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91 新年は私、座長やります
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冬季休暇に入って、少し気の抜けた毎日を過ごしていると、義父から突然の頼まれごと…
「ミランダ、サタンクロス商店が、小劇団を買取した。イズリー家が後ろ盾になるが、私とディライドは春のパーティーに手間取っている為、立ち上げを手伝ってもらえないだろうか?」
劇団を手伝う?立ち上げとは?
「演劇はお義母様と見に行きますが、劇団の立ち上げとは何をするのですか?イズリー領のお祭りのバザーみたいな感じの手配や打ち合わせ、挨拶をしに行くのですか?」
「いや、もっと座長、看板みたいな感じかな」
少し困った顔をする義父。いや、私の方が頭の中疑問だらけよ、お義父様。
「座長というのは聞いたことがありませんので、全く想像もつきません」
私が言えば、お義母様が、
「大丈夫よ、ミランダ。私は数々の劇を見てきたの、助言なら出来るわ」
お義母様!とても自信たっぷりじゃないですか!
あれ?それなら…
「あの、私よりもお義母様の方がその座長というのに相応しいのではないですか?」
「私は、駄目よ。夫人会のお茶会も忙しいし、私は、そう、監督だから!あなたじゃなきゃ駄目!」
少し焦るお義母様に断られてしまった。家族の私を見る圧が中々…
「監督ですか?監督とは何をされるのですか?座長とはまた別の役割ですよね」
「舞台の演出や衣装、配役の決定…決める事が多い仕事よ。私が作り上げていくなんて、胸が高鳴るわ」
お義母様があれやこれをお義父様に言っている。やる気に満ちているわ。
そしてこの場の空気が、私を気にしているが、この話は決定事項だと感じた。
「わかりました。私は、お義母様とご一緒なら楽しく出来そうです。座長、頑張りますね」
結局座長がわからないままなのだけど…かなり不安だけど、この答えは、家族をホッとさせたようで良かった。
お義父様から、
「頼むね、来年のイズリー領のお祭りでは、民に舞台を見せてあげたいから」
と言われた。
…
おぉー、祭りね!それは大事なお仕事ね。確かにレオンが、動物のショーが楽しかったと言っていたし、舞台のある演劇も面白もみんな喜んでくれそうだわ。先程までの不安が消えた。
お義母様と見た歌劇は、衣装も豪華で立派なホールで、とても贅沢で物語の世界に夢中になった。
あれをみんな無料で見られるって、確かに素晴らしいわ。
「流石お義父様ですね。私もイズリー家の者として、役に立つよう頑張ります」
素晴らしい計画を聞かせてもらい、俄然やる気が出てきた。
話を切るように義兄が立ち上がった。
「無理はせずに、ほどほどに頑張れば良いんだよ。以前会ったケトルが責任者だから…練習が続くと思うけど…本当にミランダちゃんにやらせるのかと不安だけど、二人が決めてしまったから」
「練習があるんですか?」
「時期が…いや、沢山練習してから披露しているんだよ」
と義兄が言えば、義母が、
「努力は裏切りませんからね。やる気を持って楽しみましょう」
と笑顔で言う。
それだけ良い舞台を披露出来れば、沢山の人が喜んでくれるものね。
「この話はみんなにして良いのですか?」
聞くと、お義父様は、顔を振った。
「残念だけど、内緒だよ。…これはイズリー領のお祭りの最大のサプライズ。ミランダだって、何をやるかとか特別な催しにドキドキするだろう?その楽しみをどこかの誰かに教えられたら半減するかもしれないよ。まして、領主自ら手掛けた計画だからね」
「サプライズですか!祭りの日、領民の皆さんに楽しんでもらえるように頑張りますわ。私ったら、もうワクワクしてます」
こんな素晴らしい計画に参加出来るなんて!
お義母様から、
「…それでね、ミランダの企画しているお茶会なのだけど、もう少し時期をずらして暖かくなる頃はどうかしら?庭の花壇も美しくなるでしょう。ガーデンパーティーも出来るかと思うのよ、招待状など色々準備していたから申し訳ないのだけどね。後当分練習になるので、外出は難しくなるわ」
言い辛そうに言われてしまった。
「大丈夫ですよ。招待状はまた書き直しますし、ガーデンパーティーなんて素敵ですね。薬草園の行事みたいな感じなら、テーブルマナーも気にしなくて良いですし、クラスの全員を呼べますね。貴族のお茶会というのに抵抗がある人達もいたので。お義母様、また相談させて下さい。こちらは、リリエットに言っても大丈夫かしら?」
と聞けばみんな頷いた。
どんどん、新しい楽しみが広がっていく。外出については、何故なんだろう?
小さな声でお義兄様が何かを言ったみたいだったが、聞こえなかった。聞き返そうとしたら、困った顔で
「楽しそうで良かった」
と言われた。
*
私は新しい年を迎えたことにより、16歳になった。
イズリー家の家族に沢山のお祝いをしてもらい、贈り物も頂いた。
そして友達からも。
…送り主の名前が書かれてない箱が届いた。
箱の中身は、私の大好きな無人島の船乗りの冒険の本。(新品!)
ふふ、話は全部覚えているけど、こうして手元にあるって凄く嬉しかった。
マリングレー王国で暮らしてきた全てを置いてきていたから。
ここの生活は、素晴らしくて、嬉しくて楽しいけど…
振り返る自分が、船乗りの冒険本を読んでいた。
なんだろう、凄い嬉しい。
心から、ありがとうございます。
本に挟んであるメッセージカード…
「君にとって楽しい一年になりますように」
…
『ありがとうございます』
*
本日は、小劇団との初対面の日です。
「ミランダ、行きますわよ」
「はい、お義母様。よろしくお願いします」
張り切るお義母様に、私も座長としての役割を果たさなければと気合を入れる。
馬車に乗り、サタンクロス商店が用意した稽古場に着いた。
そこにいたのは、5名の男女にスッとラナが並んでいた。
ラナ?
「同じ馬車に乗っていたのに?何故ラナが、劇団員と並んでいるの?」
「奥様、お嬢様、僭越ながら、私も先日の舞台の歌劇を一緒に拝見させて頂きまして、感激しました。宜しければ私にも稽古をつけて下さい」
ラナが言った。侍女としてではなくて!?
「お義母様、大丈夫なのですか?」
と聞くと、
「やる気が大事です。良いものを見せたい届けたいという気持ちこそが、観客を楽しませる秘訣よ!熱量が嬉しいわ。だってお祭りは盛り上がるのが一番でしょう」
と言い、ケトルさんが、
「お嬢様、ここにいるみんな劇団員だけじゃなく、別口で働いているんです。小劇団なので、各地の公演だけでは生活出来ませんので。なので彼らもみんな初心のつもりで毎回やってます」
「そうなんですね。だから私も学校に通いながら、座長という立場を任されたのですね、みなさんよろしくお願いします。ミランダ・イズリーです。座長の仕事をみなさんにご指導頂きながら、頑張りたいと思います」
挨拶をした。
背丈はみんなバラバラだけど、身軽さと柔軟運動に驚いてしまった。
「みなさん、身体が柔らかいのですね、それに見たこともないような軽技で、凄いですわ」
ケトルさんが初心のつもりでと言っていたけど全然違うわ!身体が皆さん仕上がっている…
「我々は、色んな仕事もしていますし、基礎体力には自信がありますから!」
私ついて行けるのかしら?
ラナは昔から武術も嗜んでいるので、他の劇団員の真似をしたりしている。
…
「お嬢様、準備体操は全ての基礎です」
私の手を引きながら教えてくれる。
みなさん非常にテキパキした方達で、親切な人ばかりで助かります。
「お嬢様、次は発声練習からですよ、奥様ご指導お願いします!」
ラナの張り切りは凄いわ。私も頑張らないといけないわね。
この劇団は、お義母様の指導の下、発声法から学んでいく…おや、お義母様、貴族で見る専門ですよね、詳しすぎない?
慣れている方達もいるでしょうに、素人の私達に合わせてもらえる。
?
ん?何か変ね、小劇団に所属していた方達とは思えない。
一番声が出ているのは、ラナで、皆さん恥ずかしがっているようで…
あれ?
「ミランダ、余所見禁止です。姿勢、お腹から声を出して下さい!」
はい!監督!
「ミランダ、サタンクロス商店が、小劇団を買取した。イズリー家が後ろ盾になるが、私とディライドは春のパーティーに手間取っている為、立ち上げを手伝ってもらえないだろうか?」
劇団を手伝う?立ち上げとは?
「演劇はお義母様と見に行きますが、劇団の立ち上げとは何をするのですか?イズリー領のお祭りのバザーみたいな感じの手配や打ち合わせ、挨拶をしに行くのですか?」
「いや、もっと座長、看板みたいな感じかな」
少し困った顔をする義父。いや、私の方が頭の中疑問だらけよ、お義父様。
「座長というのは聞いたことがありませんので、全く想像もつきません」
私が言えば、お義母様が、
「大丈夫よ、ミランダ。私は数々の劇を見てきたの、助言なら出来るわ」
お義母様!とても自信たっぷりじゃないですか!
あれ?それなら…
「あの、私よりもお義母様の方がその座長というのに相応しいのではないですか?」
「私は、駄目よ。夫人会のお茶会も忙しいし、私は、そう、監督だから!あなたじゃなきゃ駄目!」
少し焦るお義母様に断られてしまった。家族の私を見る圧が中々…
「監督ですか?監督とは何をされるのですか?座長とはまた別の役割ですよね」
「舞台の演出や衣装、配役の決定…決める事が多い仕事よ。私が作り上げていくなんて、胸が高鳴るわ」
お義母様があれやこれをお義父様に言っている。やる気に満ちているわ。
そしてこの場の空気が、私を気にしているが、この話は決定事項だと感じた。
「わかりました。私は、お義母様とご一緒なら楽しく出来そうです。座長、頑張りますね」
結局座長がわからないままなのだけど…かなり不安だけど、この答えは、家族をホッとさせたようで良かった。
お義父様から、
「頼むね、来年のイズリー領のお祭りでは、民に舞台を見せてあげたいから」
と言われた。
…
おぉー、祭りね!それは大事なお仕事ね。確かにレオンが、動物のショーが楽しかったと言っていたし、舞台のある演劇も面白もみんな喜んでくれそうだわ。先程までの不安が消えた。
お義母様と見た歌劇は、衣装も豪華で立派なホールで、とても贅沢で物語の世界に夢中になった。
あれをみんな無料で見られるって、確かに素晴らしいわ。
「流石お義父様ですね。私もイズリー家の者として、役に立つよう頑張ります」
素晴らしい計画を聞かせてもらい、俄然やる気が出てきた。
話を切るように義兄が立ち上がった。
「無理はせずに、ほどほどに頑張れば良いんだよ。以前会ったケトルが責任者だから…練習が続くと思うけど…本当にミランダちゃんにやらせるのかと不安だけど、二人が決めてしまったから」
「練習があるんですか?」
「時期が…いや、沢山練習してから披露しているんだよ」
と義兄が言えば、義母が、
「努力は裏切りませんからね。やる気を持って楽しみましょう」
と笑顔で言う。
それだけ良い舞台を披露出来れば、沢山の人が喜んでくれるものね。
「この話はみんなにして良いのですか?」
聞くと、お義父様は、顔を振った。
「残念だけど、内緒だよ。…これはイズリー領のお祭りの最大のサプライズ。ミランダだって、何をやるかとか特別な催しにドキドキするだろう?その楽しみをどこかの誰かに教えられたら半減するかもしれないよ。まして、領主自ら手掛けた計画だからね」
「サプライズですか!祭りの日、領民の皆さんに楽しんでもらえるように頑張りますわ。私ったら、もうワクワクしてます」
こんな素晴らしい計画に参加出来るなんて!
お義母様から、
「…それでね、ミランダの企画しているお茶会なのだけど、もう少し時期をずらして暖かくなる頃はどうかしら?庭の花壇も美しくなるでしょう。ガーデンパーティーも出来るかと思うのよ、招待状など色々準備していたから申し訳ないのだけどね。後当分練習になるので、外出は難しくなるわ」
言い辛そうに言われてしまった。
「大丈夫ですよ。招待状はまた書き直しますし、ガーデンパーティーなんて素敵ですね。薬草園の行事みたいな感じなら、テーブルマナーも気にしなくて良いですし、クラスの全員を呼べますね。貴族のお茶会というのに抵抗がある人達もいたので。お義母様、また相談させて下さい。こちらは、リリエットに言っても大丈夫かしら?」
と聞けばみんな頷いた。
どんどん、新しい楽しみが広がっていく。外出については、何故なんだろう?
小さな声でお義兄様が何かを言ったみたいだったが、聞こえなかった。聞き返そうとしたら、困った顔で
「楽しそうで良かった」
と言われた。
*
私は新しい年を迎えたことにより、16歳になった。
イズリー家の家族に沢山のお祝いをしてもらい、贈り物も頂いた。
そして友達からも。
…送り主の名前が書かれてない箱が届いた。
箱の中身は、私の大好きな無人島の船乗りの冒険の本。(新品!)
ふふ、話は全部覚えているけど、こうして手元にあるって凄く嬉しかった。
マリングレー王国で暮らしてきた全てを置いてきていたから。
ここの生活は、素晴らしくて、嬉しくて楽しいけど…
振り返る自分が、船乗りの冒険本を読んでいた。
なんだろう、凄い嬉しい。
心から、ありがとうございます。
本に挟んであるメッセージカード…
「君にとって楽しい一年になりますように」
…
『ありがとうございます』
*
本日は、小劇団との初対面の日です。
「ミランダ、行きますわよ」
「はい、お義母様。よろしくお願いします」
張り切るお義母様に、私も座長としての役割を果たさなければと気合を入れる。
馬車に乗り、サタンクロス商店が用意した稽古場に着いた。
そこにいたのは、5名の男女にスッとラナが並んでいた。
ラナ?
「同じ馬車に乗っていたのに?何故ラナが、劇団員と並んでいるの?」
「奥様、お嬢様、僭越ながら、私も先日の舞台の歌劇を一緒に拝見させて頂きまして、感激しました。宜しければ私にも稽古をつけて下さい」
ラナが言った。侍女としてではなくて!?
「お義母様、大丈夫なのですか?」
と聞くと、
「やる気が大事です。良いものを見せたい届けたいという気持ちこそが、観客を楽しませる秘訣よ!熱量が嬉しいわ。だってお祭りは盛り上がるのが一番でしょう」
と言い、ケトルさんが、
「お嬢様、ここにいるみんな劇団員だけじゃなく、別口で働いているんです。小劇団なので、各地の公演だけでは生活出来ませんので。なので彼らもみんな初心のつもりで毎回やってます」
「そうなんですね。だから私も学校に通いながら、座長という立場を任されたのですね、みなさんよろしくお願いします。ミランダ・イズリーです。座長の仕事をみなさんにご指導頂きながら、頑張りたいと思います」
挨拶をした。
背丈はみんなバラバラだけど、身軽さと柔軟運動に驚いてしまった。
「みなさん、身体が柔らかいのですね、それに見たこともないような軽技で、凄いですわ」
ケトルさんが初心のつもりでと言っていたけど全然違うわ!身体が皆さん仕上がっている…
「我々は、色んな仕事もしていますし、基礎体力には自信がありますから!」
私ついて行けるのかしら?
ラナは昔から武術も嗜んでいるので、他の劇団員の真似をしたりしている。
…
「お嬢様、準備体操は全ての基礎です」
私の手を引きながら教えてくれる。
みなさん非常にテキパキした方達で、親切な人ばかりで助かります。
「お嬢様、次は発声練習からですよ、奥様ご指導お願いします!」
ラナの張り切りは凄いわ。私も頑張らないといけないわね。
この劇団は、お義母様の指導の下、発声法から学んでいく…おや、お義母様、貴族で見る専門ですよね、詳しすぎない?
慣れている方達もいるでしょうに、素人の私達に合わせてもらえる。
?
ん?何か変ね、小劇団に所属していた方達とは思えない。
一番声が出ているのは、ラナで、皆さん恥ずかしがっているようで…
あれ?
「ミランダ、余所見禁止です。姿勢、お腹から声を出して下さい!」
はい!監督!
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