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ハーレム?
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余談だが、うちの学校は前の世界でいうところの大学に近い。
教室の広さやスペース、学食しかり、部活動も多種多様だ。
何より敷地面積が広く、学校の中に待合馬車があるくらいだ。
大袈裟ではなく、小さな町くらいには広いかも。
王都自体が広いのと、王都屈指の高等学園なので可能とされているのだろう。
「いやぁ~相変わらず広いなぁ。こんなに広いと迷子になりそうだ」
「最初来た時、びっくりしちゃいました。案内人の人がいなかったら、絶対に迷子になってました……」
「アレクはともかく、メルルは仕方ないわね。この王都自体も、相当広いし」
メルルが驚くのも無理はない。
獣人国の広さは、うちの国の十分の一程度だ。
正直言って、この王都だけで獣人の国がすっぽり収まるくらいだし。
えっ? 俺はどうして迷子になるって? ……方向音痴だからです!
前の世界でも曲がる道や、乗る電車を間違えていたなぁ。
何も生まれ変わってまで方向音痴じゃなくても良いのに……とほほ。
「そうなんです。門から学校に行くのに、何時間もかかっちゃって。それに、寮から学校に行くのも大変で」
「あっ、メルルは寮生活なんだ?」
「はいっ、そうです。向こうにある建物で寮生活をして……るんですけど」
すると、少しだけ暗い顔を浮かべる。
これは、寮生活で何かあったくさいなぁ。
あんまり踏み込むのはアレだけど、何かあればフォローくらいはするかね。
「ん? どうかしたの?」
「い、いえ! 何でもないんです!」
「そう? なら良いけど」
「……メルルには随分と優しいのね?」
「そりゃ、そうだろ。メルルは可愛いし」
僕っ子だし、そのふわふわの耳と尻尾は素晴らしい。
ケモナーではないが、是非とも触らせて頂きたい。
「ふえっ!? か、可愛いですか?」
「うん、もちろん」
「ちょっと? 元婚約者を前にして、よくもまあ……どうせ、私は可愛くないですよ」
「いや、どっちかというとセレナは可愛いというよりキレイ系だし」
「……へっ? そ、そ、そうよね!」
すると、耳まで真っ赤になりながら、俺の背中を叩いてくる。
何故だ!? せっかく褒めたのに!
「だから叩くなって! その癖はどうにかならないのか!」
「う、うるさいわねっ! アンタが悪いんじゃない!」
「あんだと!?」
「えへへ、二人は仲良しさんですねっ」
その笑顔は、俺達にはとても眩しい。
まるで、心の中が浄化されるようだ。
「……やめとくか」
「……そうね」
「あれ? ぼ、僕、何かしました?」
「「いいや」」
こうして、メルルのおかげ?で平和が保たれたのだった。
待合馬車に乗り、部活動専門の校舎に到着する。
ちなみにこの校舎は、主に五つの区画に分かれている。
真ん中に校舎があり、南東に寮、南西に研究所、北東に部活専門広場、北西に商業施設がある。
その中で俺達は、部活専門広場の一つであるテニスコートにやってきた。
その近くではバスケやサッカーなども行なっているのが見える。
「……異世界でも変わらないのか……いや、別におかしなことじゃないか」
「なになに? バスケやサッカーに興味あるの?」
「いや、そういうわけじゃないよ。ほら、やるならささっとやるぞ」
「それもそうね。メルル、ルールはわからないわよね?」
「は、はい。球遊びなんかは、僕達もやるんですけど。ボールをぶつけ合って、それが当たったら負けとかっていう遊びです」
おそらく、ドッチボールのことかな?
ゲームやテレビのない世界だし、そういう遊びをするしかないもんね。
トランプや射的とか、古典的な遊びはあるけど。
「それなら、少しは平気ね。とりあえず、着替えながら説明するからついてきて」
「は、はいっ」
「おい、俺は?」
「アンタは、そこにいるカエラに用意して貰えば良いでしょ? まったく、何処からきたんだか」
「へっ? ……おいおい、いつの間に」
俺の後ろには、いつの間にかカエラが立っていた。
しかも、その手には白いテニスウェアを持っている。
「セレナ様、お久しぶりでございます。ひとまず、お元気そうで良かったです」
「ええ、とりあえずは。 貴女も、相変わらずって感じね」
「え、えっと? え、エルフさん? でも銀髪……」
そうだった、忘れがちになるが銀髪のエルフは不吉な象徴扱いされている。
それは、隣国である獣人族にとっても変わりはないらしい。
「メルル、こいつは俺のメイドであるカエラっていうんだ。銀髪でエルフだけど、俺の大事な家族だ。良かったら、仲良くして欲しい」
「ご主人様……大事な家族だなんて……まだプロポーズも受けてないのに」
「ちょっと? 今、結構良い話をしてるんだけど? 何をヨヨヨとしてるの?」
「ど、どういうことよ! ま、まさか……だから私と婚約解消したの!? べ、別に私はもう一人くらいいても……」
「なんの話だ!? ええいっ! せっかく、良い話をしようとしたのに台無しだよっ!」
「え、えっと……わかりましたっ! アレク君がいうなら……エルフさんがいいなら、僕でも良いのかな……?」
「メルル? ごめん、最後が聞こえなかったんだけど……」
「な、何でもないですっ! そ、それより、いっぱい人がいますぅ」
「……ほんとだね」
俺達の周りには、いつの間にか周りに生徒達が集まっていた。
「お、おい……セレナ様にエルフに獣人までいるぞ」
「婚約解消したのは、ハーレムを作るためだったのかな?」
「アレク様、少しはやる気になったって話だったけど……そっちも?」
「これは、面白くなってきたぜ」
遠巻きにしながら、そんな会話をしている。
多分、とんでもない誤解を受けているような気がする。
……どうしてこうなったァァァ!
教室の広さやスペース、学食しかり、部活動も多種多様だ。
何より敷地面積が広く、学校の中に待合馬車があるくらいだ。
大袈裟ではなく、小さな町くらいには広いかも。
王都自体が広いのと、王都屈指の高等学園なので可能とされているのだろう。
「いやぁ~相変わらず広いなぁ。こんなに広いと迷子になりそうだ」
「最初来た時、びっくりしちゃいました。案内人の人がいなかったら、絶対に迷子になってました……」
「アレクはともかく、メルルは仕方ないわね。この王都自体も、相当広いし」
メルルが驚くのも無理はない。
獣人国の広さは、うちの国の十分の一程度だ。
正直言って、この王都だけで獣人の国がすっぽり収まるくらいだし。
えっ? 俺はどうして迷子になるって? ……方向音痴だからです!
前の世界でも曲がる道や、乗る電車を間違えていたなぁ。
何も生まれ変わってまで方向音痴じゃなくても良いのに……とほほ。
「そうなんです。門から学校に行くのに、何時間もかかっちゃって。それに、寮から学校に行くのも大変で」
「あっ、メルルは寮生活なんだ?」
「はいっ、そうです。向こうにある建物で寮生活をして……るんですけど」
すると、少しだけ暗い顔を浮かべる。
これは、寮生活で何かあったくさいなぁ。
あんまり踏み込むのはアレだけど、何かあればフォローくらいはするかね。
「ん? どうかしたの?」
「い、いえ! 何でもないんです!」
「そう? なら良いけど」
「……メルルには随分と優しいのね?」
「そりゃ、そうだろ。メルルは可愛いし」
僕っ子だし、そのふわふわの耳と尻尾は素晴らしい。
ケモナーではないが、是非とも触らせて頂きたい。
「ふえっ!? か、可愛いですか?」
「うん、もちろん」
「ちょっと? 元婚約者を前にして、よくもまあ……どうせ、私は可愛くないですよ」
「いや、どっちかというとセレナは可愛いというよりキレイ系だし」
「……へっ? そ、そ、そうよね!」
すると、耳まで真っ赤になりながら、俺の背中を叩いてくる。
何故だ!? せっかく褒めたのに!
「だから叩くなって! その癖はどうにかならないのか!」
「う、うるさいわねっ! アンタが悪いんじゃない!」
「あんだと!?」
「えへへ、二人は仲良しさんですねっ」
その笑顔は、俺達にはとても眩しい。
まるで、心の中が浄化されるようだ。
「……やめとくか」
「……そうね」
「あれ? ぼ、僕、何かしました?」
「「いいや」」
こうして、メルルのおかげ?で平和が保たれたのだった。
待合馬車に乗り、部活動専門の校舎に到着する。
ちなみにこの校舎は、主に五つの区画に分かれている。
真ん中に校舎があり、南東に寮、南西に研究所、北東に部活専門広場、北西に商業施設がある。
その中で俺達は、部活専門広場の一つであるテニスコートにやってきた。
その近くではバスケやサッカーなども行なっているのが見える。
「……異世界でも変わらないのか……いや、別におかしなことじゃないか」
「なになに? バスケやサッカーに興味あるの?」
「いや、そういうわけじゃないよ。ほら、やるならささっとやるぞ」
「それもそうね。メルル、ルールはわからないわよね?」
「は、はい。球遊びなんかは、僕達もやるんですけど。ボールをぶつけ合って、それが当たったら負けとかっていう遊びです」
おそらく、ドッチボールのことかな?
ゲームやテレビのない世界だし、そういう遊びをするしかないもんね。
トランプや射的とか、古典的な遊びはあるけど。
「それなら、少しは平気ね。とりあえず、着替えながら説明するからついてきて」
「は、はいっ」
「おい、俺は?」
「アンタは、そこにいるカエラに用意して貰えば良いでしょ? まったく、何処からきたんだか」
「へっ? ……おいおい、いつの間に」
俺の後ろには、いつの間にかカエラが立っていた。
しかも、その手には白いテニスウェアを持っている。
「セレナ様、お久しぶりでございます。ひとまず、お元気そうで良かったです」
「ええ、とりあえずは。 貴女も、相変わらずって感じね」
「え、えっと? え、エルフさん? でも銀髪……」
そうだった、忘れがちになるが銀髪のエルフは不吉な象徴扱いされている。
それは、隣国である獣人族にとっても変わりはないらしい。
「メルル、こいつは俺のメイドであるカエラっていうんだ。銀髪でエルフだけど、俺の大事な家族だ。良かったら、仲良くして欲しい」
「ご主人様……大事な家族だなんて……まだプロポーズも受けてないのに」
「ちょっと? 今、結構良い話をしてるんだけど? 何をヨヨヨとしてるの?」
「ど、どういうことよ! ま、まさか……だから私と婚約解消したの!? べ、別に私はもう一人くらいいても……」
「なんの話だ!? ええいっ! せっかく、良い話をしようとしたのに台無しだよっ!」
「え、えっと……わかりましたっ! アレク君がいうなら……エルフさんがいいなら、僕でも良いのかな……?」
「メルル? ごめん、最後が聞こえなかったんだけど……」
「な、何でもないですっ! そ、それより、いっぱい人がいますぅ」
「……ほんとだね」
俺達の周りには、いつの間にか周りに生徒達が集まっていた。
「お、おい……セレナ様にエルフに獣人までいるぞ」
「婚約解消したのは、ハーレムを作るためだったのかな?」
「アレク様、少しはやる気になったって話だったけど……そっちも?」
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遠巻きにしながら、そんな会話をしている。
多分、とんでもない誤解を受けているような気がする。
……どうしてこうなったァァァ!
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