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6.悪役令嬢、伝説を作る
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「無茶なことをする」
イヴェインは眉を寄せてこちらを見つめていた。怒っているのか、他の感情を堪えているのか判断がつかない。
「ど、どうして……ここが……!?」
「皆があちこちで騒いでいたからな。出店者ですら配信にくぎ付けで視察にならなかった」
彼は呆れたように小さく息をつく。
「ごめんなさい! でも、騙すとか、そういうつもりはなくて、私――」
何から話せばいいのかわからなくて、泣きたくなった。
「場所を変えよう」
彼の目線を追うと、いつの間にか私たちの周りに人だかりができていた。ざわめきや囁き、魔導具のシャッターを切る音まで聞こえる。
私は身を震わせ、イヴェインの上着をぎゅっと掴んだ。
「『リクルージア・ゲート』」
イヴェインの詠唱と共に、足元に複雑な紋様の魔法陣が展開される。
青白い光が私たちを包み込み、次の瞬間には豪奢なベッドが置いてある部屋に移動していた。
見覚えがある――ここはゲーム内で課金するとプレイすることができる、ちょっぴり甘いルート用のイヴェインの寝室だ。だが目の前には、ゲームには出てこないはずの装飾が為されていた。
壁一面に張られた複数のシエルノワールのポスター。おそらく配信の時の画面を魔法念写したものだろう。
――ここまで沼っていたの⁉
ミロワールヴィヴィアンを持ったまま、私はひっくり返りそうになった。
「あー……ちょっと部屋を移動しようか」
イヴェインは軽く咳払いし、私を抱きかかえたまま隣の私室に移動して、そこでやっと静かに下ろしてくれる。
「ようやく顔を見せてくれたな、シエルノワール」
イヴェインの表情はどんな感情をしているのかわかりにくい。
「ポンコツ紳士さん……」
「その名前で呼ばないでくれ――というか、知っていたのか」
そう言ってたちまち耳まで真っ赤にし、ばつの悪そうな顔をする。
「あなたは……今日の配信で私のことを知ったんでしょう? もう迷惑はかけないと誓うし、今までもらったスパチャも何もかも返すから、どうかこのまま見逃して。この国から出ていくから」
断罪ルートだけは、どうか回避させてほしい。
「俺がシエルノワールの正体に気づいたのは、今日ではない」
イヴェインの長い睫毛がかすかに揺れる。
「えっ……?」
予想もしない告白に、私は息を呑んだ。
彼が零した『俺』というその声色が、あまりにも素に近く、取り繕わない本当の彼に触れたような気がして胸の奥が熱くなる。
「以前、君が顔を見せることはできないと頭を下げた時、魔力が揺らいで赤い髪がちらりと見えた」
「そ、それだけで……?」
私が問うと、彼は首を横に振った。
「配信の朗読コーナーで読んでいた本も、君が昔、お気に入りだと教えてくれた本だった」
婚約者として王宮に遊びに来ることのあった私は、その頃好きだった本を持ってイヴェインに何度も読み聞かせていた――これは『セレノア』の記憶。
今になって思えば、あれはしつこ過ぎた。行き過ぎた布教は、ただの不快な押し付けになってしまうのに。
当時、イヴェインが困っていたことにも気づかなくて――ただただ彼が離れていくのが不思議で仕方なくて、疑問と不満だけが蓄積していった。
『私はこんなに好きなのにどうして――?』と。
そのうちヒロインであるエマの存在が憎くなり、いろいろあって……あとは第1話冒頭に至るというわけだ。
「配信中の君は優しく聡明で、人の心に寄り添える素晴らしい人だった。それがなぜ、セレノアにはできなかったのか、ずっと考えていたのだ」
イヴェインが静かに目を伏せる。声は穏やかだが、心の奥を見せるような、そんな真剣さがあった。
――いや、それは、ゲームだからです!
思わず内心でツッコミそうになる。あれはね、前世のプレイヤーたちをイライラさせるための、当て馬役のテンプレムーブ。本来の設定がそうなっていただけなの。そこは深読みしなくてもいいのに、イヴェインはなんて真面目なのだろう。
「だが……俺は気づいた。シエルノワールにもセレノアにも、共通点があると」
「共通点?」
「嘘をつかず、本心を言葉にするところだ。どちらも、自分の中にあるものを正面から伝えようとする――そこに、君自身の姿を見た」
えっ、何が見えたって? というか、そんないい話にされるなんて想定外だ。
「表裏のない人間もいるだろうが、大抵の者には、他人に見せない顔がある。俺だって、公の場では虚勢を張る場面もある。だから、思ったのだ。あれほど『完璧な悪役』を演じていた君にも、何か理由があったのではないかと」
イヴェインは、私の目をまっすぐに見ていた。その瞳はまるで、人の奥底まで覗き込むように真剣で、少しでも視線を逸らせば、よみがえった前世の人格まで見抜かれそうで怖い。
「君は、社交界という戦場で、王家の婚約者という重圧に耐えるために、仮面を被っていたのではないか。そうでもしなければ、生き延びられなかったのだろう」
「…………」
私はただの『悪役令嬢』だ。でも、なぜか否定できなかった。
セレノアだって、最初から意地悪をしたかったわけではない。どこかで何かが少しずつずれていっただけ。
「配信を通して、俺は知った。君は素直で、心優しく、誰よりも人の言葉に耳を傾ける人だ。俺は……もう一度セレノアと向き合いたい」
「イヴェイン……」
いや、これ、本来のゲームとしてはバグなんだけどね。
ヒロインであるエマも、きっと別選択肢を選んだから、話が変わってしまったのだろう。
「セレノア。再び、俺との将来を考えてはくれないだろうか?」
彼は一歩近づき、真摯な声で言った。
「表面しか見てこなかった俺に、本当の君を知る機会を与えてほしい」
――これって悪役令嬢救済ルート?
私は返事に迷った。本当にここに残ることが幸せにつながるの? 結局、どう足掻いても断罪エンドになるのではないかと不安が胸に渦巻く。
「かわいいセレノア。返事をくれないか? 俺はもう君以外を愛することはない」
「かわ……っ!?」
そんなこと、今まで一度も言われたことがない。
ぎょっとして後ずさろうとしたら、彼に抱きしめられた。
「もうどこにも行かせない」
大きな手で頬を撫でられ、緊張でカチコチにフリーズする私に、温かい唇が重なった。
優しいリップ音を立てて、彼の顔が離れる。
私は頭のてっぺんから湯気が出そうなほど、顔が熱くなるのを感じた。
「で、でも……っ、私、もうみんなにも正体がバレちゃって炎上しているの! あなたを面倒事に巻き込みたくないから、やっぱり一緒にいることは――」
そこまで言った時、胸元でピコンと通知音が鳴った。
『ノワたん、炎上してないにゃー!』
それは特徴のあるリリンの声だった。
「へ?」
私は慌てて胸に抱えていたミロワール・ヴィヴィアンの画面を見た。
『炎上じゃなくて、祭りにゃよー!』
カメラの赤いランプが光っている。そういえば宿を出る時、ずっと配信を接続したままだったのを思い出した。
画面には、黒猫リリンと、エフェクトをかけ忘れたセレノアの姿が映し出されている。
ああ、やってしまった……。
この告白劇――まさかの全世界生配信である。
《ノワたん、よかったね!》
《セレノア=シエルノワールなんて意外だけど、あり寄りのあり》
《セレノア嬢のおかげで配信の楽しさ知ったよ、ありがとう》
《ポンコツ紳士、かっこいい!》
《二人ともどうぞお幸せに~》
──コメント欄が、スパチャの海で埋まっている。
私とイヴェインは互いに真っ赤な顔を見合わせたが、一拍置いてどちらからともなく声を上げて笑いだした。
ちなみにこの配信は記録的な視聴数を叩き出し、『伝説のプロポーズ回』として、今なお人々の間で語り継がれている。
『星結びの茶会』には今でも25時になると、眠れない子羊たちが集まってきていた。
「夜空の片隅からこんばんは。シエルノワールよ。みんな、いい子にしていたかしら?」
お決まりの挨拶に、子羊たちからの返事。
そして――「顔も見たくない」と一度は婚約破棄した王子から、今日も高額スパチャが飛んでくる。
イヴェインは眉を寄せてこちらを見つめていた。怒っているのか、他の感情を堪えているのか判断がつかない。
「ど、どうして……ここが……!?」
「皆があちこちで騒いでいたからな。出店者ですら配信にくぎ付けで視察にならなかった」
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「ごめんなさい! でも、騙すとか、そういうつもりはなくて、私――」
何から話せばいいのかわからなくて、泣きたくなった。
「場所を変えよう」
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私は身を震わせ、イヴェインの上着をぎゅっと掴んだ。
「『リクルージア・ゲート』」
イヴェインの詠唱と共に、足元に複雑な紋様の魔法陣が展開される。
青白い光が私たちを包み込み、次の瞬間には豪奢なベッドが置いてある部屋に移動していた。
見覚えがある――ここはゲーム内で課金するとプレイすることができる、ちょっぴり甘いルート用のイヴェインの寝室だ。だが目の前には、ゲームには出てこないはずの装飾が為されていた。
壁一面に張られた複数のシエルノワールのポスター。おそらく配信の時の画面を魔法念写したものだろう。
――ここまで沼っていたの⁉
ミロワールヴィヴィアンを持ったまま、私はひっくり返りそうになった。
「あー……ちょっと部屋を移動しようか」
イヴェインは軽く咳払いし、私を抱きかかえたまま隣の私室に移動して、そこでやっと静かに下ろしてくれる。
「ようやく顔を見せてくれたな、シエルノワール」
イヴェインの表情はどんな感情をしているのかわかりにくい。
「ポンコツ紳士さん……」
「その名前で呼ばないでくれ――というか、知っていたのか」
そう言ってたちまち耳まで真っ赤にし、ばつの悪そうな顔をする。
「あなたは……今日の配信で私のことを知ったんでしょう? もう迷惑はかけないと誓うし、今までもらったスパチャも何もかも返すから、どうかこのまま見逃して。この国から出ていくから」
断罪ルートだけは、どうか回避させてほしい。
「俺がシエルノワールの正体に気づいたのは、今日ではない」
イヴェインの長い睫毛がかすかに揺れる。
「えっ……?」
予想もしない告白に、私は息を呑んだ。
彼が零した『俺』というその声色が、あまりにも素に近く、取り繕わない本当の彼に触れたような気がして胸の奥が熱くなる。
「以前、君が顔を見せることはできないと頭を下げた時、魔力が揺らいで赤い髪がちらりと見えた」
「そ、それだけで……?」
私が問うと、彼は首を横に振った。
「配信の朗読コーナーで読んでいた本も、君が昔、お気に入りだと教えてくれた本だった」
婚約者として王宮に遊びに来ることのあった私は、その頃好きだった本を持ってイヴェインに何度も読み聞かせていた――これは『セレノア』の記憶。
今になって思えば、あれはしつこ過ぎた。行き過ぎた布教は、ただの不快な押し付けになってしまうのに。
当時、イヴェインが困っていたことにも気づかなくて――ただただ彼が離れていくのが不思議で仕方なくて、疑問と不満だけが蓄積していった。
『私はこんなに好きなのにどうして――?』と。
そのうちヒロインであるエマの存在が憎くなり、いろいろあって……あとは第1話冒頭に至るというわけだ。
「配信中の君は優しく聡明で、人の心に寄り添える素晴らしい人だった。それがなぜ、セレノアにはできなかったのか、ずっと考えていたのだ」
イヴェインが静かに目を伏せる。声は穏やかだが、心の奥を見せるような、そんな真剣さがあった。
――いや、それは、ゲームだからです!
思わず内心でツッコミそうになる。あれはね、前世のプレイヤーたちをイライラさせるための、当て馬役のテンプレムーブ。本来の設定がそうなっていただけなの。そこは深読みしなくてもいいのに、イヴェインはなんて真面目なのだろう。
「だが……俺は気づいた。シエルノワールにもセレノアにも、共通点があると」
「共通点?」
「嘘をつかず、本心を言葉にするところだ。どちらも、自分の中にあるものを正面から伝えようとする――そこに、君自身の姿を見た」
えっ、何が見えたって? というか、そんないい話にされるなんて想定外だ。
「表裏のない人間もいるだろうが、大抵の者には、他人に見せない顔がある。俺だって、公の場では虚勢を張る場面もある。だから、思ったのだ。あれほど『完璧な悪役』を演じていた君にも、何か理由があったのではないかと」
イヴェインは、私の目をまっすぐに見ていた。その瞳はまるで、人の奥底まで覗き込むように真剣で、少しでも視線を逸らせば、よみがえった前世の人格まで見抜かれそうで怖い。
「君は、社交界という戦場で、王家の婚約者という重圧に耐えるために、仮面を被っていたのではないか。そうでもしなければ、生き延びられなかったのだろう」
「…………」
私はただの『悪役令嬢』だ。でも、なぜか否定できなかった。
セレノアだって、最初から意地悪をしたかったわけではない。どこかで何かが少しずつずれていっただけ。
「配信を通して、俺は知った。君は素直で、心優しく、誰よりも人の言葉に耳を傾ける人だ。俺は……もう一度セレノアと向き合いたい」
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いや、これ、本来のゲームとしてはバグなんだけどね。
ヒロインであるエマも、きっと別選択肢を選んだから、話が変わってしまったのだろう。
「セレノア。再び、俺との将来を考えてはくれないだろうか?」
彼は一歩近づき、真摯な声で言った。
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――これって悪役令嬢救済ルート?
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「かわ……っ!?」
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「へ?」
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《ポンコツ紳士、かっこいい!》
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私とイヴェインは互いに真っ赤な顔を見合わせたが、一拍置いてどちらからともなく声を上げて笑いだした。
ちなみにこの配信は記録的な視聴数を叩き出し、『伝説のプロポーズ回』として、今なお人々の間で語り継がれている。
『星結びの茶会』には今でも25時になると、眠れない子羊たちが集まってきていた。
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