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第2章~溢れる想い~
第52話*
「ん、うっ……んん……っ!」
喘ぐ側から濃厚なキスを見舞われ、呼吸すら上手くできずにだんだん意識が朦朧としてくる。熱くて苦しくて、でも気持ちよくて、無意識に兄の欲望をきゅうっと締め付けてしまった。
「ああ、いい……」
兄が心地よさそうに呻いたのを聞き、背筋にぞくりと快感が走る。中心に溜まった熱が外を目指して溢れ始め、絶頂の大波が直前まで迫ってきた。
「んんっ、んっ……ふんん――ッ!」
口を塞がれたまま、アクセルは大きく身体を痙攣させた。腹の間で灼熱が弾け、濃厚な遺伝子が胸元まで飛び散る。身に余る快感に一瞬意識が飛びかけ、その後もだらだらと精液を吐き出し続けた。
一拍遅れて兄の熱も中で爆ぜ飛び、腹の奥にじわりと何かが広がっていく。
「んっ……あ……はぁ、あ……」
ようやく唇が離れ、開いた口で荒っぽく呼吸していると、兄が満足げに微笑んできた。
「……アクセル」
ちゅっと音を立てて唇にキスされる。ずるりと名残惜しそうに腰を引かれ、ようやく腹部の圧迫感がなくなった。
兄がすぐ隣にごろりと横になってくる。
「は~……柄にもなくがっついちゃった。やっぱり好きな子とやるのが一番いいね」
その言葉に、引っかかっていた疑問が再び頭をもたげてきた。
「……兄上。さっきも思ったんだが、それって……その、俺以外の人ともしたことある、ってことだよな……?」
「んー……まあ、それなりには。男だから溜まることもあるし、一人では発散しきれないこともあるしね。風俗があればいいけど、残念ながらヴァルハラにはそれらしいものはないので。……となれば、見栄えのいい人が優先的に誘われるのは自然な流れだよね」
あまりにあっけらかんと語ってくるので、一瞬「そういうものなのか」と納得しかけた。
喘ぐ側から濃厚なキスを見舞われ、呼吸すら上手くできずにだんだん意識が朦朧としてくる。熱くて苦しくて、でも気持ちよくて、無意識に兄の欲望をきゅうっと締め付けてしまった。
「ああ、いい……」
兄が心地よさそうに呻いたのを聞き、背筋にぞくりと快感が走る。中心に溜まった熱が外を目指して溢れ始め、絶頂の大波が直前まで迫ってきた。
「んんっ、んっ……ふんん――ッ!」
口を塞がれたまま、アクセルは大きく身体を痙攣させた。腹の間で灼熱が弾け、濃厚な遺伝子が胸元まで飛び散る。身に余る快感に一瞬意識が飛びかけ、その後もだらだらと精液を吐き出し続けた。
一拍遅れて兄の熱も中で爆ぜ飛び、腹の奥にじわりと何かが広がっていく。
「んっ……あ……はぁ、あ……」
ようやく唇が離れ、開いた口で荒っぽく呼吸していると、兄が満足げに微笑んできた。
「……アクセル」
ちゅっと音を立てて唇にキスされる。ずるりと名残惜しそうに腰を引かれ、ようやく腹部の圧迫感がなくなった。
兄がすぐ隣にごろりと横になってくる。
「は~……柄にもなくがっついちゃった。やっぱり好きな子とやるのが一番いいね」
その言葉に、引っかかっていた疑問が再び頭をもたげてきた。
「……兄上。さっきも思ったんだが、それって……その、俺以外の人ともしたことある、ってことだよな……?」
「んー……まあ、それなりには。男だから溜まることもあるし、一人では発散しきれないこともあるしね。風俗があればいいけど、残念ながらヴァルハラにはそれらしいものはないので。……となれば、見栄えのいい人が優先的に誘われるのは自然な流れだよね」
あまりにあっけらかんと語ってくるので、一瞬「そういうものなのか」と納得しかけた。
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