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掃き溜めに鶴
オキナとアサミの会話②
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とうとう追手が来た。アサミは子どものように喜んだが、すぐにちょっと迷ったように膨らんだ腹を見て、オキナを見た。1年は短いようで長い。 アサミたち女を地獄へ突き落とした悪党でもあるが、同居して、嫌々ながらもオキナを悦ばせて、代わりにアサミは安全と他の女たちの保護を得た。
アサミはカリンへの恩返しだと思った。あの時、黒いモノに殺されるところだった。カリンが助けなかったらアサミはもうとっくに死んでいただろう。
地獄の中で、アサミはオキナの情愛を否応なく感じた。受け入れるしかなかった。
生き延びるために、そして何よりオキナはアサミに惚れていたのだ。女としてはまんざらでもなかった。
死んだ人には申し訳ないと思ったが、生きている人たちのほうが大事だった。
それより、腹の子どもはどうなるのだろうか?罪人の子どもだから殺される?
アサミはなんだかそれは嫌だった。怖いけど母親って何だろうとも思っていたのだ。
アサミは母親になるらしい。まだよくわからないけど。
「あんたはどうするの?オキナ。」
オキナは肩をすくめた。どうってことない。戦って逃げるだけだ。それよりここが運命の分かれ目だ。
オキナはアサミとアサミの子を連れて行きたかった。一緒に家族をつくりたかった。
盗賊はやめて、どこか遠くの国でまっとうに働きたかった。農民にでもなりたかった。
実は、既に逃亡経路は考えていた。隠し金は十分にある。
オキナはアサミをじっと見た。アサミは何よと後じさった。
「父親になってやろうか?お前とお前の子には苦労させないから。」
軽薄にだが真剣にアサミに話した。アサミは呆然とオキナを見た。今のは夫婦になる求愛だ。
馬鹿じゃないのとアサミは怒鳴ろうとしたが、なぜか真っ赤になった。
なんだ。この不可解な心は。嬉しいと思うなんで。敵なのに。あんなに酷いことをした悪党なのに。
アサミは自分でも自分がわからなかった。
カリン。カリンは大丈夫だ。あの不思議な力を持っているから生き延びることができる。
母親。父親。子ども。家族 アサミはなんだかオキナにうんと頷いた。
もう昔のあたしじゃないんだ。あたしは子どもを孕んだ。だからだろうか。
1年は長い。オキナのことも分かるようになった。とても冷酷なところがあるけど、アサミにだけは優しい。
大人しくしていればアサミは大切にしてくれた。
アサミはオキナの情愛だけは不思議と信じられた。女特有の勘だろうか?
だれが一番アサミを幸福にしてくれるか分かるようになった。
アサミはためらいつつも、オキナの求愛に応じた。
許して。みんな。あたしはみんなを裏切ったのかもしれない。でもいつかわかってくれるかも。
アサミはオキナに従順に従った。オキナに連れられて行った。
オキナの部屋の隠し扉、隠し通路には驚いた。まるで迷路だ。長い間、オキナに手を握られてアサミは歩いた。
真っ暗な通路からいきなり光が差す地上へと出た時、アサミは目が痛くなった。
こんなに太陽って眩しかったんだ。もぐらが地上へ出た時もこんな感じだったんだろうか。
盗賊団のねぐらが遥か遠くに見えた。炎も見えた。アサミはカリンは?と案じた。
「大丈夫だ。運がよければ追手に助けられるだろう。女たちは。」
アサミの案じる心がオキナには見え見えだった。
アサミはこどものように素直で好きな人だけを案じるのだ。特にカリンという親しい女だけは気にしていた。
「それより意外だったぞ。お前はおれのことが嫌いだろう。何故求愛に応じた?」
アサミは真っ赤になった。
「あんたが父親になってやろうかというから・・」
ああとオキナは思った。腹の子どもがいるから不安だったのだろう。子どもだけは気になっていたようだ。
馬鹿な女だな。堕胎すればいいのに。でも母親としての情が芽生えているのかもしれない。
嫌いな男の種でも情がわく女のようだ。母性本能が強いのか。ますますオキナはアサミが気に入った。
子どもも大切にしてやろう。そうすればいい家族になれるかも。
思っていたよりオキナはアサミが好きだった。ずっと一緒にいたかった。
「お前も子どもも大切にしてやる。」
アサミは不思議とオキナの言うことだけは信じられたようだった。
アサミはうんと頷いた。きごちなくオキナに笑いかけた。
不器用なアサミ。馬鹿なアサミ。でもオキナにはとても愛おしかった。ああこれが恋か。こいつだけは大切にずっと守ってやりたい。父親になってやりたい。
彼はそう固く決めてアサミの手を強く握った。
統領は今は盗賊団を率いて戦っているだろう。まさかオキナがアサミにそこまで入れ込むなんで思わなかったろう。
オキナは統領よりはるかに性格を熟知していた。
男は女によって変わる。昔の言いつたえだったけど本当だったよ。ばあちゃん。本当に好きな人が出来たら変わるんだな。
森の奥に隠していた古い地味な馬車があった。アサミは「どうぞ奥さん。」とお姫様のようにエスコートされた。
見かけによらず、中は綺麗だった。ふかふかのクッションがあっていいのかしらと思った。これは誰の馬車なのとオキナに言った。おれが古い馬車を買った。中は盗賊団が奪った貴族の馬車や品物を作り変えて、綺麗にした。
中は貴族の馬車のものを使ったんだ。俺そういうのが好み。ボロボロの館に綺麗なものがあるっておもしろいだろ。
オキナは大工でもなんでもできる人だった。
オキナは相当頭が良い人なんだ。アサミはオキナには吃驚させらることばかりだった。
なんだか、アサミはオキナだけのお姫様になったみたい。
まるでお伽噺だ。敵で酷い目にもあったのに、オキナはアサミを愛している。これだけは信じられた。
アサミとオキナは駆け落ちをした。新しい家族になるために。
これがあたしと彼の運命だったんだ。
怖いけど、オキナだけは信じられた。アサミは正しかった。
アサミが、追手に助けられても、敵の娼婦になって子どもを孕んだと理不尽にも責められたりするだろう。
復讐に駆られたやつらに愚かにも処刑されたかもしれない。
そういう不条理な結末もあるのだ。ならば、だれが一番幸福にしてくれるのか見抜くことができたアサミは慧眼を持っていたのだろう。
馬車は、アサミとアサミの子をどこまでも遠くへ運ぶ。アサミは地獄から逃れたことにまだ気づいていなかった。
オキナはアサミの守護天使になった。馬鹿馬鹿しいけど、狂った世の中だ。血迷った男が、好きな女を幸福にしても
神様は罰はあたえないだろう。オキナは十分に地獄の中を生き延びた。アサミもだ。
彼らは幸福になりたかった。その漠然とした意志は強固になった。子どものためにも。
彼らはひたすら逃げ続けた。遠く遠くへと。幸福になるところへ行くために。
彼らは不屈の思いを抱くようになった。なんとしても幸福になってやる。
アサミはカリンへの恩返しだと思った。あの時、黒いモノに殺されるところだった。カリンが助けなかったらアサミはもうとっくに死んでいただろう。
地獄の中で、アサミはオキナの情愛を否応なく感じた。受け入れるしかなかった。
生き延びるために、そして何よりオキナはアサミに惚れていたのだ。女としてはまんざらでもなかった。
死んだ人には申し訳ないと思ったが、生きている人たちのほうが大事だった。
それより、腹の子どもはどうなるのだろうか?罪人の子どもだから殺される?
アサミはなんだかそれは嫌だった。怖いけど母親って何だろうとも思っていたのだ。
アサミは母親になるらしい。まだよくわからないけど。
「あんたはどうするの?オキナ。」
オキナは肩をすくめた。どうってことない。戦って逃げるだけだ。それよりここが運命の分かれ目だ。
オキナはアサミとアサミの子を連れて行きたかった。一緒に家族をつくりたかった。
盗賊はやめて、どこか遠くの国でまっとうに働きたかった。農民にでもなりたかった。
実は、既に逃亡経路は考えていた。隠し金は十分にある。
オキナはアサミをじっと見た。アサミは何よと後じさった。
「父親になってやろうか?お前とお前の子には苦労させないから。」
軽薄にだが真剣にアサミに話した。アサミは呆然とオキナを見た。今のは夫婦になる求愛だ。
馬鹿じゃないのとアサミは怒鳴ろうとしたが、なぜか真っ赤になった。
なんだ。この不可解な心は。嬉しいと思うなんで。敵なのに。あんなに酷いことをした悪党なのに。
アサミは自分でも自分がわからなかった。
カリン。カリンは大丈夫だ。あの不思議な力を持っているから生き延びることができる。
母親。父親。子ども。家族 アサミはなんだかオキナにうんと頷いた。
もう昔のあたしじゃないんだ。あたしは子どもを孕んだ。だからだろうか。
1年は長い。オキナのことも分かるようになった。とても冷酷なところがあるけど、アサミにだけは優しい。
大人しくしていればアサミは大切にしてくれた。
アサミはオキナの情愛だけは不思議と信じられた。女特有の勘だろうか?
だれが一番アサミを幸福にしてくれるか分かるようになった。
アサミはためらいつつも、オキナの求愛に応じた。
許して。みんな。あたしはみんなを裏切ったのかもしれない。でもいつかわかってくれるかも。
アサミはオキナに従順に従った。オキナに連れられて行った。
オキナの部屋の隠し扉、隠し通路には驚いた。まるで迷路だ。長い間、オキナに手を握られてアサミは歩いた。
真っ暗な通路からいきなり光が差す地上へと出た時、アサミは目が痛くなった。
こんなに太陽って眩しかったんだ。もぐらが地上へ出た時もこんな感じだったんだろうか。
盗賊団のねぐらが遥か遠くに見えた。炎も見えた。アサミはカリンは?と案じた。
「大丈夫だ。運がよければ追手に助けられるだろう。女たちは。」
アサミの案じる心がオキナには見え見えだった。
アサミはこどものように素直で好きな人だけを案じるのだ。特にカリンという親しい女だけは気にしていた。
「それより意外だったぞ。お前はおれのことが嫌いだろう。何故求愛に応じた?」
アサミは真っ赤になった。
「あんたが父親になってやろうかというから・・」
ああとオキナは思った。腹の子どもがいるから不安だったのだろう。子どもだけは気になっていたようだ。
馬鹿な女だな。堕胎すればいいのに。でも母親としての情が芽生えているのかもしれない。
嫌いな男の種でも情がわく女のようだ。母性本能が強いのか。ますますオキナはアサミが気に入った。
子どもも大切にしてやろう。そうすればいい家族になれるかも。
思っていたよりオキナはアサミが好きだった。ずっと一緒にいたかった。
「お前も子どもも大切にしてやる。」
アサミは不思議とオキナの言うことだけは信じられたようだった。
アサミはうんと頷いた。きごちなくオキナに笑いかけた。
不器用なアサミ。馬鹿なアサミ。でもオキナにはとても愛おしかった。ああこれが恋か。こいつだけは大切にずっと守ってやりたい。父親になってやりたい。
彼はそう固く決めてアサミの手を強く握った。
統領は今は盗賊団を率いて戦っているだろう。まさかオキナがアサミにそこまで入れ込むなんで思わなかったろう。
オキナは統領よりはるかに性格を熟知していた。
男は女によって変わる。昔の言いつたえだったけど本当だったよ。ばあちゃん。本当に好きな人が出来たら変わるんだな。
森の奥に隠していた古い地味な馬車があった。アサミは「どうぞ奥さん。」とお姫様のようにエスコートされた。
見かけによらず、中は綺麗だった。ふかふかのクッションがあっていいのかしらと思った。これは誰の馬車なのとオキナに言った。おれが古い馬車を買った。中は盗賊団が奪った貴族の馬車や品物を作り変えて、綺麗にした。
中は貴族の馬車のものを使ったんだ。俺そういうのが好み。ボロボロの館に綺麗なものがあるっておもしろいだろ。
オキナは大工でもなんでもできる人だった。
オキナは相当頭が良い人なんだ。アサミはオキナには吃驚させらることばかりだった。
なんだか、アサミはオキナだけのお姫様になったみたい。
まるでお伽噺だ。敵で酷い目にもあったのに、オキナはアサミを愛している。これだけは信じられた。
アサミとオキナは駆け落ちをした。新しい家族になるために。
これがあたしと彼の運命だったんだ。
怖いけど、オキナだけは信じられた。アサミは正しかった。
アサミが、追手に助けられても、敵の娼婦になって子どもを孕んだと理不尽にも責められたりするだろう。
復讐に駆られたやつらに愚かにも処刑されたかもしれない。
そういう不条理な結末もあるのだ。ならば、だれが一番幸福にしてくれるのか見抜くことができたアサミは慧眼を持っていたのだろう。
馬車は、アサミとアサミの子をどこまでも遠くへ運ぶ。アサミは地獄から逃れたことにまだ気づいていなかった。
オキナはアサミの守護天使になった。馬鹿馬鹿しいけど、狂った世の中だ。血迷った男が、好きな女を幸福にしても
神様は罰はあたえないだろう。オキナは十分に地獄の中を生き延びた。アサミもだ。
彼らは幸福になりたかった。その漠然とした意志は強固になった。子どものためにも。
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