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第二話 目指せスキルアップ!
荒野の大都会タイガス
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徒歩で街へと近づいたナガレたちに、門番の騎士たちが敬礼した。
「タイガスの街にようこそお越しくださいました! この門は夜の十時から朝の五時まで閉鎖されるであります。ごゆるりとご滞在くだされ!」
「ありがとう、騎士さん」
「面倒は起こさないで下さいませっ!」
(その敬語って合ってるのか……?)
……それはともかく、ゲートを通り抜けるとそこにはタイガスの街が広がっていた。
「す、すごい……街の中に湖がある!」
ゲートから入ってすぐ広がったのは、真っ青に透き通った大きな海……かと思うほど大きな湖。太陽の光を反射してキラキラと輝いている。今日が休日なこともあり、人通りが多かった。
「あれがタイガス最大の名所、プレジデント・レイクよ~。街の面積の七割を占める巨大な湖、とってもキレイでしょ~?」
湖を囲むように綺麗な建物が並んでいる。だがそれだけではなく、ナガレたちの目の前には石造りの大きな橋がかかっていた。
「んっ? あれ……島がありますよ?」
橋の向こう、池の真ん中に小さな島があり、そこには砦のような建物がある。
「ありゃあタイガスの冒険者ギルドだぜ。正式名称『スラガン地方冒険者ギルド本部』だな」
「あれがギルドの建物だって⁉︎ ウチとはえらい違いだな……」
遠目から見ても綺麗だ。どれだけ目を擦ってもボロボロにしか見えない、バッファローギルドとは大違い。
「じゃあ私たちはこっちへ行くわ~」
「それじゃあな! 二時間後にここで待ち合わせだ。先に帰ったりしないてくれよ! へへへ、今日は勝ってやるぜ」
「私も前はタコ負けしたからね~。今日はブラックジャックにしましょ~!」
「よっしゃ~!」
そう言うとタネツとヒズマは、ボロ負けフラグにしか感じられない会話を交わしながら去っていった。
(あの二人って仲良いんだろうな。ひょっとしてデキてる仲だったり……いや、じゃあ両方恋人いないことを嘆いてないか)
男女の仲というのは複雑だ。考えたって仕方がないので、ナガレは橋の向こうの島を目指すことにした。
「……結構長い橋だな」
向こう側はずいぶん遠い。巨大なタイガスの街の大半を占める湖な分、半径だけでも一キロメートルはありそうだ。
「それはともかく、スキル鑑定の店を探すか……って、ん?」
ふと道端のベンチに座り込む人物が目に入った。短髪の赤髪に黒いマスク、身軽そうなボディアーマーはどこかで見たような……。
「あれ……もしかして、ジョー⁉︎ ジョーじゃんか!」
間違いない、ジョー・アックスだ! あの日スカルクリーチャーを倒し、ナガレを助けてくれた旅人がそこにいた。
「タイガスの街にようこそお越しくださいました! この門は夜の十時から朝の五時まで閉鎖されるであります。ごゆるりとご滞在くだされ!」
「ありがとう、騎士さん」
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ゲートから入ってすぐ広がったのは、真っ青に透き通った大きな海……かと思うほど大きな湖。太陽の光を反射してキラキラと輝いている。今日が休日なこともあり、人通りが多かった。
「あれがタイガス最大の名所、プレジデント・レイクよ~。街の面積の七割を占める巨大な湖、とってもキレイでしょ~?」
湖を囲むように綺麗な建物が並んでいる。だがそれだけではなく、ナガレたちの目の前には石造りの大きな橋がかかっていた。
「んっ? あれ……島がありますよ?」
橋の向こう、池の真ん中に小さな島があり、そこには砦のような建物がある。
「ありゃあタイガスの冒険者ギルドだぜ。正式名称『スラガン地方冒険者ギルド本部』だな」
「あれがギルドの建物だって⁉︎ ウチとはえらい違いだな……」
遠目から見ても綺麗だ。どれだけ目を擦ってもボロボロにしか見えない、バッファローギルドとは大違い。
「じゃあ私たちはこっちへ行くわ~」
「それじゃあな! 二時間後にここで待ち合わせだ。先に帰ったりしないてくれよ! へへへ、今日は勝ってやるぜ」
「私も前はタコ負けしたからね~。今日はブラックジャックにしましょ~!」
「よっしゃ~!」
そう言うとタネツとヒズマは、ボロ負けフラグにしか感じられない会話を交わしながら去っていった。
(あの二人って仲良いんだろうな。ひょっとしてデキてる仲だったり……いや、じゃあ両方恋人いないことを嘆いてないか)
男女の仲というのは複雑だ。考えたって仕方がないので、ナガレは橋の向こうの島を目指すことにした。
「……結構長い橋だな」
向こう側はずいぶん遠い。巨大なタイガスの街の大半を占める湖な分、半径だけでも一キロメートルはありそうだ。
「それはともかく、スキル鑑定の店を探すか……って、ん?」
ふと道端のベンチに座り込む人物が目に入った。短髪の赤髪に黒いマスク、身軽そうなボディアーマーはどこかで見たような……。
「あれ……もしかして、ジョー⁉︎ ジョーじゃんか!」
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