[完結]転生したので私を殺したクズな王子に復讐します。、、、お兄様達が。

masato

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42 黒幕さんはだれ?(ケイン)

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「ケイン!」

ミリアンナ様のお部屋から出たところで,同僚のグレンに呼び止められた。
おやおや、随分と焦っているね?
ミリアンナ様のデビュタントから2日。
やっと黒幕さんから指示が来たのかな?

「おや、どうかしましたか?グレンさん。」
「ミリアンナ様とディアンジェロ様が婚約されたって本当か⁈」
「ああ、ご縁談でしたら本当ですよ。リンドバーグからのお申し出です。喜ばしいですよね。」
「なんで私に教えてくれなかったんだ!」
「え?まさかご存知なかったんですか⁈執事なのに⁈」
「だからそう言ってるだろうが!」
「あり得ない、、、!そんな大事な事を知らせないなんて、、、!」
「あ、、、、?」
「グレンさん、何かご主人方のご不況を買いましたか?」
「えっ?」
「そのご様子だと、サイラス様とユリアーナ様とのご縁談が出ているのもご存知ないんじゃないですか?」
「サイラス様とユリアーナ様まで⁈本当なのか⁈」
「ああ、やっぱりご存知ないんですね、、、。」
「そ、そんな事、、、。」
「サイラス様の執事の貴方に知らせないなんて、普通じゃ考えられませんよ。グレンさん、本当に何か心当たりないですか?そういえば、副執事のジェイクさん、ここだけの話ですけど、何かやらかしたみたいで地下牢に入れられたそうですよ?グレンさんは大丈夫ですか?」
「!!」
「グレンさん?」
「しっ、知らない。私は何も関係ない!すまない、急用を思い出した。失礼する!」

そう言って、慌てて去って行く。
お尻に火がついたと気がついたかな?
さて、逃げ出すか、それとも計画を前倒しするか?
どちらにせよ黒幕さんと直接接触するはずだ。
さて、お前の飼い主はアズロかカルヴァンか?

グレンには今もレーナからの報告書が毎日届いている。
もちろん僕達がすり替えた物だ。
上手い考えだったよね。
邸内に散らばってるネズミ達は、自分の洗濯物と一緒にレーナにグレン宛ての報告書を渡す。
レーナはそれを毎日ローリー経由でグレンに渡していた訳だ。
そしてグレンからの指示がローリーからレーナへ、そして洗濯物と一緒にネズミ達に返される。
調べたらローリーは無関係だった。
本当にレーナとグレンが恋人だと思って、キューピットのつもりでいただけで。
だから真実を知った時は真っ青になって土下座して謝ってたな。
気の毒に。
だからそのまま知らないふりでグレンに手紙を渡し続けてけてもらったんだ。
僕たちに都合のいい内容のね。

レーナはある程度証拠が固まったところで拘束した。
アレはカルヴァンの手のものだった。

主導しているのはやっぱりカルヴァンの方なのかな?

「、、、いる?」
「はい、ケイン様。」
「グレイを監視して。多分邸を抜け出すから、誰と会って何をしたか報告を。手は出さなくていい。」
「承知致しました。」

ユリアーナ様が連れてきてくれたリンドバーグの影達。
そもそもはユリアーナ様達の護衛として来たんだけど、使って良いってお許しを頂いたから。
いやぁ、使える駒が増えるのは有り難いよね。
じゃぁ、のんびりとお土産を待ちましょうか。
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