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第壱章 屋上に
真木と豪
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明日香と東貴が部室に着き扉を開くと、真木と豪が先に待っていた。
レナはまだ来てないようだった。
真木「明日香遅いよ~!今日はなんで集合したの?新しい都市伝説?早く教えてよ!」
真木は興味がないことには全く関心を向けないが、明日香と絡むと必ず面白いことが起こると確信しており、好奇心旺盛になる。
更に、都市伝説というカテゴリが大好きで、自分一人で地方まで調べに行ってしまうほどだ。
豪「また変なもの持ってきたんじゃないのか?」
豪は真木とは対照的で、お化けが大の苦手。未知なるものが全てお化けのせいだと思ってしまう為、常にビビっている。
しかし、真木の事が好きすぎるため、頑張ってついてきている。
明日香「実はね~!こんなメモを図書室で見つけたのだ!!」
そう言いながら明日香はニヤニヤしながらポケットからメモを取り出し机に置いた。
表には、昨日明日香が見た時と同じように
学 園 七 不 思 議
と書かれている。
真木「学園七不思議…?この学園に七不思議あるの!?初めて知った!裏にはなんで書いてあるの!?」
真木の好奇心旺盛が発動し、メモを手に取り裏返した。
屋 上 に 潜 む…
真木の目は輝き、豪の目は真っ暗になる。
東貴は疑問に思い質問する。
東貴「これどこで見つけたの?」
明日香「図書室の本の隙間!!!」
東貴「普通にいたずらじゃないかこれ…?」
明日香「ううん、いたずらじゃないと思うよ!!!だったこれ、昨日見つけた時屋上にまでしか書いてなかったもん!!!」
東貴はびっくりした顔をし、真木の目は更に輝く。
真木「え、じゃあ、一晩のうちに文字が増えたって事!?!?どういう原理!?!?」
真木の好奇心は時々暴走する。
その度に豪が落ち着かせているのだが、豪はホラーに当てられて真っ白になっている。
古びたメモ帳一枚見ただけで真っ白になる全国レベルの柔道選手はここにしかいないだろう。
東貴は真木を落ち着かせるために話を割った。
東貴「真木!落ち着け!昨日見間違えてただけで屋上行ったらいたずらでしたってオチなだけかもしれないぞ!」
明日香と真木は東貴を睨む。
明日香&真木「考えがつまらない!!!」
真木「まあ、行ってみればわかるでしょ!今から行こ!」
真木の一言で屋上に行く事が決定した。
豪はお腹が痛いフリをし、部室を抜け出そうとする。
それを真木は無言の笑顔で首根っこを掴み引き止める。
結局4人は屋上へ行くことになった。
しかし、レナが部室に来ない。
明日香はレナに個人チャットを送るが、既読がつかない。
レナのクラスはとっくにホームルームが終わっているためすでに部室に着いててもおかしくない。
明日香「なにかあったのかな…?」
心配になった4人はまずはレナを探すことにした。
その時だった。
レナ「遅くなってごめんねー!生徒会の件で先生に引き止められちゃって…」
レナが小走りで部室に入ってきた。
どうやら先生に捕まり遅れていたらしい。
明日香「もー!心配したよ!レナ先輩!」
そう言いながらレナを抱きしめた。
明日香とレナは大の仲良しで、スキンシップが激しい。主に明日香が。
早く屋上に行きたい真木は二人の間に割って入り、レナにメモを見せ、屋上へ行こうと思っていることを伝えた。
レナはまだ来てないようだった。
真木「明日香遅いよ~!今日はなんで集合したの?新しい都市伝説?早く教えてよ!」
真木は興味がないことには全く関心を向けないが、明日香と絡むと必ず面白いことが起こると確信しており、好奇心旺盛になる。
更に、都市伝説というカテゴリが大好きで、自分一人で地方まで調べに行ってしまうほどだ。
豪「また変なもの持ってきたんじゃないのか?」
豪は真木とは対照的で、お化けが大の苦手。未知なるものが全てお化けのせいだと思ってしまう為、常にビビっている。
しかし、真木の事が好きすぎるため、頑張ってついてきている。
明日香「実はね~!こんなメモを図書室で見つけたのだ!!」
そう言いながら明日香はニヤニヤしながらポケットからメモを取り出し机に置いた。
表には、昨日明日香が見た時と同じように
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と書かれている。
真木「学園七不思議…?この学園に七不思議あるの!?初めて知った!裏にはなんで書いてあるの!?」
真木の好奇心旺盛が発動し、メモを手に取り裏返した。
屋 上 に 潜 む…
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東貴は疑問に思い質問する。
東貴「これどこで見つけたの?」
明日香「図書室の本の隙間!!!」
東貴「普通にいたずらじゃないかこれ…?」
明日香「ううん、いたずらじゃないと思うよ!!!だったこれ、昨日見つけた時屋上にまでしか書いてなかったもん!!!」
東貴はびっくりした顔をし、真木の目は更に輝く。
真木「え、じゃあ、一晩のうちに文字が増えたって事!?!?どういう原理!?!?」
真木の好奇心は時々暴走する。
その度に豪が落ち着かせているのだが、豪はホラーに当てられて真っ白になっている。
古びたメモ帳一枚見ただけで真っ白になる全国レベルの柔道選手はここにしかいないだろう。
東貴は真木を落ち着かせるために話を割った。
東貴「真木!落ち着け!昨日見間違えてただけで屋上行ったらいたずらでしたってオチなだけかもしれないぞ!」
明日香と真木は東貴を睨む。
明日香&真木「考えがつまらない!!!」
真木「まあ、行ってみればわかるでしょ!今から行こ!」
真木の一言で屋上に行く事が決定した。
豪はお腹が痛いフリをし、部室を抜け出そうとする。
それを真木は無言の笑顔で首根っこを掴み引き止める。
結局4人は屋上へ行くことになった。
しかし、レナが部室に来ない。
明日香はレナに個人チャットを送るが、既読がつかない。
レナのクラスはとっくにホームルームが終わっているためすでに部室に着いててもおかしくない。
明日香「なにかあったのかな…?」
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その時だった。
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レナが小走りで部室に入ってきた。
どうやら先生に捕まり遅れていたらしい。
明日香「もー!心配したよ!レナ先輩!」
そう言いながらレナを抱きしめた。
明日香とレナは大の仲良しで、スキンシップが激しい。主に明日香が。
早く屋上に行きたい真木は二人の間に割って入り、レナにメモを見せ、屋上へ行こうと思っていることを伝えた。
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