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第5話 タネコ 視点
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生き地獄のような村で、唯一の救いはタネコが不幸にも赤子のときから食料不足で、あまり成長しないようになったことだ。
月のものが他の女は来たのに、タネコだけが来ない。タネコはそれが嬉しかった。
だって月のものがくれば、女は無理矢理、男たちの共有物として、赤子を産まされる。
それを嫌がっていた女の子は厳しく折檻されていた。
それを見て、嗚呼ここでは女は強い者たちの種を入れる器としか見られていない。
ある時、不妊の女はいつまでもこどもを宿さないと処分された。
タネコは、じゃあ男は? とちょっと不審に思ったが、黙っていた。
タネコは最下位の者だ。
余計な口は災いの元。 沈黙するに限る。
男は生かされた。そして他の女をあてがわれた。 しかしどの女も男の種を宿さず、赤子は生まれなかった。
だんだん男は、自分に欠陥があると解った。それを悟り村を逃亡しようとしたが、他の屈強な男たちが抑えた。
村長がにやにやと歪んた笑いをして、男に言った。
「悪いな。種なし男は不要なんだよ。」
そういってどこかに暴れる男を連れて行った。 男がどうなったかはタネコは知らない。
しかし、男も女と同じ運命を辿ったのだろうとタネコは思った。
ここでは、必要な者だけが生かされる。 厳しい弱肉強食の掟があった。
タネコはいつまでたっても成長しなかった。
やがてタネコのような容貌も体も劣った女の子は不要とみなされるのに時間はかからなかった。
丁度、年に1回 生贄の儀式の日が間もなく来ていた。
村長たちは、話しあって、生け贄になる子どもたちを二人に絞って決定した。
ついに命を絶たれる時が来た。
下劣な村長が、その時だけは神託をいうように厳かに言った。
タネコともう一人の男の子だった。
あの気の弱いいつも泣いていた男の子だ。 嗚呼・・あの子も選ばれたんだ。 とても運の悪い子だ。
タネコのような女とともに死の運命を言われたなんで・・。
タネコはすっかり諦念の顔で、黙っていた。
生贄の儀式の日が来るまで、タネコともう一人の男の子はある小屋で監禁された。
逃げられないように、木の檻に動物のように入れられた。
ついにここまで墜ちたか。 タネコはかすかな屈辱と共に、生け贄の日まで家畜のように生かされた。
逃げようにも監禁されているし、タネコは諦めるのは慣れている。
ふうと溜息をついて、小屋を見渡したら、目を見開くような驚愕する発見があった。
小屋の壁や、木の檻に、噛みついた跡や、血にぬれたあとや、爪で掻きむしった跡が無数にあった。
殴った痕跡もある。でも血が乾いたような染みが点々とついていた。
逃げようと暴れる過去の生贄たちが爪や、歯で、拳で全身で抗っていたのだ。
だけど、あいつらが逃がしてくれるほど甘い奴らじゃない。
この黒ずんた染みは、あいつらが多分半殺しにして血まみれにして抵抗させないようにしたんだ。
タネコはまざまざとその光景が思い浮かぶようだった。
タネコは初めて恐怖に震えた。 ずっと虐待されて麻痺していた感覚が戻ったようだった。
ガタガタとタネコは己を抱きしめながら、へなへなとうずくまった。
今、初めて迫りくる死への実感を味わった。
男の子はずっと木の檻から涙を流して、「ここから出してえ!」と悲痛な声で叫んでいた。
無駄なのに。あいつらが逃すわけはない。
タネコはそれを嫌というほどわかったが、男の子はまだそれがわかっていないようだ。
タネコは、後にイチハとなる男の子を淡々と、無感動に見た。
それでも、いつものように「大丈夫?」とイチハに優しくタネコは習慣のように尋ねた。
どうせ死ぬのだ。 最後まで普通通り淡々と暮らそう。
顔をぐちゃぐちゃに泣き続けたイチハは、よく見ればなかなか可愛い顔立ちをしていた。
可哀相に・・。頭が弱いから顔は良くても、不要な子とされたんだ。
タネコは何かの病にかかったように醜い顔をしていた。
実際に病や毒のために顔が崩れていたのかもしれない。
タネコは、いつも布で顔を覆い隠していた。 醜いからだ。 化け物と言われたこともある。
うつるんじゃないか?と臆病なこどもは遠ざかって、怖いもの見たさにタネコの顔をおそるおそる見ようとしていた。
タネコは呆れてそんな子どもの動向を見ていた。わたしは珍獣や怖いものだろうか?
見世物のようにタネコは見られ、嗚呼子どもは本当に残酷で無邪気に弱い者を傷つけると今更のように思い知った。
大人も変わらない。こどものまま成長した性質の悪いやつらばかりだった。
子どもと違うのは、経験や知識の差だ。
タネコは、イチハを宥めて、粗末なパンと水を分け合って食べた。
生贄は、その日まで生かされるから、食べ物と水だけは与えられる。
最後の食事だ。タネコはなんだかゆっくり味わおうと思って、長い間時間をかけて食べた。
このパンの味は美味しくないが、タネコの中に入る最後の食べ物がこれだと思うと、妙になにかが心に残った。
イチハは「どうしよう。どうしたらいいんだろう。」とぶつぶつ呟き始めた。
もうどうしようもないんだよ。タネコはそう思ったが、黙って目を瞑った。
ついに生贄の日が来た。 忌々しいことにその日は太陽が元気だぞというように出て、空も雲も澄み切って綺麗だった。
タネコはなんだか天はこんなに美しいのに、どうしてわたしの心はこんなに真っ黒で沈んでいるのか。
決まっている。死にたくないからだ。 こんなに屈辱の生を受けても、生き続けたのは単に生きたいからだ。
なのに、最後はこんな結末だ。タネコはなんだか狂ったように笑いたくなった。
タネコは監禁のため、足が弱ってあまり動けなくなった。
よろよろと追い立てられるようにタネコとイチハは生贄の儀式の場まで連れていかれた。
終わった。それがタネコの感想だった。
すると、イチハが狂ったように泣き喚きながらタスケテと暴れまくって大人も怯んでその隙にぱっと逃げた。
タネコも逃げようとしたが、足が弱ってもう動けない。タネコは諦めた。
すると、イチハは両親にタスケテと言ったが、両親は無情にもイチハを見放した。
アア‥可哀相に。
イチハもここには味方はいないとやっとわかったようで、絶望の目をした。
イチハは生け贄の儀式の場まで大人に捕まって引きずられ、そこでナイフで胸をぐさりと刺された。
断末魔の絶叫を上げながら、イチハは息絶えた。その顔を見て、タネコの何かが壊れた。
タネコは死んだ魚のような目をした。 思っていたより、タネコはイチハを同胞としてみなしていた。
まるで片割れが死んだようだ。
タネコは絶望のまま、同じように、殺された。
痛みと心の苦痛。絶望と怒り。 タネコは全てを味わった。
あああああああ ふざけるなふざけるな なにか生贄だ! 悔しい悔しい!
タネコとイチハは同じ思いを抱いて、息絶えた。
その後は分からない。何か死体をバラバラにされて、海の神のために崖から突き落とされたらしい。
気づいたら、五体満足で、海岸の砂浜まで流されていた。
何故・・死んだはず・・?いいえ。解っている。
あの時、わたしたちの死体が海の中に沈んた瞬間、なにか光る物体と衝突した。
その光るモノはわたしたちの体内に宿って、身体を修復し、蘇生させてここまで連れてきた。
わたしの中の何かがそれを知らせる。タネコの記憶とその光るモノの記憶が混じりあう。
嗚呼・・あまりにもあまりにも偶然に、その光るモノ、宇宙樹と呼ばれた上位生命体の一部はわたしたちに宿り
混じったんだ。その万能の力で蘇生し、前より良くなった身体と意識を持って蘇ったんだ。
タネコは思わず、自分の顔を自分の手で触った。
顔が崩れていない。前より艶やかな滑らかな肌になっている。 修復されて治ったんだ。
嬉しい・・。タネコは不謹慎ながらも、ずっと気になっていた醜い顔が良くなっていることに歓喜した。
やはりどこかで負い目に思っていたらしい。タネコは今更ながらに思い知った。
イチハもう、うーんと言いながら目覚めた。 なんだか前のイチハと違う。
頭が弱そうな顔じゃない。 前より格段に良くなっている顔だ。 嗚呼やはりあの上位生命体がよりよく修復したんだ。
目が覚めたイチハはじっとタネコを見た。 何も言わなくても目をみるだけで分かった。
「あの光るモノが僕たちを直して生き返らせてここまで連れてきたんだね。 君も助かってよかった。」
イチハは安堵したように微笑んだ。
タネコとイチハは、この瞬間、お互いに名前を付けて、生け贄になった名前のない女の子と男の子は消えた。
タネコはタネコになり、 イチハはイチハになったのだ。
「あんなところもう嫌だ。 一緒に逃げよう。」
イチハは嫌悪と共に吐き捨てた。 勿論だ。タネコは頷いてイチハと手を繋いで、遠くまで逃げた。
動かなかった足が嘘のように軽い。どこまでも走れる。 夢のようだ。
イチハとならどこまでも行ける。 タネコはこの幸運に歓喜した。
過去は捨てた。 タネコとイチハは幸福になれる。
月のものが他の女は来たのに、タネコだけが来ない。タネコはそれが嬉しかった。
だって月のものがくれば、女は無理矢理、男たちの共有物として、赤子を産まされる。
それを嫌がっていた女の子は厳しく折檻されていた。
それを見て、嗚呼ここでは女は強い者たちの種を入れる器としか見られていない。
ある時、不妊の女はいつまでもこどもを宿さないと処分された。
タネコは、じゃあ男は? とちょっと不審に思ったが、黙っていた。
タネコは最下位の者だ。
余計な口は災いの元。 沈黙するに限る。
男は生かされた。そして他の女をあてがわれた。 しかしどの女も男の種を宿さず、赤子は生まれなかった。
だんだん男は、自分に欠陥があると解った。それを悟り村を逃亡しようとしたが、他の屈強な男たちが抑えた。
村長がにやにやと歪んた笑いをして、男に言った。
「悪いな。種なし男は不要なんだよ。」
そういってどこかに暴れる男を連れて行った。 男がどうなったかはタネコは知らない。
しかし、男も女と同じ運命を辿ったのだろうとタネコは思った。
ここでは、必要な者だけが生かされる。 厳しい弱肉強食の掟があった。
タネコはいつまでたっても成長しなかった。
やがてタネコのような容貌も体も劣った女の子は不要とみなされるのに時間はかからなかった。
丁度、年に1回 生贄の儀式の日が間もなく来ていた。
村長たちは、話しあって、生け贄になる子どもたちを二人に絞って決定した。
ついに命を絶たれる時が来た。
下劣な村長が、その時だけは神託をいうように厳かに言った。
タネコともう一人の男の子だった。
あの気の弱いいつも泣いていた男の子だ。 嗚呼・・あの子も選ばれたんだ。 とても運の悪い子だ。
タネコのような女とともに死の運命を言われたなんで・・。
タネコはすっかり諦念の顔で、黙っていた。
生贄の儀式の日が来るまで、タネコともう一人の男の子はある小屋で監禁された。
逃げられないように、木の檻に動物のように入れられた。
ついにここまで墜ちたか。 タネコはかすかな屈辱と共に、生け贄の日まで家畜のように生かされた。
逃げようにも監禁されているし、タネコは諦めるのは慣れている。
ふうと溜息をついて、小屋を見渡したら、目を見開くような驚愕する発見があった。
小屋の壁や、木の檻に、噛みついた跡や、血にぬれたあとや、爪で掻きむしった跡が無数にあった。
殴った痕跡もある。でも血が乾いたような染みが点々とついていた。
逃げようと暴れる過去の生贄たちが爪や、歯で、拳で全身で抗っていたのだ。
だけど、あいつらが逃がしてくれるほど甘い奴らじゃない。
この黒ずんた染みは、あいつらが多分半殺しにして血まみれにして抵抗させないようにしたんだ。
タネコはまざまざとその光景が思い浮かぶようだった。
タネコは初めて恐怖に震えた。 ずっと虐待されて麻痺していた感覚が戻ったようだった。
ガタガタとタネコは己を抱きしめながら、へなへなとうずくまった。
今、初めて迫りくる死への実感を味わった。
男の子はずっと木の檻から涙を流して、「ここから出してえ!」と悲痛な声で叫んでいた。
無駄なのに。あいつらが逃すわけはない。
タネコはそれを嫌というほどわかったが、男の子はまだそれがわかっていないようだ。
タネコは、後にイチハとなる男の子を淡々と、無感動に見た。
それでも、いつものように「大丈夫?」とイチハに優しくタネコは習慣のように尋ねた。
どうせ死ぬのだ。 最後まで普通通り淡々と暮らそう。
顔をぐちゃぐちゃに泣き続けたイチハは、よく見ればなかなか可愛い顔立ちをしていた。
可哀相に・・。頭が弱いから顔は良くても、不要な子とされたんだ。
タネコは何かの病にかかったように醜い顔をしていた。
実際に病や毒のために顔が崩れていたのかもしれない。
タネコは、いつも布で顔を覆い隠していた。 醜いからだ。 化け物と言われたこともある。
うつるんじゃないか?と臆病なこどもは遠ざかって、怖いもの見たさにタネコの顔をおそるおそる見ようとしていた。
タネコは呆れてそんな子どもの動向を見ていた。わたしは珍獣や怖いものだろうか?
見世物のようにタネコは見られ、嗚呼子どもは本当に残酷で無邪気に弱い者を傷つけると今更のように思い知った。
大人も変わらない。こどものまま成長した性質の悪いやつらばかりだった。
子どもと違うのは、経験や知識の差だ。
タネコは、イチハを宥めて、粗末なパンと水を分け合って食べた。
生贄は、その日まで生かされるから、食べ物と水だけは与えられる。
最後の食事だ。タネコはなんだかゆっくり味わおうと思って、長い間時間をかけて食べた。
このパンの味は美味しくないが、タネコの中に入る最後の食べ物がこれだと思うと、妙になにかが心に残った。
イチハは「どうしよう。どうしたらいいんだろう。」とぶつぶつ呟き始めた。
もうどうしようもないんだよ。タネコはそう思ったが、黙って目を瞑った。
ついに生贄の日が来た。 忌々しいことにその日は太陽が元気だぞというように出て、空も雲も澄み切って綺麗だった。
タネコはなんだか天はこんなに美しいのに、どうしてわたしの心はこんなに真っ黒で沈んでいるのか。
決まっている。死にたくないからだ。 こんなに屈辱の生を受けても、生き続けたのは単に生きたいからだ。
なのに、最後はこんな結末だ。タネコはなんだか狂ったように笑いたくなった。
タネコは監禁のため、足が弱ってあまり動けなくなった。
よろよろと追い立てられるようにタネコとイチハは生贄の儀式の場まで連れていかれた。
終わった。それがタネコの感想だった。
すると、イチハが狂ったように泣き喚きながらタスケテと暴れまくって大人も怯んでその隙にぱっと逃げた。
タネコも逃げようとしたが、足が弱ってもう動けない。タネコは諦めた。
すると、イチハは両親にタスケテと言ったが、両親は無情にもイチハを見放した。
アア‥可哀相に。
イチハもここには味方はいないとやっとわかったようで、絶望の目をした。
イチハは生け贄の儀式の場まで大人に捕まって引きずられ、そこでナイフで胸をぐさりと刺された。
断末魔の絶叫を上げながら、イチハは息絶えた。その顔を見て、タネコの何かが壊れた。
タネコは死んだ魚のような目をした。 思っていたより、タネコはイチハを同胞としてみなしていた。
まるで片割れが死んだようだ。
タネコは絶望のまま、同じように、殺された。
痛みと心の苦痛。絶望と怒り。 タネコは全てを味わった。
あああああああ ふざけるなふざけるな なにか生贄だ! 悔しい悔しい!
タネコとイチハは同じ思いを抱いて、息絶えた。
その後は分からない。何か死体をバラバラにされて、海の神のために崖から突き落とされたらしい。
気づいたら、五体満足で、海岸の砂浜まで流されていた。
何故・・死んだはず・・?いいえ。解っている。
あの時、わたしたちの死体が海の中に沈んた瞬間、なにか光る物体と衝突した。
その光るモノはわたしたちの体内に宿って、身体を修復し、蘇生させてここまで連れてきた。
わたしの中の何かがそれを知らせる。タネコの記憶とその光るモノの記憶が混じりあう。
嗚呼・・あまりにもあまりにも偶然に、その光るモノ、宇宙樹と呼ばれた上位生命体の一部はわたしたちに宿り
混じったんだ。その万能の力で蘇生し、前より良くなった身体と意識を持って蘇ったんだ。
タネコは思わず、自分の顔を自分の手で触った。
顔が崩れていない。前より艶やかな滑らかな肌になっている。 修復されて治ったんだ。
嬉しい・・。タネコは不謹慎ながらも、ずっと気になっていた醜い顔が良くなっていることに歓喜した。
やはりどこかで負い目に思っていたらしい。タネコは今更ながらに思い知った。
イチハもう、うーんと言いながら目覚めた。 なんだか前のイチハと違う。
頭が弱そうな顔じゃない。 前より格段に良くなっている顔だ。 嗚呼やはりあの上位生命体がよりよく修復したんだ。
目が覚めたイチハはじっとタネコを見た。 何も言わなくても目をみるだけで分かった。
「あの光るモノが僕たちを直して生き返らせてここまで連れてきたんだね。 君も助かってよかった。」
イチハは安堵したように微笑んだ。
タネコとイチハは、この瞬間、お互いに名前を付けて、生け贄になった名前のない女の子と男の子は消えた。
タネコはタネコになり、 イチハはイチハになったのだ。
「あんなところもう嫌だ。 一緒に逃げよう。」
イチハは嫌悪と共に吐き捨てた。 勿論だ。タネコは頷いてイチハと手を繋いで、遠くまで逃げた。
動かなかった足が嘘のように軽い。どこまでも走れる。 夢のようだ。
イチハとならどこまでも行ける。 タネコはこの幸運に歓喜した。
過去は捨てた。 タネコとイチハは幸福になれる。
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