕死の奴から頼むぞ。
『分かりました、それと荷物を纏めて直ぐに逃げれるように準備しておきます』
ああ、よろしく頼む。鏡に残した分身にも伝えておいてくれ。
「次はどっちだ?ヴィランは…大丈夫そうだな。なら、武器を持ってない分身達の方に行くか」
「結界からの…瀕死まで魔法連発!」
『はい、騎士の誓いと…いよいよ敵が増えてきますね。悪魔と天使と国と竜人と貴族が敵だなんて』
そろそろ適当な場所か島を見つけて開拓でもするか?そうしないと戦いの毎日だろうしなぁ。
「やっぱ、全種族の統合ってのは人間が一番の敵になるよなぁ。ヴィランの方も終わったし…騎士の誓いも完了したか」
はぁ…もういいや。
「てか、魔王を連れてくるのも忘れてるし…どっかに引っ越すか。魔王達も連れて」
『ですね…あの鏡も回収出来ましたしね』
「待ってくれ、セルク」
「…おっさん、ごめん。多分、ここに残ってたら全員を殺さなくちゃいけないから…ごめん」
「助けられた時に国王達で話したんだが、悪魔とかはお前に押し付けたら安全だという結論に至ってお前が従属させるなら大丈夫だと言うことになったんだ。
だから…頼む、ここに残ってくれ」
「ごめん、それは出来ない。この国に迷惑は掛けたくないし、俺が悪魔を従える事を知られたら多分、ここに俺の居場所は無くなる。なら、俺から切り離したいんだ。そうすればきっと、悲しくはならないからさ」
「待ってくれ!セルク!」
「じゃあ…俺の家族にもよろしく伝えておいてくれ」
『良かったのですか?マスター。折角悪魔の所持を認めてもらったのに…』
「良いんだ。今までずっと、悪魔は禁忌とされていた。それを今更俺だから許されるなんてのは卑怯だろ?それに…折角仲良かったあいつらが悪魔を従えた俺を見たらきっと…恐怖の眼差しを向けられる。あの眼差しってさ、思ったよりも心に来るもんがあるんだよな。
それに、それと同時に仲のいい奴に裏切られたっていう気持ちが込み上げてきて復讐してしまうかもしれないしな」
『あの方々なら、そうならないと思いますけどね』
「そんなの分からねぇだろ。どれだけ仲が良くても、どれだけ優しい奴でも、一瞬で変わってしまう時だってあるんだから」
『(前世の記憶…ですかね、これは。全く、ゼウス様はこれを見越して私をマスターに付けさせたのでしょうね)』
それじゃあ、一旦魔王城跡地で泊まって今後を考えようか。
「おいおい、誰か助けは…無理そうだな。ったく、なんで色欲が効かねぇんだよ」
「つうか色欲って男なのかよ!」
ああもう!
並列思考、結界、神級魔法連発、瀕死で解除。
「おいおい!それは流石に対処出来ねぇって!俺は魔法が苦手なんだよ!」
「生憎さまだ!俺は魔法も物理も得意だからな!(そろそろ瀕死か…)」
鍛冶王、瀕死の奴から頼むぞ。
『分かりました、それと荷物を纏めて直ぐに逃げれるように準備しておきます』
ああ、よろしく頼む。鏡に残した分身にも伝えておいてくれ。
「次はどっちだ?ヴィランは…大丈夫そうだな。なら、武器を持ってない分身達の方に行くか」
「結界からの…瀕死まで魔法連発!」
『はい、騎士の誓いと…いよいよ敵が増えてきますね。悪魔と天使と国と竜人と貴族が敵だなんて』
そろそろ適当な場所か島を見つけて開拓でもするか?そうしないと戦いの毎日だろうしなぁ。
「やっぱ、全種族の統合ってのは人間が一番の敵になるよなぁ。ヴィランの方も終わったし…騎士の誓いも完了したか」
はぁ…もういいや。
「てか、魔王を連れてくるのも忘れてるし…どっかに引っ越すか。魔王達も連れて」
『ですね…あの鏡も回収出来ましたしね』
「待ってくれ、セルク」
「…おっさん、ごめん。多分、ここに残ってたら全員を殺さなくちゃいけないから…ごめん」
「助けられた時に国王達で話したんだが、悪魔とかはお前に押し付けたら安全だという結論に至ってお前が従属させるなら大丈夫だと言うことになったんだ。
だから…頼む、ここに残ってくれ」
「ごめん、それは出来ない。この国に迷惑は掛けたくないし、俺が悪魔を従える事を知られたら多分、ここに俺の居場所は無くなる。なら、俺から切り離したいんだ。そうすればきっと、悲しくはならないからさ」
「待ってくれ!セルク!」
「じゃあ…俺の家族にもよろしく伝えておいてくれ」
『良かったのですか?マスター。折角悪魔の所持を認めてもらったのに…』
「良いんだ。今までずっと、悪魔は禁忌とされていた。それを今更俺だから許されるなんてのは卑怯だろ?それに…折角仲良かったあいつらが悪魔を従えた俺を見たらきっと…恐怖の眼差しを向けられる。あの眼差しってさ、思ったよりも心に来るもんがあるんだよな。
それに、それと同時に仲のいい奴に裏切られたっていう気持ちが込み上げてきて復讐してしまうかもしれないしな」
『あの方々なら、そうならないと思いますけどね』
「そんなの分からねぇだろ。どれだけ仲が良くても、どれだけ優しい奴でも、一瞬で変わってしまう時だってあるんだから」
『(前世の記憶…ですかね、これは。全く、ゼウス様はこれを見越して私をマスターに付けさせたのでしょうね)』
それじゃあ、一旦魔王城跡地で泊まって今後を考えようか。
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