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34 王子様と(なんか)結婚しません!
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前回の記憶よりだいぶ幼い。
そう、出会った頃のフランクリンだ。
突然屋敷にやって来ては、お花やお菓子や宝飾品や、山のようなプレゼントを抱えて、いつも優しげに私に話しかけてくれていた。
今思えば、バレっバレの演技よね~。
なぁんで引っかかったかなぁ~、前の私。
とにかく、王子相手に無視はできない。
震えるな、しっかりしろ。
大丈夫、ここには両親もお兄様達もディアンジェロ様もいてくれる!
「第二王子殿下にご挨拶申し上げます。エストロジア家のミリアンナでございます。」
カーテシーでご挨拶。
隙を見せてはいけない。
「第二王子などと他人行儀な。どうかフランクリンと呼んでくれないか?」
「滅相もございません。」
ニコリと笑って即座に拒否する。
明らか他人でしょうが‼︎
今初めて挨拶した人間に何言ってんだコイツ⁈
内心怒八天だが顔には出さない。
ハイ、わかってます、ディアンジェロ様。
私は公爵令嬢です。
やればできる子です。
ちゃんと表情作れますとも!
でもみんなだって同じ事思ってるよね⁈
「ミリアンナ嬢、可憐な貴女に一目で心を奪われたんだ。どうか僕と最初のダンスを踊ってくれないか?」
静かに興味深く見ていた周りの人達が、ザワザワと騒ぎ出す。
当然だ。
ファーストダンスを、しかもデビュタントで申し込むなんてプロポーズと同義だ。
やっぱり、アレク殿下の言う通りになった。
普通なら断れる訳もなく、3回踊って公認コースまっしぐらだったわ。
でもね。
この人知らないのかしら?
ついさっき、私とディアンジェロ様の婚約を陛下も祝福して下さった事。
そこに横槍入れてるって、不敬どころじゃ無いわよ?
王子だから許されると思ってんのかしら?
頭が真っ白で答えられない私に変わって、ディアンジェロ様が答えてくれる。
「殿下はファーストダンスの意味を理解して仰っていますか?」
「は⁈なんだ、お前は!」
「失礼致しました、ラジアンから参りました、ディアンジェロ・フォン・リンドバーグと申します。」
「ハン⁈ラジアンの貴族が王子である僕に意見する気か⁈不敬だぞ!」
「「「「ヒッ⁈」」」」
周りの人達が顔を真っ青にする。
そうよね?相手はリンドバーグ公爵家よ?
しかも名前にフォンが入るって事は王位継承権持ちよ?
国力の差を考えたら、どっちが不敬って話よね?
「不敬ですか。これは異な事を仰る。僕はミリアンナ嬢のれっきとした婚約者です。その大切な婚約者に横から結婚の申込をされて黙って見てるわけにはいかないでしょう?」
「何⁈そんな事聞いてないぞ⁈」
「何故殿下に報告する必要が?」
「う、うるさい!そんなもの無効だ!僕が認めない!ミリアンナ、お前は僕と結婚するんだ!」
「だそうだけど?」
ディアンジェロ様が煽る様に仰る。
でも腕は優しく私の背中を支えてくれているから、
「絶対に嫌です!王子殿下と(なんか)結婚しません!」
キッパリはっきり宣言する。
だって、良く言えました、って風にディアンジェロ様が目を細めて微笑んでくれるから。
後は任せて大丈夫。きっと。
、、、他力本願ごめんなさい。
そう、出会った頃のフランクリンだ。
突然屋敷にやって来ては、お花やお菓子や宝飾品や、山のようなプレゼントを抱えて、いつも優しげに私に話しかけてくれていた。
今思えば、バレっバレの演技よね~。
なぁんで引っかかったかなぁ~、前の私。
とにかく、王子相手に無視はできない。
震えるな、しっかりしろ。
大丈夫、ここには両親もお兄様達もディアンジェロ様もいてくれる!
「第二王子殿下にご挨拶申し上げます。エストロジア家のミリアンナでございます。」
カーテシーでご挨拶。
隙を見せてはいけない。
「第二王子などと他人行儀な。どうかフランクリンと呼んでくれないか?」
「滅相もございません。」
ニコリと笑って即座に拒否する。
明らか他人でしょうが‼︎
今初めて挨拶した人間に何言ってんだコイツ⁈
内心怒八天だが顔には出さない。
ハイ、わかってます、ディアンジェロ様。
私は公爵令嬢です。
やればできる子です。
ちゃんと表情作れますとも!
でもみんなだって同じ事思ってるよね⁈
「ミリアンナ嬢、可憐な貴女に一目で心を奪われたんだ。どうか僕と最初のダンスを踊ってくれないか?」
静かに興味深く見ていた周りの人達が、ザワザワと騒ぎ出す。
当然だ。
ファーストダンスを、しかもデビュタントで申し込むなんてプロポーズと同義だ。
やっぱり、アレク殿下の言う通りになった。
普通なら断れる訳もなく、3回踊って公認コースまっしぐらだったわ。
でもね。
この人知らないのかしら?
ついさっき、私とディアンジェロ様の婚約を陛下も祝福して下さった事。
そこに横槍入れてるって、不敬どころじゃ無いわよ?
王子だから許されると思ってんのかしら?
頭が真っ白で答えられない私に変わって、ディアンジェロ様が答えてくれる。
「殿下はファーストダンスの意味を理解して仰っていますか?」
「は⁈なんだ、お前は!」
「失礼致しました、ラジアンから参りました、ディアンジェロ・フォン・リンドバーグと申します。」
「ハン⁈ラジアンの貴族が王子である僕に意見する気か⁈不敬だぞ!」
「「「「ヒッ⁈」」」」
周りの人達が顔を真っ青にする。
そうよね?相手はリンドバーグ公爵家よ?
しかも名前にフォンが入るって事は王位継承権持ちよ?
国力の差を考えたら、どっちが不敬って話よね?
「不敬ですか。これは異な事を仰る。僕はミリアンナ嬢のれっきとした婚約者です。その大切な婚約者に横から結婚の申込をされて黙って見てるわけにはいかないでしょう?」
「何⁈そんな事聞いてないぞ⁈」
「何故殿下に報告する必要が?」
「う、うるさい!そんなもの無効だ!僕が認めない!ミリアンナ、お前は僕と結婚するんだ!」
「だそうだけど?」
ディアンジェロ様が煽る様に仰る。
でも腕は優しく私の背中を支えてくれているから、
「絶対に嫌です!王子殿下と(なんか)結婚しません!」
キッパリはっきり宣言する。
だって、良く言えました、って風にディアンジェロ様が目を細めて微笑んでくれるから。
後は任せて大丈夫。きっと。
、、、他力本願ごめんなさい。
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