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57 ミランダ
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王城での断罪の後、お父様とお兄様を残して私達はエストロジアの邸に帰ってきた。
更に驚いたことに、ミランダ妃とロイエンタール公子までもが一緒に。
もうね、蚊帳の外すぎて私泣いちゃうよ?
私の不穏に気付いたディアンジェロ様が、お茶の準備をさせて機嫌を取ろうとしてくる。
「ほら、ラジアンで人気の焼き菓子なんだよ?フレッドが持ってきたお土産なんだ。」
「公子様が⁈」
どうやら公子様は、お土産を届ける為に我が家へやってきたらしい。
「あいつの母親に持たされたらしいよ。いろんなお土産たっくさんあるから後で見にいこうね?」
「はい!じゃなくて、どうして私には何も教えてくれなかったんですか⁈」
「うーん、僕もそんなに知らないんだよね。多分全部知ってるの姉上だけだと思う。」
「そうなんですか?」
「この後ちゃんと説明するって言ってたから許してあげて?」
だからニコッじゃ、、、て、もういいや。
全部解決したって事でいいんだよね?
もう、お父様もお母様もお兄様も私も死ななくていいんだ。
良かった、本当に良かった。
安心したらポロポロと涙が溢れてきて、止まらなくなっちゃった。
「っ!ごめんね⁈仲間はずれにしたつもりじゃないんだよ⁈泣かないで⁈」
慌てたディアンジェロ様が必死に宥めてくる。
ごめんなさい、大丈夫って言いたいけど言葉が出ないの。
ありがとうって言いたいのに。
なんの関係もない私達のために沢山助けてくれてありがとう。
優しくしてくれてありがとう。
泣き続ける私にディアンジェロ様はずっと優しく頭を撫でてくれていた。
やがてドアがノックされお母様が入って来た。
「ミリアンナ、ミランダ様がお話があるそうなの。来れるかしら?」
「ミランダ妃が私に?」
「ユリアーナ様と貴女と3人だけでお話ししたい事があるそうよ。」
「分かりました。大丈夫です。」
どうやら、ミランダ妃は私達と話をするためにうちに来たらしい。
「姉上がいるから大丈夫だと思うけど、無理はしないんだよ?」
「はい、ありがとうございます。」
部屋まで付いて来てくれたディアンジェロ様が心配そうに言って下さった。
お二人が待つ部屋のドアをノックすると、ケインがドアを開けてくれ、こちらへどうぞ、と言われて席に着く。
「お待たせ致しました。ミリアンナでございます。」
「御免なさいね、呼び出して。どうしてもお話ししたい事があったの。」
ミランダ様が微笑んで仰る。
前の人生では何度かお会いしたけど、今世では全く接点がないはずよね?
何なんだろう?
やがてお茶の準備をしてくれたケインも部屋を出て行き、私達3人だけになった。
「御免なさいね、ミリアちゃん。今日の断罪劇はびっくりしたでしょう?実はフレッドが来るのはもっと後だと思っていたから、内容がいきなり変わったの。」
「そうなんですか⁈」
「元々はエストロジア簒奪とフランクリンの王族詐称での断罪のつもりだったんだけど、フレッドのおかげで密輸と密造の容疑が固まったから、それだけでいこうって決めたのよ。その方が王家もエストロジアも瑕疵が少なくて済むから。」
そうユリア様が仰った。
「質問があったら何でも聞いて?全て答えるわ。」
「、、、じゃぁひとつだけ。フランクリン王子はどこまで関わっていたんですか?初めから私を、私達を殺そうとしていたんでしょうか?」
母親であるミランダ妃の前で聞く事じゃないかもしれないけど、これだけは確認したかったの。
前の人生で、彼は最初から私達を殺すつもりで私に近付いたのか。
「ミリアちゃん、、、。」
「それは、私がお答えするわね。」
「ミランダ様。」
「母親だから庇う訳ではないのよ?あの子は、フランクリンは何も知らなかったわ。今世もそして以前の世界でも。」
「え、、、?」
以前の、と言ったの?
どう言う事⁈
「まずは心からの謝罪を。ミリアンナ様も人生を繰り返しているのですってね?前世では酷い目に合わせてしまって本当に申し訳なかったわ。」
「まさか、ミランダ様も時を戻ったんですか⁈」
「ねぇ、ミリアンナ様、これを覚えていらっしゃるかしら?」
そう言って見せて下さったのは、緻密な模様が刺繍された小さな飾り物、、、前の人生で私が一生懸命作った護符だわ!
「何故それが、、、⁈」
「貴女が私の無事を祈って作ってくれた物よね?」
「そんな。」
「少し昔話を聞いてね?」
そうして、ミランダ妃は前の人生で私が死んだ後の事を教えてくれた。
更に驚いたことに、ミランダ妃とロイエンタール公子までもが一緒に。
もうね、蚊帳の外すぎて私泣いちゃうよ?
私の不穏に気付いたディアンジェロ様が、お茶の準備をさせて機嫌を取ろうとしてくる。
「ほら、ラジアンで人気の焼き菓子なんだよ?フレッドが持ってきたお土産なんだ。」
「公子様が⁈」
どうやら公子様は、お土産を届ける為に我が家へやってきたらしい。
「あいつの母親に持たされたらしいよ。いろんなお土産たっくさんあるから後で見にいこうね?」
「はい!じゃなくて、どうして私には何も教えてくれなかったんですか⁈」
「うーん、僕もそんなに知らないんだよね。多分全部知ってるの姉上だけだと思う。」
「そうなんですか?」
「この後ちゃんと説明するって言ってたから許してあげて?」
だからニコッじゃ、、、て、もういいや。
全部解決したって事でいいんだよね?
もう、お父様もお母様もお兄様も私も死ななくていいんだ。
良かった、本当に良かった。
安心したらポロポロと涙が溢れてきて、止まらなくなっちゃった。
「っ!ごめんね⁈仲間はずれにしたつもりじゃないんだよ⁈泣かないで⁈」
慌てたディアンジェロ様が必死に宥めてくる。
ごめんなさい、大丈夫って言いたいけど言葉が出ないの。
ありがとうって言いたいのに。
なんの関係もない私達のために沢山助けてくれてありがとう。
優しくしてくれてありがとう。
泣き続ける私にディアンジェロ様はずっと優しく頭を撫でてくれていた。
やがてドアがノックされお母様が入って来た。
「ミリアンナ、ミランダ様がお話があるそうなの。来れるかしら?」
「ミランダ妃が私に?」
「ユリアーナ様と貴女と3人だけでお話ししたい事があるそうよ。」
「分かりました。大丈夫です。」
どうやら、ミランダ妃は私達と話をするためにうちに来たらしい。
「姉上がいるから大丈夫だと思うけど、無理はしないんだよ?」
「はい、ありがとうございます。」
部屋まで付いて来てくれたディアンジェロ様が心配そうに言って下さった。
お二人が待つ部屋のドアをノックすると、ケインがドアを開けてくれ、こちらへどうぞ、と言われて席に着く。
「お待たせ致しました。ミリアンナでございます。」
「御免なさいね、呼び出して。どうしてもお話ししたい事があったの。」
ミランダ様が微笑んで仰る。
前の人生では何度かお会いしたけど、今世では全く接点がないはずよね?
何なんだろう?
やがてお茶の準備をしてくれたケインも部屋を出て行き、私達3人だけになった。
「御免なさいね、ミリアちゃん。今日の断罪劇はびっくりしたでしょう?実はフレッドが来るのはもっと後だと思っていたから、内容がいきなり変わったの。」
「そうなんですか⁈」
「元々はエストロジア簒奪とフランクリンの王族詐称での断罪のつもりだったんだけど、フレッドのおかげで密輸と密造の容疑が固まったから、それだけでいこうって決めたのよ。その方が王家もエストロジアも瑕疵が少なくて済むから。」
そうユリア様が仰った。
「質問があったら何でも聞いて?全て答えるわ。」
「、、、じゃぁひとつだけ。フランクリン王子はどこまで関わっていたんですか?初めから私を、私達を殺そうとしていたんでしょうか?」
母親であるミランダ妃の前で聞く事じゃないかもしれないけど、これだけは確認したかったの。
前の人生で、彼は最初から私達を殺すつもりで私に近付いたのか。
「ミリアちゃん、、、。」
「それは、私がお答えするわね。」
「ミランダ様。」
「母親だから庇う訳ではないのよ?あの子は、フランクリンは何も知らなかったわ。今世もそして以前の世界でも。」
「え、、、?」
以前の、と言ったの?
どう言う事⁈
「まずは心からの謝罪を。ミリアンナ様も人生を繰り返しているのですってね?前世では酷い目に合わせてしまって本当に申し訳なかったわ。」
「まさか、ミランダ様も時を戻ったんですか⁈」
「ねぇ、ミリアンナ様、これを覚えていらっしゃるかしら?」
そう言って見せて下さったのは、緻密な模様が刺繍された小さな飾り物、、、前の人生で私が一生懸命作った護符だわ!
「何故それが、、、⁈」
「貴女が私の無事を祈って作ってくれた物よね?」
「そんな。」
「少し昔話を聞いてね?」
そうして、ミランダ妃は前の人生で私が死んだ後の事を教えてくれた。
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