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掃き溜めに鶴
第15話 少年の秘密
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カリンと無理矢理まぐわされた少年。(最後には悦んでいたが)カリンは少年になにかあるなと思った。
薄汚れているけど高級娼婦よりどこか気品があるのだ。顔立ちも普通の人とは違った。
美しいだけではない。何かが違う感じがするのだ。貴族?カリンは貴族を見たことがないけどそんな気がした。
「貴方・・貴族?」
まぐわっているうちに、カリンは小さく尋ねた。少年は目を丸くして、かすかにうんと言った。
「貴方も攫われたの?」
無言で少年はうんとうなずいた。じゃあ、貴族の追跡隊もでるはずだ。
盗賊団め。早く捕まれ。追跡隊よ早く来て。
「じゃあ、助けに来てくれる人が来るはずよ。貴族って偉いのでしょう。」
小さくカリンは少年にいった。そうだろうかと少年は目で語った。
盗賊にばれないように、彼らは会話を止め、見世物に徹した。これは見世物と思えばいい。とカリンは囁いた。
あいつらに負けるなと少年に囁いた。
少年は小さく頷いた。負けたくないと少年の目に炎が宿った。
カリンと見世物ショーを終えた後、少年はちらりとカリンを見た後、どこかに連れ去られた。
カリンは少年をなんとなしに見送った。そしたらまた嫌な盗賊が今度は俺の番だと言った。
夢から嫌な現実に戻された気分だった。
盗賊と性交する時間は苦痛だった。演技で感じているふりをした。高級娼婦のカリンには見破られない演技はお手の物だ。なんでも芸は学ぶものだ。盗賊は騙されてそんないいいかと嬉しそうに喜んだ。
カリンは冷ややかに盗賊を見た。
そんなんだから盗賊にまで堕ちるんだよ。人のことは言えないけどね。
聞くに堪えない下品な言葉と厭な言葉をカリンは盗賊と性交しながら聞き続けた。何か有益な情報はないかと思ったのだ。盗賊団もおかしなところがあった。あまり教養もなく、知能も足りないのに、よくあれだけの狼藉を働けたな。こりゃあとても頭の良い人がまとめているな。何か、あの夜、大きな宴には陰謀があったらしい。
何もかも計画的だった気がする。盗賊団は手足だ。頭はどこだろう。
カリンでさえも気づくのだ。もっと頭が良い人はとうに気づいているだろう。
もしかしたら娼館街が目障りで潰したい人もいたのかもしれない。貴族や偉い人はそういうところがあると聞いたことがある。だとしたらユルセナイ。
どうしても首謀者は捕まって殺された人のためにももっとひどい目にあって死んでほしい。
カリンは心の奥深く怒りを宿して、上手く隠して盗賊に媚びる愚かな娼婦の演技をした。
カリンの中にはずっと怒りが宿っていた。
貴族の少年も気になった。少年はいったいどこから攫われたのだろう。カリンには分らないことばかりだった。
神様。いつか全てがわかるまで死ねません。絶対生き延びさせて下さい。
麗しき女と絶世の美猫が脳裏に浮かんだ。
カリンにとってあの幻が神様らしい。
薄汚れているけど高級娼婦よりどこか気品があるのだ。顔立ちも普通の人とは違った。
美しいだけではない。何かが違う感じがするのだ。貴族?カリンは貴族を見たことがないけどそんな気がした。
「貴方・・貴族?」
まぐわっているうちに、カリンは小さく尋ねた。少年は目を丸くして、かすかにうんと言った。
「貴方も攫われたの?」
無言で少年はうんとうなずいた。じゃあ、貴族の追跡隊もでるはずだ。
盗賊団め。早く捕まれ。追跡隊よ早く来て。
「じゃあ、助けに来てくれる人が来るはずよ。貴族って偉いのでしょう。」
小さくカリンは少年にいった。そうだろうかと少年は目で語った。
盗賊にばれないように、彼らは会話を止め、見世物に徹した。これは見世物と思えばいい。とカリンは囁いた。
あいつらに負けるなと少年に囁いた。
少年は小さく頷いた。負けたくないと少年の目に炎が宿った。
カリンと見世物ショーを終えた後、少年はちらりとカリンを見た後、どこかに連れ去られた。
カリンは少年をなんとなしに見送った。そしたらまた嫌な盗賊が今度は俺の番だと言った。
夢から嫌な現実に戻された気分だった。
盗賊と性交する時間は苦痛だった。演技で感じているふりをした。高級娼婦のカリンには見破られない演技はお手の物だ。なんでも芸は学ぶものだ。盗賊は騙されてそんないいいかと嬉しそうに喜んだ。
カリンは冷ややかに盗賊を見た。
そんなんだから盗賊にまで堕ちるんだよ。人のことは言えないけどね。
聞くに堪えない下品な言葉と厭な言葉をカリンは盗賊と性交しながら聞き続けた。何か有益な情報はないかと思ったのだ。盗賊団もおかしなところがあった。あまり教養もなく、知能も足りないのに、よくあれだけの狼藉を働けたな。こりゃあとても頭の良い人がまとめているな。何か、あの夜、大きな宴には陰謀があったらしい。
何もかも計画的だった気がする。盗賊団は手足だ。頭はどこだろう。
カリンでさえも気づくのだ。もっと頭が良い人はとうに気づいているだろう。
もしかしたら娼館街が目障りで潰したい人もいたのかもしれない。貴族や偉い人はそういうところがあると聞いたことがある。だとしたらユルセナイ。
どうしても首謀者は捕まって殺された人のためにももっとひどい目にあって死んでほしい。
カリンは心の奥深く怒りを宿して、上手く隠して盗賊に媚びる愚かな娼婦の演技をした。
カリンの中にはずっと怒りが宿っていた。
貴族の少年も気になった。少年はいったいどこから攫われたのだろう。カリンには分らないことばかりだった。
神様。いつか全てがわかるまで死ねません。絶対生き延びさせて下さい。
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カリンにとってあの幻が神様らしい。
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